投げ釣りの道具

2006年10月28日(土) 晴れ
横T字テンビン?
ついに新型テンビンを開発?

横T字テンビン?" その名も「横T字テンビン」。
別名「トの字テンビン」とも言います。

な〜んていうのは大嘘。

スライド式 鱚介オリジナル工房さんの鱚介テンビンにインスパイアされて、というか真似して、スライド式L字テンビンを作製してみました。

仕掛け側アームをスライドさせることにより、L字にも逆L字にもなるという画期的なテンビンのつもりです。
当然ながら、スライドさせるというのは、鱚介テンビンの物真似です。
冗談半分のお遊びテンビンですが、案外、使い物になるかも…と思っています。

結合部 道糸側と仕掛け側のアームの結合部は、グルグル巻き付けて、薄くハンダ付け。

撮影機材
カメラ : Canon PowerShot S50
三脚 : スリック スプリント PRO GM
雲台 : ベルボン PH-253(マグボーイ5)
その他 : 自作段ボール箱製簡易スタジオ

2006年10月26日(木) 晴れ
鱚介テンビン
鱚介オリジナル工房の「鱚介テンビン」を手に入れましたので、ご紹介します。

鱚介テンビン 【レギュラー・一般用】と【ヘビー・超遠投用】の2種類があり、【レギュラー・一般用】が、錘25号、6色をターゲット、【ヘビー・超遠投用】が、錘27号、8色以上をターゲットということになっています。
私の場合、8色以上も投げられるわけがないので、迷いもなく【レギュラー・一般用】を選びました。

投げ釣り名人の高澤鱚介氏が、25項目もの工程を経て、一本一本、丁寧に心をこめて手作りされたテンビンだということで、大変キレイな仕上がりで、丁寧に作られたというのを細部の仕上がりからうかがうことができます。
私ごとき者には、真似の出来ない名人技です。

鱚介テンビン変化 見た目は、ただの逆V字型テンビンのように見えますが、このテンビンの特徴は、仕掛け側のアームが上下にスライドすることです。
軸となるアームに仕掛け側のアームをグルグル巻き付けて、巻き付けた部分の上側にソフト発光玉、下側に浮き止めのようなゴム管で挟んで固定してあり、仕掛け側のアームを上下させることで、軸の上下任意の位置で固定できるようになっています。

ラムダ天秤などの逆V字テンビンをお使いになった方ならお分かりになると思いますが、魚のアタリを高感度で伝えるのが特徴の逆V字テンビンは、確かにかすかな魚のアタリを大きく伝え、アタリを楽しむキス釣りには大変楽しいテンビンなのですが、その反面、アタリがあっても魚が鈎に掛かっていないことが多々あります。
高感度の代償として、仕掛けの先の餌をくわえた魚にも、力糸から道糸と竿までの抵抗を伝えているはずで、それが違和感となって、せっかく餌をくわえた魚が餌を離してしまっているものと思われます。

「鱚介テンビン」は、通常は感度ビンビンの逆V字テンビンなのですが、アタリがあるのに魚が乗らないときには、仕掛け側のアームを下げてL字型テンビンに近い形状にすることにより、仕掛けアームのバネ効果により違和感なく喰わせる事が出来るという物です。
さらに、通常の使用では糸がらみはほとんどしないのですが、風の状態などで糸がらみの心配がある時は、アームをスライドして天秤長を長くしてやることで、からみはますます減ります。ということです。

鱚介オリジナル工房で購入できますが、11月からGear-Labでも販売されるということなので、購入しやすくなると思います。

さて、今週末はどこへ釣りに行こうかな?
鱚介テンビンを使用しての感想は、今週の日曜日以降までお待ちください。

追伸。
スナップスイベルクイック ところで、この手のスナップスイベル、普通のスナップのように一生懸命開こうとしていたのは、私だけ?
説明するまでもありませんが、開かずに簡単にオモリを通せるんですね。
実は、今日、初めて知りました。

撮影機材
カメラ : Canon PowerShot S50
三脚 : スリック スプリント PRO GM
雲台 : ベルボン PH-253(マグボーイ5)
その他 : 自作段ボール箱製簡易スタジオ


2006年10月21日(土) 晴れ
投げ釣り用力糸に船釣り用PE
遠投投げ釣りには、極細のPEラインを使用しますので、力糸が必要不可欠なのですが、PEテーパーラインはやたらと高いですよねぇー。
根掛かりが多いような場所では、PE1.5号にナイロンテーパーラインを使うのですが、それでもプッツンプッツン切れまくりやがります。
結束方法は、一般的な電車結びでやっていたので、こりゃ結び方が悪いんだろうと、ルアーマンがやっているラインシステムなんてやつを練習し始めたのがつい最近のこと。

そんな時に、次世代オモリROCKで有名なGear-Lab掲示板をいつものように見ていると、タイムリーなことに道糸と力糸の結束について書かれていました。

・投げ釣りの人は、道糸と力糸を電車結びで結束されることが多いが、電車結びは結束強度が極端に弱い結び方である。
・投げ釣り用の力糸は、テーパー状になっているが、これは電車結びで結束することを前提にした考え方である。
・ところが、ルアーやジギングをやっている方は、細い道糸とその道糸の約4倍の号数のリーダーを非常に上手く結んでいる。
・投げ釣りの場合でも、ルアーやジギングの結び方を覚えて使ったら良いのではないか。投げ釣りに最適なのはFGノットである。
・力糸を太いPEにするか太いナイロンにするかはあるが、いずれにせよ、かなり安上がりになる。

「目から鱗が落ちる」とは、まさにこのような事を言うのか。
安い船釣り用のPE道糸をテーパー加工する方法はネット上でよく見かけましたが、何か面倒くさいなぁ〜強度的にも不安だし、って感じで、挑戦する気は全くなかったのですが、テーパーなどの加工を一切加えずにFGノットで結束する、これは挑戦するに値する価値がありそうです。

それで早速、ネットで安い船釣り用PE道糸を探して発注。

ゴーセン(GOSEN) PEメーターポイント 200mゴーセン(GOSEN) PEメーターポイント 200m

品物が届く間に、漁船に引っ掛けられて高切れしたPE道糸に、根掛かりして力糸からオモリ仕掛けまで切れてしまったのを、またその根掛かりした仕掛けに根掛かりさせ、ようやく海中より回収した仕掛け一式の力糸の太い部分で、シコシコとFGノットの練習。
ダイワの結び方教室−FGノットのページを見ながら何度も繰り返し練習するうちに、何とか様になってきました。
PE糸どうしの結束は、引き締める際に滑りが悪く失敗しやすいので、専用の潤滑剤がない場合でも、ニベアクリームなどのハンドクリームの類をすり込むと上手くいくようです。
しかし、指先から腕にかけて筋肉痛になってしまいました。ノットの練習には液体サロンパスの類もお忘れ無く。

本日、ナチュラムから品物が到着しましたので、早速、PE1.5号道糸にゴーセンPEメーターポイント5号を結束。
明日、ゴロタ石浜で使用してきます。

2006年10月7日(土) 晴れ
篭定釣具店「爆釣天秤」の真似
浜松の投げ釣り専門店、篭定釣具店さんより、投げキス釣り用の新しい投げ釣り天秤が発売されたようです。

詳しい情報は、投げ釣り北近畿さんの篭定釣具店様紹介ページをご覧になってください。

天秤マニアの私としては、早速手に入れて使ってみたいのですが、今から注文しても一週間は掛かってしまうのではないかと思われますし、天秤だけを注文しても送料との折り合いで超高価な天秤になってしまいますので、何か別の物を注文するときに釣友の分もまとめて申し込みたいと思います。

爆釣天秤の真似天 そこで、どのような使用感なのかを試すべく、投げ釣り北近畿さんの篭定釣具店様の紹介ページの画像を元に、真似天秤を作製してみました。
かなり自分勝手な想像による産物なので、実際の製品とは全く異なっているかも知れません。
まずは形だけを真似て、明日の釣行で使用感をテストしてみたいと思います。

撮影機材
カメラ : Canon PowerShot S50
三脚 : スリック スプリント PRO GM
雲台 : ベルボン PH-253(マグボーイ5)
その他 : Corel Paint Shop Pro Photo XI(試用中)、自作段ボール箱製簡易スタジオ

2006年10月4日(水) 晴れ
トーナメントサーフ35にADTスーパー サーフ グリップ
トーナメントサーフ 35用のADT スーパー サーフ グリップを買ってしまいました。

投げ釣り北近畿さんの「道具いじりと改造のページ」や KISU MANIAさんのギア其の83「ADTスーパーサーフグリップ」の記事を読んで、欲しいなぁ〜!と、ずーっと思っていたのですが、たかがハンドルのグリップに七千円は高すぎるよなぁ〜!で、購入にまで至る勇気がありませんでした。
でも、気が付くといつも拙者の投げ釣り専門釣具店さんの「ADT ダイワ35用ハンドルグリップ」のページを見ているんですよねぇ〜。
それで、カートに入れたり出したり…。

それが、とうとう、買ってしまえ〜!ということで、購入ボタンを押してしまいました。

待ちに待った2週間、本日やっと届きました。
トーナメントサーフ35用ADTスーパー サーフ グリップ 早速取り付けてみました。
トーナメントサーフ Z45U用と同じ物なのですが、35は純正グリップ内にベアリングが入っていないので、別売りのベアリングを購入する必要があります。

トーナメントサーフ35用ADTスーパー サーフ グリップのアップ 金属製なのに冷たさを感じさせないアルマイト仕上げが実に素晴らしい。
指に吸い付くような梨地仕上げで色の深みも美しい。
ガタは一切無く、グリップの回転感覚はシルキーそのもの。

トーナメントサーフ35用ADTスーパー サーフ グリップとスカイキャスター スカイキャスターに合わせてブルーを選んだのですが、同じ色合い、同じ色の深みで、まさにピッタリ。

まだ現在のところ生産予定はないトーナメントサーフ 35用のスーパーサーフスプールですが、発売されたら、また悩みに悩んで、買ってしまうでしょうね。
ADTさんの製品は、仕上げが美しくて格好良く、本当に魅力的ですよね。
発売されるのが、待ち遠しいような…、怖いような…。

撮影機材
カメラ : Canon PowerShot S50
三脚 : スリック スプリント PRO GM
雲台 : ベルボン PH-253(マグボーイ5)
その他 : Corel Paint Shop Pro Photo XI(試用中)、自作段ボール箱製簡易スタジオ、背景用毛布

2006年9月29日(金) 晴れくもり
またまた、餌箱の作製
投げ釣り用の小出し用餌箱を作ってみました。
ちょっと暇があれば、餌箱ばかり作っているような…。

投げ釣り用の小出し用餌箱 材料は、80o×600o×10oの工作用バルサ材を使用。
塗装は、100円ショップで購入したアクリル塗料。
出来上がり寸法は、幅100o、高さ40o、奥行き100oと、かなり小振りです。
写真では全く違う色になっていますが、実際の色は、ダイワ スカイキャスターと同じ群青色です。
レタッチソフトで色の補正を試みたのですが、余計に色バランスが崩れてしまったので断念、トリミングとリサイズのみ。

投げ釣り用の小出し用餌箱2 蓋が不用意に開いてしまわないようにロータリーキャッチを取り付け。
前回に作製した餌箱に取り付けて、蓋を開けるのが固くなり、不便になってしまったかなと一時は思ったのですが、蓋を開けるのにコツを掴めば簡単だし、石粉を入れたまま車で移動して、クーラーボックスが転倒しても、荷室が石粉だらけになってしまう心配が全くありません。


撮影機材
カメラ : Canon PowerShot S50
三脚 : スリック スプリント PRO GM
雲台 : ベルボン PH-253(マグボーイ5)
その他 : Corel Paint Shop Pro Photo XI(試用中)、自作段ボール箱製簡易スタジオ

2006年9月17日(日)
投げ釣り用クーラーボックスの小改造
本日は、台風13号が直撃のため、当然ながら釣りは無し。
久々に佐賀市方面の釣具店巡りへと行ってきました。

まずは、釣具のポイント佐賀鍋島店。
先週の千々石海水浴場釣行の際にエサを調達したのが釣具のポイント諫早店だったのですが、その時に投げ釣り用オモリ・コーナーで、ラムダ天秤で有名な景山産業のL型テンビン「ラムダ連」を見つけ購入して使ってみて良い感じだったので、もしかしたら佐賀店にもあるんじゃないかと、微かな期待を抱いて行ったのですが、やはりありません。
ダイワのクーラー取り付け型「シンカーホルダー3P」があったので購入。
他に、改造テンビン作り用にタカタ「ロケットテンビン遊動式」とエンゼルビーズを購入。

次ぎに、つり具のまるきん佐賀北部バイパス店へ。
新入荷のシマノ パワーエアロ スピンパワーを触らせてもらい、超重量級の重さを実感して、鈎とスナップなどの小物を購入。

最後に、ヨコオ釣具店へ。
ステンレス硬線の0.8ミリと1oを一袋ずつ購入。

そして、ここからが本題。
ダイワのシンカーホルダー3Pを取り付けるためにクーラーを小改造してみました。

小改造前斜めから 小改造前の状態です。

小改造前正面 小改造前の正面から。
メゴチバサミとプライヤーを取り付けてある場所にダイワのシンカーホルダーを取り付けてみたいと思います。

小改造後斜めから 小改造後です。
餌箱の位置をちょっと高めにしたので、少しはエサ付けが楽になるかな。
メゴチバサミとプライヤーを右側に。右手で使う道具なので右側から取り出すのが理にかなっていると思う。
普段よく使うテンビンは正面に収めた方が使い易いはず。

小改造後正面 小改造後を正面から。
ダイワシンカーホルダーが何となく斜めに付いてしまっているような…。
実は、この作業中に台風の強風の所為で停電になってしまいまして、ヘッドランプを点灯して作業をしていました。
自分さえ気にしなければ、他の誰が気にするということはないのですから、これはこれで良しとします。
体積が小さすぎてすっぽ抜けそうになるタングステンデルナーが安定して収まるのは二重丸。
根掛かり名人の私がタングステンデルナーを実釣で使うことはありませんし、無くしたら怖いので釣り場に持って行くことも無いと思いますが…。

撮影機材
カメラ : Canon PowerShot S50
三脚 : スリック スプリント PRO GM
雲台 : ベルボン PH-253(マグボーイ5)
その他 : Corel Paint Shop Pro Photo XI(試用中)、背景用の毛布

2006年8月12日(土) 晴れ
ウィンズ白スプール
ダイワ トーナメントサーフ35 用のウィンズ・ホワイトスプールを購入しました。

純正細糸スプールとウィンズ白スプール 左が純正極細スプール。右がウィンズ白スプール。
純正極細スプールは、標準糸巻き量がPEライン1号を200メートル+力糸、外径の前部が68ミリ後部が71ミリの2°テーパーになっており、重量が77グラム(78グラムと表示されている場合もあります)です。
ウィンズ白スプールは、標準糸巻き量がPEライン0.8号を200メートル+力糸、外径の前部が71ミリ(後部スカート部は純正よりも若干太くなっています)のテーパー無しのストレートで、重量が40グラムです。

純正細糸スプールとウィンズ白スプールの前部 前部の比較です。
純正スプールは、何かと賛否両論がありますが、格好いい事は間違いないと思います。
ウィンズ白スプールは、穴が開いていないので砂が入り込む心配はありません。

ウィンズのスプールケース ウィンズ白スプールには、スプールケースが付属していますが、高さと径がちょっと大きめなので、ガタつきます。
トーナメントサーフ35に付属のスプールベルトを装着した状態だと、ベルトの幅の分だけ高さ方向が少し大きくなりますので、上下のガタつきはなくなりますが、径はやはり大きすぎると思います。

ツイストパック200 スプールケースに最適なのが、このツイストパック200。
ホームセンターで購入した食料品などを入れるネジ蓋式の密閉容器です。
高さと径がピッタリで、全くガタつきがありませんが、スプールベルトを装着した状態では入りません。

トーナメントサーフ35にウィンズ白スプールを装着 トーナメントサーフ35にウィンズ白スプールを装着した状態です。
シルバーボディに白スプールというのは、思っていた以上にマッチしていて、なかなか格好いいと思います。
篭定釣具店の青スプールとどちらにするか迷った末、値段の安さから白スプールにしましたが、デザイン面では後悔のない選択だったと思います。
純正極細仕様の445グラムから白スプール装着しての407グラムまで、若干ながらも軽量化を果たし、ほぼトーナメントサーフZ45Uの重量に並びました。

撮影機材
カメラ : Canon PowerShot S50
三脚 : スリック スプリント PRO GM
雲台 : ベルボン PH-253(マグボーイ5)
その他 : 自作段ボール箱製簡易スタジオ

2006年7月19日(水)
投げ釣り用天秤の自作 その2
暇なので、もう一つ、ついでに

弾丸直接続天秤 スナップやスイベルを介さずに、直にオモリを接続した天秤を作製してみました。
オモリはフジワラの弾丸を使用しています。

左は、篭定L型天秤オモリ付きの真似ですが、オリジナルとは違ってスイベルを介さず直付け、右は、岩釣会さんのHPで紹介されている方法で接続した物です。

弾丸との接続部 オモリとの接続部のアップです。
左は、篭定タイプで、仕掛け側アームをコイル状に巻き付けハンダ付け、道糸側アームの下の輪っかにオモリを接続。
右は、岩釣会方式で、1oのステンレス硬線にオモリを通してペンチでぐるぐる巻き付けて、さらにハンダ付け。

堀オリジナル工房さんの高感度シンカータイプも作りたかったのですが、HPで見る写真だけでは接続方法がよく分からず断念しました。
高感度シンカーは、良く飛び、キスのアタリがよく分かる高感度、キスの食い込みも良い、と三拍子揃った、巷で評判の天秤オモリなので、是非入手したいとは思っていますが、送料との絡みでまた高額な天秤になってしまいそうで躊躇しています。

撮影機材
カメラ : Canon PowerShot S50
三脚 : スリック スプリント PRO GM
雲台 : ベルボン PH-253(マグボーイ5)
その他 : 自作段ボール箱製簡易スタジオ

2006年7月19日(水)
投げ釣り用天秤の自作
木オモリや弾丸などの単体オモリを接続して使用する、投げ釣り用天秤を作製してみました。

自作天秤 左が、篭定釣具店さんのL型天秤をそのまんまコピーした物、右は、鱚介オリジナル工房さんのスライド式 松葉テンビンにインスパイアを得て、というか真似て、作った物です。
道糸側を1o、仕掛け側を0.8o、のステンレス硬線を使用しています。

50pのステンレス硬線を3等分して、仕上がりのアームの長さを考慮せずにそのまま作りましたが、L型は、道糸側が約15p、仕掛け側が約12pと、ほぼオリジナルに近いサイズになりました。

松葉タイプは、オリジナルがオモリ側と仕掛け側共に12p(遠投用は仕掛け側が11p)となっていますが、自作品は、オモリ側が11.5p、仕掛け側が12.5pと、テキトーな仕上がりになりました。
スライド式 松葉テンビンは、スライドという名のように仕掛け側アームがスライドするようですが、現物を見たことがありませんし、どのような仕組みになっているのか分かりませんので、自作品は固定にしました。

L型接続部 L型天秤の接続部です。
道糸側の1oステン線に仕掛け側の0.8oステン線をコイル状に4回ほど巻き付けハンダ付けしています。
コイル状に巻き付けると、バネ効果が高まり返りが早くなり、向こうアワセ効果が期待できそうです。

松葉型接続部 松葉型天秤の接続部です。
同じく、コイル状に巻き付けてハンダ付けしています。
アームのバネ効果が期待できず、向こうアワセが効かないとされる逆L字、逆V字型天秤ですが、コイル状に巻き付けることによってバネ効果は強化されているはずなので、向こうアワセに対する効果がどれほどなのか試してみたいと思います。

撮影機材
カメラ : Canon PowerShot S50
三脚 : スリック スプリント PRO GM
雲台 : ベルボン PH-253(マグボーイ5)
その他 : 自作段ボール箱製簡易スタジオ、Corel Paint Shop Pro X

2006年7月18日(火) くもり
シマノ パワーキャスター
昨日は、午後から暇になったので、伊万里市のまるきん釣具店へ天秤作成用のステンレス硬線を買いに行ってきました。
目的の物はすぐに見つかったので、何か面白い物はないかと物色していたら、投げ釣り用仕掛けを置いてある所の隅に妙な物を発見。

シマノパワーキャスター シマノ パワーキャスター
カタログでは見たことがあったのですが、現物はこんな物だったのか、と手に取り、ステンレス硬線0.8o、1o、1.2o を各1袋とフックド・スナップスイベル3号を2袋と共にレジへ。

自宅へ戻りシマノのカタログを開いてみると、まだ載っていました。しかし、色が違っています。
最新の投げカタログに載っているのは、本体色がチャコールグレーで、品番は PR-011C、購入した物は、オレンジ色で品番は PR-011A。2世代前の型ということですね。
どうりで、パッケージと入っていたビニール袋が黄ばんでいる。仕入れはしたけど売れ残ってしまった商品のようです。

こんな物、使っている人がいるんでしょうかね?
最新のカタログに載っていて、それなりにモデルチェンジもされているということは、そこそこの需要があるということなのでしょう。
ネット検索してみると、あまり評判はよろしくないようで、ほとんど好意的な記事は見つかりません。

たまたま、投げる時に力糸を人差し指の腹に掛けるか第一関節に掛けるか、という事について激しく議論をしている掲示板の記事を見つけて、つい読みふけってしまいました。
私は、現在は第一関節に深く掛けて投げていますが、投げ釣りを始めた当初(30年くらい昔)は、投げ釣りの入門書に書いてあるとおりに人差し指の腹に掛けていました。
それがいつの間にか、より遠くへ投げたいという気持ちが高じてくると共に、特に意識せず知らず知らずのうちに、第一関節に掛けるようになっていました。
話が別の方向に逸れてしまいましたね。

買ってみたものの自分で使う気にはなりませんが、フィンガープロテクター嫌いの釣友H氏に使わせてみたらノーコンが直ったりして面白いかも…と、ふと思ったもので。

撮影機材
カメラ : Canon PowerShot S50
三脚 : スリック スプリント PRO GM
雲台 : ベルボン PH-253(マグボーイ5)
その他 : 自作段ボール箱製簡易スタジオ

2006年7月17日(月) くもり
投げ釣り用長オモリに使いたい天秤
サビキが軽く、アタリが大きく出て、浮き上がりが早い、と評判の、山本式ウッドシンカーや宮嶋屋釣具店の木オモリにGear-Labの次世代オモリROCKを含めて、私は「投げ釣り用長オモリ」と勝手に呼んでおります。

その投げ釣り用長オモリにベストマッチするんじゃないかと思った天秤を紹介してみます。

篭定天秤三種 篭定釣具店の天秤三種です。
上から、逆L型固定天秤、L型固定天秤、遊動天秤、となっています。
逆L型、L型、の二種は、仕掛け側の天秤アームが細くなっていて、食い込みを良くすると共に投げた時の空気抵抗を少なくする設計になっているものと思われます。
その仕掛け側のアームを道糸側のアームに螺旋状に巻き付けた上で半田で固定してあり、キスのアタリに対してアームの反発力で鈎掛かりさせる力が強化されています。
螺旋状に巻き付けるというのは、デルナー天秤などでも仕掛け側のアームを開いて道糸側のアームの根本にグルグルと2回ほど巻き付けるとアタリが取りやすくなり鈎掛かりも良くなるということはよく知られた方法ですが、自作天秤に取り入れるのは難しそう。
一番下の遊動天秤は、篭定釣具店のカタログでは遊動天秤という名称になっていますが、ステンレス鋼線を自分で曲げて作ることが多い、いわゆる湘南天秤の、その改良型だと思われます。
道糸側と仕掛け側のアームの接続部の曲げ方が変わっていて、オモリを取り付けるスナップスイベルの遊動範囲が最小になる形に固定されていますので、どう考えても遊動天秤という名称はおかしいような気がしますが、どうなんでしょう。

サーフ天秤と自作天秤 左は、フジワラ サーフ天秤 ウッドシンカー用、右は、自作した湘南天秤です。
フジワラ サーフ天秤 ウッドシンカー用は、オモリの重さが掛かると仕掛け側のアームが持ち上がるように接続部が曲げられたタイプの湘南天秤なのですが、道糸側のアームがかなり短くなっています。
ウッドシンカーのように長くて海底で立つタイプのオモリは、魚のアタリがあると立った状態のオモリが倒れる動きをして、それが遊動仕掛けと同じ働きになるので、天秤側は遊動部分を少なくして向こう掛かりを良くしたものと推測しますが、実際の所はどうなんでしょうか?
仕掛け絡みが多くなるデメリットがありながらも、この形にしたのは何かの意味があるはずなので、上記のように推測しています。
自作湘南天秤は、1oのステンレス硬線を曲げて作っています。
仕掛け側を1oと道糸側を1.2oの組み合わせや1.2oのみで作っていた事もありましたが、キス専用なら強度的にも1oで十分だと思いますし、投げた時のの空気抵抗も少ないだろうと、今は1oのみで作っています。
最低限の細さでも最高の強度を維持するために、輪の接点は半田付けしています。
オモリを接続したときに仕掛け側アームが持ち上がるようにアームの接続部分を曲げたものと、オモリの重さが掛かってもストレートな状態を保つように曲げたものとの2種類を作りますが、ストレートな状態を保つ方が好みです。

撮影機材
カメラ : Canon PowerShot S50
三脚 : スリック スプリント PRO GM
雲台 : ベルボン PH-253(マグボーイ5)
その他 : 自作段ボール箱製簡易スタジオ、Corel Paint Shop Pro X

2006年7月12日(水) 晴れ
長いオモリ
投げ釣り用の長いオモリ三種です。
長いオモリ三種 左から、次世代オモリROCK T202山本式ウッドシンカー宮嶋屋釣具店 木オモリ、全て25号です。

次世代オモリROCK T202は、普段使いのお気に入りで、1oのステンレス硬線を曲げて作った自作天秤にセットして使っています。
元々は根掛かり対策のオモリなのですが、長細い形状と浮力体を上部に組み込み海底で立つ構造により、海底との接地面積が小さくなるのでサビキが軽く、アタリがあると立った状態のオモリが倒れることによりアタリを手元に大きく伝える、柔軟な構造で、水中で巻き上げると若干曲がることにより翼の働きをして浮き上がりが早い、といった投げ釣りをとても楽しくしてくれる要素を持ったオモリです。
飛距離は固定天秤に比べるとかなり落ちますし、急な流れには流されやすい、釣り場でこのオモリを使っていると変な注目を浴びて恥ずかしい、やたら質問ばかり受けるなど、使う場面を選び、使う勇気も必要ですが、サビキの軽さとアタリが鮮明に出るこのオモリはとても魅力的です。

山本式ウッドシンカーは、「拙者の投げ釣り専門店」に注文していたのが、今日届いたものです。
まだ使っていませんので、どのような性格のオモリなのかはまだ不明ですが、サビキが軽くアタリが鮮明に出るとの評判は、この形状を見るとうなずけそうです。

宮嶋屋釣具店の木オモリは、月曜日に現金書留で注文していたのが、早くも今日配達されました。
20号から27号までの各号数が2個入り500円と格安なのですが、25号と27号を各1袋ずつ通販で取り寄せたら、1個あたり645円の高額なオモリになってしまいました。
今日届いたばかりなので、もちろんまだ使っていません。
浮力体となる木の部分が小さく全長が短いので、水中で立つ、アタリが鮮明に出る、といった特性は少なくなりそうですが、長いオモリに比べると飛距離は出そうに見えます。

カメラ : Canon PowerShot S50

2006年6月29日(木) くもり
自作餌箱の小改良(15:00に追記)
下記で作製した、クーラーボックス装着用の小出し用餌箱をちょっとばかり改良してみました。

自作餌箱小改良 餌や石粉を入れたままの移動時に、餌箱の蓋が容易に開かないようローラーキャッチを取り付けました。
パチンと小気味よく閉まりますが、開けるのはかなり堅いです。
頻繁な餌付けには面倒なことになりそう。はっきり言って改悪か…。

正面下側の角に隅金具を取り付けました。
納竿時の後片付けで、餌箱を堤防の縁などに軽く打ち付けて残った石粉を落としたりする時の保護と補強用にと、デザイン上のアクセントみたいな感じで。 自己満足に近いかも…。

撮影機材
カメラ : Canon PowerShot S50
三脚 : スリック スプリント PRO GM
雲台 : ベルボン PH-253(マグボーイ5)
その他 : 自作段ボール箱製簡易スタジオ

クーラー装着用餌箱の作製
梅雨時は仕事が暇なので、クーラーボックス装着用の小型餌箱を作ってみました。

小型餌箱 材料は、ファルカタ材 幅90×厚10×長600ミリ (270円也)を作りたい大きさに合わせて切断し、木工用ボンドで接着しました。
丁番は、本当ならステンレス製が良いのでしょうが、近所のホームセンターになかったので、真鍮製の物をステンレスねじで固定しました。
出来上がり寸法は、横110×厚40×奥行き100ミリと、かなり小型になっております。
ファルカタ材の表面は、サンドペーパで磨き上げるとそこそこは綺麗になるのですが、切断面はスカスカで塗料を塗ったとしても綺麗な仕上がりにはなりそうにはないので、今回作製分は無塗装で使おうと思います。

取り付け ダイワの投げ専用クーラーに付属する餌箱固定具を使う場合、固定金具を取り付けた横に10ミリ厚程度の足を貼り付けておくと、餌箱の開閉や移動時にもグラグラせずに安定します。

撮影機材
カメラ : Canon PowerShot S50
三脚 : スリック スプリント PRO GM
雲台 : ベルボン PH-253(マグボーイ5)
その他 : 自作段ボール箱製簡易スタジオ

2006年6月28日(水) くもり
竿尻の傷つき削れ防止用の竿尻キャップ
堤防や埠頭など、コンクリートの地面での餌付け時や置き竿時に、竿立てに竿を立てかけておくと尻栓のゴムが削れてすり減ってしまいます。
砂利浜やゴロタ石浜では、竿尻が小石の中に埋まったり石と石の間に挟まったりで、グリップ部分が傷だらけに。
出来れば愛用の竿は綺麗に末永く使いたいものですよね。
そのような、竿尻の傷や、すり減りを何とか防止する方法がないものか。ということで、こんな事をしてみました。

竿尻キャップ エラストマーゴム脚 丸型 28ミリ ブラック (1個60円也)を嵌め込む。
本来は、椅子の脚部の先に取り付ける、滑り止め・床の傷つき防止のためのゴムキャップなのですが、ダイワ スカイキャスター 30-405のセンサータッチグリップにピッタリで、容易には抜け落ちることがありません。

※ゴムの種類によっては、接触する他のゴム製品やプラスチック製品、塗装などを侵す場合がありますので、目立たない部分でテストするか、こまめに点検し異常が見られたら使用を中止するなど、予想される危険性に配慮しながら使用しないと泣く羽目になりますよ。

カメラ : Canon PowerShot S50
三脚 : スリック スプリント PRO GM
雲台 : ベルボン PH-253(マグボーイ5)

2006年6月25日(日) くもり
試し投げ
どうせ日曜日は雨だろうと、昨晩は近所の居酒屋「壱真」で午前2時過ぎまで痛飲し、目が覚めたのが午前11時頃、案の定、激しい雨が降っている。
味のマルタイ「塩チャンポン」で昼食を済ますと、またウトウトと…、次に目が覚めたのが午後3時30分頃、いつの間にか雨が小降りになっている。
ゴロゴロとテレビを見ながら時間を過ごすうちに雨も止みそうな気配に、ニュータックル、スカイキャスターの30-405とトーナメントサーフ35の試し投げに行ってみようかと家を出たのが午後5時ちょっと前。
佐賀県と長崎県の県境の俵坂に差し掛かると雨が激しくなってきたが、峠の頂上を過ぎ下り坂に入ると雨は完全に止んでいる。
雨の心配が無くなりホッとすると、肝心な物を忘れてきたのに気が付いた。
ニュー・ロッドにニュー・リールは忘れようはずが無く、オモリはフジワラの弾丸27号にロッドスタンドまで車に積んで準備万端、今日の俺って完璧と思っていたのに、フィンガープロテクターを忘れて来てしまった。
行程の半分以上は過ぎてしまっているので、後戻りしてまで取りに行くのは面倒、とにかく海まで行ってみようと。

試投ポイントの彼杵港砂山 試投ポイントに選んだのは、彼杵港砂山。
この一週間のほとんどが雨続きで、海の色は黄土色に濁っている。
巻いたばかりの道糸が汚れるのは嫌だなと思いながらもセッティングして第一投。
フィンガープロテクター無しの指では、思いっ切り投げられようはずもなく、軽めに投げてみたが、それでもやはり指が痛い。
飛距離は6色目の糸が半分くらいまで出るくらい。
車のグローブボックスに常備しているゴムの滑り止めつき軍手を着用し投げてみる。
軽く投げても指の痛みは相変わらずだし、ゴムの滑り止めが妙な引っかかり方をするのか、引っ掛けて左方向にライナーで飛んでしまうのが多くなる。
思いっ切り投げられないのはストレスが残るし、右手だけに軍手装着はいかにもみっともない。
せめて薄手の革手袋なら何とか様になりそう。
7〜8投ほどで切り上げ。

スカイキャスターにトーナメントサーフ35 フィンガープロテクターを忘れるという大失態を犯してしまった故に、思いっ切り投げることが出来ませんでしたので、どのような性格のロッドなのか掴むまでに至りませんでした。
スカイキャスターの大まかな印象として、シマノ サーフリーダーSF405CXやサーフリーダーEVSF425DXと比べると、筋肉質な張りを感じます。
上の2本のロッドよりもかなり細身な作りになっている為、その印象が余計に強調されていると思います。
コントロール性に関しては、上記の2本のロッドに比べても、それほどシビアな印象は無く、フィンガープロテクター代わりの軍手着用でも横で釣っている釣り人の邪魔をするような極端なコントロールミスというのはありませんでした。
まぁ、いずれにしても、私程度の技量ではスカイキャスターの実力の半分も引き出せようはずもありませんので、下手の横好き中年釣り師の戯言としてご笑覧ください。
トーナメントサーフ35に関しては、シマノ スーパーエアロ'04EVとスーパーエアロ'04FVに比べて、EVとFVは何の抵抗も無くスルスル回る印象に大して、トーナメントサーフ35はしっとりとした巻き上げ感といった印象です。
負荷が掛かった場合に巻き上げ感が重くなるEVとFVに対して、多少の負荷に対しても巻き上げ感の変化が少ないのがトーナメント35のように感じました。
今回は試し投げということで、オモリが海面に着いたら着底させずに巻き上げますので、実釣の場合のようにオモリを着底させてじっくりさびく場合とは違ってくるかもしれません。

週間天気予報によると、来週の日曜日も雨。
いつになったらニュータックルで釣りに行ける日が来るんだろう。
梅雨明けまでは悩ましい日々が続きそうで憂鬱です。

本日の使用タックル
ロッド : ダイワ スカイキャスター 30-405
リール : ダイワ トーナメントサーフ35
ライン : PE0.8号+PE1.5〜6号力糸
錘 : フジワラ 弾丸27号
その他 : ダイワ サーフスタンド 750
カメラ : Canon IXY DIGITAL60

2006年6月24日(土) くもり
New Tackle
「オモリの行方はオモリに聞いてくれ」投法の○氏が、新たな凶器を手に入れた。
ダイワ トーナメント サーフ Z45II COMPETITION
必殺多角投法に、どこまで磨きが掛かるか楽しみ。

それならばと、私も伝家の宝刀を抜くとしますか。

アルミホィール? レーシングスピリットを刺激するスポーティ&スパルタンな造形。
見る人が見れば、すぐにわかりますね。

ダイワ トーナメントサーフ 35 そうです。その通り。
ダイワ トーナメントサーフ 35(極細仕様)
軽くて回転が滑らかです。

ダイワ スカイキャスター 30-405 組み合わせるロッドは、ダイワ スカイキャスター 30-405
細くて軽く、群青色がとても綺麗です。

残念ながら明日は雨。
振りたいぜ、チックショー!
我が家に代々伝わる逆雨乞いの踊りを舞って雨を追い払うか。(無い無いそんなもの)

撮影機材
カメラ : Canon PowerShot S50
三脚 : スリック スプリント PRO GM
雲台 : ベルボン PH-253(マグボーイ5)
その他 : 自作段ボール箱製簡易スタジオ

2006年4月8日(土) 晴れ
海草テンビン 改 海草ラムダテンビン
デルナーテンビンやラムダテンビンにトップガンなどの登場で、すっかり出番がなくなってしまった海草テンビンを魚のアタリを高感度に伝えるラムダテンビン・タイプに改造してみました。

海草テンビン1 海草テンビンからテンビン部のステンレス線を引き抜きます。
上の輪っかをハンマー等でトントンと叩きますと下から折り曲げられたステンレス線が出てきます。
一気に叩き込もうとせず、小さめのハンマーで小刻みに打ち込んだ方が成功率が高いようです。
叩き続ければ、いつかは必ず出てきますので、焦らず気長に。

海草テンビン2 折り曲げられたステンレス線をペンチ等で引き延ばして上から引っ張ると簡単に抜けます。
引き抜いたステンレス線は、今回は使いませんが、いつか必ず必要になるときがあると信じて、大事に保管しておきましょう。

海草改ラムダテンビン1 別に用意した長さ50p、径1.2oのステンレス硬線を22p辺りで折り曲げ、スリーブを通してかしめます。
折り曲げた片側の長い方を海草シンカーに通し、最初に引き抜いたステンレス線の曲げ方を参考にして端を2回折り曲げ、ハンマー等で打ち込みます。
ステンレス硬線は、硬く粘りがあって、折り曲げるときに強い反発がありますので、怪我には注意してください。

海草改ラムダテンビン2 仕掛けを付ける側のアームの端に輪っかを作り完成です。
輪っか作りは、ごく普通のラジオペンチでできますが、かなりの腕力と何度も失敗を重ねての慣れを必要とします。
楽に綺麗に作りたいという方は、「ステンレス線専用加工ペンチ」というものもありますので、参考にしてください。
45度〜60度の角度に開いて使いますが、私自身の経験としては、大きめに開いた方が食い込みと向こうアワセの点で有利なように感じます。

ハンダごてと万能ハンダ あまり必要はないと思いますが、かしめ部と輪っかをステンレスハンダで補強します。
千円前後で購入できる「万能ハンダ」は、電気工作用の40Wのハンダごてで使えるので楽です。
楽な反面、融点が低いハンダなので、強度は大丈夫なんでしょうかね。
今回の場合は、特に強度を必要としませんので問題ありませんが。

テンビン作りは、やり始めると結構ハマリますね。
10個近く作って、慣れる前に作った失敗作かなと思える物も結構ありますが、実用上は特に問題なさそう。
早速、明日試してみます。

※この記事を見て、実際に作ってみようと思われた方は、怪我・火傷などの予想される危険性を考慮して、ゴーグル・手袋等の安全対策を施した上で作業を行ってください。
テンビン作りにあまりにも熱中しすぎると、筋肉痛・家庭不和などの不具合を生じることがありますが、当サイトの管理人は責任を取ることができませんので、ご注意ください。


カメラ : Canon PowerShot S50

2006年2月14日(火)
スピード針むすび
スピード針むすび そろそろ、初ギス釣りに向けて、仕掛け作りを始めようかと思っています。
まずは、鉤にハリスを結ぶ作業からなのですが、ここ1年ぐらいで目がすっかり弱くなってしまい、はっきり言ってしまえば老眼なんですが、少しでも楽に結べるかなと「スピード針むすび」なるものを買ってみました。

メーカーサイト「Welcome to Fuzzy CORP.」動画による結び方の解説があります。

カメラ : Canon Power Shot S50

2006年2月11日(土)
クーラーに装着
昨日作った「投げ釣り用小出し餌箱」をクーラーに装着してみました。
餌箱をクーラーに装着 青いクーラー・ボディに青い餌箱が、なかなかマッチしていると自画自賛。
青のオイルステインで塗装したのは正解だったかな。夏の海と空に映えそうです。
ついでに、サイドポーチも青いやつに変えたいな。
餌箱の下角部分にステンレス製隅金(100円ショップで購入)を取り付けてみました。
釣りの現場では、結構ぶつけたりすることがあるので、補強とちょっとしたアクセントに。

カメラ : Canon IXY DIGITAL 60

2006年2月10日(金) くもり
小出し用餌箱の作製
仕事が暇なので投げ釣り用小出し餌箱を作ってみました。
小出し用餌箱 材料 450×120×9mmの板(105円)
真鍮製の丁番(116円)
使い残しのオイルステイン(0円)
家にあった木工用ボンド(0円)
材料の板は100円ショップで「工作材料」という名で色々な大きさ、厚さの板があります。
出来上がりサイズは、W140mm×D100mm×H45mm、餌を取り出しやすいように浅めに作りました。

餌箱の内側 内側は餌の小出し用と石子入れ用に仕切ってあります。
虫さんの居住空間は塗装しない方が良いだろうと未塗装のまま。
反省点を含めて作り方のコツは、切断サイズをできるだけ正確に、切断面をできるだけ直角に、塗装する場合は木工用ボンドのはみ出しを良く拭き取る。
私の場合はこれができていないので、蓋の閉まりに微妙な隙間ができて、塗装もむらむらになってしまいました。

カメラ : Canon PowerShot S50

2005年10月23日(日) 晴れ
投げ専用ロッド
体調不良で釣りに行けませんので、私が現在使用中の投げ専用ロッドの写真を撮ってみました。
細くて、やたらと長いという竿の特性ゆえに、とても撮りづらく苦労しましたが、その苦労も報われず上手く撮れていません。

サーフリーダーSF405CX シマノ サーフリーダー SF 405CX
シマノの並継ぎ投げ竿シリーズで2番目に安いロッド。
上位のロッドと比べると重量が重く反発が遅く弱いが、曲げやすく投げのタイミングを間違っても極端にコントロールを損なうことが少ない。
本格的な投げ釣り入門竿として一時は一世を風靡した感があったようだが、サーフリーダーEVSFの登場で現在は、1万円も高いこの竿をわざわざ選ぶ理由はないように思う。

サーフリーダーEV SF425DX シマノ サーフリーダーEV SF 425DX
シマノの並継ぎ投げ竿シリーズで一番安いロッド。
元ガイドにローライダーを採用し糸絡みを防ぎ、トップはオーシャンガイド、中間はスピンダーガイドを採用し、曲がりと軽量化、軽コスト化を図る。
軽く振っても遠投が効き、安いながらもキススペシャルで実証された新世代先調子を実感できる。
中間にスピンダーガイドを採用した効果で先重り感が少なく、振りやすくサビキやすい。
置き竿用に使う予定で425という長さとDXという若干柔らかめを選択したのですが、引き釣りでもついついこの竿を選んでしまうくらい気に入っています。
本格的な投げ釣り入門用には、この竿を自信を持ってお勧めします。

HXパワーキャストT25-420G ダイワ HXパワーキャストT 25-420G
定価で2万円少々の竿だが、オールSiCガイドにガイドロック機構と振り出し投げ竿としての最低限のスペックは備える。現在は生産中止。
胴に乗る調子の竿で、25号という軟調子も相まって食い込みは良い。
並継ぎに比べるとバランスがあまり良くないせいか、365グラムと軽いはずなのに重く感じてしまう。置き竿で使うには問題無いのだが。
並継ぎ竿を使い始めてから出番はほとんどありません。

竿の撮影は初挑戦でしたので今回は満足な結果になりませんでした。
カタログ写真や釣り系ウェブサイトのタックル紹介などの写真を参考にして、 何とか研究を重ね再挑戦したいと思います。

撮影機材
カメラ:Canon PowerShot S50  三脚:スリック スプリント PRO GM  雲台:ベルボン PH-253(マグボーイ5)

2005年10月5日(水) くもり
投げ専用リール
夏の疲れが出てしまったのか、ちょっと風邪気味で、釣りに行かなかったので、私が所有している投げ専用リールの写真を撮ってみました。
スーパーエアロEV シマノ・スーパーエアロ'04EV 細糸仕様
1.5号スプールにPE0.8号を3号スプールにPE1.5号を巻いています。
スーパーエアロ
FV シマノ・スーパーエアロ'04FV 標準仕様
EVとは、ボディの色が違うことと、スプールの材質がEVのアルミからFVは樹脂製になっていることだけで、後は全く同じものです。
3号スプールにナイロン3号を巻いています。
5号スプールには、まだ何も巻いていません。
EVとスプールが互換性があるので、この写真のようにPE1.5号を巻いたEV用スプールを使うことが多いです。
スーパーエアロGT6000 シマノ・チタノス・スーパーエアロGT6000 細糸仕様
現在は引退中ですが、15年以上も現役で頑張ってくれました。
本格的な投げ釣りを始めたときに買った初めての投げ専用リールなので、とても愛着のあるリールです。
ダイワST30-H ダイワ・プロキャスターST-30H
15年くらい前にGT6000の後に買ったリール。
「安かろう悪かろう」「安物買いの銭失い」の典型的な一例。
ほとんど使っていません。

撮影機材
カメラ:Canon PowerShot S50  三脚:スリック スプリント PRO GM  雲台:ベルボン PH-253(マグボーイ5)  その他:自作段ボール箱製簡易スタジオ

2005年9月7日(水) くもり晴れ
シンカーホルダーなど
Gear-Labより、注文していたシンカーホルダーが到着しましたので、早速取り付けてみました。
シンカーホルダー シンカーホルダーには、セットできる天秤の数が5本用と3本用があり、全天候型発泡ブチル両面テープで貼り付ける形式になっています。
天秤を5本もぶら下げて持ち歩くのでは重すぎるだろうと、私は3本用を購入しました。
スペース的には、5本用でも十分に収まりそうです。5本用を購入しても良かったかな。
デルナー天秤25号、カイソー天秤25号、ラムダ天秤27号をセットしたのが左の画像です。
どの天秤も問題なく収まりますが、デルナー天秤が一番しっくり収まりが良いようです。
ラムダ天秤は一度使用して足を開いてしまった物は、収めるのにちょっと無理があるようです。 それに20号以下のサイズは、すっぽ抜けてしまいますね。
トップガンやラムダ用にアダプターを自作してみようかな。
ムシエサつかみ ついでに、ムシエサつかみ「御影」も購入してみました。
御影石の粒状をウレタンスポンジの上に接着してあるということで、すべらずしっかり虫餌をつかめる構造になっています。
特に虫餌が苦手だということはないのですが、手に汁が付いたり臭いが付いたりせずに釣りが楽しめるのであれば、 試してみる価値はあるのではないでしょうか。
全体図 シンカーホルダーを取り付けると、セットした天秤が吸い殻入れと干渉してしまうかと思いましたが、全く問題ありませんでした。
ムシエサつかみ「御影」も、うまい具合に餌箱の上のピタ付きハンガーに固定することができて、落下・紛失の心配は無用になります。

2005年9月3日(土) 晴れ
投げ釣り用クーラー
15年ほど前に買った DAIWA PROSWING 80 というクーラーを未だに使い続けています。
ダイワ プロスウィング 80 確か、ダイワから出た一番最初の投げ専用クーラーではなかったろうかと記憶しています。
キャスティングスカートやロッドスタンド、餌箱を固定するフックと受具が付属していました。
さすがに布製のキャスティングスカートは、ボロボロになってしまい今は使っていませんが、 ポケットバックなどを取り付けて使いやすいように工夫しています。
ロッドスタンドもピタ付きスタンドのものに替えました。
ロッドスタンドの脇に見える黒いものはタバコの吸い殻入れです。
木製の餌箱は、百円ショップの工作用板で自作しました。
市販の木製餌箱は深さがありすぎて取り出しにくいので浅めに作っています。
右側のピタ付きハンガーにヒモでぶら下げた洗濯ばさみは、手拭き用タオルを挟んで風に飛ばされないようにしたものです。
左側のピタ付きハンガーには、メゴチばさみと百円ショップで買った「先細リードペンチ」を固定しています。
クーラー中蓋 中蓋も工夫してみました。
アルポリック材をくり抜いて投入口と餌入れ用の密封容器を固定しました。
断熱用にキャンプシートを貼り付けるのは今や定番ですね。
クーラーの蓋を閉めると、密閉容器の蓋無しでも虫餌が逃げ出さないように、ピッタリ隙間ができない厚さに調整しています。
通常は、一種類の餌しか使いませんので、片一方は小物入れに使っています。
フィルムケースには餌付け用の石粉が入っています。
赤い三角状の物は「スーパーウィングU」。
それと餌切り用のはさみです。
今後の改造予定は、Gear-Lab からシンカーホルダーが発売されたので、それを取り付けてみようかと考えています。