MediaMonkeyメモ

なにげにイカス音楽再生ソフトであるMediaMonkeyを本気で使うメモ。

MediaMonkeyについて

ID3タグベースのライブラリ管理を主とする音楽再生ソフトです。
特徴としては軽いこと、winampのスキン・プラグインが(全てではないけれど)使えることが挙げられます。
一部で音が悪いとか言われてますが、入力にMAD、出力にASIOだって使える訳で。

公式サイト:http://mediamonkey.com/

WinampのPlug-inの動作状況

MediaMonkeyにはMediaMonkey自身で再生するモードと、Winampをプレーヤとして利用するモードがあります。
プレーヤの機能を拡張するには、前者の場合MediaMonekeyにプラグインを導入することになります。 プラグインは、MediaMonkey用のプラグインの他、Winamp用のプラグインも使用することができます。
しかし、Winampと完全互換ではないため、使えないプラグインも少なくありません。
というわけで私が試したプラグインの動作状況をまとめてみました。

使えた/使えなかったプラグインたち
傾向として、普通のin_系はけっこういけるっぽい。MSN Messenger曲名系は厳しい。

◎:完璧 / ○:一部難あるが、使える / △:動作はするが、使い物にはならない / ×:全然だめ

プラグイン名所在動作備考
MAD MP3(in_mad.dll)winamp定番のmp3再生プラグイン。動作は非常に良好。
標準のプラグインであるin_dsmp3.dllとin_wmp3.dllをリネームするなどして外しておいたほうが良い。各種ある改造版も使えるだろう。
IN_TTA(in_tta.dll)可逆圧縮形式のひとつ、TTAファイルを再生するプラグイン。動作良好。
CUE Player(in_cue.dll,gen_cue.dll)×CUEファイルを読み込むプラグイン。使用不可。
実体の音楽ファイルに対応するinputプラグインでエラーが発生することも。
mp3cue Winamp Plugin(gen_mp3cue.dll)×CUEファイルを読み込むプラグイン。
MediaMonkeyが起動不能に陥ります。
ASIO出力(out_asio(dll).dll)asioで出力するプラグイン。動作良好。
mixi music(gen_mixi.dll)
mixi内ページ
×mixi musicに曲情報を送るプラグイン。mixi stationの常駐必須。
Ver.1.2は使用できません。Ver.1.1を導入して下さい。
mixi側の仕様変更により使用不可
Audioscrobbler(last.fm)(ml_audioscrobbler.dll)last.fmに曲情報を送るプラグイン。そのままでは認識しないので、ファイル名をgen_audioscrobbler.dllあたりに変更すればおk
toaster(gen_toaster.dll)
myplugins.info内
再生中の曲の情報を画面上に表示したり、MSNメッセに曲名を表示するプラグインだが、まずまともに表示されない。
MSNメッセ
GEN_MSNMSGRSONG.DLL
(gen_msnmsgrsong.dll)×使用不可。
ただし、同梱のソースコードを修正すればMediaMonkey対応させられるかも。。
MediaMonkey対応させてみました。↓
MSNメッセ
GEN_MSNMSGRSONGMOD.DLL
(gen_msnmsgrsongmod.dll)上のgen_msnmsgrsong.dllを改造してMediaMonkeyに対応させたもの。
当方の技術不足のためUnicode文字不可。写真1 / 写真2
MSNメッセ
gen msn
(gen_msn.dll)
myplugins.info内
殆どの場合、表記がおかしくなる。使えないと思った方がよい。
MSNメッセ
MSN Messenger 7 Current Playing Song
(gen_msn7.dll)希少な、まともに使えるメッセ向けプラグイン。
日本語も通るが、♥といったUnicode文字は出ない。
再生を停止しても表示が消えないという問題がある。