5.リカちゃんハウス現在検証形
(1)グラスファイバー製の輸入玄関ドアは歪む?
7月現在、ドアの歪みはやっぱり出てます。締める時に手で引っ張り込まなければならないという程度。これはあらかじめ言われていた事なのでしかたがありませんね。やはり温度・湿度の関係でしょう。涼しくなれば直るでしょうか・・・。
→2ヶ月ほど観察したところではその日の天気などで随分と具合が違いと感じました。湿度が低くなったというわけではないはずなのに、とりあえず不具合は直っています。
(2)灯油式ボイラーのコストパフォーマンスは?
月間のランニングコストは、冬場が暖房+給湯で週に18L弱。月5千円程度といったところ。夏場なら給湯のみなので月500円程度。もちろんお風呂は毎日入りますし、シャワーも毎日1・2回以上使っています。コストパフォーマンス的には満足。灯油ボイラーについては、本当は耐久性まで検証しないと結論は出ないのですが、今のことろはLPガスにしなくて正解です。
(3)「FFストーブ」モニターレポート
@期待通りだった点
a)ランニングコストと暖房性能
子供が小さいため、平日は一日中家にいるのですが、冬季の一ヶ月の灯油代は給湯と併せても5千円程度。(お風呂は毎日入ります。私の帰宅が遅いので沸かし直しも結構あります。洗面所やキッチンへの給湯も含みます)
最初の一回だけはガソリンスタンドから灯油を配達してもらいましたが、屋外灯油タンクがなまじ大きいので灯油の単価に含まれる配達料(8円/L)が一度に1500円にもなることに気が付き、週末に出かける時にポリタンク4つ分を買ってきて補給することにしました。月に2回ペース。それはそれで別に苦にはならないのですが、そうなると200Lの大型タンクがまったく無駄に・・・。80Lくらいで十分でしたね。
温度設定は22〜23度で使っています。12時頃、寝る時にOFFにして、翌日6時に起きる頃の室内温度は一番寒い時期で10度位でした。屋外での10度とは違って、肌寒さは感じません。家に一歩入った来客が「この家は暖かいね」といいます。この辺は断熱材を厚くした効果もあるでしょう。
b)来客の評判
お世辞もあったでしょうが、この手のストーブを見るのは初めてという方がほとんどで、非常に好評でした。グリルの部分でちょっとパンでも焼いてあげれば子供も大喜び。
A期待はずれだった点
a)全館暖房効果
かなりの暖房能力があるため、リビングのドアを開けておけば家全体が温まると期待していたのですが、実際には、開けたドアから入ってくる冷気が気になってすぐに閉めてしまうようになりました。(冷気といってもリビングの室温より低いという程度なのかもしれませんが冷たい風は気になるものです)
暖気は二階へはそこそこ上がっていきますので、ほんのりと暖かい感じではありますが、うちの間取では各部屋の暖房が不要なほど家全体を暖めるのはうちょっと無理のようですね。
b)やっぱり床は冷たい
フローリングの部屋での生活に慣れてなかったので、床のヒンヤリ感が気になりました。素足が好きな自分としては、床暖房にすればよかったかな・・・と思う点です。もちろん、ランニングコストはずっと高くなるのでしょうが・・・。無垢の白木の床材ならば足に伝わる冷たさはかなり違うそうですね。
→H15/2 廊下(床)の冷たさが気になります。床暖房を入れなかったことを今になって後悔。苦し紛れにファンヒーターを廊下に一台置いてみたところ、結構効果がありました。そもそも、室内でFFでないファンヒータ-を使うことがよいこととは思えませんが、朝晩の一時、補助的に使用する程度ですし、かなり違うもので・・・。これなら、それなりの場所にヒータ-用のスペースを作っておけばよかったと思いました。
C)オーブンはあまり使えない
暖房の能力自体が高いうえに断熱材のおかげで効きがいいために、ほとんど常に弱火状態での運転です。このためオーブンでパンでも焼こうと思う時は、そのために火を強くしなければなりません。ちょっと使いづらい点です。
Bおまけ
「高気密高断熱の家では開放型の暖房装置(いわゆる石油ストーブ等)は使えない」と本には書いてあるのですがもろに高気密高断熱を売り物にしているハウスメーカーさんでも「うちは別に大丈夫ですよ」みたいなことをいってます。結局、「家中全部石油ストーブ」などというのでなければ大丈夫みたいですね。うちでも玄関ホールが結構寒く感じる時期があって、お客様がたくさん来る時にはファンヒータ−を置いて使ってました。
(4)ロフトの居住性は?
真夏、外気温が35度にもなるという日にエアコンを切った状態で一日置くと、その部屋の気温も約30度まで上がります。当然、その部屋に設けてあるロフトは暖かい空気の吹き溜まりのようになってしまうので、換気扇で暖まった空気を逃がしてやればロフトの快適性がアップすると考えました。しかし、実際はまったく効果ありません。高気密高断熱型住宅向けの換気扇を使ったのですが、まるで乾電池式の携帯扇風機のようにしか風の動きを感じません。それよりもトップライトと窓をしばらく開けておいた方がよほど効果はあります。ロフトの換気扇は無駄な設備でした。
屋根瓦+ブローイング工法+分厚い断熱材のお陰で、ロフトの居心地は他の部屋とさほど変わらないと思います。ただし、床の反響対策は講じられていないので歩く音が結構響く感じですね。照明はダウンライトを一箇所につけたのですが、天井が低いため、照らす範囲が狭すぎた上にちょっと明るすぎるという失敗をしまいました。ご参考に。
(5)夏場の居住性は?
@2002年6月25日
いよいよ暑くなってきました。天気のよい日には、キッチンで火を使うとリビング全体に熱がこもります。また湿度がかなり気になるので時々エアコンを除湿モード(再加熱方式の快適除湿)で運転させてます。まあ最近のエアコンの場合かなりの省エネタイプになっていて、除湿なら一時間5円くらいの電気代なので駆体のためにも積極的に使っていったほうがよいのでしょう。
A2002年7月20日
この時季、当地の気温は35度以上まで上がります。感覚的には、外気温が33度を上回る日は、リビングについてはやはり除湿モードでなく冷房モードでエアコンを使いたくなります。キッチンまで含めて22畳のリビングのエアコンは10畳くらいまでの部屋用の2.8KWタイプ(汎用タイプなので割安になる)だったので、ヤマダ電気の方には能力不足であろうといわれていたのですが、まったく問題ありません。分厚い断熱材のお陰で冷房の効きは非常によいと思います。二階に1台、一階に2台のエアコンを主に除湿モード(設定温度28度)で使用した場合の電気代は6/20〜7/20で約11,000円でした。
B2002年8月2日
いよいよ暑い日が続いています。日光が直接室内に差し込んでしまうと、樹脂サッシもペアガラスも無力という感じですね。外気温が37度などという日は、リビングのエアコンがほぼ入れっぱなしになります。
朝でも我慢できないほど部屋の温度が上がっているわけではないのですが、キッチンで火を使ったりすると逆に室温が上がっていってしまうので、まず強モードで一度部屋の温度を下げるようにしています。あとは除湿で運転。扇風機を使うとより快適ですね。
C2002年8月26日
7/21〜8/20の電気料は16,894円でした。やっぱり結構いっちゃいましたね。そこで私なりの結論。「太陽光とともに室内に入り込んでくる熱をシャットアウトするのは不可能。断熱性や気密性を高めてもコストほどの効果はない。重要なのは軒の深さとヨシズやすだれ。断熱性や気密性はエアコンの効きをよくするけれど、ここにやたらとコストをかけるよりもエアコンをガンガン使うほうが手っ取り早いみたいですね。」
外断熱のHPを見ていたら、(居住場所にもよるのでしょうが)エアコンなしで生活できているというような例がいくつかありましたが本当にやせ我慢ではないのでしょうか。高いお金を払って外断熱にしたからって、無理してエアコン使うの我慢してませんか?誰か教えて下さい。
(6)計画換気について
ファンの音のことは承知しておいた方がよいでしょう。ツーバイー系の場合は音がよく響くので、音に敏感な人は計画換気をオフにしてまうかもしれませんね。「反響のよい部屋で扇風機を”強”で回している音」といった感じです。
あと「全熱交換式」であることによって、ある程度は各部屋の温度差解消効果があると期待していたのですが、この点は気休めだと思っておいた方がよいでしょう。データでもあれば考え直しますが・・・・・。
(7)ハウスメーカーさんのアフターケアについて
あまり不具合は出ていません。ウオーターハンマー以外は壁紙がズレただとか雨どいにネジがないとかいう程度です。ただ、最初のうちに何度も呼びつけたせいか、予定されていた定期点検がなし崩しになってしまいました。(ここまでで
約9ヶ月遅延)
あと、「工程を記録した資料やチェックリストを出します」という話がったのですが、実際には出てきませんでした。まあ小さいハウスメーカーにあまり過度に期待しない方がいいですね。不具合がこの程度でおさまっている限りは、「それだけ薄利でやってくれたんだ」と好意的に考えるようにしておきます。
H15.2.22現在(引渡後約1年4ヶ月経過)、ウオーターハンマーの件についてはまったく連絡なし。追加工事の代金約5万円を支払っていないのでそのうち何かいってくるでしょうが・・・・。
(8)軒の出について
リビングの掃き出し窓に軒がないことで不便を感じています。履物が濡れてしまうのと、窓を開けている時ににわか雨があるとかなり吹き込んでしまうからです。最近は「リビングからウッドデッキに出る」パターンの家が多いのではないかと思いますが、リビングの掃き出し窓には軒をつけてくことをお勧めします。「南仏プロヴァンス風の家」などはオリジナルに
忠実であればあるほど軒の出が少ないもののようですが、住みはじめてからの不便には換えられませんよ。
ところで、通販で後付けのオーニングを売ってますが、風で飛んでしまったりしないのでしょうか・・・。
(9)レンガについて
寒さが厳しくなってきたころから、レンガの一部に異変が起きてきました。下の写真にあるように、ボロボロに崩れてきてしまったのです。4畳分ほどの広さのレンガデッキの中だけで5ヶ所ほどで、玄関のアプローチなど目立つところも幾つかやられています。一番ひどいところはほとんど原型を留めないほどの崩れ方。「アンティークレンガを使用したのがまずかったのか?」とも思いましたが、考えてみるとレンガって屋外で雨風にさらされることを前提としているはずですから、これはあまりの有様。まぁ暖かくなったら補修工事(レンガの交換)をしてもらうことになるでしょう。みていると特定の種類のレンガに問題があるようですね。ご参考に。
(10)「雪が落ちる音」について
今年は、結構雪が降りましたね。ある雪の日、我が一家は、屋根から雪が落ちる音で何度も驚かされました。我が家は総二階でなく、2階の一部(北側)下がっている形になっています(フロアプラン参照)。屋根勾配が比較的大きいため(7寸)、屋根にたまった雪が落ちる時、下屋根に当たって「ドーン」と相当な音がするのです。屋根が壊れるのではないかと不安になるほどでした。雪の多い地方だったら、下屋根は作らない方がよいかもしれません。
(11)芝生について
ホームセンターで売られている高麗芝を植えたあとで、種でまく西洋芝のことを本で読み、試してみました。今のところ、真冬でも青々している西洋芝の勝ちという感じです。下の画像をご参照ください。
(12)ジェットバスについて
非常に快適に使用しています。映画に出てくるような泡のお風呂が楽しめ、子供も大喜び!お奨めの設備ですが、強いて言えば、4穴にこだわる必要はなかったですね。足側からの水流にマッサージ効果を期待したのですが、実効性はありませんでした。2穴で十分かも。
to be continued ・・・・・