これは、随分前に書いたものなんだけど、すごーく思い出深いので、HP初公開に選んだの。
　友達同士で漫画で合作したときの原作に使ってもらったという、こと。
　周り中、漫画描きで、絵のかけない私めが話を提供したんだけど、物書きにとって、これほど
　嬉しいことはないですよ。
　だって、自分の頭の中にしかない話が、視覚化するんだもん！夢よ、夢！
　また、絵コンテ担当が丁寧にコマ割りしてくれまして、製作日数、数ヶ月、７０Pという、
　とんでもなく　すばらしいものになった・・・
　元が短いだけに驚きですねー。
　当時の表紙イラスト使おうとしたら、絵柄変わってるからダメだって・・・
　まあ、多少加筆修正しただけで、原文はほぼそのまま。
　原作と脚本（一応ある）、漫画を読みつつ、手直ししました。
　で、本編だけじゃ芸がないと思って、番外編を新たに書き下ろしたんだけど、ホント文章力
　あがってないなー。
　パソコン欲しくなって、部屋整理したら懐かしいモノが、たくさんでてきてね。これも、その一つ。
　気前のいい合作仲間が、生原稿、絵コンテノート一式、記念にって、くれたんだよ！
　手がけた作品手元に置いておきたいのは、同じだと思うんだけど、一番何もしてないのにいい
　のかなとも、考えつつ喜んでいただきました。
　ただ、この話、皆に笑われたなー。
　原因は「この王子、何で吟遊詩人なんてやってるの！？」ということらしい。
　理由は、王子も騎士も吟遊詩人も好きだから。
　「全部一人に詰め込まなくてもいいんじゃない？」と、よく言われたわ。（今でもか・・・）
　主人公の名前がやたら長いのも、後からつけたもので、実は題名もファンタジーぽく改題して、
　裏設定も細かい。短編なのに、長編なみの労力つぎこんでますよ。
　テーマ自体は単純なんだけど、ちゃんと伝わりましたでしょうか？
　「生き残る」です。くれぐれも「遊んで暮らそう」じゃないので、間違えないよーに・・・
　ジェフドは書き方のせいで誤解を受けているらしい。不憫な・・・
　あのー、彼はおバカさんじゃなくて、おりこうさんなの。で、強いし、背も高くて綺麗なんだよ。
　ほら、王子様になったでしょ。（笑）
　こういうのも、いいかなって思ってくださる方がいれば、とっても、うれしいです。
　また、気が向いたら、お立ち寄りください。
　ここまで、ありがとうございました！　
　
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