十二月の夢酔



サイコパスランク2(2005/12/2)
件のペルー人容疑者ですが、明らかにサイコパス。新世黙示録で言うところのランク2かランク3。殺人を犯したので、ランク4かも知れないが。勤め先からの証言でも、嘘をつくのが上手い。と言ってるしねぇ。まぁ、現状での自白は、目先の嘘なので、報道機関も一言一句にワタワタすると馬鹿を見ますよん。

ぶっちゃけロリの奴が、殺人まで行った場合、初犯である訳がない。と思っていたら、ペルー本国での犯罪履歴アリですか。くわえて、既婚者の場合、最初の被害者は実子であることも多い。マッドウーマンの告白というドキュメンタリー映画で、父親から性的虐待を受けていた女性が、父親が友人を集めて飲み食いしている時に「娘は五歳までに手をつけるべきだ」と発言し、出席者は賛同していたの。信じられる?と発言していたことを思い出す。

よく、心の闇の解明が待たれます。とか言うけれど、解明できたら、心理学とか、精神医学とかが、完成されてしまいますな。しかしまあ、ペルー側は、この事件で、フジモリ絡みで強気に出にくくなったろうなぁ。とは思う。本当は、別次元の話だから、強気に出れば良いんだけどね。


想像力(2005/12/7)
優しさとは何か。と今聞かれたら、想像力と答える。相手の気持ちや考えを想像し、こうされたら嬉しいだろう、こうされたらイヤだろう。と考えるからこそ、相手の痛みや苦しみに共感できる。と思う。

そして、今日本に欠けているのは、想像力だ。あまりに目先のことのみに反応し、想像し、考えることをしない。人間と猿の違いは道具を使うことだと古人は考えたが、それは違う。人と猿を分けたのは想像力だ。折れた木の枝を、木の枝としてだけではなく、棍棒として、その用途を想像できたからこそ、道具を使えるようになった。と私は考える。

少々、前置きが長くなったが、昨日、高校一年生が「お母さんが寝たので、死にます」と書きながら、首をつった。小学生のようなくしゃくしゃの字は、あらかじめ書いて置いたのではなく、ぶら下がった状態で書き殴ったのだろう。

問題は、学校側の言いぐさだ。『我々の家庭訪問の結果、登校してくれるとの確約を取り付けたばかりだった』と、さも、我々は頑張りましたと言わんばかりに言った。この中にある悪意を見抜けただろうか?。

約束して、すぐに自殺したと言うことは、最終的に追い込んだのは、学校と教師だ。不登校の根幹問題を除去することなく、ただ、不登校1名という数字を消したいがためにとりあえず出てこい。と学校が考えたと想像することは容易い。と言うか、想像できない奴は、猿だ。自分の間抜けぶりを、功績のように話す奴も猿だが。

教師が、この程度の想像力を持っていないのに、子供にそれを伝えることが出来る訳もない。あー、想像力が欠如しているから、プレイヤーが観客で蚊帳の外にいるようなゲームでも面白いと感じるのか…ゲーム、特にロープレやアドベンチャーは、明らかに、文学の血を引くもの。想像力、感受性を養うのに一役買えるはずだなぁ。


ミスワールド(2005/12/12)
ミスワールドの優勝者決定という記事を見た。美の基準というのは、時代と国で大きく変わるので、世界基準てどんなもん。と覗いてみた訳だが…ははぁん。こちらの方は、黒髪愛好会のようで。1−3位まで、みな黒髪ですか。ミスユニバースだっけ?、あちらは金髪信仰の色合いが強い。

やはりまぁ、審査員の趣味なんでしょうな。ヨーロッパでは、金髪と黒髪は二大派閥と言って良いほど。黒髪は、ローマ人(ローマ帝国の頃の)シンボルなので、そこへの憬れから来ていると思われます。

対して金髪は、ゲルマンとか、アングロサクソンの代表。ガッリアコマタという言葉があるように、金髪は憬れで、ローマ時代でさえ、ビールで脱色して金髪にしていたとかいう話ですし。矛盾しているようですが、要は、ローマ時代から、金髪派と黒髪派があったわけですなう。

と言う訳で、ミスユニバースの方は、アングロサクソン。つまり、アメリカやイギリスあたりが、メインスポンサーで審査員もそっち系。ミスワールドは、ローマ、つまりラテン語族(ラテン系というと、南米と短絡されそうなので)、イタリア初めとする南欧の企業とかがメインスポンサーなんかなぁと。

しかし、優勝者はアイスランドの方。アイスランドと言えば、バイキングの系譜で金髪な気もしますが…バイキングではなくて、現地の人の血が濃いのかしらね。どうでもいい話ですが、アイスランドは、バイキングが、住みやすい土地とバレ無いように、アイスランドと呼び、住みにくい氷の世界である方をグリーンランドと呼んで騙していたという事らしいです。


特異点(2005/12/13)
本来の意味ではなく、確率分布を異常に湾曲させると言う例えとして特異点と呼称しようかなと。大は、探偵小説の主人公が行く先々で殺人事件に巻き込まれたり、特撮ヒーローが、なぜか事件のキーマンと出会うがごとく。小は、宝くじの一等が出る売り場が一カ所に集中したりとか。

まぁ、ライアルワトソンも、確率は均等ではなく、偏るのが自然だと言ってますけども。

プラス方向に歪曲されれば、ラッキーマンのごとく。マイナス方向に湾曲すれば、よく手軽なコメディネタにされる、不幸な人になる訳ですな。

私も、少なからず特異点(マイナス)なワケでして、確率として見た場合、出目が低い方が発生する確率が結構高い。まぁ、何でもかんでも起こる訳でなく、特に食べ物関係でよく起こります。大皿に盛られた料理をつまむと、かなりの確率で生状態の野菜を引くのは私ですし(当然、他のモノはちゃんと火が通っている)、子供の頃、小さな魚屋が近所だったので、よく魚料理が出たのだけど、家族四人。なぜか、私の皿の魚から、釣り針がよく出てきたものです。

ただまぁ、天気に関しては、晴れの確率がかなり高いですが。一年の6−7割は雨という大台ヶ原にもっとも雨の多い六月下旬に行ったにもかかわらず、快晴でしたし。小学生の頃、運動会とか前日に必ず雨が降り、当日晴れると言うことが多かったので、自分では、雨男と思っていたのですが、違った模様。学校のどこかに、雨男がいたんでしょうな。

ああ、晴れ男、雨男というのも、天気に関した特異点のプラスとマイナスと考えることも出来るなぁ。


お役所仕事(2005/12/15)
市役所の職員の暴言でPTSDになり、損害賠償という記事を見る。なんかこう、認知されるのは良いことだが、軽々しく使われているのもイヤな感じ。鬱、トラウマ、に続く便利ワードになってしまった気がします。PTSDと言う言葉。

さて、事件の内容なんですが、根拠のない直感として、おばさんの方が、理不尽な要求を、グダグダと言っていたのではないかという気がします。大声で不満を言っていたと書かれてますし。いままで、責める一方だったのが、相手が予定外の強気の行動に出られたため、腰砕けになったのではないか。と言うのが、第一印象。つまり、客相手に、強気の対応をされることはないという思いこみが崩れたために、一時的なパニックになっただけと見ました。

まぁ、普段いじめられてる子が、我慢の限界に来て、キレて反撃したら、いじめっ子の腰が砕けたと言う感じ?。だいたい、イジメをする人間は、自分が弱いことを本能的に悟っているので、それを外部に知られないように、自分より弱いものを見つける訳で、反撃に出られると、意外とへにゃい奴は多い。

話がそれたけど、市職員と婦人のやり取りの詳細を知らないので、何とも言いにくいのだけど、42歳の職員が「ぶっ殺す」と言わせるまで、キレされるには、相当、グチグチと追い込む必要があるのではないだろうか。まぁ、普段から切れやすい。窓口になって日が浅いとか、他の可能性もあるのですが。

判決文の骨子を見ても、公僕たる公務員だから。と言うのが主な理由みたいだし。まぁ、こう言う時に公務員はキツイ判決が出るのはしょうがないかな。げに恐ろしきは宮仕え。でも、他で、いっぱいいい目見ているし。まぁ、そのいい目というのも、他業種を体験してないと実感できないと思いますが。公務員にとっては当たり前のことだからして。


実名報道の是非(2005/12/17)
被害者の実名を発表するか否か。と言う判断を警察が握るかどうか。と言うことで、もめている訳だが、私としては、報道と警察どっちが信用できないか。と言われたら…どっちもだなぁ…。

宮崎事件で、夜中の二時に「どんなお気持ちですか」とインターフォン連打したりしたことで、報道被害というモノが知れ渡った訳ですが、あれから何か、変わったか。まぁ確かに、非常識な行動は減った。けど、報道という腕章がオールマイティパスと勘違いして、ズカズカと土足で奥座敷に上がってくる連中も少なくない。

とは言え、えん罪、権力によるもみ消しも少なくない訳で、そうした場合、唯一頼れるのは報道機関なわけだし。難しいところだなぁ。法律と政治は、性悪説に乗っ取ってやる。と言うのは基本なんだけれども。


SGB(2005/12/21)
ショットガンブルースの略。でまぁ、小ネタまき散らし。

実名報道の是非:姉歯設計事務所への家宅捜索の映像を見ていると、やっぱり報道被害を想像してしまう。事務所は加害側だから、まぁまぁとは思うけど、配給を奪い合うような、無様な押し合い。警察が事務所にはいるところに、そんなに映像価値があるだろうか?。と、思えば総研の方は整然。

そしてなにより警察車両の「通して下さい」と言う声に「通してったって無理ですよ」と、堂々と言い切るリポーター。それはあーた、家宅捜索しようとしている警察への捜査妨害じゃん。それは、火災現場に向かおうとする消防車の邪魔をしているような、急病人を迎えに行く救急車の邪魔をしているようなものよ。鳥越さん、この辺はどう考えているのでしょう。警察の不正ばかり叫ぶけど。

年齢制限:いろいろ言ってますが、早生まれでの損得、遅生まれでの損得、それは生まれ持った星回りというもの。年齢条件に二ヶ月届かないのも。体重制限が500グラム届かないのも同じ事だと私は思います。まぁ、体重は自己責任だが、年齢はどうしようもない。と言う違いはありますが。

そして、マスコミと無責任な一般市民の悪い癖。1大会で好成績を上げたら持ち上げて、1大会成績悪いと忘れ去る。村主さんとか荒川さんとか、かわいそ過ぎ。

アクセスログ:手を抜いてきたせいか、アクセス減ってきてます。まぁ、ゲームレビューも増えてないしなぁ。ちまちまやってはいるけど、レビュー書きたいとは思わないしぃ。

それはさておき、ログの中でPSPのモノを発見。PSPって普通のネットサーフィンも出来るのね。携帯電話のログも1〜2割程度あるのだけど。どういう経緯でここに来ているのやら。フツーに検索エンジン?


ワンダリング!ワンダリング!(2005/12/24)
ずっと、押し掛けで、騙し騙し起動させていた愛車なんですけども、この寒さで完全に放電しつくしてしまいました。ウィンカーはもちろん、オイルランプやサイドスタンド警告灯とかもつかなくなりました。これが、家の周りだったらよかったんですけども、買い物した帰りだったからさぁ大変。

何回か、押し掛けしたのだけど、寒さから初動はするけど、すぐにストール。諦めてバイク屋に持ち込みましたところ…この型番のバッテリーはストックがない。もしかしたら発電しなくなってるかも。と言うことなので、とりあえず調査して貰うことに。まぁ、しばらく走っていれば、ウィンカーもしっかり点灯するようになっていたので、発電はしていると思いますけれども。

三回盗まれて、戻ってきたり、いろいろとタフな奴なので、まぁ、バッテリー交換だけで済むと思います。ただ、もう二、三日経つのになんら連絡がないのが不安。まぁ、発電装置がぶっ壊れていたら、修理費かさむからすぐに連絡来ると思うので、この雪で、バッテリーの配送が遅れているのだろう。

さて、その後なんですが、代車を借りるほどでもないが、歩いて帰るのも面倒な距離なので、家族に迎えに来て貰おうと電話を探したのですが、公衆電話の死滅率を体感するハメに。携帯電話を持ち歩かないのが、なにげに大ダメージ。

NTTの施設の前に電話ボックス発見。………ICカード専用かっ。
コンビニ前に発見。………受話器上げても通話音がしねぇっ。壊れてやがる。

その後、スーパー、ホームセンターと渡り歩き、1qぐらい歩いて、ようやく酒屋の前に稼動しているのを発見。やれやれ。


なにげに大ダメージ(2005/12/27)
バイク屋から連絡ありまして、コイルまでは逝ってないけど、まぁ、それなりに。プラグも一本飛んでるとか。年内は無理。と相成りました。

まぁ、電力関係10年放置してたからなぁ。あと、リアサスも死んでるとか。盗まれて、見つかった時、泥に浸かった状態で見つかったからのぅ。うぅむ。年末に誤算の大出費っ。しおしお。

次のバイクって手もある訳だけど…なんか、欲しい奴って無いのよねぇ。金もないのだけど。候補としては、DTあたりかなぁ。とは言え、スズキのバイクはどうもイマイチ…好きな方には申し訳ないのだけど。なんだか、トータルな性能で、ホンダやヤマハのバイクに劣る気がしてしまう。かってな印象ですけども。

まぁ、直ったら、とは言え寒いから、暖かくなってから、ちと遠出してみますかね。



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