楽一・生粉打ちせいろ |
北海道のそば処というと別の地名を思い浮かべる人が多いと思いますが、ニセコエリアには評価の高いお店が集まる。
ミシュランガイドに掲載されたニセコ町のアンヌプリ国際スキー場入口にある「楽一」は、つなぎをいっさい使わない十割そばで、自家製粉した蘭越産のそばを注文を受けてから目の前で手打ちしてくれる。ご主人は東京から移住当初のペンション経営から、趣味のそば打ちが本業に。なんと、お店もご主人一人で建てた。そばが無くなりしだい終了で、夜は完全予約制なのでご注意を!
同じくミシュランガイド掲載店の倶知安町ひらふ地区の「いちむら」は、もともと地元リピーターも多かった。横浜の名店で修行した店主が、以前から使用していた蘭越産と最近自らも栽培を始めたそば粉を天然水で打っている。十割(限定)、二八、更級、変わりそばと、様々な好みに対応。
その「楽一」や「いちむら」、また小樽「藪半」の地物粉麺でも使用している蘭越町の無農薬そば粉で作った乾麺「上目名高原そば・花のまち」は、蘭越の国道5号線沿いにある道の駅「ふるさとの丘」や「街の茶屋」などで手に入る。麺つゆの味も侮れない。「ふるさとの丘」の食堂で食べられる「らぶちゃんそば」等は、毎月第4土・日曜は地物粉を手打ちそば愛好会有段者が打ったそばになる(町の行事等で休みの場合は通常麺)。
※全国うまい店百選にも選ばれた倶知安町の「藪富」は、惜しまれつつ本州へ引っ越されたようです。
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