かしこく過ごすマタニティーライフ
- ○妊婦さんの体重はなぜ増える?
- ○妊婦の理想の体重増加量は?
- ○太り過ぎはなぜいけないの?
- ○妊娠中の腹帯について
- ○妊娠中の安定期とは
- ○妊娠中のお酒について
- ○妊娠高血圧症候群について
- ○妊娠と喫煙について
- ○妊娠と貧血について
- ○妊娠中のむくみについて
- ○妊娠中の胎動について
○妊娠中の安定期とは?
安定期とは、流産の頻度が減少する第5ヶ月以降を指し、散歩や妊婦水泳などが推奨されていますが、全員には当てはまりません。
この時期以降も10人に1人は流産や早産になります。そしてその数と同じくらいの人は予備軍にあたります。
これらの人にとっては逆に安静が大事です。
妊娠第4ヶ月までの流産は赤ちゃんに原因があることが多く(奇形や染色体異常のため胎児死亡が先に起こる)、母親の力では、どうにもできないことがほとんどです。
しかし、妊娠第5ヶ月からの流早産の多くは、赤ちゃんは生きているのに、子宮が収縮して赤ちゃんが生まれてしまうもので、母親が注意する事で(安静にする)、防ぐことが出来ます。
お腹が張ったり、痛みを感じたり、もちろん出血することがあったりしたら、出来るだけ安静にし、医師に相談しましょう。
2割の妊婦さんには安定期はありません。注意しましょう。