単語編


調査パートで、詳細を調べると言い出した場合に備えての、記載です。
適当な施設で、図書館ロールに成功すれば、詳細が判明します。

これらの調査は、シナリオの裏側を知るのに役に立ちますが、実際はミスディレクションです。
そのことを踏まえて、早めに切り上げましょう。


市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
八大竜王の一柱シャガラ竜王の娘とされ、厳島神社の祭神である。神仏習合では、弁財天と同一とされる。神道に置いては、海洋交通の守護神である宗像三神として奉られる。

弁才天(べんざいてん)。
サンスクリット名、サラスヴァティ。インドの川の女神。七福神の一人と数えられるときは、才の字が財となり、財産と福をも司る。蛇、特に白蛇を使いとする。財の守護者であり、海上交通の守り手。金銀をもたらす彼らを、そう認識したのでは。

田島守(たじまもり)
垂仁(すいじん)天皇に派遣された、不老不死の薬探しの責任者。常世の国に時軸香久(ときじかく)の実。橘の実とも言う。を探しにいったが、戻ったとき、垂仁天皇は崩御していた。

九千坊(くせんぼう)
唐の黄河を本拠地としていた河童の一族郎党が、九州の球磨川(くまがわ)に住み着き、その後繁栄して9000匹にもなった。族長の九千坊が率いる河童の悪戯が酷くなったので、清正が九州中の猿を駆り立てて、河童を攻めたてた。河童達は詫びを入れ、筑後川に移り住んだ。おそらくは、九州からの招かれざる渡来人を、猿=山人を使って制圧したのだろう。

河童(かっぱ)
海でとらえられた例もある。猿に似たと受け止めて「猿猴(えんこう)」と呼ぶのは、広島、島根、山口と四国四県。河童が冬には山に入って、山童になるという。

天疫(てんやく)神社。祭神、海御前(うみごぜん)。
九州河童の総帥と言われ、壇ノ浦に破れて入水した能登守教経(のとのかみのりつね)の奥方。また、九州の河童は、入水した平家の武士のなれの果てで、海御前は「ソバの花が咲き出したら、源氏の兵と思い山に引き上げよ」と命じるという。

加古町にあるものは、摂社であり、境内を持つ祠に近い、小さなもの。

猿猴(えんこう)
主として、中国地方での河童の呼び名。猿に似ていると見なしたらしい。広島県広島市には「猿猴橋」と言う地名があり
その名の通り「猿猴」の出る橋。と言うところから付いた地名である。戦中、戦前には、目撃例もある模様。
話を聞くと、その姿は、リトルグレイである。まあ、リトルグレイ=河童説もあるので何とも言えないが

加古町(かこ)
古くは、水主町と書いていた。昭和初期の埋め立てで、範囲の拡大に伴い、名称変更。



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