卒業の詩

 桜の蕾がふくらみ始める頃。
 
卒業証書を胸に、門を振り返る。

 嬉しさとときめきを持って、新しい未来へと旅立つ。

 明るい空の彼方へと。

 何もかもがきらめいて、楽しさだけが甦る。

 制服でなく学び舎でなく、すべては心の中に。

 体育祭、文化祭、修学旅行。

 過ぎ去った日々は、こんなにも懐かしい。

 希望と不安の中、門をくぐった入学式。

 同じ思いを抱えて、巣立って行く。

 数え切れない思い出と、友達という最高の宝を得て。
 
過ごした日々を覚えておこう。
 
これから歩き出す道しるべに…。


 
短編TOP

卒業式、いつも待ち遠しかったです。
もう、嬉しくて、楽しくて、涙ぐむどころか、笑ってました。
幼稚園の卒園式の記憶まであります!
学校生活、懐かしいなー。