アルバムレビュータイトル
* アーティスト名:トラヴィス。(最終更新日:2009年6月17日)
いわゆる「若い」1st。M1のAll I Want to Do Is Rockに象徴されるように、地に足のついたロックやってます。
と言っても「Travisのディスコグラフィの中では」の話なので、ギターが歪みまくってる訳でもなく、フラン独特の美しいメロディは既に健在。
聴く順番は一番最後でいい。蛇足だけどステフォの1stも同等に蒼い。
tr.1「All I Want To Do Is Rock」
曲よし演奏よし歌詞(本当に素晴らしいんです)良しの三拍子揃った大傑作。
Oasisの「Wonderwall」のオマージュのM1から最後の隠しトラックの「Blue Flashing Light」まで、一切無駄無し。
Travisの中で一番有名であろう「雨降り男」が入っているのもこのアルバム。
個人的には「The Last Laugh of the Laughter」がとても良い曲だと思います。
tr.7「Why Does It Always Rain On Me?」
とにかく「良い歌」を作るという事を念頭にして作られたアルバムだけあって、ポップさ、明るさがより強調された。
マンフーでも勿論いいんだけど、Travisをまず聴きたいっていうのならこれから入るのが良いように思う。とっつきやすさは一番。
「Sing」や「Flowers in the Window」みたいに曲の良さは相変わらずなんだけど、アルバムとしては少し散漫かも。
あくまでマンフーに比べればだけど。
tr.1「Sing」
世間的には問題作、ファンの間でも好みがかなりはっきり別れる。なぜならTravisとは思えない程暗く、重いアルバムだから。
歌詞も明らかに政治的・内省的なものにシフトしており、今までのようにみんなの歌的なものを期待して聴くと受け付けないかも。
しかし彼らの楽曲の中でも一、二を争う出来の「Somewhere Else」を筆頭に名曲ばかりなので、これが最高傑作と言うファンも少ないくない、俺とか。
現在のライブでは、このアルバムから↓の一曲しかやってくれないので正直寂しい。
黒歴史にするには余りにも勿体無い作品。
前作の商業的な失敗や家庭での変化が反映してか、本来のTravisらしい曲が戻ってきたアルバム。
こういうと陳腐な表現になるかもしれないけど、今までのアルバムの良いとこ取りのような出来。
去年のサマソニを観て非常にライブ向きなアルバムでもあると思いました。これが最初でもいいかも。

総評.
暇な人は彼らのPVも是非観て欲しい。この手のバンドにしてはユーモアセンス抜群のビデオばっかりなので。
それとライブに行く機会があればそれも是非。Travisほど幸せなライブをするバンドは貴重。
(各アルバム星評価なし)