Akashic Chronicles
(アーカーシャ年代記)
定番過ぎて、N◎VAシリーズのルールブックでは紹介されなかった物を、紹介。代表的なキャラクターをN◎VAスタイルで再現してみた。N◎VAの凄いところは、映画、小説、コミックなどあらゆる登場人物を簡単に分類できることにある。
私は、これがクセになってしまい、映画やテレビを見ながら、登場人物のスタイルをついつい考えてしまう。
コミック
ゴクウ(スコラ/寺沢武一):言わずと知れた、日本で数少ない本物のハードボイルドを書ける作家、寺沢武一の近未来物。犯罪に満ちた街と、すこし枯れた主人公を出せば、ハードボイルドと思われている節があるが、ハードボイルドの神髄は、巧妙でウィットの効いた挑発のセリフだと思います。チャンドラー的な薄汚れた町中でも、涼やかな風が吹く。ゴクウの世界と登場人物は、N◎VAの世界に相応しい。
風林寺ゴクウ(フェイト◎(イヌ▽)・チャクラ●・ニューロ)
ADポリス終焉都市(デンゲキコミックス/トニーたけざき):古い方のOVAの設定を踏まえたコミック。自分の思考が、自分の物か、プログラムされたものか、苦悩するドロイドの話がメイン。しかし、人もまた、自分の意志か、誰かに操られているのか、分からない。特にN◎VAでは。貴方の意志は、貴方の物だろうか。
ジーナ・マルソー(ミストレス●・カブト・イヌ◎)
ADポリス25時(トニーたけざき):バブルガムクライシスのサブキャラだったレオンとADポリスに焦点を当てたサイドストーリー。どっちが古いのか分からないけど、ロボコップってトニーたけざきデザイン?と思わせる、サイバーサイコの話や、レイド&ルーラー社のナイト・ヘッドの元ネタになったであろう話とか、サイバーパンクと言う意味では、終焉都市よりも、25時の方が良い出来。
レオン・マクニコル(フェイト・カブトワリ●・イヌ◎):運がいい方なので、フェイトではなくカブキかも知れない。おちょうしモンだし。
MASTERキートン(小学館/):定番中の定番、今更、言うまでもなくフェイトの技術を学ぶには最適であろう。
太一・キートン・平賀(タタラ・フェイト◎・カブト●)大学に職を求めているので、ペルソナはフェイト(オプ)に。
魔獣戦線(石川賢):ヒルコのプレイヤー必見。言えるのはそれだけ。OVAもあり。
久留間慎一(ヒルコ=ヒルコ◎・チャクラ●)ライオン・クマ・ワシの三匹を体内で飼っている。つまり、変態を三つ持っている。
映像
池袋ウェストゲートパーク:コレはもう、現代のアンモニアアヴェニューである池袋を舞台にした作品。ニューロキッズの参考にもなるし、主人公マコトが、自分の人情体質で事件に巻き込まれ、人望と口先で渡り歩く様は、まるで、腕の立たない弾王の様である。
マコト(カブキ◎・フェイト・カリスマ●)
オーエド808:ちょっと古いSFの域を抜けていないが(作品としては充分古いのだが)、サイバーらしい作品である。レンタルビデオ屋で見つけたら、迷わず借りることをお薦めする。
センゴク(カブキ●・カブトワリ・イヌ◎)
ベンテン(カゲ・カゲ●・イヌ◎)カゲ二枚ではなく、チャクラ・カゲかも知れない。シャドウブレイドの技は見物。
ゴーグル(イヌ◎・ニューロ・ニューロ●)世にもめずらしい肉体派ニューロである。
獣兵衛忍風帖:和風スチームパンクと言えよう。石川賢版の「魔界転生」のマッドハウス版。とも言える作品。見て損は無し。N◎VAの特技をみなジャカスカ使うので、技を視覚として捕らえやすい。
牙神獣兵衛(カタナ◎・チャクラ・カゲ●)かまいたちと斬裁剣の使い手。
濁庵(カゲ◎●・ヒルコ・イヌ)公儀隠密なので、イヌにしてみた。
陽炎(カゲ・ヒルコ・クグツ)毒味役。血液を含め体液が毒と化している女性
ルパン三世:天下の大泥棒と言うだけあって、潜入や警報装置のかいくぐり等は、参考になるだろう。
ルパン三世(カブキ●・カゲ◎・カブトワリ)カゼ並の運転と、タタラ並の小道具の開発もするのだが…
次元大介(カゲ◎・カブトワリ・カブトワリ●)彼もまたあらゆる物を操縦できるのでカゼを入れても良いかも知れない。
石川五右衛門(カタナ・カゲ・チャクラ◎●)一応、空手の師範でもあるのでチャクラ。
コレクターユイ:少々趣が違う気もするが、ユイとコレクターズは、ニューロとイーターに置き換えることもできるだろう。イーターに自我は無いが。ユイとIRの関係も、人間とDAK(粕川うららとぴーすけ)の関係と見て良いだろう。
春日ユイ(カブキ◎・ミストレス●・ニューロ)ただし、キーボードは苦手である。
ゾイド:フルCGアニメの方。私の中の死国のイメージは、ゾイドだ。登場人物もアラシとウォーカーに変換できよう。実は、マトモに見たことがないので、登場キャラクターの変換は出来ない。あしからず。
マクロスプラス:バーチャルアイドルが出る。と言う観点では、メガゾーン23も入れても良いのかも知れない。双方ともに、自我、意識をもったAIだが、メガゾーンの方は、ニューロが制作していて最初から優れたAIであった。対してマクロスプラスの方は、タタラが入魂していった結果、自我を持つに至ったAIである。と言う違いかある。記憶の封殺や、入れ替え、などマヤカシの領域にも踏み込んでいる。
イサム(カブキ◎・カゼ●・アラシ)カゼ二枚でも、アラシ二枚でも良いかとはおもう。
ガルド(カゼ・チャクラ◎・アラシ●)こちらは、固定。アラシの逆位置の意味にキーをおくことで、ガルドらしさが出る
ミュン(カブキ●・マネキン・クグツ◎)
シャロン(カリスマ◎●・マヤカシ・ニューロ)
音楽
マクロスプラスサントラ():バーチャルアイドルの歌が収録されている。どこか宗教歌の様な印象を持たせつつも、雄大な自然を感じさせる曲と歌詞は、N◎VAでも、レトロでないアイドルや、実力派歌手たちの定番だろう。21世紀になっても、曲調は20世紀から大差ないことを考えても、N◎VAの世界でも、現代のような音楽が流行っているだろう。サイクルはもっと短いだろうが…
ジャズ:今も昔も、ハードボイルドには欠かせない音。格好いい男や女にしか似合わない。
クラシック:クロマクやエグゼクが聞いてそうだから、それだけ。
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