移動(シカゴから南米マナウス)


シカゴでの謎解きがメインになると思います。想定される、疑問は、導入部で指標を示しています。しかし、探索者は、それを上回る疑問を投げかけ、謎解きをしようと試みると思います。

実プレイで、出てきた疑問をあげることで、代用したいと思います。


お金の問題をきっちりとプレイしたい場合は、探検に必要なスポンサーを捜すところから、始めて下さい。教授が、大学に頼む場合、信用や言いくるめ等が判定材料になるでしょう。

マナウスが最終目的地であることは判明していると思います。移動経路は、陸路、海路、空路の三つになりますが、空路は、この時代の飛行機の性能を考えると、無理があります。陸路もまた、この時代の自動車を考えると、つらいモノがあります。キャンペーンにしたい場合は、移動中にシナリオを挟むと良いでしょう。

故にシカゴからニューヨークまでを列車で。
ニューヨークから、リオデジャネイロまで海路。
リオから、マナウスまで、海路(河)、空路、陸路と言う選択になるでしょう。

アメリカの公海域を出たとたん、シャンペンが開けられ、一等にいる客には無料で、二等以下には販売に訪れます。

船内や、リオでイベントはありません。赤道を越えると、季節が入れ替わるので、夏服が必要でしょう。


調査

探索者は、シカゴやニューヨークで、粘土板や、人面花、フェーダーを調べたりすると思います。

適宜、アイテムデータを参照して対応して下さい。と言いたいところですが、簡単な指針を付けたいと思います。

フェーダーについて。
あまり、胡散臭いところを見せると、それに引っかかって、探索者が出発を渋る可能性があります。確かに、一連のスポンサーはナチなのですが、本人は、不死の薬の研究のためにナチを利用している気になっています。金に興味があるわけではないので、そこを注意して下さい。あくまで、学者としての指名に駆られています。まぁ、不死薬が完成すれば、金より儲かるのですが。

腹に一物あるが、今のところは信用しても良さそうだ。と思わせるのがベストです。

人面花について
造花ではなく、ちゃんとした植物(生物)であると言うことを認識して下さい。決して悪戯では無いのです。

粘土板
この情報をドコまで出すかで、随分と印象が変わります。出しすぎると、興ざめですし、小出しにすると、探索者が混乱します。翻訳ノートも一緒に付けておき、単純なダンジョンモノにしてしまうのも手かと思います。

私が「インディーものの醍醐味は、古文書や遺品から、遺跡の場所を推理するところにある。」と言うポリシーの元で、運営したため、かなり難解なものとなってしまいました。



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