九月の夢酔


誕生日(2001/9/1)
実は、密かに誕生日だったりします。
つーか、二十代も黄昏ているのに、無収入で良いのか、俺。あ、実は隠れた失業系サイト(商標登録・裏みずはの憂鬱?)だったりします。

つーか、失業と言うより、開店休業なのですが。いや、一応フリーの校正者なんですが、このご時世では外注はほとんど無くてねぇ。

今は、大澤良貴さんのサイト、OVERLORDの書き殴りエッセイ?「挙動不信」<意図的誤字。の素読みを無料でやって、校正勘をなくさないようにしているぐらい。

どこぞの企業様、サイトの文の校正しますよ。1バイト一円で。そんなこと言っても、開始から一ヶ月、一人の客も来てないのだから、無意味だが(T-T)。巡回ロボが来た気配はあるけど。


マクロスプラス(2001/9/1)
所縁があり見る。以前に、知人(topページの注意に出てくる奴)に言われていた内容とは全く異なり、ちょっとビックリ。つーか、奴は情感を読むとか、物語を読むことの出来ない人間だったので、信用した私がバカだったのだが。

マクロスは、すでにミンメイアタックのおかげで、キーとして歌が不可欠になっているらしい。しかし、歴代マクロスで、もっとも上手い使い方をしていた。

ほぼ、同時期だったマクロス7の全くボンバーじゃない、ポップスロックに閉口していて、プラスの方も敬遠していたわけだ。別の知人から、サントラを捜すように依頼されて、商品は見つからなかったので、レンタルして、Rに落としたわけだが…これって著作権法違反?。

ともあれ、そのサントラを聴いて歌は気に入っていたわけ。ストーリーの方は、ありがちと言ってしまえば、その通りなんだけど、キャラをちゃんと描き切れていたので、ありがちではなく、基本を押さえた物語。としてとらえることが出来た。

劇場版はレンタルしてちゃんと見ようと思う。

ちなみに、バルキリーの機体は、YF19の方が好きだ。元々F22は好きになれないので、YF21はイマイチ。しかし、キャラクターとしては、ガルドの方が好きだ。イサムはナゼか、腹が立った。

ので、解析。結果、嫉妬と判明。
あれほど、ストレートに自分と感情と欲をむき出しにすることが出来、なおかつ、自分の夢であり、支えとなるだけの才覚を持っているのだから…

自分を殺すことで成立させている私にしてみれば、それはイサムの様なタイプを憎むだろう。

人生の師匠とも言うべき、F師の言葉を思い浮かべる。
『何かを言われて、ムッとすると言うことは、自分の痛いところを突かれたからだ。それは自分の欠点を教えてもらったのだから、感謝すべきだ』と。


医者はドコだ?(2001/9/3)
ちょっとデカすぎたか(笑)。
実は、私は14歳から腰痛持ちで、ここ一、二年で、ヘルニアらしいことを知った。いや、スポーツを負傷引退した人間ならば、この程度のものは当たり前だと思っていたのだ。最近は、どんな体勢でも痛む。横になっていようが、立っていようが、痛む。

一番、痛むのは座り姿勢だ。あぐらなんて五分と保たない。一時期は、立てないほどだったが、我流整体で、はめて治したと言う経歴もある(危険なので、真似しないように)。

しかし、何故に、ここまで医者を嫌うのか・・・やはりトラウマだろうな。

私は、立ちくらみを多発する。一度など、立ちくらみで意識を失ったことがある。まあ、慣れてしまって、立ち上がったときに、血液がついてきてないな。と思ったら、壁に頭を付けるか、膝をつく(転倒対策)。このときの血液の上昇具合は、頭痛を引き起こすほどで、血管弱いと破裂しそうなほどだ。

一般的な立ちくらみだと、平衡感覚を失うぐらいで、目の前がぐらぐらする程度だろうが、私の場合、大抵、ブラックアウトする。視神経が切れるのだ。で、これは異常だろうと、親に相談して、医者に行ったが「貧血ではないですね」「特に異常はないですね」で、済まされてしまった。

ふつうの親なら、安心するのだろうが、見栄の塊のわが母親は「仮病使って」と言う目で私を責め、「恥かかせやがって」と言う目で見るのである。本人は意識していないだろうけど。たしか、小学五年生ぐらいの時だったか。それ以来、私は医者には行っていないし、医者にかかろうと思ったこともない。

歯医者は別だが。あと、中学の時、肋骨折ったときも行ったか。このときは、肋骨折ったまま、試合に出て試合終了後、あまりに痛むので医者に行ったら(二キロぐらい歩いて)「折れてますね」と言われたのだが(笑)。「全治二ヶ月(肋骨の下の方の骨だったので付きにくいと言われた)」が、一ヶ月で完治。若いって良いなぁ…

と言うわけで、兄貴の館の掲示板(現在掲示板は閉鎖中と思ったら復活)で、WSATという福岡のお医者さんにも言われたのだが、医者に行ってレントゲンでも撮って、精密検査して欲しいのだが、トラウマがの。とは言え、克服せねばなるまい。サイトの読者がいれば、応援でもしてくれるのだろうが、寂しいのぉ…


No Way?(2001/9/6)
医者に行ってみた。骨や神経に異常はなく「思いこみでは?」と苦笑された。
その笑いにトラウマが、フラッシュバック。

むぅ、とりあえず牽引を行い、薬を貰ったが、痛みが引く気配はない。椎間板の異常でなければ、筋肉的なものか…だったら、マッサージで楽になるはずだ。

残るは、神経繊維そのものにダメージがあるか、心因性の思いこみとなるなぁ。だったら、十数年間自己暗示かけてたのか?。

よくよく考えてみれば、私はダメもとでやってみて、上手くいった試しがない
上手くいったとき、受験や、商品名の公募に採用されたときも、不自然なくらい勝利を確信できていたのだ。

ダメだろうけど、とりあえずやってみるか。と言う気持ちで成功した試しがない。
言霊か?、そうなのか?


縄文と弥生(2001/9/9)
最近になってようやく、再評価が安定してきた縄文時代だけれど、私はずっと疑問でした。
弥生の方が、文化が進んでいる。と言う定説が。

中学レベルの日本史の図表に必ず載っている「火焔土器」を見て、明らかに縄文の方が文化、技術レベルは高い。と、思ってました。確かに、弥生式の方が、硬度が高かったり、高温で焼いているかもしれませんが、火焔土器の芸術性、造形美には遙かに及ば無いでしょう。

何より、縄文式土器は、現代では再現不可能なオーパーツだったりします。野焼きの粗悪なコピーは可能ですが、火焔型土器は再現できていないハズです。

いい加減に、文字文化がないからと言って、文化度が低い。と言う認識は、改めて欲しいものです。あと、年代が新しいほど、文化度が高くなると言う間違った認識も。ローマ時代を見て下さい。ゲルマン人の侵攻により、文化度は明らかに退行しました。

縄文人も、弥生人(渡来人)の侵攻によって、文化に変革が起こったと言えます。縄文土器は、オーダーメイド。弥生土器は大量生産、と言う認識を私は持っています。どっちが上、と言うことはさておいて、目的意識の違いでしょう。

そういえば、亀ヶ岡遺跡のその後はどうなったんでしょうねぇ。偉い学者さんが「海側と、山側で文化が全く違う!!」と興奮してましたが、東日流外三郡誌には、つぼけ(海側:渡来系)とあそべ(山側)と言う文化の違う二部族が暮らしていたと記述があります。

あそべは、山岳民で、火と山を崇拝し「AS」音を持っていることから、アスラ神族の流れを汲むのかもしれません。

それはともかく、古事記一辺倒から離れて欲しいですね。日本の学会は。吉田大洋氏もおっしゃっておられますが「日本神話の原型をポリネシア等南方海洋民の口伝に求めるクセに、国内の口伝は、一切を無視する」そんな傾向は早く正した方が良いですね。


NO Drugs(2201/9/13)
町医者に行ったときに、「痛みを軽くする薬です」と処方された薬を飲んでいるのだが、全く痛みが引かない。代わりに「なんかテンション高いね」と知人に言われ、ダベっていて、無駄にテンションが高い事に気が付く。その後も、服用すると酩酊感が発生する事に気が付く。酒でもほろ酔いしないのに。

医者が思いこみと思って処方したなら、そっち系の薬だよなぁ。歯の神経を腐らせたときに貰った痛み止めは、速効性だったし。

町医者で「外科、整形外科」の看板だったので、実は名医が潜んでいるのでは。との思いは覆された。次は、総合病院に行こう。そこでも「思いこみ」と言われたら、精神科を紹介して貰おう。

あ、例のアメリカ事件は、ほったらかし。みんなネタにするだろうしね。


薬物中毒(20001/9/21)
上記で書いた薬物のおかげで、麻薬中毒患者の気分が少し分かった。

いまだに向精神薬か、どうか分からないけど、テンションが上がり、高揚するのは確か。そして、気分が高揚しているだけに、薬が切れたときの、妙な不安感といったら無いのである。

別に、なにかあったわけではないのだが、ともかく不安感に嘖まれるのだ。そこに、恐怖も、理由もない。ただ漠然とした、不安だけが押し寄せるのである。理由のない不安。それがまた怖い。

違法ドラッグは、上昇も下降も何百倍の効力があると思われるので、そらぁ中毒になるわ。あの不安感を消すために、薬を飲むようになるわ。

事実、私も痛みを消す為ではなく、不安感を消すために飲んでたし。

実は、若者のジャンキー化の心配ではなくて、なんでもかんでも、「軽い鬱病でしょう」と向精神薬を出す病院に警告だ。いや、マジで薬漬けにしていたら、ふとした弾みで薬が切れたときの反動は凄まじいぞ。件の高速バス乗っ取り事件の少年、あれ薬の反動だべ。

更年期障害とか、ホルモン異常で起こる鬱気味つーか、無気力状態は、薬で治すのは賛成だ。けど、それ以外の心に病を持つモノにとっては弊害でしかない。

そもそも、形のない心を、薬で治そうとすること自体が、気が狂っているとしか思えない。


(2001/9/21)
至極ローカルな話だが、やはり広島の人間にはセンスがない。と言うのも、各地方とも、大抵夕方四時代から、地方版ワイドショーとも言える地方情報番組をやっていると思う。

つーか、アレってどこもかしこも似たネタで、企画パクってるとしか思えないよ。特に広島(笑)。いやぁ、大阪から戻ったときに、似た企画始まるし。

って、それはさておき、広島版では担当キャスターが入れ替わるのだが、いっては悪いが、何奴もコイツも華がない。つーか、キャラが無い。地味〜な画面で、背景セットの華やかさが、いっそう、哀れさを誘うよ。

あの広島のべんき顔(大阪地方のみ爆笑)柏村議員が、キャスターとして、一番華があるってんだから泣けるよな。


嫌悪犯罪(2001/9/25)
例のアメリカ大規模テロによって、まったく無関係の人間が脅迫されているらしい。それは、イスラム教徒であったり、シーク教徒であったり、インド系移民であったりする。要は、ターバンを巻いていて、ムスリム(イスラム教徒)っぽく見える。それだけだ。

それだけで、暴行を受けたり、家に石を投げ込まれたり、脅迫電話をかけたりするらしい。直接被害を受けたアメリカ人なら、一時的な錯乱と言えなくもないし、元々アメリカは差別の国なので、それが露見しただけだ。アメリカは自由の国、差別するのも、しないのも自由なんだよ。

とまあ、そう言う一部の人間が起こした事件で、同じ宗教、同じ人種へ報復することを
ヘイト・クライム。と言うらしい。

が、日本人がやるってどういうこった?。まぁ、直接行動に出たわけではないが、急に疎遠になったり、冷たい目で見たりしてるらしい。

私個人としては、それらはまったく理解できない。憎しみを向けるのなら、個人へであって、種族や民族、宗教へでは無いはずだ。「自分のそばで、テロを起こされたらどうする。」と言うのが、主な反論となるだろうが、それは自分の人を見るの目の無さと、危機管理能力の欠如を恨むべきだ。

そもそも、私ならば、罪もない人を断罪し、傷つけることよりも、テロの被害に遭う方を選ぶ。
周りのすべてを疑って生きるくらいならば、死んでしまった方が良い。


忙しい(2001/9/29)
忙しい。というのは嘘だ。厳密に言うと、忙しいから出来ない。というのは、嘘だ。それはただ、優先順位が低いと言うことに過ぎない。

締め切りとか、納期のきっちりとした仕事に従事していない限り、忙しくて出来ない。というのは口実だ。食事や睡眠はとっているだろうし、テレビを見たり、眠る前の一、二時間にゲームをしたり、電話をしたりしているはずだ。

つまり、忙しくて出来ない。というのは、君のために使う時間は、上記のような事よりも、価値がない。と言うことなのだ。

忙しいから出来ない。というのは、そのために使う時間を見つけるつもりがない。と言うことかも知れない。

人間の行動の基本は、好きか嫌いか、と言う感情に左右されるが、優先順位にも支配されていると思う。尊敬する上司の誘いと、親友の誘い。どちらを優先するか。とかね。

だから「忙しくて」と言われると、私は激しく、へこんでしまう。相手の中での優先順位の低さ、つまり友情度の低さを知らされるのだから。

失望させられてきたからだろうか、私はなるべく「忙しくて」と言う、言い訳はしないようにしている。自分が嫌な思いをする事を、他人に感じさせたくはないから。

相手への感情は無視して頼まれた事は、優先順位の高いうちに処理してしまうようにしている。つまり、頼まれたらすぐに取りかかる。誰しも頼まれてすぐは、上位にあるはずだ。日が経つほどに、雑事が割り込み、順位が落ちていくからだ。ついには、面倒になって、なあなあにしてしまう。

まぁ、私の場合、それが行き過ぎて「君の仕事が終わってからで良いから…」と言われても、どうしても落ち着かなくて、頼まれ事から処理してしまうのだが(笑)


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