運営の基本方針

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学校の怪談の定番である、「学校の七不思議」を題材とした軽いコメディータッチのシナリオを目指しています。
大いに脱線しながら、プレイして貰って構いません。それこそが伏線となるでしょう。


事前情報

想定プレイヤー人数5名。戦闘は副次的なモノですので、編成は気にする必要はありません。

ゲートパワー3。

ゲーム開始後のアイテムの購入は、学校への潜入調査を開始する前までにすませて下さい。


舞台
高校:架空の街でもかまいませんし、自分たちの住んでいるところでもかまいません。高校名や、私立、公立など、自分の都合の良いように、設定してください。取り立てて、思いつかなくて困る。と言う人は「十聖高校」とでもしておいてください。
ちなみに、中島朱美や、白鷺弓子はいません(笑)。

サンプル
十聖高校。キリスト教系大学が母体の私立進学高。ただし、大学へはエスカレーター方式ではない。有名大学への合格者を毎年、多数輩出しており、また、スポーツでのレベルも高い。

よほど、目に余る行動をしない限り、ペナルティーが課せられることはなく、おおらかで、のんびりとした校風である。
しかし、私立らしく、スポーツ推薦での入学にも力を入れているので、時折、とんでもない生徒が混じっていたりする。

事実上は、クラス分けは三年生になったときに、文系、理系に分かれるだけであるが、スポーツ推薦での入学者は、学力面でついてこれなくなる事態が多発するため、進学コース、一般コース、おちこぼれコースと、生徒、教員たちに揶揄される分け方があるのも事実。

担当する教師で、コース分けが判断できる。と言われているが、学校側は差別はしていないとの公式回答である。

名門校ではあるが、制服のデザインが古くさい。との理由で、最近は人気は下降気味。


シナリオの背景と流れ

背景

今中小夜子という女生徒が、ある女生徒と口論になり、不慮の事故によって階段の踊り場の壁面に設置されていた鏡に突っ込んでしまいした。当然、鏡は割れ、今中小夜子は顔に大きな傷を負ってしまいます。細かいガラス片が無数に突き刺さったため、ひどく醜い癒えない傷跡が残ってしまいました。

今中小夜子は、自他共に認める学園で、1、2を争うアイドルとも言える存在であったため、顔の傷を苦にし、呪いの言葉を叫びながら、自殺しました。

口論の相手となった女生徒は、市議会議員の娘でもあったため、事件は教師や警察によってもみ消されてしまいます。しかし、今中小夜子は、死んでしまったのではなく、昏睡状態に陥っているだけです。ドリームランドにたどり着いた彼女は、ニャルラトホテプの加護と、力を得、復讐を企みます。

この事件は、当時のオカルト研究会メンバーが、深夜のウチになんとか封印したモノ(クトゥルフの呼び声用の別シナリオです)の、時間の経過と共に劣化しており、その執念によって、アンドラスと契約を結び、策を弄します。

封印の場所で怪現象を起こし、更新の強い連中によって、封印素材を破壊、除去、位置をずらすなどして、封印を除去させ。復活しようと企んでいます。



流れ

麻生奈津美によって、新聞部の文化祭特別号の取材につき合わされます。PCの学年もバラバラでしょうから、全員を新聞部とするのも良いでしょう。PC召集から始めるのも、また一興かと思います。学生らしい交渉が、コメディーなノリの助けとなるでしょう。

準備を整え、夜、学校に忍び込んでから、シナリオがスタートします。
怪異を一つ解き明かすごとに、ロウソクの幻影が現れ、解決していくたびに、ロウソクの幻影は減っていきます。

本当に怒っている怪異は五つだけです。それらの場所は、結び合わせると五芒星になり、その中央は、事件の発端となった階段の踊り場です。さんざん、恨み言を言ったのち、怨霊今中小夜子(クィックシルバー扱い)との対決に成ります。

プレイヤーの顔色を見て、ナニか物足りなそうだったり、時間に余裕があったら、黒幕のアンドラスを登場させて下さい。


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