* アーティスト名:ぼあだむす。(最終更新日:2008年12月1日)
汚さ全開。とにかく粗雑で暴力的。果ては六分ある曲の後半ずーっとゲップを流し続けるという暴挙に出たりする。
勢い&暴力性では一番だと思うが、一見さんお断りな世界。初期のアルバム数枚聞いてから聴くのがお勧め。
前作よりずっと洗練されていて聴きやすいサウンドに仕上がっている。かといって大人しくなってしまったかというと、そうではなく獰猛な感じはそのまま。
とにかく感情のままに叫び、暴れる強烈なアルバム。そして長い曲が少なく、どれも大体2〜3分で終わってしまうため即効性がある。
全体の流れも美しい、初期ハードコア路線の傑作。
ちなみに、同じタイトルで収録曲が全く違う盤が存在します。自分が持っているのは94年発売のWEA JAPAN盤です。
メジャーデビュー作だが路線は変わらず。何故か音量が全体的に小さくなっている。
この獰猛さをメジャーにそのまま持ってきた点は評価したいけど、やはり「Soul〜」と比べると失速している感を拭う事が出来ない。
でも「Molecicco」「I AM COLA」「Cheeba」は絶対に聴いた方がいい。あと、「TV RAMONES」は一生に一度は聴いておきましょう。話のタネにはなるw
ここで音量に対する不満が爆発。こんなに優秀な音源なのに音量小さすぎ。ニューヨークのブルックリンでレコーディングとのことです。
で、内容の方はというと、とにかくライブ盤のごとき激情が詰まっている迫力満点の作品。臨場感が凄い。
全体的にかかっているエコーがまた音源にマイルドな味を加えている。
音圧も十分、後は音量さえ良ければ★四つ半の佳作だったのに…。
ちなみに「廃盤」として高く売りつけている所がありますが、残念ながらディスクユニオンで新品で買えます。騙されないようにしましょう。
ここで初期ハードコア路線に一区切りといった所ですか。日本の民謡のような薄気味悪い音階を持った曲が多い。
いろんな音をぎゅうぎゅうに詰め込んだ他の音源に比べて空白が多いけど、それはリズムに特化したサウンドになっているということでもある(ちょっと違う?)。
ずっと大音量でまくし立てるわけではなく、「空白を生かし、その上で轟音を鳴らす」ということに成功している名盤。
「MAMA BRAIN」とかかなり強烈でこのアルバムでもハイライトになっている名曲だと思うんだけど、
冷静になって聴いてみるとそこまで轟音を鳴らしているわけではない。でも独特の高揚感を出すことに成功している。
これはこのアルバムに収録されている曲全てにいえることだと思う。
ハードコア路線聞きたいけどどれから聞けばいい?という方には間違いなくこれ。
「今までの個性はそのままで、聞きやすさまで備えている」という点でもこの作品は名盤だと思う。
ここから太陽崇拝トランス路線へ。全曲ハイテンション。アルバム全体の「流れ」に特化した一作。
とにかく文字で書くより実際に聞いてくれ(逃げ)。文字でこの高揚感をを表せというのはきついです。
強いて言うなら宇宙(何かこの言い方「クラナドは人生」っぽい…)。
最初に聞くならこれか「スーパールーツ7」がいいと思う。最初っからハードコア路線というのは多少きつい物があると思うので。
ボアダムスにパンクを求めてる人は初期音源がいいと思うけど。
正直言って微妙。「SUPER ae」と路線は同じなんだけど、完成度、テンションともに「SUPER ae」のほうが上だと思う。
よーく考えると一回しか聴いてないなこれ。また再聴したら違うのかもしれない。
という訳でこのレビューは参考にしないで下さい…。
一言で言うと退屈。ピアノの音を取り入れたり、シタールを取り入れたりはしてるけどどれも不発になっている印象。
特に「SEADRUM」は駄目だなあ…微妙すぎる。それが20分続く。
(★:2点,☆:1点の計10点満点)
アルバムというよりミニアルバム。14曲入りだが19分。
ジャンクな曲の集合体。音も薄っぺらいし、曲も薄っぺらい。しかしこれはその薄さを楽しむ盤。
とりあえず肩の力抜けまくりなので、聞くほうも肩の力を抜きまくって聞けばいいと思う。
これが合わないという人もいるだろう。自分は好きだけど。
収録曲は5曲。一曲一曲も短い。非常にラフな感じ。まあ前作「Super Roots」よりは少し本腰入ってる感じはするが(未発表曲の寄せ集め…らしい)。
しかし実はこれアルバム「チョコレートシンセサイザー」の初回盤に付いていたはがきを送るともらえた抽選品という代物なので、結構入手困難。
ちょっと前まではヤフオクに結構出ていたのだが、今調べてみたところ出品はありませんでした。
どうしても欲しい方は茨の道を進みましょう。あっても高いと思います。しかし内容に過度な期待はしないこと。
まあ収録曲はこの盤でしか聞けないからそれなりの価値はあると思うけど。
ちなみに自分はジャニス2で発見→購入。4890円ぐらいだったと思う。
まだ全部聞いてませんが数分聞いただけでもう大体の内容がわかりました(前評判もあったし)。
全1曲、約30分何の発展もなくずーっと同じ演奏を繰り返してるだけ。コード進行は変わるけどね。数分おきに。
しかしフルで聞いた経験者はみな「退屈だけど、コード進行が変わる瞬間がたまらなく快感」と語ります。
自分も近々その快感を体験しようと思ってます。(ちなみにコード進行が変わる瞬間はEYEさんが時計で時間を計って決めていたらしい)
ちなみに最後の数分間の無音は収録時間を「33:33」にするための細工です(でも俺のコンポでは33:31って表示される…)。
ボアダムス上級者向け。
※ 「Super Roots 4」は存在しない。なぜかは分からない。
単に忘れていたか、「Super Roots 5」が本人たちにとって重要な内容だったから急いだのか…?
後年出した映像作品「SUPER SEEEEEE!!!!!!」がスーパールーツ4だと本人たちが言っていたみたい(「スーパーシー」→「シー」→「シ=4」)
だが、限りなくこじつけくさいw
ちなみに「SUPER SEEEEEE!!!!!!」は★★★★
収録曲は「ETOT(エトート)」。宇川直宏ディレクション。抽象的なアートアニメーション。テーマは「太陽ができるまで」。
モーション・グラフィックスの先駆とのこと。
確かに98年でこの映像は凄い。ただ、この作品を観る前に「スーパーアー」を聞くことを強くお勧めする(曲が「SUPER YOU」のリミックスのため)。
ちなみにライブ映像も入っているが、編集されまくっていて原形を留めていないので期待しないほうがいい。
むしろ買う前から失望していたほうがいい。あくまで映像特典。本編は「ETOT」。
最初の5分間は音がかなりちっちゃいですが、音量を上げてはいけません。寧ろ下げましょう。下手するとショック死もあり得ます。
「ゴオオオオオオ!!!!」のシャウトで始まる濃密な(バンドサウンドによる)ノイズミュージック。しかも約1時間。凄いです。
フルで聞いたんですが禅とか無我の境地という言葉を思い出しました。でももう一度聴けって言われたら俺は無理って言う。
ノイズミュージック好きは大丈夫だと思うけどそれとは無縁の人が聴いたら絶対に顔を歪める、そんな1枚。とてもじゃないが初心者には勧められん。
ボアダムスを極めたコアなマニア向け。あるいはノイズミュージック好き向け。
第五弾は普通のアルバムの形態。全一曲とかではなくなりました。EYEさんの実質ソロといわれてます。
で、内容の方はというと、これがなかなかに面白い実験音楽集。
いきなり無音な2曲目や、カオスな15曲目、神聖な雰囲気の16曲目など面白くて楽しい曲がいっぱい(17曲入り)。
変てこな音楽や電子音が好きな人にお勧めしたい。
3曲収録だが2曲目が20分の大作。で、その大作「7→(Boriginal)」が超名曲。
「スーパーアー」収録曲をさらにハイテンションにしたような感じの疾走感ある作品。でも最後にはちゃんと余韻を用意してある。
世間的には「スーパーアー」ばっかりにスポットライトが当たるけどこれもなかなかどうして…。
初心者にもお勧め。というより俺はこれでボアダムスに入門しました。個人的に思い入れもある一枚ですが、それを差し引いても名盤だ!
ちなみに1曲目と3曲目はリミックス。三曲目ではEYEさんの咳払いが聴けます(って誰もそんなん聴きたくないか)。
「ジャングル大帝」の主題歌のカバー曲+リミックスの3曲入り。
打楽器の使い方が面白い。そこに「アーアーアーアー」のコーラスが乗っかる、聞き心地のいい曲。
二曲目はEYEさんによる短いリミックス。オリジナルヴァージョンのリズム隊を切り刻んでいる面白いリミックス。
三曲目はヤン富田によるリミックス。長いが展開があって飽きない。
と、まあこんな感じですがスーパールーツシリーズの中では影が薄いです。
ライブ盤。ですがおもんない。
聖歌隊のコーラスを取り入れるというなかなかスリリングな試みをしているのですがあまりにもコーラスを前面に出しすぎてしまって失敗してます。
スクリーミングとか「V∞REDOMS」名義の醍醐味(この名義も今年でなくなるらしいが…)ドラムの重厚な響きとかもっと聞きたかった。
買った日に車の中でかけて以来フルで聞いてません。ただ実際に使った楽譜を入れるという試み+ブックレットのアートワークは面白い。
(★5個が満点)
勢い&暴力性では一番だと思うが、一見さんお断りな世界。初期のアルバム数枚聞いてから聴くのがお勧め。