コラム


血液製剤

私も詳しくないのですが、よーするに血液製剤とは、保存用に乾燥凝固させた血液と思っています。手術の輸血に使えるぐらいなので、血液としての機能は失っていない。と考えて良いでしょう。

と言うところで、血液製剤は、血族の食餌たりえるのかと。

ゲームの設定では、輸血パックで、ブラッドプール1ポイント。血液製剤も、同等で考えても良さそう。もしくは、製剤化するときの加熱処理で、血族に必要な何かが失われている。と考えることもできる。その場合には、全く意味を成さないのか、それとも、1/2ポイント程度にするか、ストーリーテラーは考えておく必要があるだろう。

どちらにしても、賤民に牙を立てることを躊躇する血族は、蔑まれることは、間違いなさそうだ。ジョヴァンニなど、接吻時に苦痛を与えてしまう血族ならば、お手軽な食餌となるかも知れない。ベジタリアンたちも、血液パックの賞味期限を気にする必要は無くなりそうだ。


日本

日本人としては、やはり、日本を舞台にしたくなる。しかし、ワールドオブダークネスの設定では、アジアには、アジア独特の吸血鬼が存在する。そして、それは血族たるカイン人とは、反目しているようだ。

しかし、それを逆手に、日本を極東防衛拠点とするべく、暗躍している血族が居たとしても不思議はない。幕末あたりに、運び込まれた棺桶があったかも知れないし、それ以前にも、新大陸に向かう船が難破して、日本に漂着していたかも知れない。

狐に化かされたって?、幻術はラヴノスの得意技だ。巨躯の鬼を見たって?、ノスフェラトゥかもな。天狗が、鳥に化けたって?、変身はギャンレルの十八番だ。

日本を舞台にすることで、アジアの鬼と、血族の対決という、単純な抗争にできるかも知れない。



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