* アーティスト名:しろっぷ・じゅうろくぐらむ。(最終更新日:2008年12月1日)
インディーズ盤。初聴ではパッとしない曲が多いが、まさしく噛み締めるという言葉が似合うスルメな一枚。
シロップ独特のダウナーな詞は今と比べても全く見劣りがなく、ゆったりとした曲が多めのこのアルバムにもうってつけ。
音質こそ気になるものの、曲の完成度も高く、先述の歌詞も相まって初々しさとは無縁の完成されたシロップミュージックがある。
メジャー1st。2ndのdelayedとは対になっているアルバム。タイトルはクーデターって読む。
演奏、歌詞は攻撃的なイメージが強く、鋭利な刃物のよう。それが素晴らしい完成度で心に突き刺さる衝撃。とどのつまり彼らの最高傑作。
真に迫るなにかが一番感じられるアルバムで、その圧迫感といったら半端ない。何かしなきゃ、って思わされる。
これがシロップと言ってしまっても差し支えない名盤。必聴。
coup d'Etatの衝撃から3ヶ月。前作が動ならこちらは静、聴かせるシロップはどうでしょうか。そんな2nd。
イメージとしては終戦後。全く持って負の戦い、だけどそれで気付くこともあった。なんて言ったらクサイですか。
いい具合に力が抜けてポップさが加わったシロップはなかなかに悪くない。名曲Rebornも入ってます。
普通にいいアルバムだが、その域を出ないというか、まあそんな感じ。実は本当の初期の頃の楽曲が多い。
15曲で1500円。だからこの音質なんですか。これは力が抜けてるっていうか気も抜けてるよね。3rdアルバム。
楽曲に合ってるって言われたらそうなのかも知れないが、この音質で評価を下げてる曲も多いはず。
半分冗談で作っただろうと思われるふざけた曲、前奏が1分間街の雑音の曲等、実験的要素も強く、
このコストパフォーマンスや多くのシンプルな構成の曲からして全体的にインスタントな印象を受けてしまう。
いい曲もそれなりにある。だけどごっちゃ。B面集っぽいある意味一番クセが強いアルバム。値段相応?
4th。シロップっぽさはちゃんとあるのに、かなりポップで前向きな楽曲が並ぶ不思議なアルバム。メロディの素晴らしさは特出している。
それでも、ポジティブシンキングしてみました…みたいな歌詞になっている(しまう?)ところが面白い。
全14曲と曲数は多いが、1曲1曲に対する作りこみは他の追随を許さず、個々の完成度ではクーデター以上と言える。
初めてシングルを発売したことがどう影響したかは分からないが、明らかな変化が見える一枚。
聴きやすさでは抜群、また総じてクオリティも高く、独特のクセも健在なことからシロップを聴き始めるなら絶対にこれがオススメ。
再びインディーズ盤。そしてまたしても15曲収録だが今回はちょっと意味合いが違う。
実はCOPYの前に"Free Throw"という5曲収録のミニアルバムがあるのだが、既に廃盤となっている。
うち4曲を撮り直したものと更にそれ以前の楽曲の新録など11曲を合わせたものが今回のアルバム。
その出来はと言えば、もう曲によりけりとしか言いようがない。聴くべき曲が多いためアルバムとしての評価は少し甘めに付けた。
数曲絞れば素晴らしいアルバムになったのでは?
ちなみにタイトルがdelayedと似てるのは昔の楽曲を使用するというコンセプトが似ていたためで、その毛色はかなり違うものである。
総評.
基本的にシロップはダウナーでポップさの薄いクセの強い音楽なので、聴く人を選ぶ。という前提の元に読んで欲しい。
退廃的、負、生と死、無気力、終わり、絶望と希望、等のキーワードが特徴に挙げられる。ちょっと病んでる人向け。
それでも聴いてみようかなと思った人はまず"Mouth to Mouse"から。シロップいいかも、って思ったら"coup d'Etat"は絶対に聴くべき。
後はまあお好きに。一応ベストも出てるけど収録曲的にもオリジナルで聴いてくほうがいいと思う。
最後の寄せ集めアルバム"delaydead"で第一期シロップは完結らしい。第二期はCD出さないんですか?
(★:2点,☆:1点の計10点満点)
シロップ独特のダウナーな詞は今と比べても全く見劣りがなく、ゆったりとした曲が多めのこのアルバムにもうってつけ。
音質こそ気になるものの、曲の完成度も高く、先述の歌詞も相まって初々しさとは無縁の完成されたシロップミュージックがある。