タイトルにジャンルが含まれるものが多い事からも分かるように、新しいロックの形を築いた1枚。
前半部はRadioheadの進化にも似たバンドサウンドと音響の融合を果たしたタイトル曲「New Rock」に始まり、
続く「R&B(Rhythm and Basement)」はこのタイトルフレーズのみを繰り返し歌い、変化させながらブレイクビーツの様に刻む代表曲。
シングルカットされた「Five Great Lakes」としっかりとした歌モノが続くが、繋ぎのインストから「Socks,Drugs,〜」へ移り不可思議な世界が後はひたすら並ぶ。
No Waveの名盤『No New York』とタイトル曲のパロディか?「No Tokyo」〜「No New Rock」と続き、
Jigsawのオマージュか?「Sky High」から一転して「Down Sea」〜「Jellyfish Blues」と来て終焉を迎える。
国内盤ボーナスディスクには1stEPCDの名曲「Daisy」再録と「Jellyfish Blues」別ver.収録。
「海月のブルース」が「水母のブルース」となり、水のボコボコボコという効果音が加わった。
ラジオエアプレイ用に作ったWestern(Wはラジオのテクニカルターム)スタイルremiX of BD。
『Socks,Drugs,〜』『Five Great Lakes』同様、米で生まれたバラエティに富んだremix。
日本からは1曲、Corneliusが参戦。国内盤ボートラとしてリミックステイクが1曲追加。
ボーナスディスクはカーステなどで聴けない、チェンジが面倒、プレス費用などの問題から排除された。
特筆すべき点は特にない。Cornelusのremixが聴きたいなら『CM』を買うべし。
新曲、remix、DMBQによるbdカバー収録の国内限定の企画盤EP。
アルバム未収録「Son Of Altair」はタイトル通り"ミス・クロマニョンの長い人生記"を募るような、
1曲完結のHer Space Holidayっぽい夢見心地な9分間で『Pshychic』には決して相見える事のない世界観。
他、『I』から「Discotheque Du Paradis」の井上薫によるremix、「Volcanic Girl」のDMBQカバーと原曲収録。
松下敦が好きな人やDMBQのremixなどでbdを知った人には手にしやすいシングル価格。
未発表曲はTr.1と4だが1はOpening(電話がRing Ring鳴ってTr.2に繋がるだけ)なので、実際にはTr.4のみ。
Tr.4「Health or Die」はアップテンポな日本語詞Pop Rockでbdの中でも異彩を放っている。マニア向け。
エンジニアに欠かせないZAKはこの時点で介入。名曲「Cold Summer」「Daisy」といった歌モノ重視の好盤。