RX−79EZ4


EZ1の背部可動式ロケットブースターを、宙間用に換装し、宇宙用高機動MSとした機体。
MSを短距離ながら、飛行させる推力を持ったロケットブースターは、十分すぎる加速力をもたらした。フレキシブルに稼働するロケットブースターは、MSサイズでありながら、MAと同等の機動力、加速性能を記録したのだ。

テストの結果も良好で、その驚異的な加速力で突入し、ビーム兵器によるピンポイント攻撃は、間違いなく、戦艦キラーとして、華々しい戦果を挙げるはずであった。

しかし、その驚異的すぎる加速力は、パイロットに負担をかけ、また、その圧倒的推進力のために、異常なほどのデリケートで、過敏な反応する機体となってしまい、実戦への投入は見送られた。テスト終了のたびに、腰部関節ユニットを交換していたという話もある。

事実、テストパイロットからも不評で、テスト当日を「断食修行」と陰で呼んでいたほどである。それは、テスト前日から、吐瀉を防ぐために、食事制限が行われ、テスト終了後は、食欲すらないほどGにさらされることに由来する。その厳しさは、通常、専属のテストパイロット一名で行うテストを、複数パイロットによる三交代で行われていたことからも、容易に推測できる。

しかしながら、この背部可動式ロケットブースターは、のちにブーストポッドとして再設計され、RX−78GP1fbに搭載される事になる。


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