Roux Method(ルー方式) 次のステップ FB1の別手順 まず左奥下になるコーナーキューブ(赤青白)を左奥下に入れ、センター(青)と左奥のエッジキューブ(青白)をペアにし、ペアを所定の位置に動かす。コーナーキューブの移動ではセンターキューブは動かないので先読みしやすい、完全にパターン化できる、コーナーキューブ2〜3手とエッジとセンターのペア1〜3手とペアの移動2〜3手の5〜6手程度(最大8手)で2x2ブロックができる。 FB1a 左下に来るエッジキューブ(赤青)の向き・位置を合わせる ・左下に来るエッジキューブ(赤青)を見つけ、底面色(赤)を下にして左下に来るように持ち替える。 FB1b 左奥下に来るコーナーキューブ(青白赤)を左下奥に入れる。その際にL回転D回転は使わない。 ・左奥下に来るコーナーキューブ(青白赤)を見つけ、下層にある時は背面色(白)が横向きになるようにF,R,B回転を使ってU層に持ってくる。 ・側面色(青)が上向きになっていたらU回転で左奥上に持ってきてB ・底面色(赤)が上向きになっていたらU回転で右奥上に持ってきてB2 (背面色(白)が上向きになっていたらU回転で右奥上に持ってきてRB') ※背面色(白)が横向きになるようにU層に持ってきて、背面色(白)が向こう側(奥向き)になるようにU回転し、B回転で目的地に入れるとよい。 FB1c 左奥に来るエッジキューブ(青白)とセンターキューブ(青)を合わせる。その際にL,D,B回転は使わない。エッジキューブの位置(11)×向き(2)×センターキューブの位置(6)=132通りの組み合わせなので、FB1dと合わせて完全にパターン化できる。ペアにした後で所定の位置に入れることになる。 組み合わせパターンが多いので、まずはセンターキューブ(青)がF面にある時の22パターンを作り、センターキューブがF面以外にあったときはRw回転またはUw回転でF面に持ってきてパターンを実行する。 できてきたら次は各面でセンターキューブとエッジキューブが既にペアになっているときのパターンを作る。 そうしたら1手でペアにできる時(一目でわかるはず)も実行できるようになる。 あるいは逆に各面でセンターキューブとエッジキューブが隣接しているが逆向きのときのパターンを作ってみたりして、各面ごとにパターンを作っていくといい。 (センターキューブがF面→U面→R面→D面→B面→L面の順に回せる範囲が狭くなってやりにくくなる) FB1d センターキューブとエッジキューブのペアを左奥に入れる(2x2のブロックができる)。その際にL,D,B回転は使わない。 ・背面にエッジキューブが右奥側になるように移動してUw' ・右側面にエッジキューブが右手前側になるように移動してUw2 ・前面にエッジキューブが左手前側になるように移動してUw FB2での工夫 ※コーナーキューブの位置(7)x向き(3)xエッジキューブの位置(10)x向き(2)の420通りある。パターンを作る・覚えることよりも対象キューブを見つけることが大事。 ・コーナーキューブとエッジキューブが隣り合っているときのパターンを作る ・エッジキューブが通常と逆向き(側面色(青)を手前)にある時  コーナーキューブがU層で側面色(青)を上向きにして、U回転で上層左手前に移動して、RwF' ・コーナーキューブがU層で側面色(青)が上向きの時  エッジキューブを通常と逆向き(側面色(青)を手前)にセットして、コーナーキューブをU回転で上層左手前に移動して、RwF' ・コーナーキューブがU層で底面色(赤)が上向きの時  エッジキューブを例の位置(手前下)に移動後F'で右手前に持ってきて、U回転でペアにしてF2  またはエッジキューブを左手前(側面色(青)は手前)に持ってきて、U回転でペアにしてFRw'F  またはエッジキューブを右奥(側面色(青)は奥)に持ってきて、U回転でペアにしてR'UF' ・コーナーキューブが左下にあったら、  底面色が下向きの時、Rw'F'M'F(エッジキューブの底面色が手前向きならRw'FRw2F')  底面色が手前向きの時、RwUFU'Rw'F(エッジキューブの底面色が手前向きならRwU'F2UF')  底面色が左向きの時、Rw'F2M'R'F(エッジキューブの底面色が手前向きならペアになっていてF2Rw'F) SB1 ・SB1dでエッジキューブの位置・方向ごとにパターンがある。覚えるべきは以下の5つ  エッジキューブがBD(側面色がB向き、以下側面色の向いている方を先に書く)のときRwUM'U'RUR  DBのときMUM'RwU'R  DRのときM'U'R2URwUR2  RFのときRw2U'RwURw'U'R  BRのときRw'URwURwU'R ・SBで2x2を作るときに、右奥下に来るコーナーキューブ(赤緑白)と底面に来るエッジキューブ(赤緑)のペアを先に作り、後面に来るエッジキューブ(緑白)とセンターキューブでペアにして、所定位置に入れる方法もある。右奥に来るエッジキューブが逆向きになりそう、既に右側面でセンターとペアになっている、コーナーキューブが上面で底面色が上向きになっているときなどで有効。  SB1aで右下に来るエッジキューブ(赤緑)を手前下に持ってくる。その際に右面色(緑)を手前向きにする。  SB1bで右奥下に来るコーナーキューブ(緑白赤)を上層に持ってくる。その際に背面色(白)を右向きにする。  SB1dで右奥に来るエッジキューブ(白緑)で同様に処理する。ただし下面色(赤)が上向きでなかったときはU回転で奥上に持ってきてRw'U'でセンターと合わせRw'UR2など、前後逆になる  ここでもパターンがある SB2 ・SB2aでエッジキューブの向きは気にせずとにかく手前下に持ってくる。逆向き(側面色(緑)が手前向き)の時はSB2bでコーナーキューブの底面色を左向きにする。 ・SB2aでエッジキューブが右手前にあるとき、SB2bでコーナーキューブが右下手前にあるとき、または上層で底面色(赤)が上向きのときに有効なパターンがある  エッジキューブがFR(側面色がF向き)、コーナーキューブが右下手前(底面色が手前向き)のとき、RU'Rw'MURwU'R'  FR、上層右手前(底面色が手前向き)のとき、U2RU'MU'R'  DF、上層右手前(底面色が上向き)のとき、M2F'L'U2LF  UR、上層右手前(底面色が上向き)のとき、UM'URB'RBR2  LU、上層右手前(底面色が上向き)のとき、RBU2B'R' ・他に有効なパターンがある  UL、上層右手前(底面色が手前向き)のとき、F'U'F  BU、上層右手前(底面色が右向き)のとき、RUR' ・SB2でコーナーキューブ(緑赤黄)が上面にあって、下面色(赤)が上面を向いているとき、  M回転でエッジキューブ(緑黄)を上面に持ってくる。このときコーナーキューブと反対側(コーナーキューブが手前にある時はエッジキューブを上面向こう側に、コーナーキューブが奥にある時はエッジキューブを手前側)に持ってくる。  エッジキューブの側面色が右側面色(緑)の時は右側に、側面色が手前面色(黄)の時は手前側にU回転する。  右側に持ってきたときは、Rした後、UまたはU2でコーナーキューブをエッジキューブの上に移動、R'URU'R'  手前側に持ってきたときは、F'した後、U'またはU2でコーナーキューブをエッジキューブの上に移動、FRwUR' SBで手前側の2x2ブロックを先に作るパターン ・右奥にできる2x2ではなく、手前にできる2x2ブロックを先に作る。手前下に入れやすいエッジキューブで処理する。前後逆になっているだけで、右奥を先に作るのと同様のパターンが使える。手前側に2x2のブロックを作った後、奥の2つのキューブを見づらい場所に入れることになるのでやりにくい。  右手前に来るエッジキューブ(緑黄)と右手前下に来るコーナーキューブ(緑黄赤)をペアにして右下に来るエッジキューブ(緑赤)と合わせる  右下に来るエッジキューブ(緑赤)と右手前下に来るコーナーキューブ(緑黄赤)ペアにして右手前に来るエッジキューブ(緑白)と合わせる CMLL OLLとPLLを同時にこなすCMLL手順(6x6+4+2の全42パターン)がある 覚えるのがつらいときは以下の方法で最大2手順でこなす ・OLLで逆回しパターン(LUL'-U-LU2L'=左右逆) ・OLLでどのパターンが来ても1回で完了させる  2面が上を向いているときのパターンE(F-RUR'-U'F')  2面が上を向いているときのパターンF(RUR'-U'-R'FRF')  2面が上を向いているときのパターンD(FR'F'R-U-RU'R')  1つも上を向いていないときのパターンG(F-RUR'-U'-RUR'-U'-F')  1つも上を向いていないときのパターンH(R'U'R-U'-R'UR-U'-R'U2R) ・PLLで側面色が1つも合っていないときの手順(Rw2U'R-F'-R'URw2-U-FUF')  回しにくいし覚えにくい。  左右逆にしてLw2U-L’FLU'-Lw2U'-F'U'Fのようにするとまだまし CMLLその2 CMLL42パターンのうちBケースとCケース(計12パターン)を覚え、他のケース(D〜H)の時はB1(R'U'RU'-R'U2R)を使ってBケースまたはCケースの形に変えてからBまたはCを実行してCMLLを完了させる。 ※BとCは左右逆や逆回しなので覚えるのが比較的簡単、B1B5は回しやすい、BかCか見分けにくかったりするので最初に覚えるといい、A(OLL完了の形)よりもB形C形は8倍出やすい、他のケースと比べて手順が短い(かも)、一部手順がB/C+A1になっている等があって、覚えるパターンはB1、B3、B5、B6、C6の実質5つなどのメリットがある。 B1(Right) R'U'RU'-R'U2R B2(Columns) (U')L'URU'-L2-U2R'U-RU2R'L' (B5の途中+A1の左右逆) B3(BackSlash) (U2)R'FRF'-U2F'U2F B4(X) (U')RU2R'U2-R'FRF' (B3の逆回しかつ左右逆) B5(Slash) (U)RU'L'U-R'U'L B6(Left) R'U'RU'R'-UR'FRF'-UR C1(Left) (U')LUL'U-LU2L' (B1の左右逆) C2(X) (U)L'U2LU2-LF'L'F (B3の逆回し) C3(Slash) (U2)LF'L'F-U2L'U2L (B3の左右逆) C4(Columns) (U)RU'L'U-R2-U2LU'-L'U2R'L (C5の途中+A1) C5(BackSlash) (U')L'URU'-LUR' (B5の左右逆) C6(Right) (U')RUR'U-R'FRF'-RU2R' A1(Swap) R'UL'-U2R-U'-R'U2RL  または RU'L'U-R'U'L-RU2R'U2-R'FRF' (C5+B4) A6(DiagEx) RU'L'U-R'U'L-U'-R'FRF'-U2F'U2F (C5+B3)  またはRU'L'U-R'U'L-F'LFL'-U2-L'U2L CMLLその3 簡単なパターンC1、E6の応用パターンを覚える D1(Pure) R'U'R-U'-R'UR-U'-R'U2R H6(Columns) (U')-F-RUR'-U'-RUR'-U'-RUR'-U'-F' G1(Right) F-RUR'U'-RUR'U'-F CMLLその4 D〜Hの30ケースのうち、回しやすいB1 C1 B5 C5のみでこなせるケースを覚える。 E3(Slash)のときにB1(R'U'RU'-R'U2R)-B5(RU'L'U-R'U'L) E5(BackSlash) C1-C5 E1(Front) B1-U2-C1 F2(Front) B1-U2-B5 (G1(Right) B1-U-B1) G4(Slash) C1-U-B5 G2(BackSlash) B1-U'-C5 F1(Raws) (U) B1-C1 D2(BackCom) (U') B1-U'-B5 D5(FrontCom) (U2) C1-U-C5 (H6(Column) (U') B1-U'-B5) B+Cパターンだが途中省略できるもの H3(RightBar) RUR'UR-U-L'URU'L (C1-U2-B5 RUR'UR(U2R - R'U2)-U-L'URU'L) G5(Column) RU'L'U-R'-ULU-L'UL ((U2) B5-U-C1 RU'L'U-R'-(U'L-L'U2U')-ULU-L'UL) Stepの少ないE6を混ぜると、 G6(Left) C1-U-E6 E2(Rows) (U') B5-U'-E6 D4(Cross) (U2) B1-U'-E6 (D1(Pure) (U2) C2-U'-E6) CMLLその5 その4まででこなせないケースのパターンを覚える。 H2 (Front) RU2R2 FRF' U2 R'FRF' G3 (X) FLF'L'U2 FLF'L2 U2L F6 (Column) R'FRF' RU2R' U'F'UF F4 (Back) (U2) r'Ur'D' rU'r' DrU'r E4 (X) r'Ur'D' rUr' DrU'r または rU'rD r'U'rD' r'Ur'(前後逆) EOでの工夫 ・M2した後にM'するところをMで済ます ・上面L型(2a/0)はU回転で方向を合わせずにバッドエッジが下になる方向にM'(またはM)→同じ位置にもう一つのバッドエッジが来るようにU回転→同じ方向にM'(またはM)で可 ・Arrowが完了する前にLRのエッジキューブが下に来るようにU回転・M回転を調整する ・EOとLRが同時にこなせるようなラッキーパターン(EOLR)を覚える  ArrowでのBestとGoodパターンは逃さない、出現率の高い1/1(と2a/0)と手順の長くなる4/2くらいは知っていてもいいかも。 ・EOの最初(CMLL完了後)にMが必要な時(上面センターキューブが上面/下面色でない時)に、MにするかM'にするか考える  手前面にあるエッジキューブの向きと色が見えているので、基本的にMにした方がよい  手前上と手前下が両方とも上面色/下面色の時   上面の左右どちらかがBadEdgeの時 M'U回転で1/1に   上面の手前がBadEdge時 Mで2o/0に   上面の左右両方BadEdgeの時 Mで2o/0に   上面の前後両方がBadEdge時 MでEO完了   上面でBadEdge4つの時 Mで2o/0に  手前上のみが上面色/下面色の時   上面のBadEdgeが0の時 Mで1/1   上面のBadEdgeが1つの時 左右方向になるようにU回転してMで3/1に   上面の左右両方BadEdgeの時 M'で3/1に  手前下のみが上面色/下面色の時   上面のBadEdgeが1つの時 Mで1/1に   上面のBadEdgeが2つで左右にある時 Mで3/1に   上面のBadEdgeが2つで前後にある時 Mで1/1に   上面の左右両方BadEdgeの時 M'で3/1に  手前上と手前下が両方とも上面色/下面色でない時   上面のBadEdgeが1つの時 左右方向になるようにU回転してM'で3/1に   上面のBadEdgeが2つの時 UMで1/1   上面のBadEdgeが3つの時 U2MU2でArrow LRでの工夫 ・Arrowの段階で、下面に側面色のバッドエッジキューブが、上面の3つのバッドエッジの真ん中がもう一つの側面色のエッジキューブになったとき  M'して下面に2つのエッジキューブを持ってきて、センターキューブがずれたままLR完成→M-Line合わせを行える (Misoriented Center) ・対角位置に持ってきた後MU2した後にすぐM'でLR完了できるように、MU2かM'U2かを選択する。 M-LINEでの工夫 ・上面と手前面が両方とも点または両方ともH型のときに速い手順がある(いわゆる点回転E2M'-E2M Eは真ん中の層のみ回転)  それでもMU2M2U2MU2の方が速いかも ・LR完了後M-LINEを始める前のUかU'かを適切に選ぶ  上面のエッジキューブの色が違うところと下面の色が違うところが合う方向に回す(色が違うところが上下重なる方向に)  そうでない時(3つとも同じ色、センターのみ異なる色)は、上段側面のエッジキューブの色が手前面センターキューブの色と合う方向にUかU'を回す ・上記「上下重なる方向に回す」ルールを適用するといわゆる点回転を避けられる。このとき通常ならばMU2M2U2M、Misoriented CenterのときはM2U2MU2M2U2にする。 ・いわゆる面回転(U2M2U2するとき)になる前にMまたはM'が必要な時、底面色が上に来る方向にM回転すると、最後のM2がなくせる。上記「点回転を避けるパターン」の最初のU2後にもこれが来る。 EOLR ・EOを処理しつつ、LRの前半(LRエッジキューブをペアにして下面に持ってくる)も一緒に行ってしまうパターン。EO開始時のBad Edge・Good Edgeのパターンと側面色を持つ2つのエッジキューブの場所により、これができるかどうか、どう実行すればいいかが決まっている。  またArrowの形になったところで既にLRが揃っているもの(Best Case = Misoriented Center)と、Arrowを処理するとLRが揃うもの(Good Case)とがある。この二つをマスターすれば、Step4で半分くらいはEOLRできることになる。 ・出兼頻度の高いArrow(とすぐにArrowになる2a/2)と1/1を優先。(Arrowは出現率が8/32かつ他の形からの中間形、2a/2は4/32、1/1は8/32の確率) ・手順のかさむ4/2を優先。 →別ファイル RouxEOLR.txt