車いじり

2004年3月18日(木) 晴れ
完成
昨晩からの雨も今朝にはあがり、バッフルボードはニス塗りから一晩おいて完全に乾燥したので取り付けてみました。
材質がコンパネからMDFに変わったからといって、それほど音に変化があるわけではありませんが、 タッピングビスで車両側に取り付けていたのをボルト・ナットにスプリングワッシャーを挟み込んでがっちりと固定し、 スピーカーとボードもビス3本で固定していたのを6本に増やし完璧に固定した効果が現れたのか、 音の暴れがさらに少なくなりクリアな音になったように思います。

これで一連のカーオーディオ関連のチューンアップもお終いということで、仕上げに仕事用の軽トラックに搭載していたツィータを移植して完成です。
チューンアップ・ツィータ 直径4pにも満たないような、こんな小さなスピーカーを追加しただけで音に表情が生まれ、音がつややかになって驚くほど表現力が増します。
ドアスピーカーだけだと、どうしても足下から音が聞こえてくるような感覚があるのですが、 ツィータを追加すると前方に音が定位するので不自然さがなくなります。
しかし、取り付け位置によっては高音ばかり耳についてうるさく感じますので、最初から完全に固定せず両面テープで仮固定して様子を見ます。

試聴に近場を走り回ったのですが、いい音に仕上がっているので、どこまでも走っていきたいと思うくらいに音楽に浸ることができました。
Jeff Beck『Their And Back』を聴いていると空まで飛んでいけそうなくらいに気持ち良くなってしまいました。

2004年3月17日(水) くもり
作りました
隣の市へ行ったついでに寄ったホームセンターで、MDFボードを見つけたので購入してきました。
12oの厚さで300o×900oの大きさのものが税込みで600円からおつりが来る程度の値段でした。
エーモンから発売されているバッフルボードが左右の2個セットで3,000円前後の価格ですので、自作すると約五分の一の出費で済みます。
しかし、工具から新たにそろえなければならないとなると最低でも電動ドリルは必要で、それ以上の出費になりますので、 エーモン製バッフルボードの対応車種にお乗りの方は素直に製品を買った方が安く付くでしょうし、確実ですね。

今日も相変わらず仕事が暇なので、早速作ってみました。
自作バッフルボード 前回の試作品と同じように回し挽き鋸を使って手作業で円をくり抜いたので多少いびつになりましたが、MDFボードはサンドペーパーで修整が効きますし、 スピーカーが収まってくれればいいわけですので、それほど気にする必要はないと思います。
アウトラインをノコギリで曲線部を無視して直線にカットするのも前回と同じ。
大まかにノコギリで切って荒目のサンドペーパーで削って整えてやれば曲線部も型紙と同じように加工することが出来ますが、 試作品は問題なく収まったので強度を持たせるためにそのままにします。
車両に取り付けるボルト穴を電動ドリルで開け、以前の工作で使った残りのニスを塗りました。
このニス塗りは雨水の浸入から水に弱いMDFボードを守るためのものですので、思いっきり厚塗りします。
ムラになろうが垂れようが、車両に取り付けたら見えないものですし、何も工芸品を作っているのではないのですから、かまわず塗りたくります。

そんな感じで完成しましたが、厚塗りした上に夕方から雨まで降ってきたので充分に乾燥させることができませんでした。
取り付けは雨のあがった明日の夕方ということになるでしょう。

2004年3月16日(火) 晴れ
一段落
カーオーディオ関連のチューンアップも一段落というところでしょうか。
まだまだ不満の残るところもありますが、まずは納得できる音に仕上がったことで、取り敢えず終わりにしたいと思います。
バッフルボード用の素材が見付かれば、すぐにでも作り直したいとは考えておりますが、コンパネ製バッフルボードでも特に不具合がないようなので、特に急ぐ事もなかろうと。

この一連の作業で驚いたのがデッドニングの効果が絶大だったことです。
スピーカー周りだけの簡易的なデッドニング作業だったのですが、それだけでもハッキリと効果が体感できたのには驚きの他ありません。
さらにドア全体のデッドニングをやれば、これ以上の効果を期待できるのでしょうが、材料をそろえるのだけでも1万円以上もかかりそうだし、作業そのものも大変なうえに後々のトラブルを避けるためにも時間に余裕を持って丁寧に作業をしたいと思いますので、金と時間に余裕が出来た時にでもやりたいと考えております。

こんな面白いことを一気にやってしまっては、後の楽しみがなくなってしまいますからね。
さぁ〜、次は何をして遊ぼうかなー。

2004年3月15日(月) 晴れ
バッフルボードの作成
バッフルボードの試作品を作ってみました。
バッフルボード 材料は、試作品ということで、そこら辺にあった型枠用ベニア板、いわゆるコンパネというヤツです。
土曜日に買ってきた板は加工中に木目部分から折れてしまいました。
あらかじめ取っておいた型紙どおりにスピーカーの入る穴を回し挽き鋸でくり抜き、アウトラインは型紙の曲線を無視して直線的にノコギリでカット。
ビス穴を開け、スプレーペイントで塗装して乾燥を待てば完成です。

手抜き作業のため、たいした時間も掛からず出来上がってしまったので、車への取付までやってしまいました。
スピーカー全体が内張の外側に出ることで、内張のスピーカーカバーに干渉されて外に届きにくかったツィーターの音がハッキリと聞こえるようになりました。
これはバッフルボードの効果というよりもスペーサーとしての効果が出たようです。
全体的な音域のバランスが良くなって聴きやすい音、長く聴いても疲れない音になったように感じます。
感じるという程度でハッキリと体感できる程ではないのですが、バッフルボードを入れる前より悪くなっていないのは確実なので、まずは成功だと思います。

バッフルボードの素材として適した材料が入り次第に正式版を作りたいのですが、近所のホームセンターなどには「MDF」といった適した材料が見あたりません。
今週末にでも探しに出掛けてみたいと思います。

2004年3月14日(日) くもり
デッドニング
バッフルボードを取り付ける前に、まずは最低限のデッドニング作業をやっておこうと、 エーモンの「デッドニング入門キット」を買ってきました。
デッドニング入門キット スピーカー取り付け部に制振シートを貼るだけの簡単なキットなのですが、4,000円近い値段がします。
しかし、私が盛んに車いじりをやっていた頃は、デッドニングなんていうものは本当のマニアだけのもので、制振シートという材料名は知っていても、こんな田舎町では手に入れる方法がなかったのですから、今のように田舎でも大手のカーショップでなら簡単に購入できるようになったのは大変喜ばしいことですね。

デッドニング それでは、早速やってみました。
作業方法は説明書にならいながらもテキトーにペッタリと貼り付けて、付属のヘラでゴシゴシと密着させ、アルミテープを周りに貼れば完成。
特に難しい行程はなく簡単に済んでしまいます。
スピーカーと内張を元に戻し試聴してみると、ハッキリと分かるくらいに音の締まりが良くなっています。
もぁ〜としていた低音部が締まり、サブウーファーとのつながりが自然に感じます。
中音域から高音域も全面に出てくるようになって全体のバランスも良くなったように感じます。
バッフルボード取り付けと全体的なデッドニング作業の手始めとして基本的な部分だけを、それも余りにも簡単な作業だったので、それほど期待はしていなかったのですが、これほどの効果を得られるとは思いませんでした。
今後の作業結果が楽しみになりました。

音が良くなったので嬉しくて走り回っていたら夕方になってしまい、バッフルボードの作成作業には全く手を付けられませんでした。
仕事の合間にでもこつこつやりましょうかね。

2004年3月12日(金) くもり
ドア・スピーカー換装 その2
昨日は、交換を成し遂げたというだけで満足してしまい、冷静な判断ができなかったので、気持ちが落ち着いたところでドア・スピーカーの再生音をあらためてじっくり聴いてみると、まだまだ良い音というのには程遠い感じがします。
スピーカー取り付け部に耳を近づけてみると、ドア内張のドアポケット部分がビリビリ振動していて、それが原因で音が濁っているようです。
これは早急に何とか手を打たないと、せっかく手間暇かけた甲斐がありません。
ということで、さらに手間と暇と金がかかるわけですが、趣味なんてものは悩みや苦労が伴うからこそ面白いのであって、出来合いのものや全てショップ任せで済ませてしまうのは楽しみの大半を失ってしまうようでもったいないと思ったりもします。

2004年3月11日(木) くもり
ドア・スピーカー換装
今年の1月に中古で手に入れた'99年型ラウムには、トヨタ純正のCDカセット・オーディオが装着されていて、想像していたよりも音が良かったので、 取り敢えずはこのままでいいかなと思っていました。

ところが、長時間のドライブにCDをいちいち交換しながら聴くのは面倒な上に、つい運転中にCDを入れ替えようとして交通安全上ふさわしくないので、 約10倍の圧縮率がありCD-R1枚に10枚以上のアルバムを収めることができるMP3対応のカーオーディオに換装しました。

その後、低音部を補強するためにチューンナップ・サブウーファーを取り付けたのですが、確かにバスドラムの音がずっしりと響くようになり、 それなりの効果はありました。
しかし、今ひとつ満足できるような音ではありません。
一番肝心なメインの音の出口となるドア・スピーカーが純正のままでは、いい音を期待できるわけがないですよね。

純正ドア・スピーカー 本来なら何より先にドア・スピーカーを交換すべきなのですが、このラウムのドア・スピーカーは悪名高きリベット止め方式になっていて取り外しが面倒なのと、 カー・オーディオ・メーカのカタログ等で対応商品を見つけられないので躊躇していました。
しかし、スピーカー交換の多くの実績を持つカー・ショップの店長に聞いたところ、16pのスピーカーなら何の問題もなく装着できるとのことでした。
リベットの取り外しも電動ドリルとニッパーとマイナス・ドライバーがあれば簡単にできますので、 その店に注文し、本日品物を受け取りました。

ケンウッド・スピーカー 仕事が一段落した夕方4時過ぎ、早速取り付けてみました。
実際の作業は両方のドアで1時間も掛からず、何も問題なく装着できました。
肝心の音は、輪郭がハッキリし、キレがあるように感じました。
音量は純正よりも若干落ちたようですが、わずかながらも音質が向上したのは分かります。
今回は、ただ取り付けただけなので大幅な音質の向上は望めませんでしたが、 音質向上効果の大きいバッフルボードの取り付けやデッドニング作業は折を見て少しずつ進めたいと思っています。

2004年3月8日(月) 晴れ
サブウーファーを取付 その2
先週の土曜日に取り付けたサブウーファー、助手席シート下に押し込んだせいか音の抜けが悪く、こもったような音に不満を感じ、荷室に設置場所を変えてみましたが、それほど改善されたとは思えませんでした。
しかし、またシート下に戻すのも芸がないので、荷室内に簡単に固定する方法を考えてみました。

荷室内に固定方法 適当な板っきれに付属の金具を取付、荷室のカーペット下に敷く、金具の取付ボルトが出るようにカーペットに十字の切り込みを入れてボルトの頭を出し、 サブウーファーに取り付けておいた金具とドッキング。

取付完了 はい、これで取付完了。
多少のぐらつきはありますが、上り下りのきついカーブを走り回っても動いてしまうことはありませんでした。
狭い荷室を有効に利用できる縦位置に設置できて、まずは満足。
取り敢えずは、こんな所でイイんじゃないでしょうか。

2004年3月6日(土)
サブウーファーを取付
カーオーディオにチューンナップ・サブウーファーを追加しました。
物は、カロッツェリアのTS-WX22Aというシート下にも収まるコンパクトなヤツです。
写真を撮る間ももどかしく、さっさとシート下に取り付けてしまいましたので画像はありません。
興味がお有りの方は、上記の製品名をクリックして、メーカサイトの製品のページをご覧になってください。

取付は1時間少々で完了したのですが、高出力のアンプを内蔵する製品なので本来はバッテリーから直に電源を取らなければならないのを無精してオーディオ電源から取り、安全のため添付の金具で固定するように指示されているのを面倒なのでマジックテープで仮固定し、コード類はカーペット下に隠しただけと、いつものように「取り敢えず取り付ける。不具合が出たら直せばいいじゃん」方式です。
以前、車いじりに凝っていた頃、見栄え良くきっちりと取り付けてしまうと後々に設置位置を動かしたくなったり、機器やパーツを追加したい時に取り外すのに苦労するということを学んでから、簡単に取り外せる方法で取り付けるようにしています。
単に不精者だというのが正解かもしれませんが。

肝心の音の方は、純正スピーカーのみだとバスドラムの音がかき消えていたのが、サブウーファーの取付後はしっかりと再生されるようになりました。
不足しがちな低音部を補強したいという当初の目的は達成できて大満足です。
予定しているドア・スピーカーの換装が楽しみになりました。

2004年2月23日(月) 晴れ
MP3対応カーオーディオ その2
手持ちの音楽CDからMP3ファイルを作成しCD-Rに焼いてみました。

使ったのは MP3ファイル作成の定番中の定番、CDex という外国製のソフトです。
詳しい使い方に興味がお有りの方は、こちらのページの「CD→MP3」の項目でわかりやすく解説されていますので参考にしてください。

CDex で MP3ファイルを作成すると、アーティスト名のフォルダが作られ、さらにその中にアルバム名のフォルダが作られて、その中に音楽トラックの MP3ファイルが作られます。
このファイル構造が、MP3対応カーオーディオで再生するのに都合が良いので重宝します。

アルバム情報もインターネット上のデータベースから取得できますので、いちいちアーティスト名やアルバム名、曲名を入力する手間は省けるのですが、ごくまれに情報が間違っていたり、必要な情報が欠けていてMP3対応カーオーディオで再生する時にアーティスト名やアルバム名、曲名が表示されないことがあるので、データを補完する必要があるのですが、そんな時に便利な Super Tag Editor というソフトがあります。

そんなこんなで、MP3ファイルCDを作成したのですが、MP3ファイルは音楽ファイルの10分の1のサイズになりますのでCD-R1枚に約10枚分のCDアルバムが収まります。
実際には、目一杯にまで曲を収めてあるCDアルバムはほとんど無いので、12〜13枚分のCDアルバムが収まりそうな感じです。
一枚のCDで12連奏のCDチェンジャーと変わりがないので、実に便利ですね。

2004年2月22日(日)
MP3対応カーオーディオ
予報通りに雨になりました。
それも半端ではない大雨で、時折は強い風も吹き、今までの晴天続きで乾燥し埃だらけだった地表を洗い流し、吹き飛ばし、洗い清めてくれるような勢いでした。
今はもう雨はあがり、風も収まって、明日は爽やかな良い天気になりそうです。

今日は、MP3対応のカーオーディオを取り付けてみました。
純正オーディオ 純正オーディオは、こんなのが付いていました。
純正オーディオにしては、まずまずの音で特に不満もないのですが、CD1枚掛けなのでCDを交換するのが面倒だし、 時計表示ができないのは、一番見やすい場所に居座りながら許せないと思います。
ソニーのカーオーディオ 換装したのは、ソニーのMP3対応カーオーディオの一番安いヤツです。
MP3を再生できるのが取り柄なだけのシンプルなインターフェイスに好感を持ちました。
今日は取り付けただけで、MP3ではないCDを再生しながら、ちょっと走り回っただけですので、 後日改めて、といっても簡単な感想程度になるかと思いますが、いずれ報告いたします。

2004年1月30日(金) 晴れ
ホーンの取付
朝から天気が良く、1月下旬にしては暖かい日でした。
仕事も暇なことだし、ホーンでも取り付けてみるかと、朝から早速、作業開始。
取付前 フロントグリルは、プラスネジ2本と10o六角ナット1個で固定してあるだけ、簡単に外れます。
最初から付いているホーンは、こんな平べったいのが1個だけ。
さて、取付取付…。
右側はそのまま交換、左側は既存のボルトに共締めしようとするとナットが締めにくく、 隙間に落として行方不明になると大変なので、アングル材を作成・加工し取り付けました。
取付後 左側がバンパーに干渉するので、左右の角度が揃っていませんが、外から見えるものでも無し、 まずは良しとして、作業完了。
実作業時間、30分もかかりませんでした。
今回使用した工具がこれです。
工具 プラスドライバー、ソケットレンチ、10oと12oのソケット、エクステンションバー、それと赤くて丸い物。
赤くて丸い物の正式名称は忘れてしまいましたが、 ソケットレンチでボルトなどを締める時、テンションがかかる前に指先でくるくる回す際、 ソケットレンチとソケットもしくはエクステンションバーの間に入れて使うと便利なものです。

2004年1月28日(水) 晴れ
ホーンを購入
寒気が去って暖かい日差しが戻ってくると、そろそろと車いじり好きの虫が頭をもたげ始めてきました。
車に対して金を掛けたくないという理由で選んだ中古のラウムなのですが、 自分の車として愛着を持てるように少しは手を入れてあげなくては…などと都合の良い理由を付けて、 まずはパーツ代が安く作業そのものも簡単なホーン交換でもやってみるかとミツバ製「プラウドホーン」を購入しました。 ミツバ・プラウドホーン
取付場所に困らないよう、できるだけコンパクトなタイプをということで選んだのですが、 小型軽量なだけに高音が少々強調された感じで、色も赤しかないのは「何だかなぁ〜」とは思うものの、 安かった(\2,590)ので「まぁいいか」と…。
どうしても気に入らなければ、仕事用の車にボッシュ・ラリーストラーダを取り付けてあるので、 それと交換しても良いかと考えております。
取付作業は週末の予定で、今日は下見にフロントグリルを外してみました。
このラウムは軽トラックのようなシングルホーンで、交換するホーンの片方だけは取付位置の確保ができるのですが、 もう片方の位置確保が難しそうです。
手の空いた時にスティの加工や配線を作っておけば、何とか週末には交換取付ができるだろうと思っています。

2004年1月22日(木)
納車
本日、中古で買った車が納車されました。
99年型トヨタのラウムです。
ラウム
今日は雪が降っているし、任意保険の契約が明日で未保険状態なので、万が一のことを考えて、まだ運転をしていません。
週末には天候が回復することを祈って、慣れない車で雪道走行という冒険は自粛することにしましょう。
ということで、ガレージに止めたまま、CDの再生なんぞやって遊んでいたのですが、ひとつ嬉しい誤算がありました。
このトヨタの純正オーディオの音が思っていたよりもちゃんとしていたことです。
お世辞にもいい音だとは言いませんが、低音がしっかり出ているし、耳障りでない程度に高音も出ています。
これなら音楽を聴いてもいいかな、という気になります。
(画像をクリックしていただきますと、ちょっと大きめな画像でご覧になれます)