中国茶

update:2002/02/11


はじめに

 これまでは紅茶を主に飲んでいましたが最近中国茶に興味があります。昔、知り合いの人から錫の茶壺に入った烏龍茶をもらいました。本来の入れ方も分からず緑茶を入れるように適当に飲んでましたが、中国茶の芳醇な香り気づいたときはすでには、すでにはまってました。その後勢い余って、工夫茶器も買って、最近はちびちびと飲んでいます。

茶壺(chafu)
蓋碗(gaiwan)
(割ってしまいました)

深遠なる中国茶の世界

 中国で生産されているお茶は、日本でもよく知られる烏龍茶やポーレイ茶だけでなく、日本の緑茶に似た龍井茶や、葉っぱを天日で干して葉っぱの形が残っているシュウメイ、さらには紅茶などもあります。総数800種類にも及ぶそうです(文献2より)。
 日本のお茶は主に色と味を楽しみますが、中国茶は味に加え香りを楽しみます。あと、茶葉の形(仕上げ方)も非常に個性があり、開いた茶葉を見せることを前提に作られている種類もかなりあります。ですので、黄茶や白茶などは透明なグラスや蓋椀等の葉っぱが見えるグラスを使っていただき、また、青茶の場合は飲み終わった後で葉っぱを広げて見て下さい。いろいろ気づくことがあると思います。
 Internet上のHomePageには中国茶狂いの人が何人もいますので、Yahoo等で検索してみてください。もっと詳しい情報が得られます。


お茶レビュー

 そんな中国茶をこれから何十年もかけて、一つ一つ飲んでいこうというわけです。
タイトルは、『分類/名称/買った店』の構成です。
青茶/烏龍(特級烏龍岩茶)/英記
 英記の特級龍茶岩茶。英記では、上等のウーロンを岩茶と読んでいるようで、 この岩茶はちまたのブゲン岩茶とは異なる。 飲んだ後葉っぱが一枚々完全な形をしていて美しい。職人の方が手間をかけて作ってくれたんでしょう。
 味は強めに出る印象で、香りも良い。が、特に個性が強い訳ではない。自分には特級でなくてもよかったかも。お茶の入れ方がまだちゃんとできていないので、コメントは不正確。。。 My_First_Oolong_Teaというやつでしょうか。(0009xx)

青茶/白鶏冠/茶語
 烏龍茶・岩茶シリーズの一つ。飲んだ後、茶杯に残る香りがとても良い。お茶の味自体は普通のウーロンで少し薄味な印象。どちらかと言うと香りを楽しむお茶でしょうか。会社で仕事してると、あぁ早く帰ってこのお茶を飲みたいと思います。(001025)

白茶/寿眉(しゅうめい)/茶語
 天日に干すだけの軽く発酵させて作るお茶で、摘んだ葉っぱは揉まずにそのままの形で茶葉になっている。味は優しい薄味で予想通りちょっと緑臭い(そのままですみません)。どんなお茶でもその味は、多分何層にも重なっているはずで、その一番下、つまり、すべてのお茶が共通で持っている味と思う。こんなお茶があること自体興味深い。(001025)

黒茶/沱茶(だちゃ)/青島の茶荘
 分類は黒茶で、見た目はサクランボを半分に切った形に圧縮されたお茶。黒茶のカビ臭さもほとんどなくまろやかな味。イメージしていた黒茶とはちょっと違う。ちょっとこのお茶の良さはわかりません。1年ほど寝かしておかないといけないのかもしれない。ちょっと置いてある状態。。義理の兄が貿易関係の仕事をしていてお願いして現地で買ってきてもらった。(0108) 

青茶/烏龍茶/青島の茶荘
 茎も一杯混じってる烏龍茶で銘柄は不明。青島付近の茶畑で採れたお茶とは思いますが。比較的軽い味わいだが香りはいい。3杯は飲めるし、葉っぱもきれいな形をしており結構高級なのでは?と思われる。現地の値段は不明(0108)

?茶/ジャスミン茶/中国のどこか
 ジャスミン茶は好きですか?僕は実はあまり好きではなかったけど、飲み出すと結構病みつきになりますね。あの香り。(キワモノ扱いされるかもしれませんがアールグレイも好きです)。疲れたときに匂いに酔って息抜きしたい。ジャスミン茶は緑茶か青茶をベースにジャスミンの花で香りづけしているのですが、もらったお茶のベースは多分緑茶。(0108)

緑茶/碧螺春(ぴーるーちゅん)/茶語
 青茶ばかりもいかがなものかと思い、緑茶を買ってみました。日本ではろんじん茶が有名ですが、ちょっと趣向を変えて碧螺春をチョイス。やっぱり日本の緑茶とは全然違う味で、森の味がします。本当に。そして優しい味わい。濃くだすとすっきりした力強い味わいになる。あと、茶葉に産毛が生えていて、それがふわふわと浮いてるのもなかなか趣深い。カプチーノの泡のように、うぶ毛が味の決め手のような気がします(あくまでも気持ち)。すこし時間が経つと濃くなってくるのでお湯を足せば何杯でも飲めます。日本ではあまり話題に登らない(?)中国の緑茶ですが、中国で飲まれるお茶の大半は緑茶だそうです。実は緑茶が一番奥が深いのかも。ついでに蓋椀(蓋付きの湯飲み)も買ってしまった。でも2000円なんで、日本の茶道に比べると茶器はどれも安いですよね。(0108)

青茶/文山冬茶/天仁名茶(台湾)
 同じ職場の人が台湾に行くというのでちゃっかり頼んでしまった。文山包種は青茶に分類されますが青茶の中でも最も発酵度の軽い茶で、緑茶の味わいも併せ持っています。緑茶に比べ、発酵させた分、甘い香りがあります。烏龍茶ほどは、味と香りが強くは出ませんが、奥ゆかしいとても美味しいお茶です(清茶とも呼ばれます)。一般的に青茶は後を引くスモーキーなフレーバーが特徴ですが、文山包種はキレのある旨さです。お湯は少し低め(80度)ぐらいが香りも高くていいと思います。香りが酔わせます。仕事から帰ってすぐに飲んでいるお茶。。。(0110)

青茶/高山茶/??(台湾?)
 またもやお土産をいただきました。真空パックされたパッケージで、高山茶とだけ書かれていてそれ以上の事は何も書かれていません。高山茶はめずらしいお茶という程度の意味らしく、凍頂ウーロンのように銘柄というわけではないらしい。飲んでみると青茶で、花やかな香りとしっかりした味です。茶葉もかなり固められているようです。(0205)

######悩み中############
 いろいろ飲んできましたが中国茶の特徴である香り(フレグランス)にちょっと飽きてきました。香りが売りの種類を飲んできたせいかもしれません。普段のお茶は紅茶(ダージリンや、キーモン(←中国ですが))に戻っています。ただ、中国3千年の歴史が作ったお茶がそう簡単に飽きるモノとも思えないので、今度はぜひ飾り気のない日常的に飲める中国茶をチョイスしたい。東京の中国茶専門店で一度本当のお茶を飲んでみたい。(02111)

東京の茶荘でホンマ物のお茶の体験までの間、しばらく紅茶生活に戻ります。


参考文献

  1. 『NHK趣味講座 中国茶の愉しみ』 日本放送出版協会
     豊富な写真でいろんなお茶と、各お茶の入れ方が詳細に説明されている。また、お茶に合った料理も紹介。資料としてもまとまっていて、非常に分かりやすい。もちろんTV放映も。

  2. 『中国茶と茶館の旅』 新潮社/トンボの本シリーズ
     茶葉の説明に加え、いろんな茶器を使ったいれ方も書かれている。  また茶館と呼ばれる中国、台湾、香港の喫茶店が紹介されている。行く機会があればあちこち廻ってみたい。

  3. 『飲茶のおいしい店100軒』 成美堂
     飲茶の本だが、中国茶の製法が整理されていてわかりやすい。


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