ウィザードリィ エクス


やり込みゲームなので、攻略本等を片手に従来型のように早解きしてしまうととてもつまらなくなってしまいます。とは言っても、知らなかったが故に、失敗したと思いたくないのも事実。ですので、その程度の情報提供にしたいと思います。


総合錬金術学徒逆引き合成表小技クラス雑感/アイテム雑感宝箱について


総合

敵は大別して、ランダムエンカウントと出現ポイントの二種に分かれます。ランダムエンカウント(:遭遇)では、ほとんど宝箱を出しませんが、出現ポイントの敵は、100%出します。ダンジョンから出れば(マハロールによる移動、ソフトリセット、隊の変更でも復活する)、出現ポイントは再発生します。場所は固定です。

各スレッド(大気循環とか)のレベルに対して2パターン(4かも)のマップがあります。
難易度と言うより、クセの無さを示すと
大気循環>兵器待機>冷却>生態観察
と言うのが私の感想です。生態観察は、魔法無効空間が多々あり、冷却は深層域などで煩雑になりますので。ただし、冷却は、コントロールさえ解放すれば、通行に便利になることも多いです。


エクス攻略の肝は、種族相性と錬金術士、司祭、そして超能力をどうするか。だと思われます。

相性は、種族と性格に影響されます。レベルが上がるほど、変動が如実となるシスタムのため、よく考えないと後半で泣くハメになります。愛の鈴に、相性を無効化する性能があるため、装飾装備を捨てるなら、深く考えなくても何とかなります。

司祭は、ウィズなら言わずと知れた、アイテム鑑定が出来るのがミソ。超能力は、アイテムやスキルでしかできないことが出来る魔法です。自白剤と同じ効果を持つプロファイ。失敗しない鑑定魔法のカルドラなど。

司祭による鑑定は、レベル制限があり、司祭のレベルが低いと、鑑定出来ないものも多々あります(不可能ではないですが、可能性はかなり低い)。司祭のレベル+20ぐらいなら、何度も失敗しながら鑑定出来るかと。よって、なるべくレベルの高い司祭がいることが望ましいのですが、司祭の成長は、非常に遅いのがネック。となります。

錬金術士の錬金術も、レベル制限があり、高レベルのアイテムはまず失敗します。完成品のレベル−5ぐらいのクラスレベルを持っていれば、成功するようです。失敗してもペナルティは無いですが。よって使いどころは、安い素材を、ランクアップぐらいとなります。しかし、いつまでも実験室に頼っていては、お金がいくらあっても足りなくなるのも事実です。

超能力は、専門の超術士以外にも、修得出来るクラスが多々あります。忍者系、狩人、修道士、召喚士が憶えますので、あまり深く考えなくても、良いかも知れません。逆に、超術士を13レベルにしてから、メインのクラスに転職する。と言うのでも、問題ないと思います。

審査
忘れてはならないのが、レベルアップ前に申請して、レベルアップ後に結果発表というスタイルです。
また、1レベルごとに、1段階しか上がりません。よって、マメに審査する必要があります。イベント条件の選抜兵は、4段階めなので、注意が必要です。

ちなみに、私は12レベルの時に、イベントでランクを上げろ。といわれ、1レベルで1ランクしか上がらないことを知ったとき、しばし、呆然としました。


宝箱について

箱には2種類あります。敵兵が落とす、補給物資と、ロードに放置してあるものです。ロードに放置してある物からは、ガラクタや武具は出ないと思われます(今のところ出た事がない)。主に、素材、奇妙な物質、地図です。

敵兵が落とす物は、完全なランダムで、ガラクタから、完成品、食料、紙に至るまで様々です。

中身について
経験則なので、確定情報ではないですが、「がらくた」にかんしては、箱のランクは関係ないようです。ノービスの木箱から、星の骨(村正の元)を見つけましたし。むしろ、オーバーフロー、逆フローになっているのか、金箱のガラクタは、アイテムレベル1の物がよく出ますし、木箱からは、意外な物が出ます。(私の場合、50以上のガラクタの7−8割は木箱から)。

箱のランクが関係してくるのは、素材や完成品(不可定名:上鎧とかズボンとか)の場合です。これも経験則ですが、金箱の完成品は、アイテムレベル50以上、銀箱で40以上といった感じです。私の実例から行くと、金箱の上鎧は神闘衣、鞭で無限鎖。銀箱の刀はあずみ。服で、天女。などです。

金箱:50 銀箱:40 銅箱:30 鉄箱:20 木箱:10

と言ったところでしょうか。よって、金箱、銀箱が出て、祈るときは完成品が出るように祈りましょう。特に金箱のガラクタは、破れた制服だの、砕けた短剣だのの確率が妙に高いです。


錬金術

このゲームの肝の一つ。逆引きレシピ表でも作ろうかと思ってます。普通の表は既に出回ってますし
分解をどうするかで、資金に余裕が出るかどうか決まると思います。分解の費用と、その素材を購買で買った場合の差額を考えましょう。

例:分解費用450で、がらくたと粗悪な鉄1になるなら、分解せずに売る。がらくたと粗悪な鉄7になるなら分解する。
つまり、450Gで、粗悪な鉄(購買価格100G)を7つ買ったと考える。と言う感じです。まぁ、中盤以降、素直に売った方が儲かりますが。

後半以降は、素材取りのために分解することになります。

逆引き合成表:ガラクタから、何が出来るか。と言うものです。


学徒編

能力値のこと
能力値の上限は、初期値+10(たぶん)で、だいだいレベル10になる頃には、上限に達していると思います。ですので、入学時の上級職キャラを作りたいか、称号を狙うのでない限り、作成時のボーナスに必死にならなくても大丈夫です。

逆に、高かすぎるボーナスポイントで始めると、育てる楽しみが無くなります。

性格のこと。
あまり意味がないようですが、性格の詳細によって、能力の上限値が+1されます。性格で選ぶか、能力値で選ぶかは、お好きなように。

また、性格(グッドとかニュートラルとか、個人的には属性と呼びたい)が、変わると、性格の詳細も変わります。
例:信仰心ボーナスを選んでいて、性格が、悪から中立になったら、天然から温厚に変更されます。善になると、友愛になります。能力値ボーナスは変わりません。

転職のこと。
転職をしても、能力値に変更はなく、加齢もされません。ただし、HPは、だいたい半分になってしまいます。

魔力点(MP)は、転職前のMPを保持したままの転職となります。MPがオール9の魔術師が、戦士になっても、各レベルの魔力は9のままです。ただし、憶えていられる呪文の数は、マニュアルにあるとおりです。

転職元として、有能なのは、魔術士、僧侶、超術士です。特にマハロールは、いくつあっても構わないぐらいなので、とりあえず、魔術士でマハロールを憶えてから転職でも、損はしないと思います。レベル13で、全ての魔法を修得するわけですが、レベル7魔法のMPが6は無いとメルキオロードあたりからMPが足りなくなりますので、13になったらすぐ転職。ではなく、もう少し育ててからにしましょう。

レベルアップのこと。
能力値で触れたように、能力値上限は意外と低いので、能力値の増減よりは、HPを注視したいところ。

よって、転職したいクラスの能力値を最低限として保持し、あとは納得のいくHPないし、呪文修得に賭けたいところ。レベルアップでソフトリセットは、ウィズの基本です。

魔法のこと。
転職で、魔法の使える戦士になったとしても、その威力は、本職には遠くおよびません。そのことを考えて、魔法を選びましょう。

必須魔法というのがありまして、それを憶えなかったら、リセットした方が良いぐらいのものもあります。とは言え、本職(魔術師、僧侶、超術士)ならば、まず憶えますが。

魔術師レベル2魔法:レビフェイト。これがないと、探索出来ないマップは多々あります。漏電床の防止にも必須。
魔術師レベル7魔法:マハロール。移動が面倒なので、沢山欲しいところです。

僧侶レベル2魔法:ケアルフォ。盗術よりこちらを信頼すべき。例えレベル50の盗賊でも。


小技

効率の良い性格の変え方
敵兵が、様子を見たり、命乞いをしたときに、攻撃すれば悪の方へより、見のがせば善によるわけです。悪から善へ、善から悪へ一気に移動することはなく、必ず、中立を経ます。

ある程度のレベルがないと無理ですが、逃げるに成功しても、再び、そのマスに侵入すると敵が出現するのを利用して、固定敵が出るポイントに向かい、

敵出現>逃げる>また侵入して敵出現

を性格が変わるまで繰り返すわけです。敵を倒さなければ、出現ポイントはクリアされないので、性格が変わらなかったとしても、繰り返し突入することで、敵が発生します。また、敵を見のがしても、倒してないので、侵入すれば現れます。扉を通った場合でないと、復活しないかもしれません。

固定ポイントかどうかの見分け方。
逃げるなり、ノードレイ、けむり玉などを使用して戦闘回避した場合、一歩後退したら、そこは固定出現ポイントです。ランダムエンカウントなら、その場に留まります。

ロードの固定。
定番ですが、自分が移動しやすいと思ったパターンのところで、学徒一人を置いて中断すると、ロードは変更されません。マハロールでワープしながらいけば、レベル1の学徒でも、安全に奥地へ連れて行けます。

安定した経験値稼ぎ。
少し遠いですが、ハーツロードの中枢には、魔軍のNPCトロールのエンコがいます。話しかけて立ち去ろうとすると、戦闘になるのですが、彼を倒すと経験値が5000入ります。NPCなので、倒しても消えません。

エンコはレベル25な上、HP300〜1000とばらつきがあり、命中すれば100ダメを越す通常攻撃してきますので注意。しかし、学徒のレベル18ぐらいで、神撃があれば、安定して倒せます。マハロールで低レベルキャラを連れてくることで、安定した育成が出来ます。念矢をもっていれば、静寂に出来るのでさらに楽に出来ます。

が、作業となり、冒険しながら育てる楽しみが無くなるので、お勧めしません。が、転職元のクラスをさっさか終わらせたいときや、レベル差の調整などには、便利です。

一応のメインシナリオ、クリアしたら、トロールコマンダーになります。プロファイ、自白剤を使用するか、盗むに失敗すると戦闘になります。つよさは、レベル30になっていますがエンコと大差なく、落とすモノも、盗めるモノも同じです。また、アトラ、メルキオの中枢にも、トロールコマンダーが出現します。

また、コンクエストの集計には、修得経験値で計算されているようなので、エンコやトロールコマンダーを倒していると、支配率は結構上がります。

ガラクタ集め
敵兵を倒すと、何かドロップします。素材や奇妙なものの事が多いですが、ときおりガラクタもドロップします。この時、ドロップするモノは、敵兵の特徴を踏まえたモノになります。トロールなら、大工金槌か壊れた指輪。サイクロプスなら、巨人兵の腕、トゲ付き鉄球、そして、ウサギなら、たれみみか、肉球を落とします。ピクシーなら、邪妖精の羽か歯といった具合です。

箱集め。
固定敵が100%箱を落とすことは周知の事実ですが、中断>隊の変更で、また戻ってくると、敵が復活しています。さらに、ノービスやムーランあたりのゴミ箱に、別働隊を配置しておけば、箱開け>捨てる>別働隊へ変更>ゴミ箱から回収>戻って箱開け。と言うサイクルで効率よく集められます。

レベル40はいりますが、カルパスロードの中枢はオススメ。ここの培養タンクは、MP回復なので、固定敵3つを倒したら、隊変更してまた戻り、を繰り返すと、金箱もそこそこ開けられます。

100%逃走
セーブモードノーマルでなら、敵の数が多すぎて勝てそうにない。と思ったら、ソフトリセットで逃げる手もあります。


クラス雑感

印象だけですので、あんまり意味はないです。ベースラインとして、前衛として耐えられるジョブは、1レベル上がるごとに、命中値が上昇していきますので、それが前線に立てるかどうかの判断材料になるでしょう。

戦士:無個性というのが、最近の戦士の特徴のようで、それを踏襲しています。ですが、無個性というのは、言い換えると万能と言うことで、弱点がない、隙がないと言うのは、高レベルになるほどその存在感を増します。また、上級職に比べると、成長の早さ(必要経験値の低さ)は特筆すべきで、前衛適合クラスならば、1レベルごとに、命中値が上昇するので、成長の早さは高い命中値となり、一つの武器と言えるでしょう。

魔術士から転科することで、マハロール要員とするか、僧侶から転職することで、ケアルフォ要員、キャンプ中の回復要員、常駐型魔法要員のいずれかとすれば、グッと価値は上がるでしょう。

魔撃、聖撃がないので、キラー効果のついた武器を使い分ける必要があります。

魔術士:定番です。移動が煩雑な今回、マハロールの数が移動の利便性を決め、ティルトレイの数だけ戦闘を楽にします。錬金術士、侍、司祭も憶えますが、呪文の制限や修得速度を考えると、専門の魔術士は一人は欲しいところ。

僧侶から転科して、攻守を極めるか、超術士から転科するのも面白いかと。

魔撃を持っているし、なぜか弓が装備出来るので、実は意外と安定した戦闘力を持っています。転職元としても有効で、とりあえず、マハロールを憶えさせてから、メインのクラスへ転科すると、ソンはないと思います。

僧侶:定番その2。レベルがいくつになっても、罠の鑑定には不安が付きまとう盗術に対し、ケアルフォは、ほぼ100%の確率で信頼出来ます。意見が割れたら、ケアルフォを信頼すべきです。回復防御の要なのは、言わずもがな。

魔術士から転科して、攻撃力を補うか、超術士から転科して、サポートを極めるか、と言うところでしょう。

聖撃にくわえて、戦士に準じる防具を装備出来るので、その気になれば、前衛としてもやっていけます。棍棒やメイスの発見と、レベルアップの時に、HPを妥協しなければ、ですが。

盗賊:軽戦士として十分に前衛としてやっていけますし、隠れるからの強奪も、お金に厳しいこのゲームでは、地味に嬉しいのですが、転職元としては、これほど役立たずなクラスはありません。

僧侶から転科して、ケアルフォを自給出来る盗賊になるか、超術士から転科して、ケアルノバを憶えるかして、宝箱のスペシャリストになりたいところです。

司祭:僧侶と魔術士の能力を併せ持ち、アイテム鑑定も出来る。反面、成長が遅く、僧侶や魔術士と比べると、2倍近い経験値を必要としますし、魔法の修得速度も遅いです。鑑定能力も、レベルに依存しているので、出来うることならば、転職はさせずに、司祭一本で行きたいところです。

装備面では、若干の制限もありますが、僧侶と同等の武具を装備出来ますし、聖撃、魔撃とも憶えるので、後衛からスリング(投石棒)で、ペチペチと攻撃すれば、敵を選ばない安定した攻撃力となります。

召喚士:召喚魔法が、低レベルでは今ひとつ使いにくい上に、多額の現金を必要とするので、使いにくい魔法です。平行して、超能力も憶えるのですが、呪文数が2と使い勝手はイマイチ。

レベルが上がると、召喚魔法に使うお金が安くなっていくため、レベル50では、ほぼ無料に近いレベルで呼び出せるらしいですが…モンスターを一匹呼び出したところで、強力な戦力になるわけで無し。

装備も制限が厳しいので、魔術士か、僧侶から転科して、戦力を補いたいところ。それも出来うるならば、レベル7魔法の魔力が最低でも6は無いと、非常に使い勝手が悪いです。出来ればMP9にしてから、転科したい。

狩人:エクスでの立ち回りは、戦士+盗賊です。装備も戦士並みにチェインメイルとか着れたりします。が、弓を持って前衛に経つ利点はあまりなく(弓の命中値は、かなり悪い。弓の修正と矢の修正の二つが入るため)、盗術が使える戦士と割り切るか、後列に置いて弓矢で攻撃するか、と言う方針を早めに決める必要があります。

まぁ、最前列で弓を撃ってもなんの問題もないですが。ダメージ効率を見れば、両手武器並の威力と、片手武器並みの攻撃回数を持っていますので、当たりさえすれば、かなりの威力になります。イベント戦では、超能力で、命中率をあげる。と言うフォローをしたいところ。

僧侶から転職して、ケアルフォを確保するのも悪くないでしょう。

錬金術士:真の本業である錬金術にくわえ、アイテム鑑定も出来るので、まさにアイテムのスペシャリスト。

装備面では、ほぼ装備出来ないものは無いぐらいの数を誇ります。ですが、いかんせん命中率が悪く、レベルが上がっても、命中率はそうそう上がらないので、攻撃はハズしてばかりとなり前衛としては、役不足です。魔法の方も、魔術魔法を憶えますが、修得速度が遅い上に、呪文数が2と、少々つらい。

現金節約要員として、転職は考えずに連れ回すか、完全なサポートのスペシャリストとして、僧侶、超術士と転科を重ねるか。考えておく必要があります。どうしても、前衛として使いたい場合は、命中重視の装備で固める事をお勧めします。


超術士:ちょっと特殊な超能力魔法のスペシャリスト。転職元としてはとても有能なクラスです。念動を憶えると、武器の射程が関係なくなり、最後列から、格闘攻撃も出来るので、実はかなり使い勝手の良いクラスです。

前衛並みの命中値を誇るので、錬金術士と違い、前衛としても問題なくやっていけます。呪文数も、僧侶・魔術士呪文が3、本業の超能力が4とかなり優秀ですので、魔術士、僧侶と転科して、超術士を極めるのが、おそらく最強と言えるのではないかと。若干、装備に不安がありますが。

修道士:立ち位置としては、超能力を憶える戦士。なのですが、この立ち位置には、狩人、忍者、くのいち。などがいて、それらを突き放すほどの能力はない。と言わざるを得ません。同じ戦士+超能力ならば、さらに盗術をもつ、狩人や忍者系を選んだ方がお得な気がするのも事実。

装備もかなり制限が厳しい方ですし、スキル面でも、ほとんど忍者と被っています。せめて、聖撃、魔撃、憶えてくれればなあ。

連撃は、同じ相手に1ターンに、三回の攻撃を行います。通常攻撃が三回ですので、外れることもあります。初撃で倒してしまえば、残り2回は無駄になります。修道士なので、鉄拳などで格闘したくなりますが、それだと、かなり強化しないと使い物になりません。連撃があるので、武器の攻撃回数は少なくても良いので、一発の重い武器を選んだ方が、戦力になります。

修道士のスキルで、一番有り難いのは、反撃だったりします。

:一応の立ち位置は、戦士+魔術士ですが、その真価はムラマサを手に入れたときに…というのが、ウィザードリィシナリオ1の評価でした。おそらくそれは変わってないと思います。

しかし、最前列限定とは言え、敵1グループまとめて攻撃出来る、切り込みはかなり優秀です。雑魚の切り払いには、持ってこい。胴太貫以降のクリティカル特性をもった刀を入手できれば、雑魚戦には欠かせない存在になります。

ただし、イベント戦では余り役に立ちません。イベント戦向きの修道士ならば、侍は雑魚戦向きと言うことになりますか。

神女:女性のなる君主。とは言えないぐらい、君主とは方向性が違います。君主が徹底した防御重視なのに対して、どちらかと言えば攻撃よりの立ち位置となっています。僧侶魔法を憶えますが、修得呪文数は2と少なめです。

ゲーム中、最大威力を誇り、イベント戦では最強と思われる神撃ですが、通常戦での使いどころに悩む能力です。君主の献身とセットで使うならば、良いのでしょうけども。通常戦闘力は、戦士と同等です。聖撃は修得しますが、魔撃がないので、対エレメント用の武器は準備しましょう。

君主:戦士+僧侶という立ち位置は揺るがず、自身の防御力をあげ、敵の攻撃を引き寄せる献身というスキルによって、完全な壁となりました。重厚な鎧は、命中率を悪化させるので、完全に壁と割り切っている人も少なくないかと。

献身に有効性が見いだせない人には、あまり魅力のないクラスとなってしまいました。常駐魔法とキャンプ時回復要員として、それだけで優秀なことは優秀なのですが。君主が守り、神女が、神撃を放つってのは、イメージとしては凄く格好いいですけども。神女と同じく、聖撃のみの修得ですので、エレメントキラーを忘れずに。

くのいち:女性がなる忍者。君主、神女と違い、違いは、スキルが攪乱(くのいち)か、奇襲(忍者)か、と言うぐらいです。攪乱の特性は、混乱付与。イマイチ…奇襲のクリティカルや、強奪の金銭奪取と比べると見劣りします。

忍者:ウィズの代名詞クラスの一つです。立ち位置としては、戦士+盗賊なのですが、超能力も憶えます。ケアルフォを憶えてから、忍者になれば、罠関係は、一人で行えます。

クリティカルは、相変わらず素手限定です。Lv26とかなり上ですが、聖撃、魔撃ともに憶えるので、優秀な戦力となることは間違いないでしょう。フェアリーの基本ACを活かし、高レベルになったら素手裸にして、アイテム回収要員とするのも悪くないかも知れません。


アイテム雑感

こういうゲームですので、武具はイメージ重視も良し、性能重視も良し。ただし、フェアリーとホビットは、種族制限が厳しく、大型の武器防具は装備出来ませんので、ご注意を。

胎動周期属性
イメージが特にないなら、付けなくても良いかと。付けるのならば、光か闇を。光と闇には、苦手がないので安定します。

種族属性
とりあえず、前衛にはエレメントキラーを付けましょう。ムーラン、アトラの主力が精霊系なので、エレメントキラーがないと、すぐにMPが尽きてしまいます。

他に通常物理が効きにくい相手に、幽霊がいますが、HPは少なめなので、魔法で一掃出来ますし、出現域は、中枢がメインですので、遭遇回数は少ないと思います。ディスペルもありますしね。

メルキオロードに脚を伸ばすあたりから、デーモンが通常ロードから出没を始めます。デーモンキラーを付けておくと、少しは楽になるでしょう。また、キーパーも登場してくるので、ゴッドキラーの武器も欲しい。

防具の属性付与
防具にも、種族属性を付与できます。防具に付けた場合、ダメージカットになります。また、防具そのものが、得手不得手を持っている場合がありますので、付与することで、相殺できます。

石のこと。
石の効力は、全てスペシャルパワーです。つまり、アイテムとして使用しないと効果がありません。飛行石も、よーするに、レビフェイドが封じられた石と言うことで、装備したキャラが浮遊するわけではありません。

また能力値の石は、確かに能力を上げるのですが、能力値の上限を上げる力はありません。レベルアップで、能力値が下がりまくったけど、HPが爆発的に増えた。とか、転職まで、能力値が足りない。等と言うときぐらいにしか使い道はありません。

また、若返りも、若さの石でも、魔法でも、16歳が下限です。15歳以下にすることは出来ません。

強化
強化合成で、変動する値は、武器ならダメージ量、防具なら耐久力のみです。そのため、マイナスのついた武器は、マイナス状態でも、使用中の武器より遥かに強力か、HP効果目的でない限り、使い物になりませんが、防具、特に装飾品で、もともと耐久力が0のものは、その性能を損なうことなく使うことができます。

磨水も硬水も結構大量に見つかります。高級素材が足りず、装備の変更が出来ない場合、安めの素材で優秀な武具を、目一杯強化させるのも一つの手です。たとえば、命中−2の能力を持つ鉢巻きを+9まで上げれば、最後まで使える一品となります。


種族雑感
似顔絵は、種族関係なく選べるので、種族の特性だけから選ぶことも可能です。エルフ顔のドワーフとか。一応、どの種族でも、全てのクラスにつくことは可能です。しかし、フェアリーの君主などは、種族の装備条件から、余り役に立たないものとなってしまうでしょう。

種族特性
ブレス:レベルが上がるごとに、威力と攻撃対象数が増えます。レベル15あたりでは、無限に使えるマリト、マダルクという感じで、ちょっと重宝します。初期の頃、後衛に攻撃手段が無いときにも有効。前衛の命中値に不安があるときは、回避が高いウィスプ、ピクシー系にも良い感じ。

浮遊:常時、浮遊状態に。深層域+呪文無効に入れるのは、この特性を持った種族のみ。

首耐性:ノームだけですが、クリティカルを受けません。

装備の種族制限
イチイチ上げていくのは無理がありますので、概要だけ。

一番キツイのは、やはりフェアリーです。服と片手武器しか持てない。と思った方が良いぐらい。ついで、ホビット、バハムーン、ディアボロスも意外と制限があります。ホビットは体格的にフェアリーと似た条件です、

ディアボロスは、軒並み、天をイメージさせる物と、聖職系、つまり後衛系の武器防具が全滅です。プレートメイルが着れないのも困ったもの。ディアボロスの召喚師など、軍服ぐらいしか着る物がありません。

バハムーンも、戦士系では困りませんが、後衛物は軒並み着れません。

セレスティアは、ディアボロスと反対で、ゴツイ武器(ハンマー系など)や、魔を連想させる物が持てないぐらいで、全種族中1、2を争うほど、選択肢は広いです。



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