(8)All About リカちゃんハウス(入居2ヶ月目時点〜)
年に一度だけまとめてとれる一週間の休暇を、運良くこの引越しにぶつけることができたため、段ボール箱の山に埋もれて眠る夜はほんの数日ですみました。そうはいっても、空けても空けても空けても空けても段ボール箱・・・・・。そしてまた段ボール箱というのがつぶしても結構がさばるんですよね。うちの場合は新たに買った家具類も組み立て家具がほとんどだったので荷物が届くたびに組み立てに悪戦苦闘し、やっと出来上がったと思ったら段ボール箱の始末に苦労するということの繰り返しでした。気は焦るのですが最初のうちはちょっと荷物を移動するのにもフローリングにキズがつきそうで恐る恐るやっているものですからなかなかはかどらないわけです。
でも、(当たり前のことですが)自分の家っていいですよね。散々悩んだ挙句に選択を誤ってしまった部分もあると思いますが、自分としては本当に家づくりを楽しむことができました。では、リカちゃんハウスの装備やインテリアなどについて説明させていただきます。
| @玄関 | A建具 | B床 | C窓 | D外壁 |
| E屋根 | F照明 | Gリビング ・FFストーブ |
H和室 ・掘りごたつ |
Iロフト |
| Jキッチン ・シロッコファン |
K浴室 ・テレビ ・ジェットバス ・換気乾燥機 |
Lトイレ | カーテン | 庭 |
@玄関
ポイントは「ゆったりとした広さ」「親子ドア」「グラスファイバーの輸入玄関ドア」「靴収納のほかに玄関収納を」といったところでした。
結果として、まず玄関ドアについては現物を見ずにオーダーしていたので色や質感に大いに不安があったのですが、「外観的には大満足」「メンテナンススフリー度では今後も不安あり」といったところでした。玄関ドアの外観については画像をご参照下さい。よくある「アルミの玄関ドアに木目のシールを貼ったような製品」も、実は結構よく出来ていると最近になって認識を改めたのですが、それでもかなり雰囲気は違うと思っています。ネックは、「輸入製品ゆえに細部の仕上げが雑」「気密性が落ちる」というところでしょうか。具体的にいいますと、ドアの閉まり具合が悪い時が結構あるのです。気温や湿度の影響でドアが歪むのでしょうか、自分で最後まで手を沿えて閉めなければなければドアがパチッと閉まらず、閉めた状態でドアの一部とドア枠に隙間が見えるという感じです。グラスファイバーという素材は本来湿度や温度にはあまり影響されないような気がするのですが・・・。わかりません。どなたか教えて下さい。ハウスメーカーから事前に言われていた「原因はわからないが表面に白い粉を吹くことがある」という現象も出てきました。こちらの方は乾いた雑巾などでからぶきすれば簡単に取れますのでほとんど気にはなりませんが。
ガラス面が割に多く、その気になれば外から中が覗けてしまえるデザインなのですが、まあ今のところ当家の前をあるいて通る人もないのでこれもOKとしておきましょう。夜、明かりが点いたところでは結構良い感じなので・・・・。
「鍵がシリンダー錠であり、防犯性で今時の国産品よりも劣る」「合鍵が簡単につくれない(注:ホームセンターなどではつくれないというだけですが)」というネックがあることにも後で気が付きました。
玄関の広さについては大正解でした。お客様がまず玄関の広さを誉めてくれます。リビングの広さなどは欲張り始めると20畳でも30畳でも物足りなくなってしまうような気がしますが、玄関なら2畳分程度余計に取るだけでかなりゆとりを演出
できるように思いました。玄関収納の扉は、後述するダイケンのグランセレクトシリーズにしたのですが、素材がやわらかいのでやはりキズが怖い感じです。
玄関収納はやはりあった方がいいですね。いまのところベビーカーとか工具とか灯油タンクを置いてます。
A建具
一階と二階で製品を変えました。一階はダイケンのグランセレクトシリーズのピュアブラウンで、二階がRVのピュアブラウンです。サッシは予算に負けて標準仕様の樹脂製品にしたのですが、もともと無垢の木の質感にも未練があったためにこだわってみました。オプションとしてもかなり高価なもので、全部屋を切り替えると100万円近くかかってしまうため、二階を同色の下級品にしたわけです。
まずグランセレクトシリーズについてですが、質感には満足していますし、非常にきれいな製品なのですが、あまりにも木が柔らかいという問題があります。確かにカタログにも言い訳めいたことが書いてありますが、ちょっと何かをぶつけるだけですぐキズになってしまいますし、端が欠けることもよくあります。引渡し前のチェックでかなり指摘して直させましたが、気になるところが多すぎて申し訳ないくらいでした。家具の移動にも相当気を使います。同じ無垢の木の製品でも輸入ものとちがってあまりにもきれい過ぎて、ちょっとしたキズが非常に目立ってしまうのは困りものですね。「キズが味わいになる」という感じがしない製品なんです。結論として、グランセレクトシリーズの建具はお勧めしません。特に小さな子供がいる場合には・・・・・。
一方、RVのピュアブランなのですが、これは割といい感じでした。一階とのバランスを取るため、ドアだけモールがあるものにしたところ安っぽい感じが和らいだのと、ピュアブラウン色という色自体の出来がよいということだと思います。
B床
建具と同じく、一階と二階で製品を変えました。一階がキャプテンジャックのピュアブラウンで、二階がRVサクラのピュアブラウン。キャプテンジャックは、無垢の木の質感があり、かつWPC加工で傷がつきにくいというのでかなり期待をしていたのですが、ちょっとがっかりでした。メーカーの方が「ボールペンでガリガリやっても大丈夫」ってなデモをやってくれてすっかり感心してしまったのですが、家の中で一番多いのはスプーンとか割と堅い物を床に落とす事だとわかりました。そしてWPCといってもそういった場合にはキズがつくのは同じのようです。しかもWPCってキズがつく時は「ガラスにひびが入ってくもる」みたいな独特の感じになってしまって逆に結構目立つんですよね。質感も、小さいサンプルで見ている時と違い、無垢の木というよりも人工的に表面の質感を揃えた製品という感じが強く出てしまっている気がします。今さらながら無垢の木のフローリングに未練を感じているのが残念です。
C窓
木枠のサッシにしたくてかなり迷いましたが、最終的には予算を優先して標準で選べる白い樹脂サッシにしました。ただ、展示会で現物を確認した際に、格子つきに変えるオプションが思ったより安い(?)ことがわかったため、全体の窓の8割くらいを格子付きとしました。この「格子」は外観のセンスアップにかなり貢献したと思います。
南側の窓を出窓にしたのも正解でした。リビングを広く見せるのに役立っていますし、季節の飾りが置けていい感じです。(クリスマスのページをご参照下さい)
樹脂サッシの防音・断熱性能は今のところ期待通りです。部屋の中で加湿器をかけている場合以外は結露もありませんし、(お年よりはどうかわかりませんが)開閉が重いのもほとんど気になりません。外気が零度近い時でも、掃き出しの窓についてだけレースのカーテン越しに冷気を感じる程度です。ただ、長い間にどういう風に変色・変質していくかが気になるところなので、本当の評価は10年後というところでしょうか。
あと、窓の取りかたそのものについて少し後悔した点があります。断熱性能と採光のバランスをとったつもりで北側の窓を少なめかつ小さめにしたのですが、北側の山の景色のほうがきれいなため、現在物置に使ってしまっている子供部屋が一番眺めの良い部屋になってしまったのです。寝室かリビングに欲しかった風景でした。そこまで気が回りませんでした。残念です。
D外壁
外壁の色は、いくら迷ってもよいから失敗したくないと思っていました。結果としては、やはりベストではなかったと思います。もともと、チューダー調の外観にするためには下半分をレンガにし、上半分を白い塗り壁にするだと思っていたのですが、下半分のレンガ調のサイディングはそれなりに値段のはるものなので悪くはなかったものの、上半分をサイディングにしたのは失敗でした。ちょっとツルツルした質感になりすぎてしまった感じです。自分でも心配した点だったのでせめてつや消しの塗装をしてもらおうと思ったのですが、防汚・耐久性の観点からこれも勧められないといわれたわけです。画像ではやや判りにくいと思いますが・・・。
E屋根
選択のポイントは、屋根の形と勾配、および材質だったと思います。個人的意見として「寄せ棟の屋根は醜い」と思っていたのと、屋根勾配がある程度きつい方が見栄えがよいというこだわり、および「瓦屋根の家は暑さに強いらしい」という点が基準となりました。7寸勾配の場合の屋根のボリュームはこんな感じです。この程度あれば、小屋裏の高さも180センチ以上とることが可能です。