物語素案


警吏の同胞
単純な退治モノを設定出来る。

叛徒を処分に行く話でも良いし、サバトとナシを付けに行く話でも良い(もちろん、爪と牙で話を付けるわけだが)。マスカレードの掟を破った血族を処分する話でも良いし、知りすぎたトレメールを眠らせに行く話でも良い。

ともあれ、公子か警吏(またはその両方)に命じられて動く犬となるワケだ。警吏はPCでもいいし、NPCでも良い。カマリリャに属している必要はあるが、クランは選ばない。ラソンブラやツィミーシィの場合は、カマリリャから信頼を勝ち得る良い機会だろうし、カマリリャの面々ならば、上を目指す足がかりには丁度良いだろう。同族を喰らう機会も増えるだろう。

普通のファンタジーTRPGのゴブリン退治のノリで、仮面舞踏会の掟に仇をなす血族を退治に行くのだ。単純に、黒手団を退治に行く話でも良いし、掟を破ったのは、偶然に生まれたケイティフかも知れないし、君たちは長老か宮廷雀にサバトに売られたのかも知れない。叛徒とは跡嗣の掟をやぶった長老の尻ぬぐいかも知れない。

根城にしているのは、町はずれの大きな屋敷かも知れないし、迷路じみた廃アパートや、港の貸倉庫(積み上げられたコンテナと荷物で中は迷路のようだ)かも知れない。浮浪者をグールにしているかも知れないし、ネズミやネコでさえ、血を飲んでいるかも知れない。老朽化した床は、まるで落とし穴だ。その床は、幻影かも知れない。

そこで見つけた、何かが、PCをより深い陰謀へと導くこともできる。入り口には、十分だろうし、このパターンを何度か繰り返すことも出来るだろう。
気をつけるべきは、血族喰らいをやらせないようにすることだろう。

素案1
この街で、サバトの連中が派手なダンスナイトを企画していて、その為の楽器を受けるらしい。鉛玉をはき出す楽器の他に奇妙な物を見つけた。その奇妙なものは、ジハドの一部かも知れないし、ゴルゴンダの証かも知れない。キャンペーンの始まりには、なかなかだろう。

素案2
仮面舞踏会の掟を派手に破った者がいる。賤民の警察も動かざるをえない状況だ。犯人は、飢えと絶望の獣に喰われた蚊少年か?。意図的に、掟を破っているのか?。



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