Title : TORONTO 7.2.71

1 Speed King 11' 57''
2 Strange Kind Of Woman 10' 09''
3 Paint IT Black 8' 43''
4 Demons Eye 7' 34''
5 Child In Time 14' 57''
6 Mandrake Root 29' 45''
7 Black Night 7' 29''
   
   
   
   
Data : 2, July 1971 St,Lawrence Market, Toronto, Canada
“Speed King”がイントロの途中から始まってますが・・・まぁそこは目をつぶるとしても、全体のバランスがよろしくないから結局は減点だな。RitchieのGuだけが聴きたいって人にはいいんじゃないかな?
全体のノイズは少なめだから、それだけは聴きやすい、研究しやすい。(笑)
ノイズに関しては海賊盤としての平均点と考えて良いんじゃないかしら?
“Speed King”はさほど盛り上がらない内容。ソロ以降、進行を誤ったかな?ってところで冷めちゃったなぁ。
“Strange King Of Woman”も特筆すべき内容はなし。またブートメーカーがエンディングを適当にいじられちゃってるからがっかり。。。
日本人にはなじみの薄い(と思われる)“Demon's Eye”のライヴver.を聴けるのはありがたい。(と言っておこう:苦笑) この曲はイギリスやヨーロッパ盤「FIREBALL」には収録されていたものの、アメリカと日本盤は“Strange Kind Of Woman”に差し替えられていたため、多くのファンは「DEEPEST PURPLE」で初めて聴いたんじゃないかな?ん〜 それだけの話だよ。(苦笑)
“Child In Time”はKey、Baの音量が小さすぎて、何時始まったのか分からないほど。GillanのVoも小さいから、相当な音量にしてないと聴けないよ。ところがソロの 手前 で突然全体の音量が上がるんだな。どういう調整してるんだろ?ソロになってからも盛り上がらねぇよぉ〜 どうしちゃったんでしょ?
通常ならRitchieとJonがバトルを繰り広げる個所の手前で編集されてるからがっかりだ。だいたいこの時期に“Child In Time”が15分弱ってのはカットされているってことじゃないのか?それともマスターテープの問題か?まぁそんなこともあったが、後半のRitchieのソロは激しく、それまでだらけて聴いていた私を再びスピーカーに向けさせてくれた。しかし他の楽器のバランスもとれてきたが、Voだけが聴こえてこない。終わってからの余韻も味わえないまま次の“Mandrake Root”へ移るあたり、ナンダカナー!
でその“Mandrake Root”だけど、「Live In Itary」が最後じゃなかったの?何だか分からないけどとりあえず聴こう。これはフルVer.かな?RitchieのGuも冴えてる。“Lazy”の原形ともいえるフレーズが出て来た時は驚いた。「Machine Head」の録音は71年の12月に始まったというから、この頃にはそのための素材があってもおかしくない。こういう発見があるから海賊盤はおもしろい。どんなに音がひどくてもね。(笑)
さて“Black Night”が始まった。
結局最後までVoの音量は改善されなかったな〜
Ritchie以外の演奏陣の音量も戻っちゃったし。盛り上がってないな〜
あ〜あっ、 盛り上がらないまま切れちゃったよ。( 失笑
このアルバムは、状態が良いとはいえない素材を元に曲間をつめ、「とりあえず二枚組みにしておけばいいだろ?」って考えが見えなくもない。オススメできる音源とは言えないな。
それでいて、こんなに書いてしまう私って一体何? アハハ