ホビーデータに初めて参加した時のゲーム。MT2N2にて、PBMの楽しさを知ってしまったため、他社へと手を伸ばし、破滅。PBMが会社や担当マスター次第であることを痛感した。が、当時はそれほどダメージはなかった(若さ故)。
MT2で知り合った人や、参加していた交流誌の方々からも、参加の旨があり、比較的安定しているとの評価から参加を決意。なにより、他社ものを体験したいという思いがあったので。
パンフレットやマニュアルに大々的に載っているNPCチャカ姫のいるパートへ送り込まれる(この時代には、担当マスターや、ストーリーを選ぶことは出来ず、ランダムに振り分けられるのが一般的だった)。その為、燃える。ストーリーのメインストリームに違いないと。
しかし、あっさり消沈。
第一に、リプレイ(ホビーデータでは、リアクション)の到達が、致命的に遅いのである。
全十回中、9回が遅刻。一回間に合っているようだが、実は、私は第二回からの参加なのだ。
基本的に、アクション締め切り日の前日に、速達で届くことが多く、しかも、締め切り延長はナシ。
これでは、電話以外で交流することも出来ない。つまりは、まったく情報なしの状態。
このときの個別リアクションは、数行(5行程度と記憶)だけしかなく、しかも、二、三人がまとめて登場するため情報価値はない。
しかも、メインのリアクションを書くマスターがコロコロ変わるので、マスターのツボを付くことも出来ず、まったく活躍できなかった。結局、最後も有耶無耶で終わってしまった。
どーしろって言うんだ。まぁ、完納してたので、続けたようなものです。これ以後、ちちはらぞう氏担当以外の完納は止めました。
まったく躊躇せず、リアクションを捨てることが出来た。それほどのモノである。
そのため、内容に関しては、全く記憶していない。ホビーデータ=遅刻。のイメージができあがり、以後不参加を決定。
実はまぁ、この時期のPBMにしては、速いほうだったのですが…最終回が半年遅れで届くとか。
そんなことが、笑える時代でもありました。憂延滞とか言うシャレもありましたな。
かなりのちに知ったことのですが、30人アクション(キャラクター30人とかの巨大組織で、共同プレイングを仕掛け、マスターに半ば強引に認めさせる手法)の元祖であるらしいホビーデータ。
そら、一人じゃ太刀打ちできんわな。ホビーデータ今も細々とやってるらしいけど…どうなんでしょうね。
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