知っておきたい婦人科の知識

癌検診 川崎市癌検診 更年期障害 子宮内膜症 子宮筋腫
帯下(おりもの) 事後ピル 不正性器出血 卵巣癌 クラミジア
淋病 エイズ 梅毒

クラミジア感染症

 

 性病には、梅毒、淋病、エイズなどが知られていますが、感染が一番多いのはクラミジア感染症です。

 クラミジアは子宮頚管(子宮の入り口)に感染し、1~3週間の潜伏期で発症します。
 感染時には、まったく症状がなく、その後も帯下(おりもの)が増加する程度のことが多いため、気づかない人も多数います。男性も症状が軽いため(軽度の排尿痛や尿道不快感)、感染が拡大している原因となっています(20代ですと10人に1人)。

 そのままにしておくと下腹痛や性交痛を伴う卵管炎や骨盤腹膜炎を起こし、不妊や子宮外妊娠の原因になったりします。
 また、妊娠中は羊膜への感染による破水を起こし早産の原因になる事もあります。

 治療はクラミジアに効果のある薬を2週間服用します。
 気づかないこともありますので機会があったら検査を受けてみましょう。

 

地図診療時間

 

ß