Y と名古屋へ 2月25日ー26日

母が僕を起こしに部屋へ来て僕が隣で爆睡する Y を起こす。前日は当初の予定だったいんきょカフェを急遽変更しブータン人のお店にはいる。変更のわけは Y の職場の数人がそこで『よつばと』(?)を語る会を開くためだ。部屋に戻る前になか卯で軽く食べ部屋でいろんな話しをし僕の使っているパソコンのだめさ加減を確認し(だってYouTubeが観れないくらい前のOS だったのだ)眠る。

朝両親とお茶粥を食べコーヒーを飲み上終町からバスに揺られ烏丸七条で下車。ucc Cafe Plaza で煙草を吸い京都駅へ。九時発のバスで名古屋へ。途中話していたのはずっと川上弘美やカフカや保坂和志などの文学。湿気を含んだ窓ガラスにイラストを書きながらライプニッツやハイデガーやヴィトゲンシュタインを引き合いに出しながら(誤読の可能性大)世界の在り方を語っていたため、名古屋に到着時には既に頭はパンクし疲労困ぱいしていた。

珍しく時間通り名古屋に到着したのは11時半。ホテルに荷物を預ける。いつも泊まるホテルが取れず今回はビジネスホテル新名。前払いで料金を払いO 氏M 氏に電話をかけ栄本店で一時頃待ち合わせ。京都ではありえない高層ビルを見上げ或る意味その上へ上へとのびていくしかない狭い土地故の都会の在り方を実感する。お洒落高級服屋さんが沢山はいったビルに明らかに不釣合いの姿をした二人がまぎれ混む。トイレを借りるだけだ。バナナ名駅店を覗き(一枚気になったのがあったのだけど盤が若干剃っていたので諦めた。中島美嘉の『Nana』の曲。以前 JS で見た時はもの凄い値段だった。)バスで移動し栄の王将で昼食を食べ(Y の口には合わなかったようだ。すまん)本店で漁るがこれといったものもなく O 氏 M 氏と合流。D ちゃんは金欠のため欠席とのこと。オアシス21のカフェドクリエでお茶をし(NHK 朝ドラのカーネイションやテレ朝深夜の11人もいる!など。)今回のCDR 二枚を手渡す。Beatles 66-69 と8.2011-1.2012 の纏めた物。うだうだ喋りながらミュージックファーストへ。試聴後シングル三枚購入。デトロイト二枚とアンビエント一枚。合わせて1100円。Y を観ると頭を抱えていた。本店で買ったCD が安値だったのだ。そしてY はかなりレアなものを見つけたらしい。僕にはピンと来ない『空気公団』の一枚目。二千円を超えていたようだ。再発もしてないらしい。それを彼は購入。あとはキース・ジャレットだっけ?

時刻は既に四時前だった。まだ先は長い!急がねば。Y は素晴らしいレコ屋だと絶賛していた。僕はY が散財するのが楽しいなどと云っていた。地下鉄で本山へ移動。近くには元職場の同僚 Nさんの母校名古屋大学(国立!)がある。 Y が帰りに本を読みたいからとシマウマ書房へ。僕はロラン・バルト『物語の構造分析』(みすず書房)を発見。既にその本をもっている Y に見せ値段1700円が破格の安さだと教えてもらう。Y は新品で倍程の値段で購入したそうだ。スリップが入っているのに気付く。みすずは買い切りだからどこかの書店が倒産したさいに処分にこまりここに持ち込んだのか?それも初版だった。当時の売価で売っているのは良心的なのかどうか分からないけれど奇麗だったので購入した。ちなみにここに有名な『作者の死』が記述されている。Y は棚の前で固まっている。たった三本の棚しか見てないにもかかわらずまさにY のための棚だったらしい。手には既に保坂特集号の『文藝』そして迷いに迷った挙げ句小島信夫を購入。もっとすっとはじからはじまで見たかったと大絶賛。なにもないようにと念じたにもかかわらず Y の願いは届かなかったようで楽しい。バナナ四谷店でAutechre のシングル二枚とGotan Project を2910円で購入。オウテカ初体験はこのシングルであまりのぶっ壊れ加減についていけず処分したのだが今は慣れて聴ける体になったのが不思議だ。そしてゴタンプロジェクトはロンドンで見た時高値過ぎて(たしか50£!)買えなかったのだがここでは1260円だったし購入した。

時刻は五時過ぎ。後は大須へ向かうのみ。大須観音の横を過ぎ去年えらいことになったコンビニをY に教え(詳細は下に)まずグレヒへ入る。前はかなり掘り出し物があったのだけど今回はなくO 氏のお薦めフランス産レアグルーヴのコンピを試聴後840円で購入。6時半過ぎ。Y は既に戦意喪失。M 氏はここで一旦中抜け。ライブに嫁さんと行くそうだ。後で合流する。残された三人はバナナ大須店に到着。たな卸しに伴いバーゲン中で3000円以上で20%引き。僕は漸くFunkadelic / Standing On The Verge Of Getting It On を発見。自分の中で何故かリリース順に聴くと決めてしまっているのだ。再発でも2500円してたから 2nd プレスでも同じくらいの値段ならこっちを買うでしょ。(20 %引きで2000 くらい!)Y も二枚のCD を手に取り合わせて20%値引きしてもらう。七時前。おかしいレシートの時間ずれてないか?どちらにしても流石にお腹が減っていたので以前一度入ったことのある鳥屋さんで揚げ物地獄を食い付くしうだうだ話しているとM 氏からライブが終わったと電話が入りでは十時くらいにOut Records で合流しようとのこと。

ぶらぶら歩き栄のOut へ入る。店主のS氏といろんな話しをする。「締めはここでS 氏の話しを聞くのが愉しみなんです」。「そういってもらえてやっていてよかった」。S 氏は元ゆらゆら帝国の坂本慎太郎のソロがアシッドな山下達郎であること。へたっぴなイラストのPV が自記筆であること。クラブユースでアナログがリリースされるらしく店で珍しく仕入れしたこと。 そして何よりも全曲素晴らしいこと。後は Y が感動したJames Blake の良さがピンと来なかったこと。S 氏が多用していたBreak Through というターム。S 氏にとってそれはStone Roses だったらしい。そこから世代や当事者であることの話し。僕が尋ねたのは果たしてMassive Attack の1stは出た当時から大騒ぎだったのか?じわじわ来たらしい。でもその当時バナナのスタッフだったS 氏はリリースされるレコードは殆どチェックしてたからリアルタイムだったようだ。今の人たちは情報が多過ぎて可愛そうだとも。「でもなぁ、」と「ヒップホップのDJ なのにトライブもデラソウルもしらないなんていうのはなんか違和感を感じる」と。そんな話しをうだうだしていた。どの時点でM 氏夫妻が来ていたのか不明だけどたしか坂本のレコードを予約すると言ってたからかなり前だろう。今日はブラック系のイベントでしかし躍る所まではテンションあがらずなんとなく店に紛れ込んでいた外国人(一人はオーストラリア人でもう一人は英国人)とお喋りしたりしているうちに途中で明日の仕事のために終電に乗らねばならないO 氏とM 氏夫妻は12時ぐらいに店を出ていった。Y と暫く喋っていると前回少し参加したA 氏が来店ほんの少し喋って僕らも店を出る。タクシーを拾うつもりだったけど Y の忠告にしたがって歩いて帰ることにする。うだうだ道すがら喋り(何を話してたんだろう多分S 氏の話しや友人の友人の友人とか。皆何をしている人かO 氏以外知らないというのは凄いことだとか。桝井さんがどうしてあの最後の店が好きなのか分かります。ゆるくて喋れて自由な雰囲気でそれでなおかつざわざわしてる雰囲気。)

気が付くと既に名駅だったのだ。一旦ホテルに入り再び荷物を預け近くのデニーズ (初体験。関西にあるんだろうか)で軽く僕は食べY は飲み物を頼む。隣のスーツ姿の二人の中国人が店員と何事かを言い争っている。Y に向かって小声で Are You a Chinese Jato ? と呟きY のひやひやする姿を楽しむ。そしてホテルの部屋に入りY がシャワーを浴びている間に僕は爆睡していたのだった。

目が覚めると8時くらいで外は明るかった。昨日も晴れ今日も晴れ。ジンクスは続く。Y を起こしシャワーを浴びて着替える。Y が大変だったこと知ってますか?と訊く。部屋のトイレの鍵が壊れ開かなくなったこと。幸運にも外にいたからよかったものの中で閉じ込められたら爆睡中の桝井さんは起きないだろし。で内線でフロントを呼ぼうにも番号が分からない。仕方なく下まで降りて呼んできてくれたらしい。桝井さんが夜中に目を覚ましてトイレに行こうとして鍵が開かなかったらパニクるだろうし。ありがとうね。よく僕のこと分かっていてくれて。

チェックアウトをしまず帰りのバスの予約。京都深草まで。12時10分の超特急。新名阪を使うので若干時間短縮。「昨日の中国人じっと桝井さんのこと睨んでましたよ」ライフルで狙われているかもという妄想を楽しむ。いいタイミングが来るまでじっと銃口が朝からあるいは昨夜から僕達を狙っているのだと。新聞に大きく名古屋で旅行者二人銃殺という見出しが躍る。そういえば関東(千葉?)でも同じデニーズで発砲事件あったよね。カフェドクリエでモーニングセットを食べ近鉄百貨店のタワレコでbounce をもらう。Y が土産物を買いましょうというので場所を移動しつつ結局買ったのはキヨスク。ホテルの人に書いてもらったきしめんの有名ブランド『山本屋』『みやきしめん』をにらみながらA 氏とMちゃんに味噌煮込みの4人前セット。Y が A 氏に「今度桝井さんと名古屋に行きます」「きしめん買ってきて」というやりとりがあったそうだ。M ちゃんはいつも会ってるしお世話になってるから。そしてこのあとY は大阪に写真展に行くからその土産(たしかういろう)も購入。

バス停近所のマクドで暫しバスを待つ。再びキヨスクで飲み物とお菓子を買い十分程遅れたバスに乗り込む。心地よい疲労感とともに語るべきトピックもなく眠りに落ちたのだった。途中滋賀県の土山付近では雪や雨が降り外は寒くトイレ休憩と煙草をすばやく済まし京都深草で下車。京阪で Y は淀屋橋まで。僕は出町まで。一乗寺から歩きなか卯で軽くはいからうどんをすすり部屋に戻る。三時半過ぎだったろうか。
いろいろあった名古屋4月16日17日
登場人物

O 氏 数年前職場の喫煙室で音楽の話で意気投合。現在は名古屋在住。ネオアコ好き。
M 氏 O 氏を通じて知り合う。音楽のみならずサブカルまで精通。
D ちゃん M 氏を通じて知り合う。やはり音楽好き。現在ギターを練習中。
K さん M 氏の彼女。やはり音楽好き。そして文学も?
O 君 今回初めて参加。広大なブラジル音楽好き。この日岐阜から出張中。
A 氏 百万遍の b&c で知り合う。造形でワークショップを受け持つ。名古屋在住。今回初参加。
 滋賀県の山間部はまだなお桜が咲いている。惜しまれつつ姿を消したNHK の天気のお姉さん半井小絵の文庫を読みながらバスは名神を快適に進み一宮インターへ。しかしここから街中までが時間がかかる。下の道を使うから。漸く名駅到着。いつのまにかバス停の場所が移動し駅裏になっていた。好都合だ。駅裏のいつものホテルにチェックインする。十一時前。料金を前払いし『ドニチエコきっぷ』を買い、荷物を分け預け自販機の缶コーヒーを飲みながら一服。O 氏に電話。「桝井さん来るとほんと晴れますね」一時にバナナの本店。昨日は雨だったそうな。ほぼ開店と同時にバナナ名駅店に入る。漁っては見たがこれといった収穫無し。バスに飛び乗り広小路本町で下車。バナナ本店に入る。時間がたっぷりあるので端から端まで見ていくのだがこれ!、というレコードがない。迷ったレコードもあったのだけど値段との兼ね合いでパスする。一時はまだ先だ。仕方ないのでクラッシック部門のお店とジャズ部門のお店も覗くも結果は同じ。元の店に戻りヒップホップのシングルが並ぶコーナーも全てチェック。同じ結果。CD をチェック。やはり同じ。そんなことをしているうちに O 氏登場。そして間もなくD ちゃん登場。とりあえずカフェドクリエ オアシス21店に入る。ロンドン土産の紅茶とCDR 2枚を袋に入れて渡す。多分「少女時代」がいかに凄いかと、話してたんだろう。O 氏の娘も大好きとのことだ。O 氏は煙草をやめたとか、M 氏と K さんは夕方から参加とか、ブラジル好きの O 君が参加するとか、京都で知り合った名古屋の A 氏にメールすることなどを話しこれからの計画を立てる。まず大好きなレコ屋 Music First で漁る。出るわ出る気になるレコ―ド、それに加えて安いのだ。今年初めて知ったテクノのVince Watson のシングル等。試聴させてもらい6枚購入2500円。初めの2軒で無理して買わなくて良かった。地下鉄で本山に移動しバナナレコード四ツ谷店へ。O 氏はそこでレコードを処分する。今日の小遣い稼ぎだそう。それに引っ越したばかりでレコードが収まらずその整理も兼ねているとか。表でD ちゃんと煙草を吸い棚に吸い込まれていく。まずその存在を知らなかったRadiohead のライブ盤を発見。大好きなEverything In Its Right Place が収録されていたので購入を決める。そして限定プレスというキャプションにつられる格好でディープハウスのTheo Parrish を手に取り試聴する。2枚4180円也。あっちに仏像があるんですよ、と O 氏。残念ながら木立が邪魔をして見えず。するとバナナのスタッフの人が追いかけてきて「これおわすれじゃないですか?」、とマクドの袋。試聴した時に置き忘れていた。中には紅茶とCDR が入っている。ありがとうございます。暖かな日差しのもとを歩きシマウマ書房という古本屋へ立ち寄る。表の300円コーナーの中から村上春樹の『回転木馬のデッド・ヒート』と丸谷才一『輝く日の宮』を購入。こんなに本が溜まって読めるのか?店内にも欲しい本はあったのだけどパス。O氏には見事に全作品がカタログから落ちたN ホーンビーの『いい人になる方法』と『ソングブック』をお薦め。買ったっけ?地下鉄で移動しまずはグレヒへ入る。体力不足のためか既にレコードを漁る気力も失せていてピンポイントでチェックせざるを得ず収穫無し。当然だよな。ラスト一軒バナナの大須店の二階へ重たい体を引きずる。探していたアルバム二枚を発見。今さら感が拭えない RB の Envogue とハウスの Cassius だ。そしてここでも Vince Watson の2枚のシングル。これほど既に中古屋さんに出回っているということは旬を過ぎたアーティストなのかもしれない。ふらふらになりながら4枚4222円也。スタッフの人と少し話して店を後にする。
 疲れきっていたのではたしてどこのご飯屋さんに行ったのか記憶にない。伏見だったっけ?店に入ると既にM 氏とK さんはお座敷にいた。ochagayu を読んでくれたお二人は僕の読書が次はどこへ行くのか見守ってくれているそうで「川上弘美にいついくのか愉しみなんです」とは K さんの発言。「江國香織で困っていたのがよくわりましたよ」とは M氏。あとブリストルでの桝井さんの発言笑いましたよ、とM 氏。後は保坂の話も出たような記憶がある。途中出張中のO 君が入る。とてつもなく広大なブラジル音楽好きということでエリス・レジーナやベベウ・ジルベルトのことをどう思うか聴いたり最近のお薦めをと答えに窮するような質問をすると「どんな系統の音楽が好きですか?」と訊かれたので「Hip-Hop とかTechno です」との答えに「ブラジル産のHip-Hop で○○」と。折角教えてもらってスルーというのは失礼きわまりないのでレシートの裏に書いてもらう。MARCELO D2 。発見したら買ってみますと、伝える。話があっちに飛んだりこっちに戻ったりしながらあるいは小さくなったり大きくなったり変化しながら(喋っているサークルというかまとまりー単位といえばいいのか)時間は過ぎていった。K さんとの話でスザンヌ・ヴェガの話が出た。『ルカ』のヒットが出る前の彼女をロンドンで見ているのだそうだ。僕も1st 好きだったよ。曲名思い出せんけれど。あと AKB の『ヘビーローテション』良い曲だよねとは、M 氏と。「あれってさ、トレイシー・ウルマンとかべル・スターズとかの感じするんだよね。UK のアメリカン・ポップス志向的な」「なるほど」と同意してもらいました。でも一番盛り上がったのはパフュームのこと。「『マカロニ』の PV っていいんですよ、泣けますよ」と。どこかでチェックします。「ところで今日の収穫は何ですか?」と訊かれうきうきしながら見せていると異変に気付く。ない、大須で買ったレコード全て無い。スタッフさんと喋っていたため忘れちまった。急いで電話をしようとするが番号が分からん。レシートやらチラシなどを引っ掻き回しなんとか買取りセンターに電話。大須店の番号を聞こうとするとそのまま繋がると。「あのすみません、レコード4枚忘れたんですが何時まで営業してますか?」アウト。8時まで。電話したのは8時5分前。「明日朝一で取りに行きますので」。オレとしたことがなにしてんねん、と反省しきり。そのあとは初の記念撮影。今まで幾度こういう飯会を名古屋で開いたか分からないけれど誰一人として写真をとったことが無かった。果たしてあの写真はどうなるんだろ?次の機会か?ねぇO 氏。店を後にして、ではOut Record へ行きますか、と移動しながら A 氏へメール。すると不運にもその日はちゃんとしたイベントがあって2000円の入場料がいるとのことだった。再びA 氏へその旨メール。場所が決まり次第またメールしますと。うろうろしながら良さげな飯屋さんへ入る。土地勘がないので O 氏や M 氏の力を借りてなんとか場所を説明。疲労の極みで何を話したか全く覚えてない。ただ明日大須に行かなくちゃならないため「時間ありますよ」と親切に云ってくれた D ちゃんと大須の何処で待ち合わせするかをやはりレシートの裏に書いてもらったこと、そして早く起きた方が電話すること、などを打ち合わせ。暫くするとA 氏到着。迷ったらしい。申し訳ない。学校でやっている work shop のこと(『匂い』にまつわるエトセトラ)を話し O 氏がそれに食い付いたことしか覚えてない。彼は終電があるからと、速やかに帰る。こちら側もさすがに疲れていて「閉めにコーヒーでも飲みますか、」と話がまとまる。O 君は疲れた様子でホテルへ消えた。残った5人彷徨いながらも残念な結果が待つ。行く店行く店全てつぶれていた。外は昼間から一転、もの凄く寒い。辛くなった僕は最早限界と皆さんにお別れを告げタクシーを拾い乗り込む。4人皆が手をふっている姿に名残惜しい気持ちを抑えながら。どこで話したのか分からないけれど皆さんで京都に来た際は案内させてもらうよ。O 氏も京都が懐かしくてまた行きたいと云っていたし、M 氏 + K さんも近いうちに、と云っていたような記憶がある。4人が揃ってというのが無理な時は2チームにわけてもいいのでお越し下さい。待ってます。というより僕が名古屋に引っ越すほうが早いか?

 習慣でその日も暗いうちに目が覚める。自販機の缶コーヒー+煙草で徐々に体の輪郭を取り戻す。シャワーを浴びてよりしっかりとした体の輪郭を整える。軽い朝食を食べに降りカフェオレをカップに注ぎ部屋へ戻る。煙草。ようやく頭の中に秩序が戻りつつある。もう一杯カフェオレを注ぎに降り再び煙草。世界の輪郭を取り戻す。昨夜たしか「8時から9時までに早く起きたほうが電話する」と D ちゃんに云っていたはずなので電話をし留守電にメッセージを入れチェックアウト。バスターミナルで時刻表をもらい9時前にカフェドクリエ笹島店でしっかりとモーニングを食べていると電話がなる。煙草の吸い過ぎで声ががらがらで D ちゃんは間違った、と思ったらしい。じゃ、十時に大須観音駅すぐそばのサークル K で待ち合わせ。いい天気なので歩いていく。ただ方向間違いが恐いので道を急ぐ人を呼び止め方向だけを確かめる。間違いない。少し早く着き過ぎたので大須観音を参拝。コンビニに戻り煙草を吸っていると電話が鳴ったので確かめもせず D ちゃんからかな?と出ると社員I ! 「今日桝井さん出勤ですよね」「有休の届け出しましたけど」「誰か代わりの人間探しました?」「探したけれどいませんでした」「報告しました?」「報告しようとしたけれど大事なミーティングしてはったので言いそびれました」そこからひたすらこちらはもしわけありませんでした、と謝り続けるが容赦無し。「本当にそう思ってます?」どうすりゃいいんだ?どうして欲しいんだ?頭をまるめりゃいいんか?辞めさせたいの?朝のすがすがしい気分がいっぺんに吹っ飛ぶ。電話修了間際「で今日はなんで休みですか?」「実家の片づけです」と嘘をつく。大須からは絶対間に合わないし。
 後日談。始末書だよ。届けを出して無断欠勤扱いになるんなら朝一で電話して体調悪いので休みます、と伝えるほうがましだという結論。不合理だけど会社の理屈ではそうなるらしい。
 むかつきながら煙草を吸っていると D ちゃん登場。今あったばかりのことをぶちまげる。ごめんね。関係ないもんな。コメダ珈琲で再びモーニング。トーストとゆで卵は D ちゃんに。昨夜あのあと一時間ほど彷徨ってコーヒーを飲んだらしい。最近 D ちゃんはギターの練習をしているそうで分数コードのことを訊かれ知ってる範囲でお教えする。あとは作曲にはコード感を養った方がいいとか。大きなお世話だな。彼はちゃんと仕事しているとばかり思ってたんだけど出会った頃には既に無職だったということを知る。ダメ人間まっしぐらな二人だった。でもまだ若いよ、D ちゃんは。可能性あるはずだよ。それに引替えこのオレ。職場では窓際に追いやられ(でも元から反主流派だったけど)残されたのは緩やかなフェイドアウトだけだもんな。そんなことを話しながらバナナへ向かう。D ちゃんはトートにレコードを入れていて処分するつもりだった。けれど身分証明書が必要になったらしい。免許もパスポートも何も無いと、困ってた。僕も持ってないから助けることできず。ごめんね。僕は置き忘れたレコードを回収しお礼を言って店を後にする。D ちゃんはレコードを処分できるかもしれないとサウンドベイ?に向かう。でもやはりそこでも無理だった。彼の失業保険は間もなく切れるそうなのだ。無理につき合わせてすみません。喉が渇いたので12時過ぎカフェドクリエ(どんなけ好きなんだ?)白川道店で飲み物を飲み少し喋ってお別れする。疲れが朝のすったもんだで戻って来ていた。バスに乗り込み名駅まで。そして高速バスで京都へ向かう途中眠りに落ちた。

11月11日(木)混乱に満ちあふれた一日

 深夜2時頃目が覚めた。父に電話をかける。「 Bloomsbury Square の近くにある London Review Book Shop を探して写真を撮って来い」とのムチャ振り。どうしてあらかじめ地図を書いてくれない?土地カンがないのに。昨夜ロンドンに着きスーパーテスコで買って飲み干したペットボトルに紅茶を入れ表に煙草を吸いにおりる。晴れているけれどとても寒い。部屋に戻って再び眠りに落ちた。6時起床。BBC Breakfast ニュースを観る。日本製アンドロイド(元モー娘の矢口似)が紹介されていた。他には学生のデモ隊と警官の衝突映像が流れていた。7時前再び紅茶を持って煙草。関空でハイライトワンカートンを2500円で購入。やはり増税していたんだね。7時からの朝食には未だ多少時間があったのでフロントでCYTY A.M. という新聞を読む。とはいえ殆どわからないので Head Line を眺めているだけ。気になったのは HMV lifted by Russian buyer という見出し。名古屋の友達が勤めているから。とはいえ日本は日本で別会社だったかな。たしかTSUTAYA 傘下だったはず。7時と同時に「コンチネンタル」と伝えて食堂奥へ直行しトースト4枚+フルーツ(オレンジとグレープフルーツをセレクト)+コーヒーを黙々と食べる。昨年と同じメニューで当然飽きているけれど満腹になればそれで充分だ。フルーツとコーヒーをおかわりし窓の外を眺めながらゆっくり寛いだ。「なんとかもってるな」。ペットボトルにコーヒーをいれミルクを足してそのまま表へ。煙草だよ。ちゃんと落としたコーヒーは部屋のインスタントの粉コーヒーとは違うなぁ。


President Hotel
 部屋に戻り準備して9時前出発。まずは父のムチャ振りに応えなくてはならぬ。なんとか迷いながらも Bloomsbury Sq. までたどり着くがそこからどちらへ向かえば良いのかわからない。行ったり来たりしながら結局発見できず。諦めてOxford St. へ向かう。Marks & Spencer に入っていつもの土産アールグレイを探すもない。HMV へ入りアナログコーナーでレコードを軽くチェックし収穫ないまま Berwick St. へ。一軒目 Sister Ray からReckless そしてMusic & Video Exchange へ入る。以前程思い入れがない Massive Attack - Heligo Land (10)とシングルを聴いて良かったので探していたKlaxons - Myths Of The Near Future ( 07) + Surfing The Void (10) を49£ で購入。レコードを選んでいる最中に父から電話。「見つかったか?」「急に言われても判らへんで」「今なにしてるんや」「SOHOのレコ屋、また後で探すから」「どうしても店の写真がいるから頼む」「判った」£49もの出費だったので一旦部屋に戻ることにしていた。
 Leicester Sq 辺りがもの凄い人混みで通り抜けできない。何があるんだ? Covent Garden にまで足をのばしM & S で紅茶を探すものの数が足りない。Bloomsbury Sq. まで戻り父に電話。「今公園の前にいるんやけどどこにある?」父の頭の中には地図があるのだろうけど共有されているわけじゃない。父の細々した説明にかえって混乱。そして最悪にも雨が降り出した。地図を出す。「どっちから来た?」「Covent Garden の方から。地図今手許にある?」「ない」「せこを入った所や」「どのせこ?せこだらけでわからん」「人に訊け」「何人もの人に訊いたけど分からんていわれた」「このまま電話つなぎぱなしで探すから切らんといて」東や西って言われても最早東西南北が分からん位歩き回っているのだよ。

London Review Bookshop
 適当なせこに入るとあった! London Review Bookshop の看板。何故そこまで父がこの本屋にこだわっているのか。父の英語の師匠で作家の Francis King 先生がそこでサイン会をやられたそうで学会誌に軽いレポートを書いてそこに写真を挿入したいのだという。父から「ようやった!good job 」と褒められた。「店に入って父の知り合いの F. King がここでサイン会をやった」って言ってこいと再びのムチャ振り。店に一人しかいないスタッフは携帯でおしゃべりに夢中。暫く待ったけれど終わりそうにもなかったのでホテルへ戻る。お金を財布に足す。仕切り直しだ!
 01 day Travelcard を買い Russel Square から Holborn までPiccadilly Line を使いHolborn でCentral Line に乗り換え Notting Hill Gate で下車。まずは腹ごしらえ。ケンタに入ってチキン3ピースとコークだけを頼んだはずがポテトも付いてた。お特セット?あるいは向こうの聞き間違い?テーブルに座り表を見ると土砂降りの雨。間一髪だった。隣に座っていた4人組の一人と目が合い「so hard 」って天気の話。 Music & Video Exchange で Kasabian - Club Foot(05) のシングル5£で購入。隣のクラブミュージック全般を取り揃える店でかなりの時間(なんせ広いしバーゲンコーナーも充実してる)を費やしたものの結局 Zero 7 - the garden (06)とテクノのコンピ The Electronic Institute (05) を25£で購入。隣の店に戻り地下のバーゲンコーナーで Monty Python sings (89) を£4で購入。

 時刻は既に4時前だ。今日はやらねばならぬことが未だ全然終わっていないので急いでバスに飛び乗った。たしか Marble Arch にも M&S があると Covent Garden の店員が教えてくれた。外を注意深く眺めながら Selfridge で下車。M&S を通り抜けた。地下の食品売り場で紅茶を探す。あることにはあったが数が微妙なので店員さんを呼ぶ。アールグレイをケース買いしたい。わざわざストックを持って来てくれたのだが「幾つは入ってる?」と尋ねると24個。「多過ぎ。じゃぁ半分買う。ケースを後で小さくするのを手伝ってくれます?」了解とのこと。レジの向こうで待っていてくれた。名前はステファノさん。「去年はさぁ10個を手荷物で持って帰って大変だったから今年は宅配業者に頼むんだ」箱をカッターを使って小さくしテープで頑丈にとめた。Thank you very much indeed .

Piccadilly Circus
 再びバスで Piccadilly Circus へ向かう。三越にクロネコヤマトの宅配所がある。三越の店内は日本の修学旅行の子供たちで溢れている。中学生?高校生?ヤマトのカウンターで日本人スタッフの女の子と手続きにとりかかる。そこでもばたついた。まず滞在ホテルの住所と電話番号(知らないよ)「携帯の番号でも良い」という。母の携帯なのだがドコモでどうすればこの番号が表示されるのかわからない。困っていると「ドコモですか?隣にドコモショップがあるので聞いてきます」「ありがとうございます」ということですったもんだの末書類を書き終わった。着払いで頼んだ荷物は一週間程で届くとのこと。あつくお礼を言って三越をでる。夕飯にマックでビッグマックとコークを詰め込む。それで充分なのだ。Piccadilly Circus は相変わらずもの凄い混雑振り。空を見上げると月が出ていた。晴れてるやん。
 地下鉄で Russel Sq へ戻る。駅前のテスコでハムとマスタードのサンドウィッチ+水+ジュース+キットカットを買って部屋へ戻る。水以外は2£で済むお特セット。らくちんだ。サクッとキットカット以外を食べ財布を調べる。コインが多過ぎて重い。困ったなとフロントへおりて駄目もとで頼んでみた。Would you change small coins to bill ? 大丈夫だった。チャージも不要だと。今まで駄目だと思い込んでいた自分がばからしい。余りにも草臥れていたのでバスタブに湯を入れ浸かった。気持ち良い。ただ髭そりを持ってくるのを忘れたことに気付く。参ったな。昨日買ったTime Out をパラパラめくり保坂和志の『カンバセイション・ピース』の続きを読み(再読)眠りに落ちた。
Massive Attack - Heligoland _3LP_10_ Breakbeat
Klaxons- Myths Of The Near Future _ 2LP_ 07_ Indie LPs
Klaxons -Surfing The Void _2LP_10_Indie LPs




Kasabian - Club Foot _10_05_Indie
Monty Python -Sings_ LP_89_OST
Zero 7- The Garden _2LP_06_Chill
V.A. -The Electric Institute_2LP_05_ Tek
思い出したこと

ピカデリーサーカスで「ロンドンオリンピックが2012年に開催されますがどこかお薦めのポイントありますか?」と取材を受けた。手には小さいカメラ。腕章もしていたので怪しい人じゃないようなのだが断った。I can't speak English . 「申し訳ない」と済まなさそうでした。僕の身なりを見て観光客じゃないと判断したんだろうな。

紅茶を詰めた箱を持ちレコードを持ってバスに乗っていた。ピカデリーサーカスで降りようとしたところよろめいて黒人女性に寄りかかってしまう。それも二度。謝った。女性は明るく笑ってくれた。

オックスフォードストリートやコベントガーデンそしてマーブルアーチの M&S の店員さんたち。ノッティングヒルのレコ屋の店員さん。みんな親切で親身になって僕の要求に応えてくれようと努力してくれたのにたいして一軒目に入ったレコ屋 SR は最悪。愛想の悪いことこの上なし。日本人が嫌いか?

ラッセルスクエァのリフトは一機故障(修理?)中でだだこみ。なおかつ人がマニュアル運転していた。無謀にも階段で上がっていく人もいたけれど。地獄が待っていることを知らぬのか?
11月12日 ブライトンへ The Beatles を探しに

 ノートに昨日のことで思い出したことを書き付け表で C&C 。大量の落ち葉が道を覆っている。ホテルのおっちゃんがそれを帚でかき集めている。- Every season ? Only in autumn ? -Only in autumn . - Every day ? - Morning and evening . - Japan ? - Yes , because I can't speak English . - Enough . なんて少し喋って再び部屋へ。さて今からどうする。もう一眠り?時刻は4時25分。  BBC のニュースは G20 Summit やX mas 商戦が始まったこと等を報道していた。そして昨日レスター・スクエァーがあんなに人で溢れていた理由が判明。ハリポタのワールドプレミアがあったのだ。どうりでメディアも大集合なわけだ。天気予報では Wind slowly easy だと。要するに過ごしやすいということでしょ?

London Victoria
where?
 地下鉄でラッセル・スクエァからグリーン・パークで乗り換えヴィクトリアへ。駅で切符を買う。Brighton , one day return ! 21£60 。さてどのプラットホームなんだ?あまりにも掲示板が大きすぎて見るのが邪魔くさくなり適当に入ってしまった改札は違ってた。駅員さんに二度三度ときく。漸く正しいホームにたどり着くと既に電車は到着していて慌てて乗り込む。例えば阪急梅田は改札抜けたところでホームを探す。ヴィクトリアは違う。だから間違った時が面倒だ。さて長い列車の何処に座ればいいんだ?指定席もあるはずだし。乗っている人たちで判断するしかない。身なりや着ている服。この人は金ないでしょうと。失礼な話だけど仕方ない。読書をしたり外を眺めたりしながらこの感じどこかに似ているなぁと思った。近鉄特急で四日市から戻る途中の青山辺り。トンネルの多さやひたすら広がる単調な田園風景。気分はそんな感じでした。London Victoria 9時40分発でBrighton 到着10時35分。巨大な屋根の駅から出るとパラパラ雨が降り出していた。

 さてどこへ向かえばいい?思っていたよりもはるかに街が大きい。下り坂を足早におりていくと楽器屋さんがあった。そこに入ってレコ屋の場所を訊ねてみる。親切な店員さんがグーグルマップで調べてくれる。ノートに地図を書いてもらう。お礼を言って元来た道を戻る。あった!小さいお店。店内に入ると年配の背広とチョッキを身に付けネクタイをしめた紳士が店奥から登場。何を探しているの?from 60's after millennium と答える。まずは Beatles をさくさく。続いて下の棚に縦向けに刺さっている80年代以降のレコードをチェック。親切な紳士といろいろ話す。日本人の常連さんがいること。娘(孫?)はバレーダンサーとモデルを生業にしていて東京在住とのこと。日本語の練習をしているとのこと。他にレコ屋がないか地図に書き足してもらう。クラッシックは好きですか?と聞かれたので思わず口からでたのは何故かラフマニノフ。彼みずからが演奏しているピアノ曲を収録したレコードを奥から持って来てもらったが実家にありそうなので断った。結局買ったのは Let It Be の 1st press 25 £という価格が高いのか安いのか分からないけれど折角親切にして下さったのだから。ビートルズの思い出話を一方的にして表へ。わざわざ外まで見送ってもらいあの高架下を抜けていくんです、と道を教えてもらった。
 向かうのは Trafalgar St. の Wax Factor と Across The Tracks 。かなり本格的に雨が降っている。隣合わせのお店でまず入ったのはシングルのみを扱う店。名前はどっちかわからない。バーゲンコーナーから Jhelisa - language electric (97)。聴いたこと無いけれどジャケ写に見覚えあったし Dorado というレーベルからAcid Jazz か UK -soul だと判断。£1. 95 安いので購入。12" も何枚か棚さしラックから選んでいたのだけど値段が付いてないからみんな安いのだと思って持ってくと未だ値段を付けてないだけでしっかりとした値段がついていたたんだよな。結構な時間をさいて見ていただけに少しがっかりした。そして隣のレコ屋(というか同じ店舗のセクション違いってかんじ)に入る。明らかに高そうだ。まずは Soul のコーナーから The Chi -Lites のベストを発見。 Are You My Woman が Beyonce - Crazy In Love のサンプルネタじゃなかったっけ、とうっすら思い出したのだ。そこで試聴させてもらうとドンピシャ当たり。ストーンズのレコードは直ぐに見つかったのだけど Beatles が見つからん。恥ずかしいけれど訊いた。すると脚立で登らないと届かない所にどっさり。圧巻だった。 アルバムごとに十数枚。そしてまたもや値段なし。こわい。店長さんらしき人に値段はどうなっているのか訊いた。すると内線で誰かを呼んだ模様。年配の方が来られた。「何が欲しい?」と訊かれ「Abbey Road , most cheapest 」と今考えるとむちゃくちゃな英語で答えていた。舞い上がっていたんだよ。数枚の中から選ばれたレコードを10£と云われ手渡された。オリジナルかどうかなんて既に研究対象になってるくらいだから頭から外している。部屋には当然あるのだけど米盤なのがなんだか嫌で購入する。2枚で£14.99 。

   まだどこかにレコ屋があるんじゃないかと半ば閃きでうろうろしているとやっぱりあった。あるはあるはレコード。Beatles のコーナーもしっかりあり値段もちゃんと付いている。選んだのは Rubber Soul , Revolver , Sgt. Peppers の3枚。Rubber Soul は部屋にあるのだけどやはり米盤だし Revolver とSgt. Peppers は英盤なのだがステレオでオリジナルじゃない。ということで財布と相談し Rubber Soul はStereo Original を Revolver は Mono を Sgt. Peppers は Mono Original を買うことに悩んだ末決定。値段がそれぞれ £19.99 、£39.99 、£29.99 。ここまで来ると骨董品扱いだな。全部でいくら?とおそるそる訊く。紙に20+40+ 30 =£90 と書いたのを見せて(厳密に云えば£89.97)キャッシュかカードか訊かれキャッシュと答えると£10値引きしてくれることになった。ありがたい。そういえばリボルバーのインナーが奇妙で Pink Floyd の1st やSgt Peppers が紹介されていた。両方とも67年リリース。つまりこれはオリジナルじゃないということ。そして何故か日本武道館でのコンサートの写真が糊付されている。誰の仕業だ?店長さんが「そういえば今朝東京のDisk Union のバイヤーが来ていたよ。知ってるか?」「知ってるよ」思わず口から出た言葉にスタッフ3人は驚き大笑いした。- Fuck off , Buyer ! I hate buyer ! まさかこんな弱っちいやつからそんな言葉が出てくるなんて思わなかったんだろうな。そうやって仕入れたレコードを5桁で売るんだもんな。「自分で聴くためのレコードだろ?」と訊かれたので当然と答えた。「また来てよ」ーはたして来年はあるんだろうか。
fish & chips Battersea Power Station get back to where you once belong  時刻は既に2時半。昼食はしっかりと食べたいとお洒落なカフェっぽい Nia を選んだ。Fish & Chips を食べ食後にコーヒーを頼む。Fish & Chips はなんか魚が違うような気がしたのだけどどうだろう。コーヒーを外で飲んでもいいかと訊ね持ち出す。外の雨は依然やまず。屋根のあるところで雨に濡れないように小さく座りながら煙草とともに。やっと落ち着きを戻す。お会計を済ませ駅へ向かう。タイミング良く電車がやってくる。3時20分ブライトン発。帰りの車中でも外を眺めたり本を読んだりしていた。雨は読みそうにない。行きの車中で見逃したBattersea Power Station (現在はその役目を終え再開発中)を発見カメラにおさめる。Pink Floyd - Animals のジャケ写でお馴染みの元発電所。でかい。そして London Victoria に一時間で降り立つ。今日はまだやることがあるのだ。

 地下鉄でGreen Park で下車し外へ出る。今からBeatles が最後に無許可ライブを敢行した場所を探す。手許には昨年偶然古本屋で発見した The Beatles London - The Ultimate Guide To Over 400 Beatles Sites In And Around London がある。ビートルズ縁の場所を地図付きで案内した本。これなら迷いようがないはずだろうとたかをくくっていたのが間違いの元だった。雨の中地図でピカデリー・サーカスの方へ向かう。通りは Saville Row 背広の語源だという。幾人かにききやっと通りに出る。通り過ぎていた。駄目だな地図が苦手だ。ただどれがその建物の跡地なのかわからない。1969年1月30日木曜の昼時4人は屋上でゲリラライブをやる。あの時の演奏はとても上手かった。すごく上手くなっていた。なんの曲を演奏したかあまり覚えてないけれどGet Back やDon't Let Me Down が印象深い。ビリー・プレストンのエレピもかっこ良かった。映画ではその音に気付いた会社員がぞろぞろ何が何処で始まったんだと上を見上げていた。当時はこんな感じだったのではないかと言い聞かせ写真をとる。ところで斉藤和義「ずっと好きだった」の PV はこの当時の演奏シーンにオマージュを捧げています。ジョン役はリリー・フランキー!閑話休題。トイレが行きたくなったので三越のトイレに直行。Berwick St. の Reckless Records へ入る。店名がRevival Records から戻ったようだ。まぁ何も無いよなというか無かってくれと念じながらやはり見つけてしまう。As One - Reflections (94) と 4 hero -Creative Patterns (01)。 ずっと探していた。2枚で£19。財布のお札を数える。夜飯は£2あればいい。ぎりぎり足りる。購入。
Tottenham Court Road St, から地下鉄に乗り込み Holborn で乗り換える。ラッシュアワーと重なり駅は大変混雑していた。Russell Sq. で下車し Tesco で昨日と同じマスタードのハムサンドィッチと飲み物とおやつを買う。いつのまにか晴れていた。部屋に戻ったのが6時半過ぎでTV を付けるとThe X Factor を流れていてカイリー・ミノーグが出ていた。昨日と同じものを食べTime Out で見る番組はないかとチェックする。11時から良さげな番組があるのだが起きていられるか自信がない。風呂にゆっくりと浸かり保坂を少し読んだが限界。寝てしまう。とにかく夜が起きていられない。そして深夜というか早朝といえばいいのかに目が覚める。悪循環に陥っている。
The Beatles - Let It Be _LP_70_Rock
Jhelisa- Language Electric _ LP_97_Soul
The Chi-lites - Greatest Hits _LP_?_Soul



The Beatles - Abbey Road _LP_69_Rock
The Beatles - Rubber Soul _LP_65_Rock
The Beatles - Revolver _ LP_66_Rock



The Beatles - Sgt. Peppers Lonely Hearts Club Band _LP_67_Rock
As One - Reflctions _2LP_94_Electronics
4 hero - Creating Patterns _3LP_ 01_Nu Jazz/Dub
昨日の記憶と考えたこと

雨があれほど降っているのに傘をささない人がかなりいるのは天気が変わりやすいというのもあるのだろうけれど道が狭くさすと人に当たってしまうからじゃないかと思った。旅行者はさしているけれど。京都みたいに傘をさしてちゃりんこなんて人は皆無。

一体どれほどのレコードがブライトンに集まっているのだ?19世紀の優雅さを残す海辺のリゾート地。そしてモッズの生き様を描いた映画『さらば青春の光』でロッカーズとモッズが大乱闘を起こした街。なんでもブライトンは隠居したお金持ちの老人達が静かに老後を過ごす街だそうだ。老人達が次々と死んでいくのは紛れも無い事実で行き場をなくした身の回り品は(親戚縁者達はその価値も知らぬまま)業者にただ同然で回収されるのだろう。だからあんなにもレコードが残る。ブライトンはアンティーク・ショップが沢山あることでも有名なことでそれは裏付けされる。
11月13日(土) 悪夢の一日

 4時起床。外でC&C 。一時間読書をし再び C&C 。昨日の記憶を書き付ける。BBC の天気予報でどうやら一日じゅう天気が持つと。Sunny Spells . ヘッドラインでは連日のアウン・サウン・スーチーさんの報道。9時ホテルを出発。ポートベローへわくわくしながら向かう。なにか掘り出し物が見つかるか?電車のなかで日本人夫婦とふとしたきっかけで話し始める。「ずっとこちらにお住まいですか?」と訊かれる。身なりにかまってないから現地の人に思われるのかも。「日本食が恋しくなったらピカデリー・サーカス近くの『てんてんてい』が良いですよ。お茶もちゃんと出るし。去年食べた揚げ出し豆腐が美味しくて」「調べて見ます」なんでも今日着いたところだと。Holborn で乗り換える。Notting Hill Gate で下車する。
Portbellow Road
found my way upstairslunch at Ten Ten Tei
 既にこの人混みだ。昨年ホワイトアルバムのオリジナルを発見した店へ急ぐ。「僕のこと覚えてる?昨年ここでホワイトアルバムのオリジナル買ったんだけど」と店主に訊くも軽くあしらわれたのでひたすらエサ箱を漁る。何も無い。今回ははずれ。他にレコード置いている店ないかなとうろつくもあることはあったが買いたいものなし。ガード下の露店を後にする。既にこちらへ向かう人たちで道は混み出していた。途中今まで入ったことのないしっかりとした建物があったので入っていくとレコ屋が。ものすごい品揃えなのだが高すぎて手が出ない。結局 Notting Hill のいつもの店に入っていた。Primal Scream - Ivy Ivy Ivy (89)と(7"は持っているのだけど)と最近 CM で使われていた Franz Ferdinand - Do You Want To(05) をそれぞれ £2で購入。これがその曲かどうか怪しかったのでカウンターで歌う。恥ずかし。アルバムもあったけれど少し高い気がしたのでやむなく暴挙に出たわけ。時刻は12時過ぎ。ピカデリー・サーカスへ向かう 94番のバスに乗る。道が大渋滞で全く進まない。こんなことでオリンピック大丈夫なんだろうか。途中でしびれを切らせて下車していく人たちが多数。特に酷かったのが Hyde Park St. 辺り。遅々として進まない。Hyde Park は色づいた木々で鮮やかだ。なんとかピカデリー・サーカスに着いたのが一時過ぎ。40分もかかってる。Ten Ten Tei に入ってトンカツ定食を頼む。あったあった揚げ出し豆腐!昨年食べた時これが美味しかったんだよ。ほうれんそうのおひたしも良い。胃が小さくなっているせいかご飯のおかわりができない(おかわり自由!)。20分で食べきる。£11。普段の食費に比べたら決して安くはないけれどたまにはこれくらいの贅沢は赦して欲しい。レコ屋街の Berwick St. の Music & Video Exchange に入る。mid price コーナーを漁っていると日本では未だ高値が付いている場合が多い Bristol が生んだ幻の Pop Group の残党が結成した Rip Rig + Panic - I am Cold (82)を£6で発見。何故かその店で鼻水が止まらなくなっていた。多分お茶。最近お茶を飲むとそういう症状になる。ハンカチを持っていて良かった。続いてReckless で Laurent Garnier の Unreasonable Behaviour (00) とThe Cloud Making Machine (05)を購入。というのも職場で彼の自伝を読んでいたから。最高なのはやはり1st だけど(とは云いつつも1st の良さが本当に分かり出したのは最近のこと) ひょっとしたら良いかもしれないでしょ?
 他にも気になったレコードがあったのだけど迷った挙げ句パス。「ジャミロクワイの新譜が出たはずだよな」と思い出したのだ。あれハンカチがない。何処で落とした?下を注意しながら戻り結局見つかったのはさっきの店。だれにも拾われず床に落ちていた。HMV でJamiroqai - Rock Dust Light Star (10) を£19.99 で購入。いいんかねぇ。少し高いけれど日本で買うとなるともっとするだろうから。

a crowd of people  両親に何か土産を買わんとなぁとまず Charing Cross の古本屋街を彷徨う。父が最近アマゾンで村上春樹の「ノルウエイ」「ねじまき鳥」の洋書を手に入れたので「カフカ」を探す。Fiction 棚は A-Z で並んでいるのだが H なのか M なのか頭が混乱。あった。M だ。£4.50 。表紙が少し汚れていて高いけれど買った。さっきのレコ屋で買うのを見送ったレコードが気になり出していた。やはり買おう。ということで再び戻るのだが近道をしようとしたのがあざとなりかなり遠回りしてしまった。どうにかこうにか先ほどの店にたどり着き Playgroup - Number One (00) を£5で。さてこれで全て済んだ。後は帰るだけだ。ピカデリー・サーカスへ出る途中日本の書籍を扱う古本屋を覗き日本のコンビニみたいなお店で缶コーヒーを買いエロスの像の下で煙草を吸いながら飲み干す。土曜の夕方ということもありいろんな国からやって来た観光客で大混雑だ。

 地下鉄で部屋に戻るとするかと駅に下りるとこれまた大混雑。ラッシュアワー?と思って改札を抜けるとPiccadilly Line no service と掲示板に書いてあった。駅員が大声で云っていたのだがうるさくて聞き取れなかった。それにしてもこの人出の多い土曜日にわざわざ運休にするか?まぁしょうがないなと歩いて帰ることにする。この判断が悪夢を呼び寄せた。そやまだ母に土産買ってないからコベント・ガーデンのマーケットで何か買おうと歩く。途中花火の音が聴こえ見えた。何故だ?何を買えばいいのか全く浮かばない。あれこれ見て廻るも買うところまでいかない。仕方ないな今回は無しの方向でと決断し目印の Centrepoint を探すものの高い建物が多く方向が分からない。疑心暗鬼にはまり出す。あったCentrepoint だ。ところが Tottenham Court Road 辺りが大混雑している。ただでさえ狭い道を工事しているのだ。人で大渋滞が起きていて前へ進めない。イライラがつのる。向こうから沢山の人がこちらへやってくる。一方通行を逆走している感じ。悪戦苦闘の末 CP の下にたどり着く。困った。いつもと違う方向からやって来たのでどちらへ進めばいいのか全く分からない。空は明るすぎて星も見えない。見えたら北極星を探すだろう。月を探すかもしれない。

 勘を頼りにするのも危険だから警官も含めていろんな人に訊いた。Russell Sq. とLeicester Sq. を聞き間違いする警官(まぁ単純に僕の発音が悪いだけなんだけど) 頭の中はもう収拾不可能なほど冷静さを失っていた。適当に歩くと全く違う方向なのに気付く。向こうに高い塔が見えるのだ。あれはレコ屋街からも同じ方向に見える。再びCP の方向へ戻ろうとするももはや完全に迷子。たとえ地図を持っていても既に東西南北が分からないから役に立たない。Holborn はこちらという看板が見えたのでそちらへ。一駅の近さだったから。その行為がますます悪い方向へ誘い込む。もはや心は完全に折れていた。人に訊く勇気もないし聞き取れる自信も無い。もうこれ以上動けない歩けない。煙草も吸いたくない。しかし動かないわけにいかない。バス停の表示を見てもどこにいるのかわからない。親切そうなおばあさん二人組に出会ったので訊ねる。彼女たちも地下鉄が使えないから歩いて帰るのよという旅行者だった。一体どこを彷徨っていたのか分からないが暗い道で帰路を急ぐ女性に訊き方を変えてみた。Russell Sq. が駄目ならBritish Museum があるじゃないかと思ったのだ。通じたようなのだが説明が困る程違う場所にいるようだった。方向だけ確認。それだけでもありがたい。すると見覚えのある高級日本食レストランを(無縁だから事実は知らない)偶然発見。冷静にどちらの方向にホテルはあったのか思い出してみる。一瞬違う方向へ進んでしまったのだが直ぐ間違いに気付いた。漸く知っている街角に出て来ていた。これで大丈夫だ。ホテル6時過ぎ戻る。一体何時間彷徨っていたのか考えたくもない。

 余りの疲労のため部屋でベッドでだらけていた。一時間が過ぎなにか胃に入れないとまずいかなとテスコへ買い出し。フルーツの盛り合わせみたいなのとジュースを買って部屋で TV を見ながら何も考えず口に掘込んだ。Time Out を広げ七時半からの Harry Hill's TV Burp を見る。昨年見ておもろかったのだ。自局(ITV1)だけじゃなく他局(BBC等)の映像までも使ってちゃかす番組。今回はBBC のドラマ East Enders から料理番組までもが餌食になっていた。これでちゃんと英語が聞き取れるならもっとバカ笑いできるのにな。ちなみに料理番組は下ネタ攻撃でした。そしてその後のX-Factor (素人のオーデション番組)はElton John Night でした。何でいまさら?と思うものの教科書的でいいのかもしれないなと見続けた。K・ウィッスル(イケイケノ姉ちゃん風)は Saturday Night's Alright For Fighting 。M・カードル(優しそうな兄さん)はGoodbye Yellow Brick Road そして R・ファーガソンはCandle in The Wind 。カードル兄さんの『グッドバイ〜』はでたらめに合わせて歌いながら泣いてしまいました。素晴らしい曲だよ。ファーガソンさんの『キャンドル〜』って曲ってどうなのよってはじめは思った。ダイアナ妃絡みの曲でしょ?でも彼女が歌い出すともうそんな雑念は吹っ飛んだ。とにかく有無をいわさぬ圧倒的な歌唱力だった。途中風呂にゆっくり浸かり(この人たちは見なくて良いだろうって判断した人たちもいたからね)続きを見ていたのでひょっとしたらすごい人を見逃しているかもしれないけれど。エルトンジョンナイトは思わぬプレゼントだった。頭の中では『グッドバイ』がこだましていた。それにしても誰がどの曲を歌うのかってどうやって決めているんだろうか。曲によってかなり審査が左右されるのは必至でしょ?番組が終わるやいなや爆睡。
Primal Scream - Ivy Ivy Ivy _12"_89_Rock
Franz Ferdinand - Do You Want To _12"_?_Indie
Rip Rig + Panic - I Am Cold _2x12"_Rock



Laurent Garnier - Unreasonable Behaviour _ 2LP_00_Techno
Laurent Garnier - The Cloud Making Machine _2LP_05_Techno
Jamiroquai - Rock Dust Light Star_ 2LP_10_Soul




Playgroup - Number One _ 2x12"_00_UK Garage/Nu Disco
11月14日(日)帰国の日 やはりばたつく

 3時起床。疲れがとれていない。本も読みたくない。表で C&C 。いつものおっちゃんと昨日は最悪の日だったと話す。歩いて迷って歩いて2時間くらい歩き続けたよと。「今日日本に帰る」「何時の飛行機?」って訊かれたので「11時20分」と答える。2時間前に着かないとだめだから急いだ方が良いよと。日曜日の朝食は7時半からなのだ。計算してみる。サクッと十分くらいで食べて表で煙草を吸って部屋に戻って直ぐにチェックアウトすれば8時には地下鉄。1時間でヒースロー着。間に合う。ただ昨日の様に運休していたらアウト。おっちゃんはタクシーを使えば?と。そんなお金ないよ。ホテルから無料送迎のバスも出てないと。

 部屋に戻り London Street Atlas でどのあたりを彷徨っていたのか確認しようと試みるも無駄だった。そして昨日の記憶をノートに書いておこうとするものの何も思い出せない。6時からBBC を見ていると今年のワールドカップサッカーで一躍有名になったブブゼラ。あのブーブーうるさい楽器。(今年の話だったんだよな。すごく遠い過去の話に思える)のこぎりで切断しリユ―スしてイヤリングにしたりする人がいると報じていた。本当か?ゆっくりと荷造りを始める。ほんとわずかなものしか持って来てないから楽なんだよ。服はずっと同じだし。そして去年手荷物で持ち帰ったので大変だった紅茶は宅配で済ませた。レコードは重いしかさばるけれどこれを求めてわざわざロンドンまで来てるから苦にならない。

 計画通りことは進みチェックアウトを済ませ8時には既に地下鉄に乗り込んでいた。向かうはヒースローターミナル3。フィンランド航空のカウンターの列に並ぶ。順番が来たので行くとカウンターの年配の女性がなにやら怪訝な表情になっている。「大丈夫か?」心配になってくる。早口の英語が聞き取れない。どうもダブルブッキングされているようだ。ちょっとオフィスに来てくれというかんじになって(直そこだった)なにやら上司に報告している。聞き取れたのは mistake という単語。当然切符を再発行してもらい(same flight ? って訊いたよ)。先ほどの上司の女性にThank you very much indeed とお礼を言っておく。キレルのは容易いことだからね。どうして最後までこうなんだろ。Where 's smoking aria and restroom ? と訊く。 レストルームが通じなくトイレ?と訊かれなおした。表で煙草を吸いトイレに入り諸手続きを済ませ何番搭乗口なのか見るとやはり waiting だ。いつもこうだから朝そんなに慌てなくてもいいんだけどな。時間がありそうなので二度目の朝食を軽く済ませ(どうしてマクドとかないんだ?)再び掲示板を見るが変化無し。搭乗時間を既に過ぎているのにまだ決まってない。何番搭乗口までは何分かかると書いてあるのだけど遠い所だったりしたらどうすんねんと心配になってきた。やっと決まった搭乗口はそれほど遠くなかったで急がずに済んだ。昔の映像でしか見たことがない地上からタラップで飛行機に乗り込み(そこまではバス移動!)。これからヘルシンキを経由して関空だ。ヘルシンキにはしっかりと広い喫煙室が設けられているから好きになった。KLM は狭かったもの。そしてヘルシンキのキヨスクで飲み物を買いすすりながら待つ。日本語のアナウンスはこう告げていた。「英国からヘルシンキを経由して日本に向かうお客さま以外は手荷物などの検査が必要です。ただ今非常に混雑しておりますのでお早いめに○○搭乗口前にお越し下さい」よかったぁ。そして保坂を読み飛行機に乗り込み横の席が空席だったから肘掛けを上げ横向けに眠り(ただかなり狭い)目覚めると中国の上だった。そして関空に10時到着。