RYUSEI, The Rising DragonThe oldest stick rocket in Japan | HomePage | Go Back | English page |
< THE ROCKETs OF JAPAN >
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図1 龍勢の上昇 |
図3 龍勢の構造
参考:日本各地の流星/龍勢 一覧
コゲチャ作「THE ROCKETs OF JAPAN」(http://www.bekkoame.ne.jp/‾yoichqge/)より
図4 打ち上げ櫓へ運ばれる龍勢 | 図5 奉納者は龍勢をかついで打ち上げ櫓までねり歩く |
一方、観客席側では大幣束を大きく左右に振られたのを合図に流派の代表者が「トザイ トウザイ〜 ここに掛け置く龍の次第は...」と独特の口調で口上を始める。奉納の耕地名(企業名やグループ名)、流派、玉名(背負い物や仕掛けなど)を述べ最後に「...これを椋神社に御奉納〜」を合図に櫓が白い煙につつまれる。数秒後「ゴォーッ」という轟音と共に龍勢が打ち上がる。白煙が龍の様に一直線に上昇し、見事に上空で背負い物(花火や落下傘)が花開くと観衆から拍手と歓声が上がる。
正確に数えたわけではないが、見学した印象では奉納された龍勢のうち約半分が「筒っぱね」(地上で爆発した)又は「居づくまり」(噴射をしたが上昇しない)と呼ばれる失敗で上空へ打ち上がらず、無事に打ち上がっても、そのうちの半分が途中で墜落したり、空中爆発したり、上空で背負い物が開かなく失敗してしまう。見事、空高く打ち上がり、上空で花火あるいは落下傘を花開いて観衆から拍手と歓声が上がる大成功の龍勢は全体の4分の1もない。
図6 筒っぱね(地上で爆発した) | 図7 居づくまり(噴射をしたが上昇しない) |
「皆野駅」下車後、西武バス小鹿野車庫または上吉田行きバス20分「清泉寺」バス停下車 徒歩2分