十二月の夢酔



 


アウティングは罪ではあるが…(2021/12/03)
この記事。トラウマと戦っているうちに時期を逃してしまったけど。

アウティングは、ざっくりいうと、個人の秘密を暴露する。と言うことで良いのかな。
信頼して、秘密を打ち明けたのに勝手に流布されたのでは、たまったものではない。

それは分かるし、当然だと思う。 ただし、秘密の共有を強要されると言うのも、暴力的なんだという認識は持ってほしいなぁ。いままで、自分が苦悩してきた時間を、相手に押し付ける行為とも言える。押し付けられた側は、他人の秘密と言う重さに耐えられるかと言うと、かなり苦しい。「王様の耳はロバの耳」の民話にもある通り。

んで、一橋大学のアウティング事件は…告白された側の気持ち。も汲んで欲しいと思う。
同性愛者に、告白された異性愛者の気持ち。

すこし、話が飛んでしまいますが、ゲイに暴行された男性は「自分もゲイだから襲われたんだ」と考えると言います。私の場合は、自衛できたので、そこまでは思いませんが、それでも、少しはそう思ったことがあります(高校生の頃、ゲイのおっさんに襲われたことがあります)。

同じように「ゲイに告白されたのは、自分も…なのか」と悩みまくったことは、想像できます(受け入れてもらえる可能性があると思ったから、告白してきたんだよな…と)。そうした葛藤を経てのアウティングだというのも想像できます。でなければ、面白半分に流布するならば、わざわざ「隠しておくのは無理だ」と当事者に通達する必要はないわけで、こっそりバラシて、後ろ指刺しておけばいいわけで。

だからといって勝手に暴露していい訳でもないのですが。あの事件は、どうすれば良かったのか、未だにサッパリです。相手がノーマルな恋愛嗜好で、受け入れてもらえる余地0と知りつつ、告白したのなら、それはそれで暴力的である。 と言うことは理解してほしい。

アウティングの問題は、LGBT側つまり告白する側の理屈ばかりで、告白された側のツラさを無視している気がする。

LGBTの人は、基本弱者ポジションから語りますが 、加害者でもある。と言うことは片隅に置いておかねばならないのではないでしょうか。恋愛嗜好の暴露が、負担にならない世界が来れば、一番なんですけどね。




……俺は巨乳派だ。腹筋好きだ。とかなら良いんですけど、俺はペドだ。ネクロだ。と語り合うのは異常だよなぁ…どこで線引するべきなんだろうか…実行しないなら(ゲームや漫画で済ませているならば)、ペドでもネクロでも良いと思いますが。

古代エジプトでは、ミイラ職人に死姦されるのを防ぐために、遺体が腐敗してから依頼していたとか。20世紀でも、エンバーミングの職人が、死姦の罪で逮捕された例があったよーな。人間の業の深さが分かりますな。人は変わらないネ。


こいつぁ酷いぜ(2021/12/15)
久しぶりに、とんでもない酷さの記事を見ました。酷いのでリンクは張りませんが。価格.comマガジンの記事です。

いやね、「バグを我慢すれば良作」と言うゲームレビューなんですけどね。もうタイトルでアカンやん?。軽微なバグなら、まぁ、言わんとすることは分かる。と思って記事を開いたら、絶望しかなかった。

マルチのFPS。好みを武器をアンロックして使うのが肝なのに、初期武装変更できない時点で、すでに返金対象やろと。

そのレベルの、バクを我慢すれば。って言うのは、「料理がまずいのを我慢すれば良いレストラン」と言うのに等しい。何を求めてレストランに言っているというのか。パンツ穿いてないウェイトレスを見るのが目的なんか?。それは、レストランじゃねぇ。

こんなことを書くヤツは、援護のつもりで、後ろから味方撃ってるバカです。提灯記事にもなってない。擁護にしても、もっと書きようあるだろうと。

中身もない記事なんで、ガンプラのP氏みたいに、すぐフェードアウトしていくでしょう。そもそも、どんな酷いゲームでも、対人マルチなら、そこそこ遊べると言うのは、箱マルのガンダムで実証済み。知識レベルが低すぎるし、比較対象もなさすぎ、引き出しも少ないうえに、浅くて、狭い。イイとこなし。

正規雇用のライターも酷いレベルだけどな…価格マガジン…特にホビー系は、本当にひどい。パーツの合わせ目とパーティングラインの違いが分かってない奴とか、スケールの意味わかってない奴とか。

PV増えると、人気があると勘違いされるので、リンクは張りませーん。

あと、同じく価格.comマガジンの記事で、フードライターが、「ラーメン二郎インスパイア系のことを本稿では「G系」」と強調してドヤアピールしてるんだけど…Gってどっから来たんだろう?。ギガ盛り?。二郎ならJIROUだし。JUNK感とも引っ掛けられるので、J系…とすると、音がJKになるから?。

まぁ、私の知らない、なにかがあるのだろう。ちなみに、価格の食レポは、まったく役に立たないです(笑)。アイスクリームの評価ポイントに「溶けにくさ」を入れる人を初めて見た。「溶けやすさ」なら分かる。くちどけや、滑らかさに直結するからね。

溶けにくいほうが良いアイスクリームなんて言う人は、正直バカ舌でしょう。と思うんだけど、世間的には、溶けない新幹線のカチカチアイスが至高なの?。


ホンマけ?(2021/12/21)
「ククルス・ドアンの島」を単品で映画化するという。まぁ、反戦というか、戦争ドラマとしては良くできているので、引き延ばせば60分ぐらいできる密度はある回。逆に、テレビシリーズの正味20分ではきついぐらいの密度とも言える。

初代ガンダムは、こうした非活劇の戦争ドラマが、ちょくちょくあり、大人になって見直すと、ああ、こういう話だったのか。と言う回も割と多い。Z以降は、活劇寄りになっていくんだけど。

避難民の未亡人と、ルッグンのパイロットの回とかね。大抵は、ジオン兵がいい人なんだよね。連邦兵は、アムロの生家を不法占拠していたり、リンゴ売りのおばさんに難癖付けていたり。

ガデムなんか、子供の頃は、旧型のザクで、しかも素手でガンダムに挑むおバカさん。だったのだが、大人になってみると、補給部隊としての意地と誇りで、仕事を完遂する、部下思いのいい人でした。

あの年で、MSパイロットが出来る優秀な人なのに、補給部隊に回されても、裏方仕事と腐らないのも立派。

あのザクIも、ジオン伝統の艦長の象徴として積んであったものだろうしなぁ。出撃したのも、艦への攻撃を逸らさせるためだろうし。

まぁ、ザビ城みたいな、分かりやすい悪の城。みたいなファンタジックな世界観と、泥臭い戦場ドラマが交錯する不思議空間ではあった。

ただまぁ、十何年か前に予言した、ガンダムはもはや「ザ・コクピット」みたいになるしかないのか。が、当たっている気がしてきて、ちょっと嫌な感じ。とうとう、スピンオフと言えば聞こえはいいが、解体して、骨の髄まで吸いつくす態勢に入ったとも言える。まぁ、もはや、ガンダムを殺せるのは安彦さんだけなので、さっさととどめを刺してほしい。

いつまでも、ダムをかじっていたら、ダメになる……って、もうなってるか。