最近のは分かりませんが、昔は海賊盤というと普通に聴けないけど、海賊盤というだけでありがたがっていた面はあります。それで手を出さない人も多いと思いますが、このくらい聴けるものに出会うとハマるんですよ。(笑) |
私が持っている海賊盤では1969年8月のアムステルダムに次いだ古い音源となります。それと比較するとこれまで“Kneel
And Pray”とされていた曲が“Speed King”となっています。Gillanもマトモに歌っている上、聴き馴染んだ歌詞だから安心できるんじゃないかな。(笑) |
第二期が“Hush”を演奏している点は貴重ですね。他にないんじゃないかな?Ritchieのソロは非常にクリアで、この時期に聴かれるジャズ的なアプローチは多いものの、丁寧に弾かれているのが良く分かります。 |
この時期のDEEP
PURPLEのおもしろさは、RitchieとJonのソロ展開じゃないかな。このアルバムでも“Child
In Time”、“Hard Road”、“Mandrake Root”が収録されていますが、個人的には曲そのものよりも、それらの曲で展開されるソロの応酬が好きでこのバンドにハマったと言えます。 |
第二期というと「Live
In Japan」を思い浮かべる人が多いと思いますが、「Machine
Head」期と「In Rock」期ではコンサートの内容が全く異なり、違ったおもしろさが発見できると思います。前者は曲も増えたことでより多くを聴かせるためにコンパクトにしていかざるを得なかったのでしょうが、後者のように演奏曲数は少ないものの、それを補う意味(なのか分かりませんが)で繰り広げられたRitchieとJonのソロの応酬にはゾクゾクさせられます。 |