ディレッタント(もしくは、作家、古物収集家等、自由業に近い職種が向いています)。
便宜上、以降はディレッタントと表記します。
登場可能PCとしては、ディレッタントの知古として、作家(パトロンをしている?)や、古物収集家(家のアンティークを引き取らせている?)、作家に突いてきたジャーナリスト(編集者?)などが、考えられます。
別に、ディレッタントを中心に人間関係をまとめる必要はなく、作家を中心にしたりも出来ます。また、この導入部は、どんな職種にでも、対応しますので、代わった職種になったPCを中心にした方が良いでしょう。
ディレッタントに幼い頃、数回だけ会ったことのある叔父さんから、小包が届きます。
叔父の名前は、適当に付けて下さい(ディレッタントのキャラ名に関連づけると良いと思います)。
小包の中身は、丁寧に梱包された、黄金のプレートと粘土板が二枚。とメモが一枚入っています。
小包の差し出し元は、ブラジルはマナウスになっています。
黄金のプレート
絵文字のようなモノが、びっしりと浮き彫りされたプレートで、見た目よりは軽いので、純金ではないのかも知れません。成分検査をしたならば、実は金とよく似た配列だが、未知の金属であることが分かります(記事1)。
粘土板
レリーフの様に、人物図が描かれているもの(図1)と、模様だけのものがあります。
図柄のあるモノは、寝ている(倒れている?)人から、龍のような、蛇のような身体をもつモノが這い出てきて、何かを授かっているような、謝罪しているかのような図です。
絵文字だけの方は、考古学と知識のダブルチェックに成功したならば、何年か前に、発表された「アフリカでマヤ文字見つかる?」と言う記事があったことを思い出します。(記事2)
メモ
チラシの裏に書かれたもので、殴り書きで「マノアを発見。Z地点は…正十字の中央。9を左、13を右」
注意:この謎かけは、解く必要がありません。発見場所をストレートに知られたくないだけです。マナウスに行けば、遺跡の場所は無条件で分かります。
ちなみに、数字をアルファベットに変換すると、IとM。イキトスとマナウスになります。その中間点と言うことですね。
メモに心理学ロールを行った場合、脅えいてる風でもなく、ただ興奮し、急いでいる。と言った感じです。
チラシには「よろず扱います、ロゴダウ商会」住所と電話番号があり、「何でも揃う」と言った宣伝文句が書かれています。
住所は、シカゴには存在しません。電話番号へかけても、存在しない番号だと言われます。
実は、英語で書かれた、外国人向けのチラシです。住所を図書館等で調べた場合、ブラジルはマナウスであると判明します。
こうした住所を調べ始めたところでいったん打ち切り、もう一方の導入部に移った方がよいと思います。
絵的には、電話をかけるために、受話器を取ろうとしたところでしょうか。
この段階での矛盾
プレイヤーに突っ込まれて、困ったのが、『なぜ、叔父さんが、ディレッタントに荷物を送ったか?』と言う疑問に対してです。
確かに、普通に考えれば、雇用主に送るか、自宅に送るべきです。
この点から、何らかの危険に巻き込まれた。と考えたようです。そのために、フェーダーを必要以上に警戒して、行き詰まりました。
現状では、この点の打開策が見つかっていません。申し訳ありません
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