生き甲斐と不幸の境目(2009/11/02)
昔のログインの巻末に、炎の漫画家こと島本センセが漫画を連載していたコトがあったんですが、その中で、今でも覚えているのが、魔法のランプを拾った男が、願い事を10万個だったかな?、叶えてくれ。と言う願いをして受理されたものの、願い事が無くなり、寝起きのコップ一杯の水を願って浪費したりする始末。願いも全て叶った今、何の喜びもない。そこで最後に願ったのは、残りを全て使って、生き甲斐を与えてくれ。で、残り一万六千あまりの試練が、男に襲いかかる。とナレーションが入ったところで、「うおぉぉぉぉ負けへんでぇぇぇ」と荒波バックで終わるという。
考えてみれば、試練というのは、イコールで不幸と言える訳で、それを乗り越える事こそが、生き甲斐、生きている意味、人生の価値なんじゃい。と言う、島本センセらしい炎ぶりなんですけども。ツいてない、不幸だ。と薄幸のヒーロー、ヒロインぶって、うずくまっても、さらなる不幸に飲み込まれるだけ。半歩ずつでも、這ってでも、前にすすまんかい。と言うメッセージなのだなぁと。ふと思い返した訳です。ネガとポジの差は、不幸だと言って全てを諦めるか、負けへんと踏ん張るかの違いなんだと!。
と言うところで、今日の試練。事務所から出てみると、バイクが寝てやがります。風がものすごかったので、倒れたのでしょう。ミラーは曲がるわ、ウィンカーは折れるわ、ステップもまた折れるわ。とりあえず、いったん帰宅し、折れたウィンカー(コード類は無事)の応急修理に、接着剤を買いに行った帰り、アクセル開けるとエンジンストール、ガス欠かーい、余計な出費がまた。と、リザーブにしてエンジンスタート。
かかりません。タンク開けてみたら、空っぽ。うそーーーーん。どうやら、寝ている間に、ガスを吐いてしまった模様(雨も降ったりやんだりで、路面が濡れてて、わかりゃしねぇ)。何のためのリザーブタンクじゃーい。幹線道路を押す、押す、押す!。免許取って何年目じゃゴラァと自分に突っ込みつつ押す。広島のヘボ運転手が、すり抜けビビって、うしろで停車して渋滞作ってます。アホがぁぁぁ、路側帯で、どうあがいてもぶつかるかぁぁぁぁぁ。と吠えてもしょうがないので、壁に張り付いてやり過ごすと、ソロソロと追い越す始末。教習所行き直せ、ボケェェェェ(←疲労から、凶暴化)。
乾燥重量155キロを1.5キロぐらいかな、押して、押して、ガソリンスタンドへ。腹が立ったので、ちょっと遠出してタバコを買いに。すると面白いように、全ての信号にひっかかり(8個ぐらいかかった)、踏切にも引っかかり(三つほど)、前を走る車は、全て意味不明な運転を繰り返す。なんじゃ、このツイテネーラッシュはわぁぁぁぁ。で、タバコ屋というか、レンタルビデオ店なんですが、レジが長蛇の列。ようやく、タバコを注文したら、在庫切れてます。ふっふっふっ、負けへんでぇ(この辺で島本漫画を思いでしている)。
相変わらず、風邪のヒキ始め症状が二週間ぐらい続いてて、本題だった風邪薬と、ビタミン剤を買って帰ろうとしたら、雨が土砂降りに。くわえて、前を走る車が、異常にトロトロ運転。路駐の車をすり抜ける前に必ず停車する勢い。そして、路駐エリアなので、路肩は埋まっていて抜くに抜けない!。雨は降る、車は進まない。
おかげで、ひきはじめで停滞していた風邪が、確実なモノとなりました。コレで、一日倒れていれば、完治するだろう。丁度、文化の日も来るし、一人だけプチ連休モードじゃーい。レッツポジティヴシンキング!!。こんなん、ネタやろ、と自分が読み手でも、そう思う所なんですが、事実なんです。事実は小説より奇なりなんでス。そんな感じで倒れています。確実に筋肉痛来るし、つーか、すでに腰が痛いし。いや、普段の慢性の腰痛とは違う、筋肉性の腰痛の痛みが、すでに。
試練は続くよドコまでも(2009/11/04)
と言う訳で、なぜか、かまいたち1は負け続けるのに、ときめも3は一発で勝っちゃって、先ほど届いたのでプレイ。
ファーストインプレッション、ときメモ1の爆弾率+ときメモ2以上のフラグ立て+システム一新したらやっぱり転けた。
だからゆったじゃん、下手にシステムいじるとダメだって。ときメモ2で、システム全く同じでダメとかゆった奴らが、コレを産ませたんだからねっ。このローズマリーの赤ちゃんを。ぶっちゃけて、かなーりAVGに寄ってて、つーか、SLGと呼べないぐらいで、文系レベル理系レベルとかレベル表記なんだけど、このレベルが上がると呼応したキャラのイベントが発生するという。まぁ、ときメモ1でも同じ事で、細かい数値か、レベル表記かだけなんだけど、レベル表記にすると、ものすごい手抜きに見えると言う。
システム関連は、結構サクサク…なんだけど、ときメモ2もDVD1枚でPS2でやってたら、このくらいにはなってると思うンですけども。 処理はサクサクなのに、なぜかもたつくと言うか、ダルイというのは、やっぱシステムが悪いと言うか、ゲームそのものがつまらないのだろう。要所要所で、イベントスキップやボイスのスキップが出来ないのも、もたつきの原因だろうし、ボイスとEVSを別個に読み込むのも、もたつきの原因かな。ときメモ2は、逆に重くてもプレイしたいって思わせる勢いがある…というか、面白いからこそ、もたつくと思っちゃうんだよね。美味しいから、早食いしちゃうみたいな。ときメモ3は軟骨だらけのバーガーみたいに、手軽に食べられるはずなのに、軟骨ばっかりで食べにくい。みたいな。
3から変わったのが、電話番号は当人から入手する必要があったり、帰宅時にデートに誘えたり、他の子の評価は女の子から聞く必要があったり、とかで、やっぱりリアル指向に寄ってる感じ。このシステムなモンだから、まずは一緒に帰宅できるようにならないとダメな訳で、一年目からデートに誘うのは、かなりきつかったり、交友関係の広い、牧原、相沢あたりが、ときめいてくると、爆弾が誰に付いたか確認のしようがなくなると言う、設定ミス。リアル指向にしたクセに、河合とか神条とか、御田もか、ぶっ飛び設定で、浮きまくる。このセンスの無さ。
こういうセンスのない連中に限って、イベントのスキップをやらないんだよね。センスがないから、スキップを思いつかないのか、自己陶酔してて、飛ばす訳がないと思っているのか、不出来なのを承知で、飛ばされたくないからあえて入れてないのか。
で、本題のシナリオ。神条担当した奴、業界から抹殺するべき、そして、認可したディレクターも同罪。oneだか東ハトのまるパクリやんけっ。秘密の学園妖怪ハンターってオイっ。しかも、伏線はれてねぇから、降ってわきすぎ。神条ルート入ったら、男友達から、七不思議の噂を言わせるべき。そして、荒らされてる場所=七不思議の場所とリンクさせていくべき。 学校荒らしとミスディレクションさせるべき。かーっダメすぎる。さすが、最凶作時代の2000年初頭の作品。ホンマに、2002年前後って、大暗黒時代やで、マジで。せめて、河合と神条変人同士仲よとしか、そんで河合が対霊体兵器開発とか、なんかあるやろと。
…気になって、見てみたら、ドキドキプリティリーグLovelystarも2001か02年だよ。ホンマに大凶作というか、この間に関与した連中一層せなあかんで、マジで。この辺の連中が、ノブとか大遭難とか作ったんちゃうやろなぁ、マジで。
ゲーム自体も、主要イベントをクリアしてないと、当然、告白されないので、イベント探しに奔走するハメに。そして洋服システムも、とってつけたような感じで、 ぶっちゃけ邪魔。黒綿パン+Tシャツで「決まってるね」で、次のデートで、ジーンズ+Tシャツ「なんてだらしない格好してるんだ」…あなたの洋服センスのボーダーラインが分かりません……上下スーツでマフラーしたら、そんな格好では入れないよとか。むたくたやんけ。んで、肝心のイベントもね、深いようで実際は全く深くない。と言うか、ときメモ的イベントが、なんたるかを全く分かってない。さながら、渡された資料だけでゲームノベルを書くのが流行った頃の出来の悪 さと言うか、ゲームなんてこんなモンだろと、ふんぞり返ってるモドキゲームノベルみたいな感じ。
キャラ設定や、シリーズ物の小ネタである前作ネタなどの引き込み方も、まるでセンスがないとしか言いようがない。修学旅行名物のバトルもないと言う。合宿ネタもない。フリートークに声優の映像入れる暇があったら、本編もっと練れ。キャラを作り込め。ミニゲーム乱造する暇があったら、本編にこだわれ。ダメさ加減の確認にプレイしたとはいえ、ここまでヒドイとはなぁ。数少ない看板タイトルで、こんなにひっくり返って、コナミようもったな。
ホントにコレはヒドイ。そら、パッケージに、メタルユーキプロデュースって書くよね。書かないと、ぶっちゃけて、何の関連性もなくなるモン。逆に言えば、看板はタイトルと、メタルユーキプロデュースしかない。とも言い切れる。そんな酷さ。
マジでマジで(2009/11/04)
ときメモ3、二回目で、神条狙いだったのにイベントの処理が足りず、牧原が告白に来たのを振りまして、3回目、河合の途中で、確認できない娘の爆弾が破裂しまして、3年目の春だったけど、リカバリが出来そうにないのでやる気無くして放棄。4回目適当に誰かをクリアしようと思ったけど、一年目の夏休みに入る当たりで、面倒になって放棄。マジ、面倒でやる気でぇへん。ときメモ2は、ロード長くて、ディスク入れ替え煩雑でも、面白いから、ついついやっちゃうんだけど…コレは…
ストレンジジャーニーも、完全なレベル稼ぎ作業に辟易してちょっと放置気味。ボスは属性攻撃、全部使うみたいで、主人公が無効防具つけてると、それ以外を唱えて来るみたい。氷無効つけてたら、氷以外の風、火、雷とか使ってくる、全体攻撃で700ダメとかざら。仲魔は、二ターン持たない。どないせーと…って、レベル上げるしか無いんだろうな…そんで、レベル80代の仲魔揃えて…ダル……
あー、ようやく、かまいたち1を落とせました。出来が良いと良いなぁ。この失望感を補って欲しい。
40×40(2009/11/06)
MSN産経ニュースの一コーナーなんですけども、コレが、非常に心地よい。舌鋒鋭く核心を突く。不抜けて、さび付いたテレビマンには出来ない芸当。と言うところで、コレね。
元々、潮さんの記事は面白くてよく見てたんですけども、他に担当されている人も、非常に鋭く確かな視点と、ブラックなユーモア…というよりは、嫌みに近いけどw。まぁ、そんな感じで是非とも呼んで貰いたい。私も、左嫌いだし、リベラル派って言うと格好いいけど、やってる事は、売国派なワケだし。とずっと思ってたら、潮さんの記事ですよ。やっぱ、わたしは、間違ってなかったと。
リベラル派って恥ずかしげもなく言う世代は、多分に、ベトナム戦争時代に、ソ連のプロパガンダ放送で、脳みそ溶かされた人たち。脳みそが溶けて、耳からあふれ出したのが日本赤軍とかなんですけども。何度も言うけど、共産主義の根幹は、暴力革命で、一昔前は、テロリスト=共産主義だったのよ。ベトナム戦争時も、帝国主義だ、あーだこーだ言いつつ、ベトナムへは食糧は支援せず、AKと弾薬を山ほど送ってた国ですから、ソ連、中国。要は、共産主義ですって言うのは、現行政権を倒して、我が国を共産主義に捧げますって言う、そもそも売国的な理念からスタートしている訳で。って言うと、今の共産党からクレーム来そうだ。まぁ、でもマルクスとかレーニンが、やいやいゆーてたころは、本当にそう。だから、世界中で赤狩りって言う事件が起こった訳。
話を戻して、友愛って言ってるけど、結局、超がつくボンボンの鳩山ぼっちゃまは、金持ちらしい発想で、百万、二百万ぐらい上げちゃいなよ。ぼくんち、ン千億は資産あるから、そんなのお金に入らないし。って感じなんだと思います。歴史的に見ても、中国史をみても、中国人にどうぞ持っていって。なんて言ったら、ケツの毛まで持って行かれます。それが分かってないボンボンめ。と。
面白いのが、40×40の面々と意見が非常に近く、社民党の勘違いしたはしゃぎッぷりは、どーにかならんのか。と言う思いまで同じだったり。下駄の雪とはよく言ったモンだわ。ホントに、リベラルって公言する人って、面白いように、手柄はボクのモノ、責任は、ボク以外の誰かのせい。ってのを恥知らずにも、平気で言ってのける。政治家もそうだし、教師もそうだし、日教組なんて特にそうだし。
まぁ、大臣という肩書きに、いちびって勝手に転けるのを、まだかまだかと待ってる訳ですが。国民新党と社民は、もう一人で派手なステップ踏み始めて、転びかけてるワケですが。一部民主も。わかりやすいぐらい、ふんぞり返ってるよなぁ。民主に投票して後悔している人、そろそろ増えてきそうだよね。さあ、懺悔の投票を参議院で。
投票と言えば、県知事選が日曜にあるのですが、ここにもいちびりが一人いて、塾(たぶん、個人塾)の経営経験を生かし。とか言うんですけど…スタッフ何人いるかしらんけど、塾経営と県政いっしょにすなや…てゆーか、せめて教育問題にメスをとか言ってくれ…失業対策には、基幹事業者に重点的に資本を投入すべき……その基幹産業を支えている中小零細企業には潰れろと言うんですか?。まぁ、その効能の正当性の有無はともかくとして、貸し渋り、貸しはがしに必死に耐え、身を切ってもリストラせずに雇用を守り、親会社の無理難題に耐えている中小企業の社長は、ぜったいキレルで。わし、コイツが知事になったら、マシで引っ越すよ、県外へ。
まてやぁぁぁぁ(2009/11/08)
ストレンジジャーニーようやくクリア。結局レベル85まであげて、アイテム大放出での押し切り。二周目を始めたのは良いけれど…デビルソース全没収って…それはアカンやろ…なんのために、仕込みし続けたと…分かってない、分かってないよ、石田さん…二周目始めるとチートアイテムに新しいリング3種作れるんだけど、そんなのより、デビルソース引き継がせてください…
で、鎌井たち…もとい、かまいたちの夜1が届いたので、チェックにちょいプレイ。さわりしかやってないので、アレですが、やっぱ、選択肢に意味があるゲームは、プレイしているという実感があるよね。こうやって、微細に分岐してこその選択肢に意味がある…っても、メッセージがちょこちょこ変わるだけじゃ意味無いよ。展開が変わらないとね。
そんで振り返ると、掲示板の書き込みは、ちょっと誤解されていると思ったのですが、別段、私はグラフィック必要ないとまでは言ってません。ムービーがあれば盛り上がるし、キレイなグラがあれば、それだけで臨場感出ますし。ただ、流麗なムービーも、美麗なグラフィックも、ゲーム本体の出来が悪いとなんの価値もないと。いわば、グラやムービーつーのは、車輪の一つ。シナリオは車軸と言えるのかな。車軸のない車に、車輪つけても走らんよーなもの。
メッセージだけで、顔が見えるぐらいのシナリオというか、描写力があれば、顔はなくても良い。というか、個々人が顔を想像する。ってのは、小説だと当たり前なんだよねぇ。最近のは、挿絵に頼りすぎて、というか、挿絵ありきで描写している感じも受けたりしますが、文字情報から脳内に映像を再現させると言うのが小説技法と思ってたりします私。
かまいたちは、故意に顔の描写をしていないと思いますが、アリカの「エバーブルー」も、バストアップやアップ表記はないのに、キチンと顔が見える描写をしているから、好きなんです。しかも、描写と言っても、情景描写やナレーションという名のシステムメッセージはほとんど無く、登場人物との会話だけで、つまりセリフだけで、全てを見せている隠れた傑作なんですけどもねぇ。シナリオも面白いし。
かまいたちは、人物がシルエットになっているだけで、結構な画像演出をしてるんですねぇ、実は。トゥーンシェーダーみたいな事を先駆けてやっていて、それがシルエットだったと言うだけで。2だと、踊ったりするしねぇ。1でも、結構アニメしててびっくりした。サウンドノベルなんで、描写もし放題だし。
と言うところで、かるい感想。チュンソフトは、ユーザーフレンドリーって発想がないのか、意図的に避けているのか分かりませんが、やっぱ、サウンドノベルで、文字の表示速度は選べないとダメだわ。効果音とのリンクで、このタイミングで音ならしたい。と言うのも分かりますけど、二回目、三回目だと、読むのも面倒なぐらいですから、スキップさせてと。正直、二度目は笑えないネタが多いので、それを強制で読まされつつ、ボタン連打はシンドイです。つーか指痛くなる。
と言うので、かまいたち2では、スキップモードつけたけど、ページめくり式という意味不明な方式を採用していると言う。普通に考えたら、次の選択肢まで高速表記とか、そう言うのにするよねぇ。
シナリオはー、まだ触ったぐらいだし、読んでで面白いので期待はしております。ただ、表示が遅いからなぁ。PS1というのもあるんでしょうけど。
うわぁあ(2009/11/08)
なんや、てけとーにプレイしていたら、見事、事件は解決しました。とか出たんですけど、かまいたち1。トゥルーエンドじゃ無いよね…コレ…コレでトゥルーだったら…推理作家としては、ちょっと…って話になっちゃう…2の大がかりな仕掛けの方が、嫌いなんですけどねぇ。うーん、やっぱり、邦人の推理小説は、アリバイとかトリックとかばかりで、動機面とか人間としての犯人への追及ってことを殆どしないからなぁ。
80年代からずっと各方面から言われている事なんだけど、全然直らないよね、アリバイトリックと物理トリック耽溺。読者も、コレこそが推理小説と思っているから、仕方ないのかも知れないけど。講談社ブルーバックスの「ミステリーの毒を科学する」の中にも「日本の作家は、物理的なトリックやアリバイ崩しにのみ熱心な傾向があり、その上変なリアリズムを熱狂的に信奉するから海外のモノと比べて奥行きがない」と言ったミステリーファンの大化学者の話を上げています。
子供の頃は、乱歩とかホームズとか、ルパン読んでわくわくした口ですけど、チャンドラーを知ってからは、人間関係の方がよっぽど迷宮だなと。犯罪は、計画的であればあるほど、痕跡が残るもので、最も難しいモノは、犯行の五分前に思い立ったような事件。とチャンドラー、知人の刑事から聞かされたと言ってました。変なリアリズムの信奉は、ゲームにも多いよねぇ。ちょっと書いたけど、リアルにすれば、ゲームが面白くなると盲信してる人とか。
さて、トゥルーエンドが何処かにあると信んじて続けますか。無かったら、玄界灘で、日本の作家(小説、シナリオライター含めて)の限界を嘆き、吼えてきます。
I bark at Genkainada(2009/11/10)
玄界灘へ旅立つ前に、書き残して置かなくては。いや、金のしおりになりましたが、ミステリー編?のエンディングは増えないようなので。
システムとか、グラフィックとかは、ン年前にしては頑張ったよね。と言う技術革新やハードの進歩などを勘案できるのですが、シナリオに関しては、何百年経とうが、良い物は良いですし、最新作でもダメな物はダメ…というか、むしろ年々ダメになっていくのは、シナリオ業界だけな気もしますが。1960年代の、特撮がテレビのバラエティ並の白黒映画でも、恐いものは凄く恐いし、泣ける物は凄く泣ける。2000年のものすごい特撮映画でも、グダグダはグダグダなワケですし。
そう言った意味で、シナリオだけは、経年劣化無く対等に比べる事が出来る珍しい分野といえます。だからこそ、ボディスナッチャーとか、やっぱ原作だよね、とか、いやいや78年版でしょ。とか言える訳です。ちなみに私は78年派。94はダメ、特撮に頼りすぎ。56年は見てないんだよねぇ。一番でき良いらしいんだけど。ここでも、制作年次が新しくなる度に、出来が悪くなってくると言う。ちなみに、56年傑作、78年佳作、94年水準作と評され、演出の56年、キャスティングの78年、特殊メイクの94年と言われているそーな。ぶっちゃけ、映画の評価で、水準作って言われたら、ダメって事だからねぇ。成績で言うなら「可」で、赤点じゃないけど、平均点も取れてないって所。
さて、かまいたちの夜1ですが、ミステリー編で、完と出るいわゆるベストエンドでは、犯人の動機や目的が一切語られず、なぜ犯人が殺人を犯したかは謎のまま、あまつさえ「これから警察が調べるだろう」とか言っちゃいます。ダメでしょ、コレは。小説作法、推理小説作法としてやっちゃいけない事でしょ?。トリックだけ解決すればええのん?。まぁ、他のルートで解明されるけど、推理小説家ならば、全ての謎を解いて終わるのが、真のエンディングと分かるでしょ?と。
一説に寄れば、被害者ゼロがベストエンドと設定していて、SFC版で俊夫自殺エンドが、ベストと勘違いされたため、完から終へ変更。で、完の方で、犯人の動機が分かると、もうプレイしなくなる人が出るから。と言う事らしいんですが、それこそ勘違いと思うんですけど。つまりは、トリックも暴き、犯人の動機も、事件の発端も語られるからこそ、多くのユーザーが、推理小説として完全に決着した。つまり、ベストエンドと思った訳で、根本の発想がズレていると。
ま、確かに、完に入っても、動機がサッパリだから、ベストエンドが何処かにあるはずと探しましたけど…無かったときの落胆は考慮されてなかったようです。
まぁ、私が日本の大御所たる山村美沙とかですら、ダメって言っちゃう人間だし、古い浅見光彦のテレビドラマ(主演辰巳さん)見てたら、なんや観念した犯人がべらべら自白しとるだけやなぁとか。まぁ、それでも、変な密室トリックとか、時刻表トリックとか、アリバイ崩しとかに固執しない分、浅見光彦シリーズは好きな方ですが。
時刻表トリックで思い出されるのが、本場イギリスでも、もうええやん。と思われているようで、モンティパイソンのフライングサーカスの4巻だか6巻で、それをネタにしたミニコントいや、ミニドラマがあります。これは、まぁギャグなんですけど、さすがの本場で、追い詰め方や動機面でも納得できつつ笑えちゃうと言うすごさ。ま、時刻表トリックと言うより、鉄オタの会話みたいなんですけどね。七時五十二分発の列車のビュッフェで朝食を済ませました。おや、その列車にビュッフェは接続されてないはずだ。とか、動機は「特別列車のチケットが欲しかったんだ」と言うオチ。
意外と、シルエットにするのは手間らしく、追加された真理の探偵編では、普通のバストアップ(と言っても容疑者ですが)表示されるのですけど、これが非常にチープ。いや、絵が悪いのではなくて、やはり、シルエットで通して欲しかったなと。小林とか今日子とかのシルエット流用すれば、いけたと思うんだけどなぁ。
ぶっちゃけて、出来としては2の方が良い。シナリオ面でもね。2では、我孫子氏は監修に回った模様ですし。メイン執筆に戻った3の売り上げはよろしくないようですし。ゲームとして大絶賛されている人も多いですが、ゲームとしての水準レベルを、この辺りに求めている私から見ると、普通だなぁと。失礼な話ですけど。選択肢で分岐しないゲームはゲームじゃない。と言う意思表示が浸透したのか、ひぐらしはどう?と聞かれた事が無いという(笑)。
ひぐらし、ぶっちゃけ、営業努力がなかったら、良くある同人ゲーム一つ、ゲームもどきのデジタルピクチャーショーの一本で終わってたハズ。映画せよ、ゲームにせよ、物の売り上げに直結するのは、営業と広報なんだよねぇ。いや、マジで。ブレアウィッチとか、広報と営業の勝利だし。映画単体で見たら、イマイチだよな、アレ。特に日本人は、風評に弱く、アレはよい物。と言う風が吹き始めると、それに反対するのは、犯罪を犯すみたいな意識になる人多い。だからこそ、売れたゲームのレビューで、みんなが飲み込んでる明確な欠点を上げると、烈火のごとく切れる人間が出るという。コレも一種の群集心理なのかしらね?。
まぁ、時期も去ったから、群集心理に犯された暴徒は来ないと思うけど、こういう事言っちゃうから、来ちゃうのかなとちょい反省しつつ、でも、言わないとタメにならんよねと。…盛りが過ぎると、暴徒化しないのも、やっぱ群集心理っぽいなぁと、ふと思いました。
分かってないなぁ(2009/11/11)
小沢一郎議員の宗教観発言
なにが分かってないって、一神教は元々、排他的なんだよ。異分子を排他する事で、結束してきたんだから、当たり前だ。そもそも、多部族の集合体であり、結束を高めるために統一価値観として宗教が生まれた。ゆえに、同門は味方であり、他宗は敵である。とすることでまとまってきた訳で、いまさら、そんな事を言い出しているから、外交下手って言われるのだ。さらに、キリスト教よりマシだがイスラムも。と言うが、ユダヤ、キリスト、イスラムは、同じ根っこから生まれた、枝葉が幹にまで生長したもので、根幹が同じなのは当たり前。そして、その排他主義の連中に対して友愛で、迫ろうとしている愚かさは、計り知れない。なに、宇宙パワーで、啓蒙しちゃうの?、仏教を世界宗教にして思想統一しちゃうの?って思われちゃうのよ。
多部族から他民族国家になったアメリカは、宗教による結束しかその手段を無くしている。と言うよりも、日本人だけだ、宗教が、道徳規範となっていない民族は。そのせいか、宗教における民衆への影響力というものを理解できてない事を、全国にアピールした訳で、かっこつけたようで、バカ丸出しの裸の大様状態。そして、日本が唯一、政治的に誇れる、政教分離の状態を崩す事は、アホゥとしか言いようがない。
だいたい、中華って言う言い方も、世界の真ん中の華。とか言う意識で、自分たち以外は蛮族という思想がそこにあるわけで、そうした排他性なく多民族をまとめ上げる事は不可能と言えよう。四方を海で囲まれて、外敵無くのほほんと暮らしてきた感覚よの。立ち返れば、日本の戦国時代も、農民にしてみれば、殿様がすげ変わるだけで、生活に大差ないから国取りが上手く行ったのではないだろうか?。史実的には、完全なる外敵との防衛戦は、元寇と沖縄戦ぐらいしか無く、本当に異文明、異種族に支配された事がない。と言う事に気がついた。
史実外なら、卑弥呼とかは渡来系、つまり大陸か半島の人と思っているし、神武東征ももろに渡来系の侵略と思っているので、ゼロではなくなりますが、公的な権威はゼロなので。本当に、戦国時代、南蛮人が本気で侵略してきていたら、農民はどう動いただろうか?。一揆というか、決死の抵抗を試みただろうか、それとも、受け入れただろうか。
事業仕分け
医者の診療報酬の配分が、特定のものに集まっているのは、確かに是正するべきなんですけど、開業医と勤務医の収入差、労働条件の違いをやり玉に挙げるのは、正直お門違いだ。
と言うのも、大抵の業種で、自営業の方が儲かるのは当たり前の事。開業医と勤務医の収入差是正。と言うのであれば、サラリーマンと中小企業の社長の格差是正もしないと嘘になる。 勤務医の労働時間が劣悪なのは、病院の運営体勢が悪いせいで、開業医に八つ当たりしないで欲しい。確かに、勤務時間は短いかも知れないが、その分、開業医は、診療所の経営もしなければならず、薬の仕入れから、従業員のスケジュール管理までする必要があり、一概に、勤務時間=診察時間と比べるべきではない。 まぁ、確かに開業医が優遇されすぎている。と言うのは否めないけど。
結局、民主支持に乗り換えた医師会の意志に沿っているだけなのではないか。と言う気もする。もう族議員生まれてきているようだしねぇ。
医療問題としては、むしろ、看護士さんたちの労働条件の改善がさきな気がします。准看護師制ってまだやってるんだっけ?。アレもいらんよね。勤務内容同じなんだし。正看になるのに、受験料とかバカ高いのもおかしいよね。経営者が、人件費抑えるためにワザと取れなくしているようにしか思えん。医師会と縁が切れた自民党には、そっちに切り込んで欲しい。
ジャーニー2周目(2009/11/14)
ちょいと、配分間違えてlawルートになって終了。2周目はチートアイテムのおかげで楽だわぁ。と言うか、ダンジョンがね、歯ごたえはあるんだけど、やって面白い。というよりは、ひたすら面倒って感じが、2周目の敵でした。強制移動床とテレポーターラッシュとか、テレポーターと落とし穴ラッシュとか、正直メンドイ、メンドイ。
ソウルハッカーズは、ラスダンがやや、面倒だな。と思わせるぐらいで、あとのは結構、楽しめたのよね。コレはやっぱり、敵の配分というか、攻撃過多が問題じゃないかなぁ?。チートで、敵出現ゼロにしたら、面倒だと思いつつも、なんとかやれたんで、完全なる作業プレイだけど。この辺の詰めは、まぁ、個々人の好き嫌いの問題だから、しょうがないけどねぇ。石田さんは、キツイ(マゾイ?)のが好きみたい。あとは、石化が彼我ともにかかりすぎ。敵のランダムで状態異常のワザで、やたら石化しまくるしよぅ。
ま、仲魔の仕込みもあらかた終わったんで、とりあえずのメギコ公開。
素体メギコ
たさZたUSJDひSPなにのLQ
ひFKTあLWかうSてCSSめふ
メシアライザー メギドラオン ディアラハン メパトラ 審判の光 物理吸収
御魂合体0回の素体版。完成版は、御魂+アリスソースで、エナジードレインと死んでくれる?、真理の雷(だっけ?)を突っ込んでます。
出しっぱなしで、終了時レベル60ぐらい。ジハードも撃てるけど、ラスボスの猛攻の前には、耐えられません。ハマ耐性が無い敵の方が多いので、審判の光の方が有用やも。
エナドレよりも、チャクラウォークで、平時のメシアライザー係のが実用的かネェ?。
本家の公式の方に上げるかは微妙。
メガテンオワタ(2009/11/17)
と言っても、ジャーニーの3周目が終わった訳ではなく、真・女神転生という物語そのものが、飽和状態にあるなと。容量オーバーというか、出がらしにも程があると言うか、このティーパック何回目よ、と言う感じ?。
アトラス側も、認識してて、デビルサマナーシリーズなんて言うのは、脱却を試みた結果だとは思うのですけど、今ひとつ脱却できていないと言う現状。と言うのも、詰まるところ、真1のタイムラインを踏襲している時点で、脱却できる訳もなく、デビルサマナーにしても、新機軸と言うよりも、真1のスピンアウトとか、外伝に近い物で、同じタイムラインを使用すれば、それは土台は同じ物語になって当然と言える訳です。
コンピューターによる悪魔召喚、各国の神話から引いてきた敵、そして現代物。この三つの要素があれば、メガテンの系譜を間違いなく名乗れる訳で、超力兵団のような完全に基本設定を真1に依存したりしなくて済むはず。ロウとカオスと大上段に構えた話を作ると、即座に、セラフ四人とルシファーにしてしまう当たりがダメだなと。
ジャーニーでも、公式サイトでは、謎の少女として出しているクセに、ゲーム中では、登場即、ルイ・サイファーと名乗っちゃうことで、基軸が即座に見えてしまっている。と言うか、仮にも少女の姿を取ったのだから、ルシルとかルシールとか名乗って欲しい物だ。三賢者も、おそらくは、真2を踏襲した物で、ガブリエルを抜いた三人で、この失敗で、メシアを作らなくては。と言う流れになるのでは。と言うのは、シリーズを通してやっているからだろうか?。
実際問題として、ロウとカオスの対立は、随所である訳で、例えば、ディーヴァとアスラとか、国津と天津とか…ふと思えば、こうした、天使対堕天使以外の対立をキッチリ描けていたのは、真1と真2までだなぁ。と言う事は、詰まるところ、鈴木大司教が作った遺産で食いつないでいるに過ぎない。と言う事。大司教のタイムラインから完全に外れた、ソウルハッカーズやアバドン王などの出来がよい事を鑑みても、早急に新しい軸を作る必要があるのではないかと。
と言っても、大司教並みに神話と宗教とオカルトの知識を、高レベルで併せ持つ人は学者にも、そうそう居ない訳で、まぁ、ムリだよね。いや、マジで下手な学者よりスゴイ人ですから、大司教。だからこそ、真1と真2の悪魔全集なんて、ゲームの資料のくせに、ゲティングスの悪魔の事典並の密度があるという。日本人の書いた格式張った悪魔の「辞典」なんか目じゃないしね。
基幹プロットを真1に依存している現状では、もはや、メガテンに未来はないと言える。昔で言うなら、同じプロットを同じキャラクターで、敵だけ変えて、乱造した宇宙戦艦ヤマトとか、敵まで同じだったガッチャマンとか、あの辺の轍を踏む事になる。逆に、ウルトラマンとか仮面ライダーとか、あと、ガンダムも、ベース設定は踏襲する物の、キチンと別物に仕上げているから続く訳。ガンダムなんか良い例で、宇宙世紀0079から始まって、ターンAまで、年表書けるわけ。コレがメガテンだと、真1と真2の年表の隙間に書き足し続けているだけで、その先を書いてないと言えるのではないかと。
ホント、ジャーニーも単体としてみれば、良くできたシナリオでさすが礒貝さん。って感じなんですけど、メガテンという全体から見ると、またか。って感じなんだよね、結局。そうした事から、やっぱり許容限界が来てるんだと思います。今のままでは、脱皮できない蛇が、抜け殻に絞め殺されるような事態になるのではないかと。その名のごとく、転生し新しいステップ、オカルト風に言うなら、新たな位階へ登らねばならない時期になっていると思います。
メガテンシリーズが持ち直した。と言っても、礒貝さんとか金子さんが前線に戻ってきて、なんとか支えている。という感じであり、世代交代というか、ゲーム作りに関して引き継ぎが出来てないよねと。正直、第一世代だからねぇ、ゲーム業界。技術継承をどうするかっていうのは、業界全体の、今後の課題かも知れないなぁ。この技術は、プログラミングとかイラストみたいな、本当の技術ではなく、ゲームバランスのさじ加減や、シナリオ作法という、職人の感覚に依存する所の奴。ま、第一世代だからこそ、作法を知らずにシナリオ書けたりするのかも知れないけど。
そう考えると、FFシリーズは偉かったのか。同一舞台を使い続けると飽和する事を見こして、毎作違う設定に……んなわけねぇ。どっちかって言うと、新しいタイトル考えるの面倒だから使い続けていたら、看板タイトルになっちゃったみたいな気がする。真偽は不明だけど。でもまぁ、シナリオ自体の出来はさておいて、職人感覚の継承とか引き継ぎは一番上手く行ってるよね、スクエア。ドラクエなんて、堀井氏がどうにかなったら、もうおしまいなシリーズだし。ま、もう名前だけで、実作業は別人がやってるかも知れないけどねぇ。
こうした事を考えなくちゃ行けないメガテンが特殊なんだよねぇ。FFにしても、ドラクエにしても、内容的な繋がりは全くないただのタイトル連続使用なワケだし。
世界二位のスパコン(2009/11/18)
そんなものに、誰が興味を示すだろうか?。決めてやったぜ、みたいな顔で「世界二位ではダメなんですか」と言う顔している女性議員の顔にむかついてしょうが無い訳ですが、開発は競争であり、最初から二位を狙う競争をする奴は、帰れと。一位を目指した結果、二位ならばしょうがないが、最初から二位狙いってさ…。スパコンなんて、そうそう売れる物でもなく、買う側にしてみれば、少々の価格差があっても、世界一の看板付いた方買うよね?。
ロケットの開発もそうなんだけど、事業として成り立ちにくいけど、重要な技術だからこそ国がやっている訳で、事業としての採算とか言い出すのは本末転倒。何よりも、こうした最先端分野は、文字通り日進月歩の世界で、数歩の足踏みで10年、20年分の差をつけられてしまう事も珍しくない。鳩山総理は、理系が多い内閣と自慢した割りに、全く理解がない気がするわ。
あと、この辺の開発予算削減されるとね、アメリカとかから、もっと高給で、研究費も潤沢にだして上げるから、ウチ来ない?とか暗躍する訳ですよ、そうすると、人的資産も吸い取られる訳で、ますます日本は落ちていくと。
それでもまぁ、無駄をあぶり出した成果は認めるが、必要な物まで切り捨てている事も間違いない。まぁ、ニッポンが落ち目になるきっかけは、村山政権が作った訳(いや、マジで、ゆとり教育のベースは、この時期に仕込まれた物だし、男女均等法を教員が歪めた(くん、さんの呼び分けは平等じゃないとか左丸出しで)のもこの時期で、村山談話とか、今でも足かせだし)で、正味、傾国のきっかけは、たぶん、民主党内の社会党つーか左連中になると思います。
まぁ、でも本当に民心は適当極まりなく、安部さんだったか「鳩山総理の「恵まれた家に生まれた」と言う発言は、麻生さんなら即死」と言うのは、的を得ているよね?。麻生さんなんて、ホテルのバーでカクテル飲んだだけで、ブーブー言われたのに、なにこの優しい視線は?。他にも、岡田さんとか前原さんの、天狗化というか、思考の硬直ぶりと体面保全に躍起になってるのに、だれもなーんもいわんし。やっぱ、色々とたきつけていたのは、左というか、民主党の支援者だったのかなぁ。やっぱ、情報操作は左翼お手の物よね。
ちょっと、話題は軽く、プロ野球の高橋尚選手と五十嵐選手……まぁ、長くて三年かな…4勝8敗防御率6点とかで帰ってくるでしょうね……そもそも、メジャーからオファー無いかもだし。でもまぁ、イチローとか、マツイの活躍で、ブランドバリューは付いてるから、試してみようかな?って球団はあるかもネェ。と言うか、高橋選手の方は、10勝10敗の典型的一線で使えるけど、一流じゃない選手で、良くそんな決断したなぁと。この記事によると、まぁ、納得。追い出されるよりは、夢を追ってメジャー目指します。の方が、カッコつくもんねぇ。
というか、フタ桁勝利したの一人だけで、良く優勝できたなぁ…巨人。まぁ、巨人はようやく病状持ち直したよね。FAとか外国人とか、金で買ってきて補強した気持ちになる病から。今、阪神がこの病気になりつつあるよね。ぶっちゃけ、本当に、強い球団って殆どFAで獲得してないトコが多い。楽天、日ハム、ロッテ、カープもなんだけど、ここは、イイ感じで育ったところで、金でつり上げられて弱体を繰り返してるから(笑)。FAはどうしても、年配者が多いので、世代交代が進まず、若手はチャンスを貰えず、球団として、どんどん腐敗していく。短期に強化するには良いんだけど、長い目で見たとき、必ずツケがくる。巨人がそうだったし。
楽天の野村監督…元監督か…言ってた、人を残す。と言う事の大切さ。今の日本が忘れたのは、経営効率とかばかりに目を取られて数字ばかりを気にし、人を残す事を忘れていたのじゃないかな。年功序列とか終身雇用って、弊害も確かにあったろうけど、人を残すシステムとしては、かなり優秀だった気がします。査定システムは、日本じゃ機能してないよね。
機密費(2009/11/22)
そもそも、使途をあかさずに使えるから、機密費なんだけども。
まぁ、それはそれとして、確かに退陣間際に2.5億を引き出すのはさもしいと思いますが、この時期、このタイミングで発覚したと言うのは、誰がどう見たって、故意のリークで、民主党が詭弁使いというのを誤魔化すため。一部の民主びいきのテレビ局でも、細々と小さめに扱っている事からも、与党と野党の違いを肌で感じている事だろう。つーか、このタイミングでリークの方が、さもしいよな。つーか、再三、機密費問題で突き上げといて、いざ政権取ったら、しらんぷい。って、まぁ、私は、こうなると思ってた訳ですが。
民主びいきのコメンテーターが、今時の企業で、領収無しで使える金があるか。とか言っていたが、絶対にある。それは一般社員が使えないだけで、各部でそうした予算はプールされているハズ。そうでないと、まぁ、色々と出来ない訳ですよ。官房って言うのは、一般議員や大臣とは違う、特設室だしねぇ。
スパコン問題も、是正される感じですな。政治家は、現実的な理想主義を求められるとよく言いますが、民主党は、夢想的な理想主義者。キレイごとでご託を並べておいて、いざとなったら、自民党でもやってたじゃん。ってドコの子供ですか?と。今の民主党政権が良く口にする「もっと自民党がやっていてくれてたら」とか「こんなにめちゃくちゃにしておいて」とか言うけれど、そう言う現状を承知の上で政権を取りに行っていて、それは単なる泣き言で、親がもっと遺産残してくれてたら。とか、親から会社を無理矢理引き継いで、もっと上手くやっていてくれたら。とか言うダメ2代目の思考。
下駄の雪と陰口叩かれた社民党の某おばちゃん大臣がよく言う訳ですけど、自民がやってくれない事に憤慨して、ようやく与党を奪えたのに、他人のせいにするなんざ、大人の言う事じゃない。まして、人の上に立つ人の言う事じゃない。
ほんとに、二言目には「自民党が」「自民党が」、責任を擦り付ける子供のようだ。
補記:昼過ぎに上記あげた訳ですが、先ほどMSNを見たらこんな記事が。
新人議員だから、まぁいいんちゃう?。と、思った私は、中道からそれてしまっていたようだ。
たしかに、新人だから分からない。と言うのも行かんな。
過去の政治方針をキチンと学んで、悪しきは正し、良きは受け継がねばならぬ故。
情報戦(2009/11/25)
どうにも、日本人は情報戦に関して誤解があるなぁと。まぁ、一般人ならドコでもそうなのかも知れないけど、情報戦>スパイ>007みたいな、超ウルトラスーパー短絡。
どこぞのテレビプロデューサーが「内調なんて、海外の商社マンが、現地の週刊誌の情報まとめた奴を買ってるんだ、恥ずかしくて言えないよ」とか、得意げに言ってましたが、現地の新聞や週刊誌のまとめは、CIAとかでもやる基本的な情報収集の基礎中の基礎。そして、また外部の人員を扱う場合、役に立たない情報でも、それなりの金を払う事で、パイプが太くなっていく。そもそも、お互いの信頼関係が無ければ、誰しも本気にで動かない物だ。くわえて、提供者にどの情報が有益だったかを知られては行けないのだ。この手の情報提供者は、複数に通じていると考えるべきで、あの人は、この情報に食いついた。と言うのも、他の人から見れば、有益な情報となるから。
根本的に、信頼関係の薄い人物などから、向こうから飛び込んでくる有力情報というのは、何らかの意図があって、故意にリークされたか、単なる金目当てである事が多い。直近では、偽メール事件。まぁ、民主党の情報管理というか、危機管理の無さが露呈した事件でしたが。
スパイの代表格の忍者でいうと、殆どの忍者は「草」と呼ばれる下忍。この人たちは、里を離れ、任務地で暮らし、結婚して、基本的にそこで死ぬ。一般人として生活して、せっせこと本国へ情報を流している訳。別に、殿様の屋敷に忍び込んだり、要職の屋敷に忍び込んだりはしない。ひたすら、一般人として暮らし、情報を送り続ける。唯一の例外は、上からの命令で、直接蜂起の命令があったときのみ。
これは、現代でも、そんなに変わって無くて、スパイが変装する事はまず無い。と言うのも、正体がばれてなければ、顔を隠す必要なんて無いし、バレたら、人員を入れ替えてしまえばいい。また、直接情報収集する人員は、自己判断で、情報の善し悪しを決めてはならない。情報の価値は、分析機関が決める事で、ひたすら、どんな些細な事でも集めるのが仕事なのだ。
日本が情報戦に弱いのは、この分析機関を意識している人間が殆どいないと言う事があげられると思う。価値のある情報を持ち帰る事と誤解してるんだよね。殆どの人は。たとえば、航空写真や、衛星写真による偵察でも、撮影者は、その空域を満遍なく撮影する必要がある。撮影者の思いこみで、アレが怪しいと、片寄った写真だけ取ってこられても、それこそ無意味。だから、機密情報を直接盗み出すなんてのは、もはや、情報戦でなくて、情報という要人を誘拐する、強襲作戦で、武力行動なんだわ。
パタリロ!で、マタハリは本当はスパイじゃなかった。見たいな本に影響受けた話があるのだけど、あれも、スパイを誤解してる。つーかまぁ、ジェームスボンドワールドだからねぇ。マタハリは、するすると上流階級に入り込み、そこで十分な情報収集をしていた。才覚のない人間には、ただの無駄話かも知れないが、分析機関には、何よりも得難い上流階級の生の情報なのだ。市井にこぼれ落ちる情報よりも、遙かに密度は高いし、鮮度も良い。あとは、本当に分析官次第だ。
あと、情報が必要になった。と言って集め出したんじゃ、もう手遅れなんだよね。情報戦では、その時点ですでに負けている。報償費という名目になっているけど、飛び込みの情報は何らかの裏があって当然なので、報償費というのは、提供情報に対する価値ではなく、パイプの構築費と思うべきなのだ。
事業仕分けで、どうもトンチンカンな事を言ってる、例の女性議員なんですが、自衛隊の広報施設を「テーマパーク」みたいに言ってるんですけど、根本的にちゃうやん?。自衛隊活動を理解して貰うための、施設で遊び場じゃネェ。自衛隊をなんだと思っているのだ?。採算を取るとか取らないとか言う施設じゃない。
岡田大臣の発言とも合わせて、民主党が自衛隊をどう見ているかよく分かる話だ。民主党は、国際貢献は、自衛隊じゃなくても良い。民間人派遣すべきとか言ってるけど、イエメンでの事件見て分かるとおり、民間人だからこそ、狙われると思うんだけど?。失礼な話、自衛隊員だと、職務中の殉職になるんだけど、民間人派遣して、殺害されたらその責任はどう取るつもりなんだ?。民間人だから、狙われない。撃たれない。なんて言うのは、幻想だ。
誰も突っ込まないから、私が言いますけど、スパコン問題で、枝野議員でしたっけ?が「経済効果を説明してくれていたら、こうはならなかった」って、すんごい責任転嫁してましたけど、スパコンの経済価値、社会意義もわからん人間の集団に、事業仕分けなんかさすなっ!!!。と言うか経済効果よりも、社会意義のがデカイやろ!。
なにが、事前勉強しっかりしてますだ。やってたら、分からんわけないやろ!、アホ丸出しなんじゃ。こんなに丸出しなのに、支持率高いってオカシイですよ、カテジナさん。
だからお前はアホなのだぁ(2009/11/27)
と、東方先生なら言ってくれたであろう、事業仕分け。結局、ショーでしたね。官僚に対して、強硬な姿勢で、ガツンと言ってるぜ、俺たちは。ッて言う見せ物。見せ物ってのは、詰まるところ、反撃は予想されていない訳ですが、あまりにもずさんなシナリオすぎて、崩壊したのが、ロケット開発とスパコンだったという。
反論されてムキーってなってますけど、コレぞまさしく、アホなのだ。って言う典型例。「一千億かける間尺に合わないか」というが、合わない。と判断した時点で、アホウなんですよ。前回分にも書きましたけど、説明を受けなきゃその経済価値や社会的意義が理解できないようなメンバーが、予算が適正かどうか語る資格なんて無い。反論する度に、バカを丸出しにするので、黙っておいた方が賢明です。そもそも、どういう基準で選考されたんですかね、仕分け人。あと、証券会社の人が何人か入ってましたけど、こいつらは、数字を右から左へ動かして、転売で儲けているブローカーみたいなもんですよ。そんな人に、開発の手間とか、物作りの手間とか分かるもんか。と。数字だけ見るから、コストカッターとしては優秀だけど、その切除手術が後にどう影響するかは、あまり考慮しない人たちだから。
ロケットの開発も、実は完成したら購入したいという引き合いがすでに来ており、事業として成り立っていたようだ。どっかの誰かが、ずいぶんと手抜きなシナリオを作った物で、仕分け人も、結局それに踊らされてるだけの、エキストラなんじゃないかと。まぁ、確かに惰性で続いている事業を洗い出し、無駄を省いたのは事実だが、それ以上に無駄使いしてるんじゃなぁ。補給艦の派遣止める変わりに、五千億出すとかいってんですよ、あのナチュラルトリップ総理。金だけ出しても、尊敬や敬意は得られないと悟ったからこその、人員派遣でしょうに。アホや、アホ。
自衛隊の増員は、却下しておいて、教員の増員は認可なんですって。そもそも、こうした国防関係の人員に関する予算を、仕分け人にやらせる事がまず間違っている。教員の増員もそうだが、医師の増員も認められたはず。治安の維持のために、警察官の増員をしたい。と言うのと同じ事で、国防のために人員を増員したい。それはダメってオカシイでしょ?。国を守る気ないやん?。国を守る気がないと言う事は、国民を守る気がない。まぁ、そうだわな、友愛ボートとか寝言いう総理だもの。
本当に、発足してから何ヶ月?二ヶ月?、こんなにもほころびとか、言うレベルでなく、ボロが出ているのに、こうまで支持率が高い。となると、支持率そのものの信頼性を問うべきだろう。安部元総理が言った「恵まれた家に生まれた物で」と言う鳩山総理の発言は、麻生さんなら即死だった。と言うのも事実だし、ここまで、虚偽記載をやらかし、菅さんまでどうも、立件されそうな金にずぼらな人たちに、仕分けがどうこうとか、無駄を省くとか、言えたもんじゃない。
マスコミの追求も、自民党政権に比べると今ひとつぬるく、あれだけ、自民党政権を突き上げていたのに、ほころびどころか、裂け目がたくさんあるのに、切り込まないのか。一つ考えられるのは、自民党政権下で、ぎゃーつく騒いでいたのは、左連中だったのではないか。あのNHKでさえ、台湾の人たちからも、嘘を言うなと言われるほど、左よりの番組を作ったぐらいだから、民間のマスコミに浸透するのは容易かろう。まぁ、TBSとMBSは、中華マネーに確実に感染しているしなぁ。
ホントに、リベラルという売国連中をなんとかしないと、日本は滅ぶ。マスコミが立ち直らないと、政治の立ち直りも無理なんじゃないかと。正しい批評家、監視者がいなければ、正しい道を進む事はないので。特に、日教組や労組なんて言うのは、狭い世界で、我がの正義を絶対と盲信している連中だから。