アルバムレビュータイトル
* アーティスト名:エム・エイティスリー。(最終更新日:2009年6月17日)
インスト作品。
この作品ではまだ、後に得られる壮大なスケールは無い。しかし良曲も多いので2nd、3rdを気に入れば、問題なく購入をおススメできる佳作。
逆にいえば、大袈裟な盛り上がりが無いってことなので、「KID A」が好きな方々にもおススメ出来る・・・かも・・・いやそれはどうだろう。
「Kelly」を聴くとパニック障害で精神科に通院してた頃を思い出す。うっかりすると再発しそうなくらい孤独で悲しく、そして狂った曲である。
紹介するのは 「Slowly」。ストーリー性のあるDaft Punk。とでも言えばいいのか。
インスト作品。本領発揮。
シガーロスの幸福感にマイブラの凶暴性を小さじ一杯足してエレクトロニカで再構築。
個人的には「Cyborg」の後半の展開が、昔の横スクロールシューティングの海底ステージ、または宇宙ステージみたいで素敵。
tr.2「Unrecorded」tr.4「In Church」
歌モノも有り。意外とありそうでなかった音だと思います。
ノイズにも、エレポップにも傾きすぎず、絶妙のバランスが保たれた、痒い所に手が届いちゃった名盤。
そのためコアなシューゲファンからは軟弱と思われがち。彼(彼ら?)の作品の本質である不安の先にある幸福があざといくらい顕在化。(ほめてます)
あえて歌モノを全部紹介してみます。それにしても、PVの画の質感が古いです。とても2005年に発売された作品とは思えません。
tr.8「teen angst」tr.2「Don't Save Us From the Flames」tr.10「safe」
歌モノも有り。
残念。前作の絶妙なバランスがエレポップ側に傾いてしまいました。
でも決して駄作ではありません。シガーロスは勿論ですが、her space holiday好きな方に是非おススメです。

総評.
このアーティストの作品全般に言えることだが、連想させられるものは『夜明け』その次が『夕暮れ』か。
とにかくシューゲとエレポップの役割を、はっきりと使い分けれているところに好感がもてます。ディストーションで轟音、シンセでピコピコ。
変に小難しくなく、「シューゲイザーってのを聴きたいんだけど」と友達にいわれたらとりあえず3rdとラブレス貸してます。
(各アルバム星評価なし)