アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : はやしあすか。

Reviewer:5th. 352-353 名無しのエリー2003.08.22.

1.咲 -序章- ★★★★
イントロ。。怖さ、迫力で押し切るイントロw
2.「母」 ★★★★☆
迫力勝ち。ってかもう演歌ですね。怖い鬼て。。。w
本来ならかなり間口を広げた曲のハズだけど詩、曲調、声、13歳、顔全ての符号が噛みあわなかった恐ろしい曲。
迫力はあるがこれ疲れるって。
3.隠し物 ★☆
打って変わってチャイナソウルとでも言えばいいのでしょうか。80年代ディスコ歌謡みたいな曲へ。
でも詩は70年代。ヒネってはいるんだがちょっと感覚が古すぎる。これを歌の歌詞として良いと出来る世代は50代以降かと。
表現に苦戦してるのがハッキリ見えるのに何故わからんか。
4.笹船 ★★★
あれ?と思うほど歌い方が変わってる。で、曲に合わせた強弱もほぼ完璧なのが怖い。
曲はJR東海のようなアレンジ。でもこっちはいい意味で古い。詩もなんとかなりそうなポジティブな内容。
やっぱり世界観が理解出来る詩にしないとキツイでしょう・・
5.掌 紅 蕾 ★★
ちょっと平坦なポップ。
6.ake-kaze ★★★★★
これも演歌ですね。ただ#2と違うのは明らかにアレンジに妙を付けようとしてるところ。
リズム隊の付け方始め古臭さを付けたまま聴かせられるレベルまでもっていけたと思う。
実際本人の力も合いまった大成功の一曲。
7.五月の空 ★☆
これは童謡レベル・・・だからこそそこまで表現に苦労もしてないのだがあまりにもヒネりが無い・・・・
8.千切れ雲 ★★
逆にここまで真っ直ぐなラブソングだと表現に乏しくなってるような。
曲も真っ直ぐなポップ。ちょっと古いけど。イントロアウトロで合唱団みたいなコーラスが入るとことか。
もう少しメロディーラインか詩にヒネりがほしい。
9.つゆくさ ★☆
男性の作詞曲はイマイチ表現に乏しいか歌詞自体の味が薄いかになってるなあ・・・
楽曲が真っ直ぐか演歌みたいな曲が多いから詩がこの程度だとイマイチ映えない。歌い手の頑張りがあると余計痛々しい。
10.道標 ★★★☆
アルバムの中では一番古さを感じないソウルポップ。なんか歌ってる雰囲気からして楽しそう。
楽曲自体は無難だがこの中では安心して聴ける曲
11.小さきもの ★★★★
最初はポケモンありきのただのバラードかと思ってたがそうでもない。
細かい裏方の音の役割がかなり大きい。タムの音が欠けるだけでも丸っきり別の曲になる。
これはアレンジャーの一人勝ち。
12.自分信じて ★★★
本人作詞・・・・これは・・・ちょっと痛い・・・本人じゃないとしても余りにもこれはやりすぎ。
聞いてて怖い。
総評.★★★
とりあえず現年齢でこれなら歌唱力は満点。理解が出来てる詩に関しての表現はほぼ完璧だし声量、ピッチともに問題無し。
あとはもう詩の問題かと。日中両方の人だし日本のメインストリームに叩き込むような曲は歌わせられないのはわかるからもう少しヒネりを。
余りに古すぎる世界観の歌詞が多すぎるし詩くらいはもう少し力のあるゲストを呼んでもいいと思う。本人に作詞能力がつくのが一番いいんだが・・・
アレンジに関しては小技も多く調理の仕方さえ覚えればもっと面白い曲出来そう。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:17th. 415-418 名無しのエリー2008.04.13.

1.初戀 ★★
Ennio MorriconeによるCinema ParadisoのPrima Gioventuのカバー、というかリメイクというか。
ディレイ掛けられたラララ・・・のみで歌うヴォーカル。アルバムのSE的な役割。
ちなみに押尾コータローがアコギで参加
2.SANCTUARY ~夢の島へ~ ★★★
左で鳴ってる民族楽器っぽい音が効果的に響くポップソング。
メロディの起伏もそこそこ大きいけど、あっさり歌いこなしてる。恐るべし14歳。
あとはアコギの音が凄く綺麗に録れてる。エフェクトも結構利いてるのにくどくない。全体的に軽快なサウンドがアルバムのオープニングを飾るのに丁度いい。
6thシングルA面曲
3.小指 ★★★
バンドサウンドが結構リアルに響くミディアムナンバー。歌詞はちょっと切ない普通のラブソング。
彼女の場合、声が強いから音もそれに合わせて強くなってるんだろうか
4.十二単 ★★★
虫の声やら子供の声やらが聞こえる中でアカペラのような感じで始まる曲。十二単と恋心を上手いこと表した歌詞もいい。
ちょっと別れの雰囲気もあるけど相手を想い続ける内容てか間奏で男性の声?っぽいのが聴こえるのが妙に気になるw
ちょっとシンセの音が大きいかなあと思うけど、全体的に生楽器が上手いこと録られてて心地いい
5.新緑 ★★★
一転、いかにもな打ち込みが印象的なポップナンバー。詞もありがちな恋愛曲で、特に書くこともないかなぁ
間奏でのsaigenjiによるスキャットが印象的。
てかアウトロ長い。よく聴いたらギターとスキャットでユニゾンしてるし
6.もう一度あなたに会いたい ★★★
ピアノのイントロが綺麗なミディアムナンバー。死別した人を想いながら前に進んでいこうという内容の歌詞。
ちなみに作詞を手掛けたのは本人。本人作の中では一番完成度高いとおも。
うろ覚えだけど、確か彼女の祖母が亡くなって、それを想いながら歌ったとかじゃなかったかな。
詞の内容はいいのに、いまいちボーカルで表現しきれてない気がする。4thシングルA面曲
7.凛の国 ★★★★
一気に雰囲気を変え、スケールの大きいイントロから入るマイナー調っぽい雰囲気の大作。
レンジも広く、歌いこなすのは相当大変だろうにしっかり歌えてるからまた凄い。
サウンドがちょっと寂しいけど。もう少しパワーのある音にしてもよかったんじゃ。っても最後はどんどん盛り上がっていくからいいのかもしれんが。
ちなみに、「凛の国」という書籍が出てる。内容は日中日韓関係について、中学生くらいでもわかるような文体で書いたもの。
ttp://3.csx.jp/peachy/data/korea/koreaのサイトを端折ってわかりやすくしたものだった。暇な人は読んでみてもいいかも。
曲自体もその辺の関係を描いたらしい。5thシングルA面曲
8.ずうっと一緒 ★★★
キーボードの音色が柔らかいミディアムナンバー。
詞も少し幼いけど背伸びしてる感じもなく、曲調にも合ってて丁度いいかな。歌い手としての気持ちを描いた部分もあり。
ただもうちょっと優しく歌えなかったのかと・・・。それだけが気になる
9.願い ★★★★
BEGINの島袋優が提供・ギターで参加した楽曲。
詞の内容も濃く、環境や争いに対してのメッセージソングとも言えるか。というかかなりの名曲ですよこれ。
アルバム中でもかなり強めの曲で、声にも合ってていい感じ。
10.花結び ★★★★
全体に渡ってギターの音色が強烈な印象を残す曲。勢いあってかっこいい。
ドラム音がいかにも打ち込みってところが残念だけど、それ除けば問題なし。やっぱり彼女の声はこういう曲に合う。
間奏の最後にアコギのリードがハモるとことか、アレンジやっぱプロだなと思いますな
11.風の凱歌 ★★★★
6分半にも及ぶ大作。ピアノとシンセの伴奏がメインで、ちょっと低~中音域が寂しい。つーか伴奏弱いかも
鈴木健士の歌詞は結構言葉使いとか独特で、重めの林の声と歌い方にかなり合うんですよね。
確か当時の事務所の社長だっけ。1st2ndと何曲か書いてるんですな。
サウンドも歌詞もメロディも壮大な名曲。歌ってて滅茶苦茶気持ちいいだろうなこれ。
起伏が半端なく大きいので、カラオケで歌おうとするとしんどいんじゃないかなw
Cメロ~大サビへの流れはもう圧巻
12.もう一度あなたに会いたい ~ピアノ・アコースティックバージョン~ ★★★★★
初回版のみ収録されているボーナストラック。原曲よりテンポを落とし、伴奏はピアノのみとなっている。
ボーカルも録り直したのか、抑揚のつけ方とか全然違う。余計な音が一切入ってないから、彼女の歌声をじっくり堪能出来る。
あくまで推測だけど、アルバムレコの最後の方で録ったのかもしれん。ボーカルのレベルが他の曲より数段高い。
一曲聴いてみようと思ったなら、これを聴いてみるのもいいかも。ピアノは佐山雅弘
総評.★★★★
13歳でデビューした女性シンガー、林明日香の2nd。
重たい雰囲気で歌唱力で攻める感じの1stから、軽快でゆったり口ずさめるようなポップな曲が多く収録された作品。
レコーディング当時は14,5歳なわけで、というか俺と同い年なわけで、この歌唱力表現力の高さにはただただ脱帽するしかないっすわ。
本人が作詞した曲も幾つかあるけど、目立つこともなければ特に見劣りすることもなく普通に並んでる。
ボーカリストとしてのレベルが聴きたいなら3rdをお勧めするけど、BGM的なものを求めるならこれがいいかな。
サウンドも明るくて聴きやすいのが多いし。耳馴染みのいいアレンジも見事。彼女の声を十分に活かした快作では。
そういや最近は全然活動してないね~。5月くらいに久々のライブがあるらしいが
(初回盤。★5個が満点。作詞・作曲者情報は省略しました。)