六月の夢酔


 


もう折り返し点(2010/06/03)
早いモノで、今年も、もう折り返し点です。時間が経つのは早いクセに、自分の成長はほとんど無い事を実感するあたり、年を取ったという事なのか。

鳩山総理退陣ということで持ちきりですが、もちっと権力にしがみつくかなと、見くびっていたのですが、思っていたよりは潔かったですな。と言うか、月1500万のお小遣い発覚の時点で、ほんとなら退陣だよね?。小沢さんも、辞めるとは思わなかったなぁ。まぁ、小沢さんは、夢破れたって感じですかねぇ。議員の定年である70まであと3年ぐらい?、次の参院選で勝ちは見込めないから、もう時間切れゲームオーバーだと覚悟を決めたってところでしょうか。

Gジェネゼロが98円だったので、ついつい買ってしまったのですが、ガンダムセンチネルのトコで、クレイ大尉が「人間、自分が崩壊するとなると恐いものだ。そして、恐怖から逃れるために、事を起こし、他の人間を巻き添えにする。わたしや、ブレイブ、エイノー提督がそう言う人間だった」みたいなセリフがあるんですが、これは、まさに小沢さんの心境ではないかと。

自分の信念であり、自分が学び取り、そして勝利してきた、田中角栄式政治術。それが、情報公開とか、開かれた政治とか、時代が変わった事で通用しなくなっていく。それは、まさに自分自身の崩壊だったのではないか。政権を獲得し、権力を集中化させ、今一度と夢見たモノのやはり時代の流れに勝てるのは神のみと。

クレイ大尉が、エゥーゴ台頭により、真の宇宙時代が始まり、地球圏に固執するティターンズ崩壊に、自分自身の崩壊を重ねたように 、小沢氏も自分の崩壊を見たのではないか。

で、Gジェネは、センチネルの後に、ZZが始まる訳ですが、センチネルのシリアスさの後に、ZZの戦争ごっこ遊びが来ると、色んなものが耐えられないですな。センチネルは、マニングス大尉がMS司令やってたり、「艦長が、艦隊司令?偵察か急編成の寄せ集めだな」とか、艦長が上級士官学校の出だったり(原作での階級知らないけど、艦隊司令は最低でも大佐クラスだよねヤッパ。ゲームでは少佐)、やはり、書く人が書くと、ちゃんとしてるよねと(小説は、ベルゼルガ書いた人だっけ?)。で、当然のごとく、センチネルは、出来の割に知名度が低かったり、不人気だったりする訳ですが、私が惚れ込んでるせいかとか。

そんでもって、EXAMなんだけど、Gジェネゼロだとコンピューターシステムって解説してあるんだよね。OSとは書いてない。どこから、OSって書かれるようになったのやら。ま、完全にバンダイの暴走って事ですわな。ほんとに、ロボット大戦のシステム丸パクリみたいな方向性に持っていってダメになったよなぁ。とは言っても、ゼロも結構酷いところが沢山あって、イベント起こして追加マップ出たら、地形が全く別物で、編成した部隊が全く出せないとか、ありえへん。


カンカンガクガク(2010/06/06)
菅総理誕生ですか…経歴の詳細が告知されるようになって、全共闘世代に誇り、左派出身、パフォーマンス好き。と言う経歴にくわえて、イラ菅と呼ばれる短気さ、責任転嫁性。ちょっと期待していたのだけど、やっぱりダメなんじゃないかと。てゆーか、経歴だけなら、鳩山さんより左じゃネェか。細川政権と村山政権みたいな?。

特にパフォーマンス好きって言うのは、目先のエサに弱いって事に直結するので、大局が見えなくなる可能性が酷く高い。つまり、脇が甘くなる。金の卵を産むニワトリを、食べてしまう愚を必ずやるんじゃないかなぁ?。さらに、目先のパフォーマンスは、大衆受けを狙う事にもつながり、国民のご機嫌伺いに成り下がる可能性も高い。事実、パフォーマンスで失敗した事例のが多い。成功したのは、カイワレ大根モリモリ食べたときぐらいで、後の二番煎じは国民は飽きている。

前の政権が酷すぎたので、過剰な期待が無い分、気が楽。とも取れるが、酷すぎたゆえに、視線が厳しくなっているとも取れるこの情勢。反小沢を前面に出さんとするがゆえに、側近の意向を無視した人事は、側近の離反を招く第一歩だったりするわけで。ちょっとずつ、自分の思い通りに行かなくなって、イラ菅が顔を出し始め、参院選で爆発するんじゃないかなぁ?。そして、つぶれかけた民主党を再度乗っ取ろうとしているのが、小沢さんらしい。

この記事。前回の夢酔で、もう諦めたんじゃないかと推察した訳ですけど…小沢さんの権勢欲は、そんな物ではない模様。例え違法献金で、有罪となり、さらには、議員資格を剥奪されても、闇将軍として、手下の議員を走り回させるつもりみたいだなぁ。もはや、ゴルゴ13に頼むしかないのかねぇ。小沢派の人間も、ダメだねぇ。リンク先の記事にあるけど「選挙の顔としてはいい」とか、まだいってんだよね。田中角栄式の選挙は数理論は、もはや通用しなくなって行くというに。

第一次世界大戦だったか、機関銃陣地に、槍で突撃したポーランド槍騎兵とか、航空兵力を評価どころか、まったく考慮できず、大艦巨砲にはしった日本軍とか思い出させるよね。と言うか、代表戦でさ、余所から担ごうとするばかりで、「自分が出る」って言う人が全く居ない小沢グループに、未来なんか無いよ。腰巾着の太鼓持ちの集まりだわね。小沢さんを永遠の存在と思っているのだろうか?。ま、独裁勢力ってそんな物だけどね。


納得がいかない(2010/06/11)
政治ネタは、もういいやと思ってたんだけど、表紙の付け替えで、支持率が急激に回復するのをみると、本当に国民ってアホだよな、と。そらぁ、自民党が、表紙の付け替えに走った訳だよ。まぁ、マニフェストの大多数が、実現不能と認めたことは、一歩前進と言えるかも知れないけど、誇大妄想党かつ理念無しの場当たり党なのは、変わらないようで。まぁ、他の党でも、似たようなモノなんだけど。空想的絶対平和の幻想に盲信耽溺して無い分、自民のがマシと思っている訳で。

と言うのは、さておいて、この記事。この説明で、許されるの?。いいの?。修正すれば、それでいいの?。鳩山さんが、贈与税バレタから払えばいいんだろ?。で済ました体質そのままなの?。秘書が、自費で娯楽品を買った物が混じっていたので、修正します。それがまかり通るなら、何でもまかり通る。そう言うのを、経費の流用つーのではないかと。そして、日常的に、経費で娯楽品買ってたんだろう?、税金で遊んでたんだろう?。海外視察に行って、自費で買ったはずのお土産のブランドバックの領収書が紛れ込んでました。修正します。それで済むモノか?。

そんなものが、まかり通ってなるモノか。野党慣れしてない、自民党のパンチの弱さに泣きそうになる日々。と言うか、他人を突き上げ、屁理屈を無理に通して、道理を引っ込ませる事に半生をかけた左派とか、日教組とかにゃ、勝てんわなぁ…。別に自民じゃなくてもいいんだ。もぅ、ドコでもいいから理念無き権力愛好家たちを潰して欲しい。

ちなみに、レンホー議員は、絶対にガードが堅いハズで、あの人の事務所費問題は勇み足だろうなぁと思いましたが、どうやらその通りだった模様。連絡事務所に経費一千万って事じたいがオカシイよな…。どっかの左よりコメンテーターが、「自民党はかつての事があるから強く言えない」とか言ってたけど、かんけぇネェ。つーか、自民は、ちゃんと辞めさせてるじゃネェかと。


ほてーん(2010/06/14)
べーしっ君のギャグはいいよねー。と言うところで、補填。

民主党がなにゆえ場当たり党かというと、菅総理って、前の政権で副総理だったんだよね?。それなのに、前任の総理の決めた事を、まるっきり否定するって、どうなん?。あんたも、その方針に賛同して、署名とかしてましたやん。国民受けするからって、やってるだけの場当たり党ですやん。と。信念ある政党、政治家は、法案の方向性そのものがオカシイという、日本の政治家の質の低さよ。

てゆーか、鳩山政権は、高級官僚と言う体制に挑む、民主党という解放戦士という構図を描いたんだろうけど、アホ左派に出来ようはずもなく、今回は、小沢政治という体制をみつけて、それに挑む菅政権という安い対立構図にしようというのが丸見えで、なんかなぁ。場当たり総理なのは、変わってないので、化けの皮が剥がれる三ヶ月以内に選挙やっちまおうという、権力握ったもん勝ちな小沢イズムはそのままだし。マジで、単独過半数なんか取ったら、小沢さんが影で復活しちゃうよ、ホント。

北教組の組織活動で当選したあの人が今になってようやく辞めると報道されるのを見て、あの事務所費大臣、このままこっそり続ける気やな…ほんまに、左の人間の権力への渇望、執着は度し難い。小沢さんもな…

GジェネゼロでVガンダムに入ったんですけど…なんか、ウッソの論旨、無茶苦茶やね。さすがに、カオスアニメに入るだけの事はある。開始から「宇宙から来たやつは、宇宙に帰れ!」とか差別意識丸出し。「地球環境回復のため」と言う建前で、宇宙に追い出しておいて、それはねぇよなぁ。治水のためにダム作りますって、村人を追い出しておいて、やっぱりダム止めました。って政治家の保養地作って、元村民が故郷に帰ろうとしたら、「村人以外入れません」って、なったらみんな怒るよね、そら。

考えてみれば、初代ガンダムから、義は、つねに、連邦政府と敵対している組織にあり、連邦軍にせよ、リガミリティアにしろ「宇宙人は宇宙に住め!」は「黒人は、黒人街にいろ!」的な差別意識を感じてしまう訳で。ギレンのスペースノイド優勢説はかなり叩かれるのだが、その裏には、ティターンズのような「地球人優越思想」があり、宇宙人のクセに、地球人たる我々を見下すのか的な憤慨がある気がしてきた。

そんでもって、次のガンダム…ユニコーンだっけ?期待されてますけど…正直、もうガンダムの看板に頼るのはやめて欲しいなぁ。冨野監督という老人に頼るのも情けないよね。初代ガンダムが面白いのは、0から作り出した情熱とか、熱意あればこそ。テレビドラマにしても、すぐマンガ原作で、原作人気という看板に頼ってる気がして。しまいには、頼れるモノが無くなって、大人気だった過去作に頼り出すってのは、末期症状だよね。ヤマトリメイクだの、あしたのジョー実写化だの。

カルト人気だった作品のリメイクとか実写化なら、いいかなぁと思うんだけどね。アストロとか、今度映画でやるザボーガーは面白そうって言う。小学生ぐらいだったから好きだったわぁ。ザボーガー。ヤマトもジョーも好きだったけど、面白そうとは思えなかった。けど、ザボーガー面白そうって思った差は…看板に頼っているのと、元ネタにしていいもの作ろうという熱意の差なんではないかと。

最近のやなモノ。某匿名板系箱○ユーザーは、ゴールドメンバー入ってて当たり前、入ってないヤツは異常。みたいな感覚がちょっと…かなりイヤ。ええやんけ、シルバーでも。


勘ぐり(2010/06/15)
経験則で申し訳ないのだが、ほとんどの場合「げすの勘ぐりはよせ」とか、「げすの」が付いた場合、痛いところを突かれていることが多い。と言うのも、本当に、そうでないなら、もっと余裕のある言葉が出てくる訳で、「げす」と言う、そんな事言うヤツは低俗で、あなたのような人が言うべきじゃない。的な、慇懃な威圧というか、恫喝というかに使われることが多いのよねぇ。と、思ったのがこの記事でした。

そんでもって、やっぱり場当たりだよなぁ。と言うのがこの記事。つまるところ、成果をだして、国民がわーわー言うなら、取り下げますって、言うのはポピュリズムって言うんじゃないかなぁ?。成果を出しましたが、削減は削減ですって言って欲しいわ。嫌われるだろうけど(笑)。

研究部門で、成果が出てないから、予算を削るのが当たり前。成果出たら、予算増やせばいーじゃん。と言うのは、素人というか、仮でも研究行為をした事がない人の考え。成果が、利益に直結する研究ってのは、かなり少ない。文系の研究なんか、利益でやしねぇし。また、研究結果を、金に結びつけるのは別の才能だしねぇ。そもそも、成果出したら、予算増やすってやると、絶対に予算をキープするために、嘘の報告出すやつが出てくるんだよね。さらに、予算削減されたら、ますます研究ペースが落ちて、結果を出せなくなり、負のスパイラルに落ち込むと言う。

最近、保守ってなんだろう。って思うのと同時に、マルクス・レーニン主義の薫陶を受けた共産勢力が革新を名乗るのは、おこがましいのではないか?。と言う気持ちが沸いております。資本主義・民主主義は、つねに変革を続け、進化を続けている訳ですが、共産勢力って言うのは、マルクスレーニンのドグマを守るために、すでに、時代にそぐわない古い理念となっていると言っても過言ではない。そのドグマを守ろうとする彼らこそが、保守ではないのか。とか。

リベラルとか革新とか言ってる左連中こそが、マルクスのドグマを堅持して、そこに頼り切り、己を革新できないオールドタイプそのものだよねと。

ついでにサッカーネタ。ホントに、日本人って勝ち馬に乗りすぎ……岡田監督の内心、どんな気持ちやろーなー。更迭論とか、進退伺いとか、色々叩いておいて、一勝したらコレですかと。1トップは退化ではないか。と言う記事も残ってたりするのが、ネットニュースのいいところだよね。マスコミの手のひら返しがよく分かるという。


予感でいっぱい(2010/06/18)
やっぱり、菅総理もダメなんじゃないかとの予想が、日に日に的中に傾いていくわけですが、
さらなる予感として「鳩山の方がマシだった」とまで言われる気がします。

確かに、鳩山さんは迷走したり、小沢さんの顔色伺ったりしてましたが、党内もしくは自身の独自路線を進んでいたわけです。独自すぎて、突拍子もなかった訳ですけども。
菅総理…恥も外聞もなく、副総理として承認していたモノを全否定し、支持率戻っている隙に決めてしまおうと、国会軽視どころか無視してしまうし、予算委員会もやらない言論封殺も甚だしい。しまいには、ライバル政党の意見を盗み食いて…国民新党の人が言ってましたけど「小沢は、オレが出なくてもいいじゃないかって思ってるだろ」とか言ってましたが、もしかしたら「オレよりヒドイ」とか思ってるかもと、私なんか思ってしまいます。その場しのぎにも程がある。

おそらく、今月末には、支持率50%割ると思います。出来れば40割って欲しい。割らないと、国民はアホだと、民主党が好き放題を始めます。単独過半数なんかとった暁には、ここぞとばかりに、好き放題やるでしょう。そんな予感でイッパイ。

てゆーかさ、マニフェストの達成率というほど政権担当期間が立ってないと思うんだけど、それほど短いのに、断念率たかすぎねぇか?。いかに、見通しなくきれい事書いてたかって言う証明だよね。さらには、民主党の政策通って、素人以下なんじゃねぇの?と。だって、出来もしない事を声高に喧伝してたんでしょと。

コレだけは断言できる。鳩山政権の時は政権交代だからってご祝儀期間が長かった。そして、そのあまりに酷すぎる末期に、国民の視線が厳しくなっていることに気がついていない。菅総理は、民主党は、完全に見立て誤りをしている。いや、それに気がついているからこそ、強引な議論封殺。国会無視に走っているのか。だとすればそれこそ、愚かしさの証明だ。

ゆえに、こう言われるのではないか「鳩山総理のがマシだった」


預言がいっぱい(2010/06/22)
FNNだかの調査で、早くも内閣支持率50%切ったそうですが、このペースだと40も切りそうですな。預言当たって凄い?凄い?
と、鼻高々するほどバカじゃないです。冷静に見ればすぐ分かる……っても、冷静になれない人が、57%はいたんだよなぁ…前回の支持率調査で。

さて、やはり、国民は何も変わってないと思わせるのが、この記事。田中真紀子さんが、外務大臣になった時も、こんな感じだったよねー。まんまと、政府与党の好感度上げ作戦に乗っかってるのよ、あんたたち。学習しなさい。蓮舫大臣が、就任するとき、周りでは、少子化担当が適任とか、仕分けで名前が売れてるから、行政にとか、もろに流れ出てて、完全なる看板娘。はやぶさ帰還で、ポピュリズムに走っているあたり、この人も中身無い。場当たり。あそこで、「宇宙よりも海洋資源のが確実」とか言うとかっこよかったのに。

というかね、少子化担当大臣が、人気があるけど能力あるかどうか別な人ばかりあてがっている時点で、政府はダメだ。国民が減ったら、税収も減るねんで?、わかってんのか政治家、官僚。あんたらが、生き血をすする相手、おらんなるねんで?。民主党とか、社会党とか、子育て、子育て言うけど、それ以前に、子供が生まれてこなかったら、教育もクソもないやで?。わかってんのかいな?。脳みそ膿んでる左派は、「埋めよ増やせよ」って言ったら、戦時中思い出すから、イヤなんやて。ドンだけ、アレルギーつーか潔癖か。もうアレか、金持ちだけ、人工授精で工業生産物みたいに赤ん坊作るか?。優秀なDNAだけ培養してよ。

体液の直接交換なんて、猿の世界ですわ。とか言う世界。だいたい、左の人間が思い描くユートピアって一昔前のSFに出てくるアンチユートピアなんだよね。起床から就寝、食事時間まで決められているって感じのヤツ。社民とか、日教組とか、いまだにそんな世界を崇拝してそうで恐い。

事実、私が中学の時、おばはん先生が、文化祭で劇の台本書いたんだけど「食事のメニューも決めなくてはならないなんて、自由なんてうんざりだ」とか生徒に言わせてましたよと。見るからに、ウーマンリブ(当時的言い回し)なおばはんやなとは思ってたけど、絶対に、日教組でバリバリやってる人だったのだろう。

いやホントに、私が中学生ぐらいの時から「君らが大人になる頃は、4人で一人の老人を支える」と言われてたんですが、なんも状況改善されとらん。本気で、この辺に切り込む政党、政治家がいたら、投票するじぇ〜。政治家が、経済とか経営とか言ってるのは、結局、企業の支援が欲しくて、いい顔してるだけなんだよね。

若干可哀想なのが、菅総理。完全に、埋没してるよね?存在感。悪い存在感だしまくった鳩山さんと、存在感のない菅総理どっちがいいやら。まぁ、元々、枝野蓮舫仙石に乗っかってるトッピングですからねぇ。クーリッジみたいに、存在感ないならないでいいよ、粛々と実務こなすから。みたいなタイプなら良いんだけど、パフォーマンス好きだから、絶対どっかでやらかすと思う。


日本の教育と大学がダメなワケ(2010/06/23)
この記事の教官の言葉が全てを語っていると。私が子供の頃は、こう言われた「人の嫌がる事を進んでしよう」。だからといって、道行く人に水をかけたり、女子にカエルを投げつけるアホゥは一人としていなかった。文字通りの「人の嫌がる事」と理解するヤツは、何かが壊れている。この教官の「嫌がる事」は、高確率で、文字通りの「人が嫌悪する行為」を指している様にみえる。なんで、こう表面的な理解しかできなくなっているのだろうか。それを褒める教官の存在も信じられん。そう言えば、青学だったか?環境経済学だかなんだかの準教授が「赤ん坊なんか殺しても0.5人分だよ」とか、素っ頓狂な事言ったりとか。本当に、なにが、ここまで日本を破壊したのかと。

そもそもにおいて、他人を嘲笑する事で褒め称えられるなど、地獄や魔界でもありえん。身体的欠損を嘲笑するなど、人として許されん。なんか、大学の学部そのものが、某巨大匿名掲示板の悪質なスレになったようなそんな感じが……

芸術とは、スキーマを破壊する事。それは既存の価値観、倫理観を越えたモノを生み出す事。このアホゥどもがやった事は、既存の倫理感、価値観の中で、他者が不快な事をやっただけの実に悪質で、低俗極まりない唾棄すべき行為。そして、真の芸術は、既存の価値観から拒絶される事はあっても、否定される事はない。記事にある発言をした教官も、罰せられるべきだ。自分が、それをやられたら、どんな気分になるか、想像が出来ないのだろう。

私に根性があれば、首都大行って、あの教官と学科の生徒に「本物のバカを記録する会」とかなんとかやって、やり返してやりたいところですが。「自分がされて嫌な事を、他人にするヤツが一番のバカだ」と教育されたので、やりませんけど。実際、多いよね、こういうバカ。自分がするのは良いけど、やられるのはヤダってヤツ。イジメするヤツは、だいたいそうだし。

中学の道徳で、「身体障害者とどう接するか」だったかなぁ、そんな感じの設問で、女子生徒が「相手の気持ちになって考える」と発言したら、担任が「馬鹿な事を言うな!」ってキレてしまい、心の中で「なんでやねん?ええやんけ、相手の気持ち考える事の何が悪いねん」と思っていたら、泣きそうな顔で「いちいち、相手の立場にたって考えないと分からんようじゃダメだ。」と言って、ああ、なるほど。確かに、相手の気持ちになって考えるって事は、それまで、相手の気持ちを無視していた訳で、その都度、立ち止まって考えるのではなく、つねに考慮しておけ、と。とまぁ、納得した訳ですが。

でも、今はもう、いちいち、立ち止まって考える事すら、ナイスアイディア!って言われるほど、荒んでしまったようです。教える側ですら、他人の気持ちを考慮してない時代。相手の理解を超える事と、相手に嫌悪される事の違いすら分からないものが、教壇で芸術を語る時代。日本の少子化が止まらないのは、地球がお前ら滅べ。と言っているのか。まぁ、こんなアホゥは1%未満と思いたい。どんな優秀な生産ラインでも、不良品は生まれるモノさ。つっても、大学の講師がねぇ…てゆーか、大学建てすぎだよな…大学の講師って教員免許不要だから、誰でもなれるし。

そういえば、匿名掲示板あがりの議員が、市民との懇談会のテイで、コスプレカラオケパーティで暴走して、辞職だか、離党だか、公認取り消し?かなんかしてたよねぇ…ええ歳のおっさんでさえ、こんな感じだもんなあ。最初は、シャレが分かる人とか、克己心のある人たちの場所だったのかも知れないけど、ああいうノリが普通になった人が出てきて、当たり前になって、物足りなくなって、エスカレートしていくのが人間のサガ。良くないのかもなぁ…最近、ドコでもネガってるのが格好いいみたいな勘違いしてるヤツも多いしなぁ。

なんか、新興宗教みたいやもんね。ダマされる方が悪い的な、有名な「嘘を見抜けない方が悪い」ってのを、ドコでも金言のように自慢するヤツとかねー。根源的には、嘘つくヤツの方が悪いに決まってる。ちょっとでも否定したら、聖者を冒涜したかのようにキレるヤツとかネー。こんな事言ってたら、ここもヤバイかしら。

ともあれ、教官ってヤツが、ゆとり教育世代だったら、凄い事になりそうですな。むしろ、そうあって欲しい。諸悪の根源が日教組と確定するから。
いや、ゆとり世代でも優秀な人はいますよ、詰め込み世代にもアホゥは居ますし(私がそうだ)。ただ、ゆとり教育のせいで、アホゥがドアホゥ通り越して、人としてどうなん?な域に達しようとしている人の数が目立つという。


つまるところ(2010/06/24)
日本にとどめを刺したのが、ゆとり教育であるならば、それを埋め込み、はぐくんだ日教組、左派が日本と言う国を殺した犯人といえるのだろうか。靖国問題にしろ、その他モロモロの懸案も、左派連中のバカ騒ぎが発端だしなぁ。菅総理も、バリバリの左って分かったし。遅効性の毒が全身に回ってきているのか。オーストラリアの反捕鯨騒ぎも左連中だし…世界を蝕んでいるのか…

この記事。与謝野さんも言っているが、これが民主党、ひいては左の連中の感覚。権力を得たなら何をしても許されると言う感覚。小沢前幹事長が、天皇との会談のルールを破ったり、「俺たちは、参議院で過半数とってんだぜ」と議長を恫喝していた民主議員とか、高い世論と政権与党である驕りが、少々のルール違反は許されると増長していることが、匹夫小物丸出しであるとなぜ気がつかないのか。当人はもちろん、国民も。

例の首都大のバカ学生は、退学処分だそうですが、それならば、学生の活動を結果的に助長した教官は、当然、首切るよな?。で、この記事の引用ブログのトピックを見ると、ほとんどが、怒りと呆れをもって、記事を書いてる中、いるんだよなぁ「この程度で、退学とは厳しいな」とか言うバカ。「他にもっと悪いコトしてる奴がいるのに」とか、おきまりの口上を述べる訳だが。罪は罪であり、他の罪があるからと見逃されるべきモノでもない。万引きしたオレを捕まえる暇があるなら、違法献金受けてる政治家捕まえろみたいなモン。この手の発言は、バカ丸出しな事に気がついて欲しいなぁ。

ともあれ、ネタが、ベタになって、常識を失いつつある人間が増えている証左とも言える。
と言うところで、この書評。と、この記事

この二つから見えるのは、ゆとり教育が、なにを破壊したか。上でも、引用させて貰っているが、「ネタがベタとなった世代」これは、某匿名掲示板にも当てはまる。もう、おそらく、ベタを過ぎて、それが「当たり前で、真実である」と盲信している第3世代はかなり居る。そして、聖書のように、その言葉を疑わない第四世代も生まれているはずだ。でなければ「ここで曝されたんだから、炎上させても良い」とか、ROMなのに、曝された途端、突撃するヤツとかが存在する訳がない。ホントに自爆テロなみの狂信ぶり。

そして、それは、記事にあるこの言葉へとつながる。「他人に赤線を引いてもらった参考書で勉強し、吹き替え映画を見て育った子どもたちは、自分で行動することを忘れ、外国人が日本語で話さないことに驚くだろう。」。自分では、何一つ判断が出来ず、あやふやな存在にすがる人間を作る教育が、ゆとり教育だったという結論になる。

ただ、これはずっと前から言われており、危惧もされていた。鹿野司さんの「オールザットウルトラ科学」でも、現代は(本が書かれたのは90年初頭)情報過多であり、自分で遮断フィルターをかけられない人間が、新興宗教や、流行に飛びつく形となったのだ。と推察されている。つまり、フィルターというのは、情報の取捨選択であり、参考書に赤線を引く行為そのものだ。そして、何が重要か分からないがゆえに、表面的な解釈しか出来ず、また、本筋から大きく離れたところへ執着したりする(自分では、そこが重要と思っているが、実はまったく重要ではないポイント)。

最終的には、判断を丸投げしてしまい、いわゆる「全く検証することなく、他人の意見をコピペして自分の意見であるかのように振る舞う」人間となる。そして、それは意外と多い。でなければ、曝された瞬間に、スレへの書き込みをコピペして突撃するなどやれるはずがない。

重い話が続いているので、軽めで締めると、私は字幕派。会話ってリズムだから。原語の独特のリズムが美しかったり、臨場感を生み出す訳で、文意そのものは、概要が分かればそれで良いレベルである事も多い。小説なんかだと、文意の些細な差が致命傷となるけど、映画やドラマではあまりない。興ざめする翻訳ミスはあるけどね。端的なのは詩かなぁ。原語でドコで韻を踏んで、どういう長さの単語を使っているかで、印象がずいぶんと違う。ましてや、和訳だけ見ても、なんの価値もない。

役者の山寺宏一さんが、エディー・マーフィーの吹き替えをするときは、英語の発音リズムに合わせて、まず意味不明の発音リズムを作り、そのリズムに合わせて、台本を読むそうだ。あのマシンガントークが、損なわれていないのは、ひとえに役者の技量なのだなぁと。そう言う事を考えると、知名度や話題性のために、アイドルとか芸人にやらせるのって、本職の人は面白くないんだろうなぁ。


つまるところトゥ(2010/06/25)
この記事。考え無くとも、ゆとり世代は間違いなく被害者。社会実験とも言えるゆとり教育を推奨し、実施したのは、いわゆる団塊の世代とか、全共闘世代である…ハズよね?。ゆとり教育って、二十数年前だから、今の70前後が、45前後だった訳で、うん、間違ってないはず。この記事で言う「実はゆとり世代」よりは、ちょっと上なのかな?。

ゆとり教育の実験を例えるならば、つまるところ、マッドな科学者(左派思想者)が「この薬(ゆとり教育)が世界(教育)を救う」と注射したものの、まったく効果なく、むしろ劣化するという結果が出た。そんな薬を投与された、哀れなマウスが、ゆとり世代という事になる。つまりは、手前で、この薬は絶大な効果と吹聴して投与したのに、失敗を棚に上げて、だからあいつらはダメなんだよって言ってる訳ですな。お前らが、作ったんじゃろがい。

北朝鮮による拉致被害も、捜査妨害までしておいてそしらぬ顔をしていたり、拉致実行犯の恩赦を願い出たり、無茶苦茶やってたり、特に、左に染まった全共闘世代の特徴は、責任逃れの天才という事なんだろうか。そいや、結局のところ、学生の週休二日も、取りやめている学校が出てきているそうですな。土曜に特別講習やったりして。本当に、あの世代の理想は、アンチユートピアなんだよねぇ。個性を認めぬ無機質な均一化。

まぁでも、詰め込み世代は、結果主義で評価されたため、結果のためなら手段は選ばない(金儲けのためなら、グレーゾーンからやや黒くても躊躇しないとか)言う感覚の人は多いです。過程は評価されないからね。どれだけ真面目にやっても、カンニングしてでも高得点取った方が褒められる(もちろん、ばれたらダメだが)。むしろ、真面目に習得した方が「どんくさい」とか「要領が悪い」とか言われちゃうのな。

この風潮が「努力はかっこ悪い」というスカし世代になっていく。でも、スカし世代初期は「努力を見せるのはかっこ悪い」って感じだったのが、まさに、ネタがベタ化していき、努力そのものがかっこ悪いになっていった気がします。教育なんてモノは、連続体だからねぇ。

いや、実のところ、全共闘の次の世代が、一番悪い気がしてきております。と言うのも、まぁ、全共闘世代は少なくとも身体張ったワケですよ、理想に。だけど、微妙に重なっている次世代は、そうした身体張ってるの、逮捕されるのを見て、自分に被害が及ばないけど、活動はするよ。みたいな、小狡い事をやってる感じが…その集大成が、ヤミ専従とか、非合法の組合活動なんじゃないかと。

ずっと言ってるけど、全共闘の前後世代。ソ連のプロパガンダに脳を溶かされた世代が消え、毒素が消えるまで日本はダメなんじゃなんかと。早くても、20〜30年かかるよね、このデトックス。必ず、毒を引き継ぐヤツ居るし、理想のためでなく権力のために。


びっくりした(2010/06/27)
アマゾンのレビュー欄は、ろくな事が書いてないので見ないのですが(発売前のレビュー募集とか修正したんだろうか?)、たまに目につく事がありまして、今回ビックリしたのは、マンガのレビューで「背景は手抜きだし、トーンは少ない。画質は上手い同人誌レベル」と、したり顔で書いてあったのをみて、びっくりしたわけです。

背景の手抜きは分かる。だが、トーンが少ないって…どういう価値観だ?。多ければいいのか?、てゆーか、素人の方が、嬉しくて張りまくって、画面が汚くなってしまう愚をおかすモノだと思うが。ちなみに北斗の拳とか、よく見ると、トーンはほとんど使ってない。北斗の拳を下手という人は居ないと思うのだが。

さらには、上手い同人誌レベルって…プロも、普通に同人誌を出してる、今のご時世に、この判断基準はないよなぁ。同人ゲームなら分かるけど。このレビューがン十年前のモノなら、昔だからネーで済むんだけど、2009/11となってまして、いやはや。

今、プロとアマを分けるのは、ストーリーテリング、つまり、面白い話を思いつくか、場面にピッタリのセリフまわしが出来るか否かだと思うんだけどなぁ。それはそれとして、話を作る環境から離れたせいか、年のせいか、最近めっきり、ネタが出せなくなった。昔は、発端と、だいたいの着地点があれば、TRPGのシナリオなんざ、ボロボロ作れたモノだが。今、出だしの閃きすらなく…これが、凡人の限界というモノなのか…


ダウン(2010/06/28)
最近来てないから、完治したかと思っていたダウナー周期。実はとっくに来ていたらしく、来てないと思いこむための空元気の反動が、こ泣きじじいの様に両肩に重くのしかかっております。ダウン周期、まぁ、簡単に言うと鬱?。朝起きたら死んでないかなとか、寝るときに、このまま溶けて消えてしまいとか、あらゆる慰めとか、励ましが、嘲笑に聞こえたり、侮蔑に聞こえたりする、その程度ですが。

うむ、どん引きする気持ち分かるぞ。空元気で強制浮上させていた分、沈み方が半端ねぇ。そして、急に梅雨らしくなった、重たく生ぬるい空気が私を押さえつけてくれる。これ、持ち直すのにどのくらいかかるかわからんなぁ。まぁ、別に更新を楽しみにしている様な酔狂な人もおらんやろしねー。そして、この自虐がウザイと。なんか、頭まで痛くなってきたなぁ。こめかみがうずく。

God knows! I want to be, I want to be break free!!!!!って、なんの歌だったか?。クィーン?、ジョニーヘイツジャズじゃないよなぁ… てゆーか、歌詞そのものがうろ覚えだしなー。色んなものから解放されたいよねぇ。肉体とか、煩悩とか、しがらみとかさ…



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