アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : あべあさみ。

Reviewer:6th. 83 名無しのエリー2003.11.06.

1.理由 ★★★★ デビュー曲。326作詞の歌謡調の励ましソング。
2.捨てるのは拾うため ★☆ 「理由」とデビュー候補曲を争ったがFAN投票で負けた曲
3.水たまりの中の月 ★☆ ミクスチャーっぽくて面白いサウンド。
4.きみをつれていく ★★★★ 3rdシングル音が重くズシズシ来る先行シングル。
5.Rolling Stone ★★ チン☆パラのアカペラから始まるラップ調。本人作詞。
6.Our Song ★★★★★ 2rdシングル。♪ぬぐってあげたいぃ~の部分がハモってるんだがズレてるんだが微妙な所が最高に(・∀・)イイ!
7.夢見 ★★★ 本人作詞で本人の可愛い声に合ってるボサノバソング
8.Answer Me ★★★
本人作詞でサビが聴いてると「麻美」と自分の名前を言ってるように聞こえる。「麻美」と男の声(チン☆パラ)で掛け声も入ってるのでライブ向きRock。
9.赤い花 ★☆ サビ終わりの♪信じて~等が「Our Song」♪ぬぐってあげたいぃ~に似てるバンドサウンド
10.守ってあげるよ ★★★★★ 本人作詞のミディアムバラード。曲が非常に良い。
11.Wish for Loving ~愛せたらいいのに ★★ ♪ラララ~耳に残るエレクトロチューンナンバー。
総評.★★★
安倍麻美のファーストアルバムは、インパクトに欠けるが声が可愛い系なのでキュートに仕上がってる。
全曲を筒美京平が担当してるのも特徴的。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:8th. 181-182 名無しのエリー2004.05.18.

1.理由 ★★★☆
デビュー曲。早口言葉のような歌詞、アップダウンの激しいメロディ、BPMの速いジャングルビート、すべてが微妙に噛み合っていないような。
何より歌っている本人がいっぱいいっぱい。
2.捨てるのは拾うため 泣くのは笑うため ★★★☆
出だしが「ダンシングヒーロー」を彷彿とさせる80年代風ユーロビート。1と共にデビュー曲候補だったが、サビのメロディが弱いのでカップリング向きっぽい。
3.水たまりの中の月 ★★★ 1に続いてジャングル。とぼけたつぶやきがあったり、ラップがあったりとにぎやかな曲。
4.きみをつれていく ★★★★☆ 3rdシングル。希望も救いも無い詞とダークな曲調が合っていて良い。
5.Rolling Stone ★★☆
本人作詞。アカペラで始まるR&B調の陽気なアンセム。前4曲の326詞と比べると能天気な内容が逆にイタイ。
6.Our Song ★★★★
2ndシングル。キワモノ的イメージがあるが、CDで聴く分にはスピード感のあるアレンジがカッコイイ。
ただ、テレビでも物議を醸し出していたサビの途中に出てくる絶叫メロディーはCDで聴いても微妙。
7.夢見 ★★★ 本人作詞の可愛らしいボサノバ。声質には合っていると思う。
8.Answer Me ★ これも本人作詞。ストレートなアメリカンロックに乗せて自分の名前を連呼するしょうもない歌。
9.赤い花 ★★☆ BPMの速い2ステップ風サウンド。こうも早口言葉的な楽曲が多いのは326の詞先に合わせているからなのか。
10.守ってあげるよ ★★★ 本人作詞のバラード。歌唱力の拙さが逆に魅力となっている。
11.Wish for Loving ~愛せたらいいのに ★★☆ 後のシングル「卒業」につながる3拍子のミディアム。
総評.★★★
楽曲そのものは耳当たりのいい上質なポップスが揃っているので、 本人の歌唱力と折り合いがつけば、結構楽しめるアルバムだと思う。
特に前半の流れと世界観は良い。後半はアイドル色が強いので好き嫌いが分かれるかも。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:9th. 214-215 名無しのエリー2005.01.15.

1.Everyday ★★★☆
6thシングル。SMAPの「Freebird」やオレンジレンジの一連のヒット曲の作者であるシライシ紗トリが詞曲とも手がけている。
語るようなAメロ、音階の上下が激しいBメロで溜めた分、重厚なコーラスで包んだサビの開放感が心地いい。
2.Milk ★★★
引き続きシライシ作。轟音のギターをバックに、同棲して別れた後の空虚な気持ちを歌っている。
サウンドは好き嫌いが分かれそうだが、歌詞は良い。
3.かすかな わずかな ★★★★
前作でもアレンジを手がけていた井上ヨシマサが作曲とアレンジを担当。
80年代のシティミュージックを思わせるような爽やかなアレンジが秀逸。
4.モミジ ★
cannaの周水が作曲、paris matchの杉山洋介がアレンジと、顔ぶれだけ見ると豪華。
アコースティックなボサノバだが、単調で何の面白みもない駄曲。
5.情熱セツナ ★★★★★
5thシングル。この曲での井上ヨシマサは神。
スパニッシュサウンドをベースにした高揚感あふれるアレンジはシングル収録のインストでぜひ堪能してほしい。
歌詞は渡辺なつみと共作していることもあって、キャッチーで歌いやすい。
6.沈黙のテレパシー ★★★★★
Winkとかが歌いそうなユーロビート調のナンバー。
顔ぶれは5と同じで完成度は高いが、シングルにするには低音が続き、モゴモゴしたA・Bメロがネックか。
7.愛の水下さい ★☆
作詞・作曲とも安倍麻美本人。アレンジを前作にも参加していた中西亮輔が手がけている。
破綻はないが味わいもなく、淡々と無難なメロディーが続くだけ。田舎風郷愁漂うアレンジも聴いてて辛くなる。
8.冗談じゃない恋の歌 ★
引き続き作詞・作曲とも本人。こちらはおバカなパンクっぽいナンバー。
イベントで歌う分にはファンは盛り上がれるだろうが、CDではとても聴けたものではない。
9.卒業 ★★★
4thシングル。この曲だけ筒美京平が提供している。
胡弓っぽい音や本人の歌い方が切なさを誘うが、これのプロトタイプである前作のラスト「Wish for Loving」には劣る。
10.卒業してから僕達は ★★★☆
周水によるメロディは4と同様、何のひねりもなく単調だが、
山路厚敦斗詩によるクラシック風のアレンジがバラエティ豊かな色づけをしていて、聴いてて飽きない。
11.SWEET HEAVEN ★★★
シライシ作その3。作りは1と同じくA・Bメロで抑えて、サビで開放感を与えるもの。タイトルを連呼する大サビには圧倒される。
総評.★★☆
筒美京平が全曲提供していた前作と比べると明らかにメロディが弱く、それをアレンジでごまかしている感じ。
安倍本人のみによる作詞もほとんど印象に残らない。
アイドルのアルバムとして考えると出来は良い方なのだが、奇跡のような前作と比べると物足りなさを感じてしまう。
タイトルは4人の楽曲提供者(安倍、井上ヨシマサ、シライシ紗トリ、周水)ゆえにつけられたものだが、
井上とシライシだけで作った方が良作になったのではないだろうか。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)