アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : あしっどまん。

Reviewer:3rd. 734 名無しのエリー2002.11.26.

1.8 to 1 completed ノーコメント インスト。
2.造花が笑う ★★★★ シンプルなメロコア調の曲。つかみとしてはちょうどよい曲だと思う。
3.アレグロ ★★★☆ 「造花が笑う」のイメージで聴くと 最初は「あれ?」と思うが、曲の意外な展開には脱帽。いい意味で期待を裏切られた。
4.赤橙 ★★★★★ CDTVの10月度OPテーマとしてオンエアされた。ミディアムテンポの曲。この曲で知った人も多いと思う。
5.バックグラウンド ★★★ サビの前のBメロの盛り上がり方が確信犯的な感じがした。ベタと言えなくもないが、悪くはない。
6.at ノーコメント インスト。
7.spaced out ★★ ゼペットストアあたりがやりそうな曲だなあ、と思った。あまり好きじゃないので、聴く時には飛ばしてる。
8.香路 ★★★★
「赤橙」っぽい雰囲気かな?と思ったら、サビが「赤橙」より切ないと思った。「押し」と「引き」がうまく 噛み合っていて、飽きさせない展開になっている。
9.シンプルストーリー ★★★★★ イントロからかっ飛ばしている。曲の最初から最後まで途切れない疾走感がたまらない。曲の展開がスリリングで格好いい。
10.SILENCE ★★★★ LINA SEAをメロコアっぽくした感じ?「ROSIER」とか、その辺りの曲と雰囲気は似ている。
11.揺れる球体 ★★★☆ 出だしはDragon Ashの「Under age's song」に似ている。でもサビはACIDMANらしいな、と思わせるメロディー。
12.Your Song ★★★★☆ 全英語詞。モンパチかと思った。
総評.★★★★★
これがデビューアルバムとは思えないほど、クオリティー・テンション共に群を抜いて高い。買っても損はない。
ブラフマンとか好きな人はすんなり入っていけると思う。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.1,6は星評価なし。)

Reviewer:7th. 182 れびゅ2004.01.09.

1.8 to 1completed ★★★ 先頭にふさわしいインスト。ドキドキする。
2.造花が笑う ★★★★ イントロから最後まで疾走感があり良い。
3.アレグロ ★★★★★ 俺的にはかなりの名曲。静から動への変化がたまらん。鳥肌たつ。
4.赤橙 ★★★ 文句なしの名曲だがココという盛り上がりどころが無い気が・・・
5.バックグラウンド ★ ちょっとかったるい。
6.at ★★ かっこいい。インストなのにこんなに聴けるのはすごい。
7.spaced out ★★★ ちょっと暗すぎる詞とボーカルの気だるい声が見事にマッチ。
8.香路 ★ 正直、印象薄い。spaced outの後だから尚更。曲自体は良い。
9.シンプルストーリー ★★★ かっこいいに尽きるが少し物足りない気がする。激しさは良い具合。
10.SILENCE ★★★★ 力強い詞に負けていない力強いメロディー。ACIDMANならでは。
11.揺れる球体 ★★★★★ 隠れた名曲。間奏がとてつもなく好き。囁くようなボーカルも良い。
12.Your Song ★★★ ちょっとキャッチーすぎ&メロディーが王道。しかしライブでは盛り上がること必至なので一応、星3つ。
総評.★★★★
何度聴いても飽きない名作。暗い詞が多く、聴いたあと鬱な気分になるが不思議とまた聴きたくなる。
この手のバンドでは個性がある方なのに入っていきやすい。
補足として”揺れる球体”の「同じ顔をしている」の部分が「ナウシカを押している」と聴こえるところが鬱。
(★5個が満点。)

Reviewer:11th. 333~335 名無しのエリー2006.01.26.

1.8to1completed ★★
アルバムの始まりを告げるようなギター、それに絡まるようなベース、そして開放。
どこか焦燥感漂うメロディに 1、2、3、4、5、6、7、8…と唱え続けるボーカル
オープニングに相応しい楽曲。
2.造花が笑う ★★★☆
ACIDMANアップテンポ曲のプロトタイプと言ってもいいかも
唯一無二の渋さを醸し出すベースに絡まり合うギター、そして哀愁さえも感じる歌詞
若々しい曲
3.アレグロ ★★★
ゆったりとゆっくりとそして力強く進み行く曲。ラストのサビでは抑え切れない何かが弾け出すよう。
いてもたってもいられない感じ
4.赤橙 ★★★★
言わずと知れた名曲。多分この曲だけでも知っている人はいるだろう。
イントロの暖かく、切ないボサノバ等に使われるコード、秀逸にして曲の切なさと似通った歌詞
曲終了のフェイドアウトでは寂しさすら感じる
5.バックグラウンド ★★☆
怪しげな空気を醸し出している
大変素晴らしいと思うが、単調で展開の面白みがかける。非常に惜しい
6.at ★★☆
またもや怪しげな曲。廃墟の中をひっそりと歩く少年一行。そんな感じ。とても廃退した空気が出ている。
インストでここまで表現できるのもACIDMANの魅力
7.spaced out ★★★☆
前曲の雰囲気を少し引き継ぎ、より大きな何かが足音を立てるようにくるドラムが印象的
ラストの何かから逃げるような焦りが素晴らしい。ボーカルのタイトさがいい
8.香路 ★★
いい曲なのだがここらでまたこの曲か…とたるくなってくる。だが私的に詞が光っている。
静かに何かを伝えようとするボーカルがかっこいい
9.シンプルストーリー ★★★
やはりこのバンドはベースがかなりいい。そして狂気を感じる歌詞。危険です。
曲調は憂鬱ポップパンクとでも言えばいいのか… よくはわからないがとにかく凶暴な曲
10.SILENCE ★★☆
ドラムが力強い。このバンドは本当にリズム隊が素晴らしい。
環境の事を歌っていると思う。最後の「木は泣いていた」と言う所が切ない
11.揺れる球体 ★★★
すごい好き。このアルバムでは1番温かい感じ
美しい曲だけどお約束の切なさや哀愁を感じる
12.Your song ★★☆
ラストを飾る曲。メロコアチックのこれまた力強い曲
アルバム唯一の英詞にして元気な曲。ただ他のアップテンポ曲と被っている気がする
でも1番爽やか
総評.★★★
ACIDMAN初のフルアルバムだが、まだあどけなく、ガムシャラに進み行く気持ちに溢れてる
楽曲それぞれは光っているが、アルバムとしてみると中盤にだれる。
曲紹介にも書いたが、ベースが本当にいい。振り幅が広い。あと歌詞に強い意思が伝わってくる若々しいアルバムです
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:7th. 71~73 名無しのエリー2003.12.14.

1.type-A ★★★★☆
のっけから勢い満点(特にドラム)。ある意味このアルバムを象徴している。
サビまで抑揚なく歌い、サビで感情ぶちまけるという感じ。
2.波、白く ★★★★
1曲目からの流れそのままに、勢いある曲が続く。
イントロや間奏を聴いてみればわかるが、ずっと同じ勢いではなく「静」と「動」という感じでメリハリがある。
タイトル通り大きな波・小さな波という感じ。
3.アイソトープ ★★★★
英詩。曲はミディアムテンポでメロディアス。1stAlbum『創』が好きな人は入っていきやすそう。この曲が好きな人多いみたい。
個人的にはギターがかっこよかった。
4.飛光 ★★★★
最初から4曲連続でノリの良い曲が続く。この曲も衝動をぶちまけたような曲。ちょっと必死?マイナーコード多く前曲のアイソトープと対照的。
ただ、歌詞の途中で「忘れぇ~ 忘れぇ~」という部分が「忘れ~へん 忘れ~へん」と聞こえてしまう・・・。
5.Slow View ★★☆
インスト。かったるーい感じ。ACIDMANはインストもかっこいいが、これは好き嫌いが分かれるんじゃないかと・・・。
好きなインストに挙げている人もいるが、俺はあんまり好きじゃない。
いつもはアルバムは全体通して聴いてるが、たまに飛ばしてしまう。
6.リピート ★★★★★
前半4曲を「動」とするなら、これはACIDMAN「静」の部分が出た曲。はっきり言ってベースがかなりかっこいい。
全体的によけいな音をとっぱらって、必要な音だけ入れたって感じのシンプルな曲。曲の中の「間」がすごく生きてる。
個人的にはアルバムで一案好き。後半ドラムが炸裂してフェードアウトしていくのも良い。
7.16185-O ★★★☆
次の曲O(オー)に続いていくためのつなぎのインスト。
一定のドラムのリズムに乗せてギターが不規則に鳴り響いてて妙に余韻がのこる。
個人的には5曲目のSlow Viewよりこっちの方が好き。曲単体として聴くとこの評価だが、次の曲とセットで聴くと★1つ+。
8.O(オー) ★★★★
LOOP後半の、ACIDMANのディープな世界が広がる。前のインストから続いていく感じ。
インストのドラムがだんだん重なってくるところ、サビのハモりがかっこいい。歌詞は相変わらず抽象的で深い。
第一印象はあんまり良くなかったが、そのうち心地よくなってくる。
9.swayed ★★★
ギターがかっこいい。歌詞は歌詞カード見ないと何いってるかわからないw
ボーカルを歌として聴くよりも楽器の一つみたいな感じで聴くと良いと思う。
このアルバムは全体的に良い曲多いが、これはどうかな・・・と。捨て曲までとははいかないが。
10.ドライド アウト ★★★★
前のアルバム「創」が好きな人はなじみやすいだろう。どことなく『赤橙』『アレグロ』のような臭いがする(臭いがするだけな)。
このアルバムの中で一番POPで聴きやすい。実はかなり古い曲らしいが。
個人的には後半にあるかけ声はミスマッチ。
11.今、透明か ★★★☆
インディーズの時からある曲をリメイク。全体的にライブを意識した感じになってる。
歌詞に色が出てきて風景が浮かんでくるが、実は感情を歌ってる感じ。
インデーズVer.の方が良いという意見もあり、このアレンジには賛否両論あるんじゃないかと。
12.Turn around ★★★★☆
この曲は寂しげというか・・・。静と動でいえば静か。綺麗な曲です。
抽象的な歌詞爆発。部屋の電気消して目を閉じて聴くと良く眠れ・・・ いや、浸れる曲。余韻は最高に良い。
ハモリが良い味でてる。 相変わらずフィナーレでドラムすごいことになってる。
総評.★★★★
1stアルバムと比べると、より静と動がはっきりとしてると思う。創はLOOPに比べてバラエティ豊かだがちょっと大衆向けだった。
こっちはコアな人には受けがいいと思う。俺的にはこれはこれで最強。
ただ、創が好きな人が喜びそうなエッセンスも所々にまぜてあるので全作好きな人も買って損はない。
いや、損はないどころか他のアーティストのアルバム買うよりかは満足度高い。
マンセーレビューにしたくなかったが、良い曲が多いのは確か。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:7th. 183 れびゅ2004.01.09.

1.type-A ★★★★ 頭からブッ飛んでる。ボーカルのギリギリな声が良い。
2.波、白く ★★★ 静と動を上手く表した曲。後半の突っ走り具合はダントツ。
3.アイソトープ ★★★★★ やたらポップだがかなり好き。コーラスが曲の雰囲気を更に良くしていると思う。最後の「with isotope」3連発でもう失禁。
4.飛光 ★★★
Bメロからサビへのくだりが素晴らしくかっこいい。さんざん既出だろうが「忘れ~ぇ~」が「忘れへ~ん」に聴こえる事実は否めない。
5.Slow View ★★ インスト。ちょっと長い。1stのインストの方が良い。
6.リピート ★★★ 良い曲だが静かすぎ。2番に入るとレコーディングの際に泣いたというボーカルの声が震えていてちょっともらい泣き。
7.16185-O ★ O(オー)へ繋がるインスト。最初のドラムがおもしろい。
8.O(オー) ★★ 詞は良いがメロはもう少しひねりが欲しい。ベースかっこいい。
9.swayed ★★★★ 個人的にめちゃ好き。幻想的な感じと叫ぶようなボーカル良い。
10.ドライドアウト ★ いいことはいいが正直あんまし。作った時期が1番古い曲というだけあってこの手のメロはさんざんやってる感じ。
11.今、透明か ★★★★★ 名曲中の名曲。これを聴かずしてACIDMANは語れない。
12.turn around ★★★ イントロだけで十分泣けるがこれも少し物足りない。
総評.★★★
前作同様素晴らしい出来だが全曲通して聴くと、いい意味で非常に疲れる。
某編集者の言葉を借りるが心地良い孤独感が残る作品。前作「創」からの著しい進化が確認できると思う。
あと単純だがCCCDという点で星1つ減点。
(★5個が満点。)

Reviewer:7th. 316 名無しのエリー2004.02.11.

1.Type-A ★★★★ クッサい表現になるが、時空を突き抜けていく感じ。激しい。カッコいい。
2.波、白く ★★☆ メロディもアレンジもM4の焼き直し感が否めず。ただ間奏はちょっと渋くて良い。
3.アイソトープ ★★ 面白味が無い・・・。あと正直英語は良いよ。発音上手くないのは良いけど逆にそれを心地よく響かせる技術を会得してほしいもんだ。
4.飛行 ★★★☆ M1のプロトタイプって感じ。焼き直しとかではなく。ただひたすら疾走(失踪)、衝動、慟哭、狂気。
5.Slow View ★★★ インストにしては上手くいったんじゃないの。
6.リピート ★★★★★ 名曲。そう感じるまでは時間がかかるけど。深い森を彷徨う魂。もしくは廃り果てた洋館で一人踊るねじ巻き人形。そんな感じ。
7.16185-0 ★☆ これだけだとどうにも。
8.O ★★★★ 空をー越えてー。光球が風をまとって大気圏を突き抜けるイメージ。
9.swayed ★☆ これもM7同様これだけだとねー。7、8、9が揃って1つの曲だと考えている。
10.ドライド アウト ★★☆ とっつき易いけどあき易い曲。なんかありがち・・・でも歌詞は必見。珍しく意味というかメッセージを持ってる気が。
11.今、透明か(アルバムバージョン) ★★ 改悪。
12.Turn Around ★★★★☆ 良い曲には違いないんだけど何処かベタベタな感が否めず。後半一気にガンっと来て、その後がただひたすらに良い。
総評.★★★★
前作からの成長振りが顕著に見られたその点では★5つでも足りないくらいかな。ただ各曲の完成度にムラがあるのがどうも。
歌詞もカッコよく聞こえる単語を『無意味に』(←これ重要)ただバーっと並べてみましたー的なものが多いと思う。M10例外。
良いアルバムには違いないんだけどな・・・どうも腑に落ちない・・・
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:10th. 763-766, 768 名無しのエリー2005.10.15.

1.type-A ★★★☆☆
「オープニングナンバーに相応しい」と記述してどう解釈されるかはわかんないけど、
繊細さと豪快さを兼ね備えたオープニングナンバーに相応しい、前作「創」に決別を宣言した正気と狂気のナイスバランスナンバーである。
2.波、白く ★★★★★
少なくとも自分はかなり衝撃をうけた曲。3ピースバンドの良さを出しつくしたかなりの名曲だと思う。
軽快さが小気味いいAメロから、シリアスなサビに入る瞬間のブレイクは鳥肌モノ。
3.アイソトープ ★★★★☆
全英語詞の縦に乗れる爽やかチューン。このタイプの曲はこのアルバム以降薄め。
ライブでは欠かせない夏フェス推奨的ソング。
4.飛光 ★★★☆☆
のっけからハードなリフの押収。
畳み掛けるようなアンサンブルが尖った塊になって襲い掛かるまさにキラーチューン。疾走感たっぷり。
しかしちょっとクラッシュが多すぎて耳がキンキンする。
5.Slow View ★★★☆☆
アーティストのインストでこれほど聞き入れられたのはこれがはじめて。
単純な揺れ系エフェクターしか使ってないギターの音でこれほどのものが作れるとは。まぁ単調だけど。
6.リピート ★★★★☆
バンドが出せる最小限の音から、最大限の広がりまでを表現仕切れたバラード。
ロックバンドの"バラード"というと、「ガチっと構えて聴かなければいけない」「無理にでも泣かせなければならない」という暗黙の決まりでもあるような楽曲が多いが、
これはそんなことなく、するっと入り込める力がある。気が付けば入り込んでいた。という感じ。
自分は信者というほどでもないけど、一人でも多くの人に聴いてほしいと思うナイスソング。
「なくして また繰り返して なくして また繰り返して」
ライブで聴くと訳もなく涙が溢れそうになる。しかし長いかな。。
7.16185-0(inst.) ★☆☆☆☆
次曲「O(オー)」への複線。この最後のベースフレーズが「O(オー)」の軸となっている。
小ネタの聞いたインスト。曲自体には特に感想なし。
8.O(オー) ★★★★★
個人的に後半のクライマックス。この曲は雰囲気。
この後、この曲が派生して引き継いだロッカバラードが数曲生まれるが、この曲以上はない。
しかしベースこのフレーズを繰り返すのは至難の業だろう。お疲れ。。
9.swayed ★★★☆☆
軽快なドラムから始まり、低音を淡々と繰り返すベースの上に空間的なギターが乗る縦ノリソング。
アシッドマン独特の無機質な世界観。地味だがかなりバンドのうまみが感じられる佳曲。しかし退屈さは拭えない。
こんな曲を作るバンドは日本にはいまい(田岡茂一)。
10.ドライドアウト ★★★☆☆
ファンにとても人気が高いらしい。絶妙なコードが非常に心地いい。初夏に通り過ぎる陣風って感じ。
前作の匂いがほんのりする、ライブではオーディエンスも加われるアシッドマンの中でも体温を感じる曲。
11.今、透明か ★★★★★
iPodでは再生回数100は裕に超えた個人的にお気に入り楽曲。
前回収録よりもいい。確かな強さ、切なさが同居したまさに名曲。
12.turn around ★★★☆☆
きれいなメロディがすごく地味。
しかしそのヴォーカルのインサート部分は、図ったように必要な部分にピタっピタっとはまってく。
泣けるというより圧倒される世界感。締めるべくして締めるバラード。
GRAPEVINEならこのあと気の抜けたブルージーソングを入れること請け合い。
総評.★★★★☆
音のクリアさを求める音楽ファンはちょっと聴きにくいかもしれないけど、
音楽自体は独自の方法論で、新しい可能性を示したアルバム(というかacidman自体も)。
幅広いながらも全てがアシッドマン色。新しい音楽の種類の誕生と言っても過言ではない(多分)。と思う。傑作。
しかしクラッシュがでかい。
その後、3人はこれを超えるか超えないかというような周りの話をシカトするかのようにまったく違うベクトルのアルバム「equal」に突入。
これまた良アルバム。
(追伸):O(オー)の派生じゃなくてturnaroundの派生だった..。凹。
(★:1点,☆:0点の計5点満点。)

Reviewer:8th. 572-573 名無しのエリー2004.09.13.

1.0=ALL ★★★ ほぼインスト。「イコール」という抑えた声から始まる小気味良いリズムはこの後を展開を期待させる。
2.FREAK OUT ★★★★ 本質1曲目はお決まりのスピード感溢れる楽曲。"type A"、"造花が笑う"と比べると少し面白みに欠けるかも。
3.降る秋 ★★★☆ 続けて速い楽曲。今作の中ではボーカルがやや荒れた声で歌う。
4.イコール ★★★★☆ タイトルトラックであり今作の核。包み込むような優しさとバンドそのものが持つ強さが同居した好楽曲。
5.水写 ★★★★★
個人的にこのアルバムのピーク。メロディは"赤橙"をさらに膨らました感じ。曲全体に浮遊感が漂う。日本語ロックも捨てたものではないなと印象付けられる。
6.彩-SAI-(前編) ★★ インスト。途中のベースなど気持ち良い部分もあるがもう少しコンパクトにしても良かった。
7.彩-SAI-(後編) ★★☆ ポップで抑えめのボーカルが特徴的な静かな曲。少々中だるみか。
8.暁を残して ★★★★ テンポは決して速くないが激しいサビが強烈。このアルバムに似合う楽曲。
9.colors of the wind ★★★
Mosh Pit On Disneyに収録済みの楽曲。カバーとしては原曲を生かさず殺さずといったところか。ある種のアクセントにはなっている。
10.migration 10 64 ★★☆ 決して悪くない楽曲ではあるが、アルバム全体を通してみると印象が薄い。特別印象付ける詩やメロディーが無い。
11.cps ★☆ ラストナンバーへと繋がるインスト。まあ、有っても無くても。
12.廻る、巡る、その核へ ★★★★☆
9分半に及ぶラストナンバー。時間を感じさせない彼ら独特の雰囲気があり、サビもしっかりしていて締めくくりにふさわしい。
総評.★★★★☆
過去2作と比べても優れた完成度で、バンドとしてのスタイルを確立した感はある。
スペーシーな雰囲気はケイブ・インにも近い感じ。是非1枚通しで聴いてもらいたいアルバム。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:8th. 659-660 名無しのエリー2004.09.26.

1.0=ALL ★★★
歌詞は「equal」のみ。インストと言ってもよいだろう。この曲が他の11曲をイコールで結んでいると言っても過言ではない。
2.FREAK OUT ★★★☆
ACIDMANらしさ全開のロックナンバー。良くも悪くも、といったところか。
3.降る秋 ★★★★☆
「飛光」と「イコール」を融合させた感じ。まさに真骨頂。
★5つでもよかったのだが、ボーカルの叫びが苦しそうに聴こえてしまうところが☆の理由。
4.イコール ★★★★★
タイトルナンバーでもあり、シングル曲。この曲は現在のACIDMANそのものであるとも言える。
ジャケットイラストを見ながら聴くと、この曲の深さが心に染み込んでくる。
5.水写 ★★★★
この曲もシングル曲。だが、シングル版よりも全体のバランスが多少おとなしくなっている。
シングル版を聴きなれている人は、新鮮に感じるかもしれない。
6.彩 -SAI- ★★☆
インスト曲。シングルを持っている人は、シングル3連発に飽きを感じるかもしれない。
ギターを多少強めにしたドラムンベースといった感じ。
7.彩 -SAI-(後編) ★★★
M-6の後編。こちらは静かなボーカルが入っている。
ただ、前編との繋がりがあまり感じられない。1曲としてみれば☆あと1つくらいはあげられる。
8.暁を残して ★★★★
全体の雰囲気としては「今、透明か」に近い。そこに「イコール」の雰囲気をうまく調和させている。
シングルカットしてもおかしくはない曲だと思う。
9.colors of the wind ★★★☆
ディズニーの曲のカバー。英語の発音が少々・・・だが、カバーとしてはうまくACIDMAN風になっている。
10.migration10^64 ★★★
ACIDMANにしては、歌詞がわかりやすい。Loopでの「ドライドアウト」の位置付け。
11.cps ★
M-12へと繋がるインスト。だが、この曲を入れた意味がいまいち分からない。
12.廻る、巡る、その核へ ★★★★★
この曲が、アルバムの全ての曲をイコールで結ぶ。
10分近くある曲だが、それを全く感じさせない。聴いた後の疲れが、自分が曲に入り込んでいたことを証明してくれる。
総評.★★★☆
星の数は全体の平均からとった。M-4.5.12は必聴。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:9th. 115-116 名無しのエリー2004.12.07.

1.0=ALL ★★★
幻想的なインストで幕開け。期待感が沸いてくる。
イコール、これだけ歌詞が入ってるが歌詞カードを見なければ『ホー』としか聞こえない(俺だけかも
2.FREAK OUT ★★★☆
幻想から一転。リアルで攻撃的に押してくる曲。でもテーマは、反戦。LIVEでもノリ易く、叫びやすいようなサビ。『始まった』感。
3.降る秋 ★★★
ACIDMANお得意の変調曲。タイトルを見るにバラード系かと思いきや、それすら騙される。
故に、『らしい』一曲。ただ大木の声が厳しい。人によれば聞き辛いと感じると思う。そこが☆一つ減点。
4.イコール ★★★★★
シングルでもあり、アルバムと同タイトル曲。良いと思うまで時間がかかる人もいると思うが良作。
『あらゆる色の生命をイコールで繋ぐ』、今回のテーマそのままなだけに、無くてはならない曲。
5.水写 ★★★☆
シングル。静と動が心地よく共存している曲。静かなギターは本当に心地いい。それにベースラインが非常にきれいと思う曲。
6.彩-SAI-(前編)
シングルのC/Wインスト。PVの影響か、夕焼けのイメージ。自他共に認めるインストバンドらしい曲。
7.彩-SAI-(後編)
呼んで字の如く、前曲の後編。前編はインストに対し、後編は歌詞入り。切ない雰囲気。
後半の勢いと歌詞も良く、後編とするには勿体無い気も。
8.暁を残して ★★☆
まったりモードから切り替えの曲。アルバム後半の盛り上がり1発目。
ただ、これも降る秋同様、大木が辛そうなのが気になる。何せ、レコーディング一発で喉が枯れたとの事。
9.colors of the wind ★★★
全英語詩。ディズニー映画、ポカホンタスの主題歌のカヴァー。和訳はまるで大木が書いたかと思うような内容でしっくりくる。
ディズニーの影響があってか無くてかは分からないが女性層に人気があるように思う。聞きやすい一曲。
10.migration 1064 ★★★☆
宇宙っぽい幻想的な曲調。だけに、ちょっと浮いた曲。浮遊感とか。
『どこから来た どこから来た 此処で咲くという ただそれだけは 正しい事だろう』の部分が個人的にはかなりお気に入り。
だが一般受けは『?』
11.cps ★★
次曲の『廻る、巡る、その核へ』への繋ぎ。というか序章的役割。なので単品では辛い。
そのままの流れで次曲に流れるので、存在こそしれど名前とかを忘れてしまう。しかし、次曲への大いなる布石と考えると★一つおまけ。
12.廻る、巡る、その核へ ★★★★★
equal最終章。全ては一つであると、全ては共鳴していると。
大木氏曰く『生まれ変わりを歌った』という曲。あまりにもスケールが大きいのでとっつきにくい。
しかし、PVやライブで聞くと驚くほど圧倒される、まさにThis is ACIDMAN world、という曲。
総評.★★★★☆
メジャー3枚目にして最もディープな出来かと。それは決して良いというわけでなく、廻る、巡る、その核へ、の様にとっつきにくい、と思われる。
逆に言えば、すっきり聞ける曲が少ない。が、はまってしまえばやられる事必至。
色んな意味で現ACIDMANの全てが聞けると思う。ただ、ぶっ通しで聞くと結構疲れる。
それも宇宙規模相当のスケールの大きさ、と言ってしまえばまとまりがつくような気がする。
なぜなら、アタマのM2で『スーパーノヴァ』を出し、ラストのM12をまた『スーパーノヴァ』で締めくくるあたりで分かるように
世界は宇宙へと、いや宇宙も全て一つにしてしまった彼らの世界観故。
是非聞いて独自の世界観に浸ってもらいたいと思う一作。良盤。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.6,7は星評価なし。)

Reviewer:9th. 511-512 骨味噌2005.03.13.

1.0=ALL ★★★☆
インストによる始まり。個人的に、インストをこんなにも評価できるのはACIDMANぐらいのもの。
いつもは歌詞が無いと物足りないと感じてしまうが、ACIDMANの場合は飛ばさず聴ける。曲の中に壮大なテーマを感じる。「幕開け」って感じ。
2.FREAK OUT ★★★★
1曲目からうまく繋がる、うるさいぐらい激しい曲。はっきり言ってカッコ良過ぎです。インパクトが強く覚えやすい。
3.降る秋 ★★★☆
幻想的なイメージのタイトルとは裏腹にふざけたぐらい激しい。しかし曲の構成が素晴らしい。Bメロだけでも聴かせる曲。しかし叫びすぎ。
大木さん、そんなに声張り上げて大丈夫ですか?と片手に水を持って言ってやりたくなる。
4.イコール ★★★★★
シングル曲であり、アルバムタイトルにもなっている重要曲。
3曲目までの流れを変える、落ち着きがありながら何か深い意味を感じさせるイントロから始まり、広がりのあるサビに繋がる。
詞、曲ともに素晴らしすぎる。とにかく聴けば聴くほど良くなる。
最初はシングルにしちゃインパクト薄くないか?と思っていたが何度も聴くと見事にそれを裏切られる。
一回聴いただけで捨てないでメロディー覚えるまで聞けと。
5.水写 ★★★
これもシングル。とても静かなメロから始まり、徐々に壮大に盛り上がっていく。世界観とメロディーが美しいですな。
6.彩-SAI-(前編) ★★☆
水写のc/wでありインスト。シングルの流れをそのまま持ってきたためとても良い一連になっていると思う。結構疾走感がある。
7.彩-SAI-(後編) ★★★
後編となっているが、シングルに収録されていたわけではない。というか、前編との繋がりはよくわからん。
ACIDMANにしては珍しいまったりとしていてやわらかい曲。
8.暁を残して ★★☆
サビ前の急激な流れ(叫び)は、少々狙いすぎではないかという感がある。悪くないけど。
9.colors of the wind  ★★★★
全英語詩で、ディズニー映画のカバーだそうですが、原曲を知らない自分にとってはモロにACIDMANの曲そのものにしか聞こえません。
ドラムの盛り上げ方とか。声と曲が非常にマッチしている。
10.migration 1064★★☆
神秘的な曲調だが、どうしてもサビがイエモンの「離れるな」と被る。そのせいかどうも聞く度に耳がピクピクする(?)。
何度も聴くと良い曲なんだが。
11.cps
1分ぐらいのインストで、12曲目のイントロとでも言うべきもの。
あっても害は無い。でも特に何も感じない。
12.廻る、巡る、その核へ ★★★★☆
最後にこんなの持ってくるなんて卑怯や、と言いたくなってしまう。
9~10分にも及ぶ壮大で、このアルバムを締めくくるに相応しい、素晴らしい曲。
とても重いので全部聴くと疲れるが、この曲が無いとやや中途半端なアルバムになっていただろうと思う。
総評.★★★★
今までのアルバムとは大分違った印象。アルバム一つが壮大なストーリーになっている気さえします。
一言で言えば「素晴らしい」。レビューの中でも素晴らしいって言葉ちょいと使いすぎました。
しかし曲は重く、ACIDMAN初心者に勧めるとしたらちょいと厳しい。全部通して聴こうとすると疲れます。
でも何度も聴くと絶対ハマる、言い方を変えれば何度も聴きたくなるアルバムです。
ACIDMAN聴くならまず1st、2ndから聴いてみて、ハマったらコレを聴くのがいいかと。
インストは前作に比べればスッキリしてると思います。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.11は星評価なし。)

Reviewer:11th. 44-45, 51 名無しのエリー2006.01.03.

1.introduction ★★★☆
穏やかなアコギのインスト。懐かしさを覚える。M13 and worldを聴き終えた後もう一度戻ってきたい。
次曲が激しいので最後エレキの音繋がっていく。
2.world symphony ★★★
3ヶ月連続リリース二枚目のシングル曲。ACIDMANお馴染みのROCK
巻舌がちょっと気になる。生き抜けていく。間奏の変調が個人的に好き
3.id-イド- ★★★☆
重低音鳴り響くROCK。今回「ロックな曲」がM2とこの曲の2曲しかない割に新しい感じがしない。
ただひたすら強く求め続けてる感じ。
4.River ★★★☆
軽やかな透き通った曲。サビのアコギが気持ちいい。川の流れに無理に逆らわずに流れる
5.季節の灯 ★★★★
3ヶ月連続リリース一枚目のシングル曲。アコギでとても優しい
初めて入れたストリングスも曲と合っていて変な感じがしない。
テーマは「生と死があることを忘れずに日々を大切に過ごそう」みたいなことだと思う
6.SOL(inst.) ★★☆
インスト曲。タイトルのSOLは太陽のことらしい。徐々に色味(音)が加わっていく。
アルバム全体を通して、この位置でよかったのかはたまた必要だったのか疑問。
曲としては不必要なものは落とされ必要なものだけに昇華されていくイメージ。ちょっと重苦しいかも
7.銀河の街 ★★★☆
静けさと賑やかさ。息継ぎの音がいつもより気になる…
高音コーラス(?)とキラキラギターはまさに「銀河」をイメージさせられる
8.夏の余韻 ★★★
久々のDr.一悟作曲。
歌詞の「祭囃子」から、お祭りの賑やかさ(ここの描写はなし)から一変した後の黄昏という感じ
9.プラタナス ★★★
曲のアレンジがhuman trafficと被ってる気がする。弾む感じでテンポがいい。
10.water room(inst.) ★★★☆
インスト曲。ドラムソロあり。個人的に水に光が差し込んでいて、生きものがあちこちにいるのをイメージした。
11.stay on land ★★★★
サビ前の歌い方が少しねちっこいかも。というかアルバム中Vo.の鼻声が一番目立つ。
「終わり」を見据えて。曲の終わり方がACIDMANの曲の中で新しいと思った。
12.ある証明 ★★★☆
単曲として聴いた時はどうでもいいというか、可もなく不可もなくという印象だったのが一変。勢いのある曲。
終盤サビのVo.エフェクト(エコー)がちょっと耳についた。
次曲、and worldに気持ちよく向かえる。
13.and world ★★★★☆
8分を超える曲。最初THE YELLOW MONKEYのBRILLIANT WORLDみたいだなと思った。
生命を繋いでいくことへ思いを馳せる。凄く耳あたりのいい音楽。
"「光り在れ」未だ生命という名に意味があった時代へ / それだけでいいんだろう それが全てだろう"
アウトロがM1 introductionになっている。
総評.★★★☆
今回、詩を「わかりやすく」をテーマに書いたらしく、幾分直接的な言葉が増えた。
今までのACIDMANはとっつきにくいと思ってた人には是非一聴して欲しいアルバム。
前作からの飛躍度は決して小さくはないが、今までが大きすぎたせいか期待してた程の新しい感動はなかった
全英詩曲がなく、曲のアレンジの幅が狭くなってきている気がする。
全体的に間奏部分が長く、歌詞を見ずに聴けば普通だけど見ながらだと焦らされてる気分になった。
因みにアルバムトータル60分超え。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:15th. 318-320 名無しのエリー2007.07.28.

1.green chord(introduction) ★★★
アルバムタイトルを冠したアルバムの幕を開けるインスト。
個人的には笑ってしまうくらいメジャーなベースリフがツボ。ACIDMANのインストにしては明るい展開。
2.Returning ★★
ギターアルペジオのフェードインではじまる。全英語詞。
初期のACIDMANのような曲。特に何も感じない。
3.Ride the wave ★★
シンプルなリフにタイトなドラム、基本に忠実なベース。Bメロのチープな感じの展開が好きだ。
ただサビはなんだか過去の曲の詰め合わせにも感じる。悪い曲ではない。
4.スロウレイン ★★★
やはりリフ、Aメロ、Bメロ、サビへの流れがいっさい無駄のない良曲。
ただ個人的には前作のRiverとかぶる。今のACIDMANらしい曲。
5.REAL DISTANCE ★★
若干ジャジィなリフ、垢抜けたサビ。ベースラインがいい。Cメロあたりの展開はアダルティー。
6.So Far ★
アコギのリフはシンコペーション。この曲のサビもなんかRiverっぽいな・・・。あんまり耳に残らない。
7.プリズムの夜 ★★★
壮大なアレンジでお届けする先行シングル曲。叙情的なアレンジ、さすがである。
詞を読みながら聴くとより深みが出ると思う。
8.AM2:00(inst.) ★★★
インスト曲。こちらはミディアムテンポ。淡々と同じ展開、フェードアウト。次曲へつなげる。
9.Dawn Chorus(inst.) ★★★★
この曲はACIDMANらしいギターフレーズがオシャレなインスト。ギターのリフは衝撃。
四つ打ちドラムにベースラインのグルーブ、とてもかっこよいと思う。
10.千年歩行 ★★★★
四つ打ちドラムに複雑なベース。
イントロ、Aメロと個人的にはツボな展開。とくにベースのグルーブが物凄くいい。歌もいい。詞には過去曲の事が出てくる。
正直このアルバムは9、10の流れが最高。
11.懸命の銘 ★★★
歪んだギター疾走感のあるナンバー。サビでメジャーになる展開が○。
曲自体は初期のようでなかなかカッコイイ。
12.Calm ★★
アコギから始まる曲、ベースラインがカッコイイ。ミディアムテンポのバラードである。
13.toward ★★
10分に及ぶ大作。イントロはボリューム奏法かな。エレキのアルペジオと歌、そこにベースドラムが乗る。
なんだかとてもせつない展開である。途中で変態なリフ、プログレティックな展開だ。最後はメジャー進行、大団円である。
しかしこんなに長くする必要があるのか少々疑問である。
総評.★★★
最近のACIDMANは賛否両論であると思う。
俺は今のような方向性はまぁアリだと思うが、正直似た様な曲が多いのが否めない。
green chordに関しては前作and worldに比べて革新的なものはあまり感じられず。今後のACIDMANがどうなっていくかは、気になるところである。
今作は1曲目から最後まで通して気軽に聴こうとは思えない何かがあると思った。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:17th. 531-534 名無しのエリー2008.04.29.

1.LIFE(the beginning) ★★★★
エレクトロニカ風の音から始まるインスト。
ボーカルの大木が雑誌のレビューで語っていたが、このエレクトロニカ風の音は「生命の産声」を意識したものらしい。
後半からはまるで別曲のような展開になり、次曲へ繋がっていく。
2.REMIND ★★★☆
全英詞曲。三部作シングルの第一弾。
シングルや、ライブで聴いた時はゴミとしか思わなかったが、アルバムの中に入って一変。M1からの流れで聴くと、非常に勢いがあって良い。
アルバムに期待感が持てる。
3.ストロマトライト ★★★★☆
全英詞曲。個人的に今回のベストトラック。のっけから叩きつけるような音の波がたまらなく興奮する。
普段はあまり英詞を好かないのだが、この曲にはマッチしていてとても良い。
ちなみに対訳したときの歌詞は今回のアルバムの中で一番良い。これぞACIDMAN。
しかしこの曲をライブで再現できるかどうかはかなり疑問。
4.FREE STAR ★★★
いまいちコメントを残しづらい曲。サウンドの印象がモロにシングル「式日」と被る。
悪くは無いが、これまでのACIDMANの宇宙を思わせるような曲はどれも名曲だっただけに、個人的には残念な出来の曲。
5.式日 ★★
三部作シングルの第三弾の曲。
思いっきり個人的に言わせてもらえば、今回のシングルの中で一番の外れ。歌詞も曲も劣化スロウレインと言った感じ。
この曲も印象が薄く、ほとんど頭の中に残っていない。
6.WALK ★★☆
前作の「So Far」を継承したような、アコースティックギターの優しい曲。Aメロから最後のサビまで徹底して優しい曲調で作られている。
普通に良い曲だと思うが、英語のフレーズは蛇足。あと惜しいのは配置が悪い。FREE STAR、式日と来てこの曲では、どうしても印象が薄くなる。
配置しだいでは☆一つ加点できたかも。
7.room NO.138(inst.) ★★★★
若干ジャズ風味のインスト。初めから終わりまであまり盛り上げを作らず、淡々と進んでいく。
不穏な空気を漂わせているベースがたまらなく良い。それによってギターも引き立っている。
相変わらずこのバンドのインストナンバーは良い。
8.街の輪郭 ★☆
この曲もあんまり印象に残ってない・・・。
言葉遊び的なものなのか、human trafficという曲の「振り向いた風の向こう側」というフレーズがそのまま使用されている。
ラストの大団円はうるさいだけ。あと歌詞の「Have a nice day」が「半端ないっすね」と聞こえてしまうのが非常に鬱。
9.オールドサンセット ★★★☆
Aメロ、Bメロと非常におとなしい曲調で進み、サビで一気に爆発する。今までこういった曲はあまり無かったと思うので、結構新鮮。
サビと間奏のギター、そしてラストのベースがとても良い味を出してる。
前曲が柔らかい曲だっただけに、勢いを感じられる曲。
10.金色のカペラ ★★★★☆
ストロマトライトの次に良い曲。
シンプルなギターロックと大木のがなり声は、初期のころを彷彿とさせる。非常に勢いがあり、リスナーの気分を一気に上げてくれる。
柔らかい曲が多いこのアルバムの中にあって、終盤のこの激しい曲の役割は重要といえる。
11.UNFOLD ★★★☆
三部作シングルの第二弾。
もともとは可もなく不可もなくという感想だったが、前曲の流れから聴いて印象が一変。
前曲が激しい曲だっただけに、この曲の持ち味である静けさが存分に活きている。
Aメロの良さは今アルバム中随一。サビも悪くないのだが、同じフレーズを連発してるだけなので正直しつこい。
次の曲よりラストにふさわしいと思う。
12.TO THE WORLD'S END ★★
実質ラストの曲。第一印象はまんま前作の「calm」。はっきりいって出来は微妙。
この曲に限らず、ACIDMANの最近の柔らかい曲は、ただ優しいだけで曲にメリハリが無いように感じられる。
「夢に染まれ」というフレーズは良いと思った。
13.LIFE(the ending) ★★★
ACIDMAN初の、インストによるアルバム締め。タイトルから分かる通り、M1と対になっている。
最初はM1と同じような曲調で静かに、そして若干暗めに進んでいく。途中から一気に曲調が明るくなり、大団円のままフェードアウトしていく。
曲単体としてはイマイチだが、締めとしてはまあ良い曲。
総評.★★★
中盤のだるさをなんとかしてほしい。似たような曲ばっかで興醒めする。序盤と終盤の流れは良いのに、それが殺されてる気がする。
中盤さえ良ければ全体にあと★一つプラス評価できる。
ラストを下手に長尺曲で締めなかったのは好印象。このおかげで、少なくとも前作よりはアルバムに纏まりが出ている。
今回のアルバムは、4thから続く柔らかい路線の集大成といったところか。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:22nd. 68-71 名無しのエリー2009.08.14.

1.A beautiful greed(introduction) ★★★★★
厳かで静かな雰囲気のピアノに音がどんどん重なり、ドラムが入って頂点を迎える。
ACIDMANのインスト曲の中でもかなり良い出来。アルバムに期待を持たせる意味でもかなり成功した曲だと思う。
2.±0 ★★★☆
これまでのACIDMANには無かった雰囲気のハードなリフで始まる。
バンドアンサンブルに入る瞬間は爽快。賛否両論の曲だけど自分は割りと好き。
ここから5曲目までは通称「ムキムキゾーン」
3.CARVE WITH THE SENSE ★★☆
シングル曲。これも前曲同様ハードな感じ。ギターがサビ等で重ねられる以外一本で過剰にソリッド。
4.Who are you? ★★
イマイチ印象が薄い。アルバムはここから多少ポップにシフトしていく。前作「LIFE」収録のREMIND的な曲。
静と動を対比させるACIDMAN王道サウンド。
5.Under the rain ★★★★
シングル曲。サビ直前のジャッジャッジャッジャッがかなり印象的。これも前曲同様正にACIDMAN的な楽曲だが、非常に完成度は高いと思う。
大木の発音が悪いのが軽く鬱。PVが悪い意味で波紋を呼んだ。
6.ファンタジア ★★★★★(+★)
ACIDMAN全キャリアの中でもこれは五本の指に入るであろう名曲。
珍しくピアノが鳴っているが、これが程よく出しゃばらないでかなり雰囲気作りに役立っている。最後のサビは圧巻される。新機軸。
ちなみにここからは通称「キラキラゾーン」。
7.星のひとひら ★★★★
何ともいえないベースリフから入る。サビが良い。コーラスワークも絶妙。
8.HUM ★★★★☆
最近のACIDMANには無かった「equal」以前のディープな雰囲気。
同じメロディ(途中転調するが)と僅か五行の歌詞がひたすらループされる。
9.ucess(inst.) ★★☆
インスト曲。キラキラした雰囲気。良くも悪くも聞き流せてしまう。
10.Bright&Right ★★☆
普通に良い曲だとは思う。ただ展開やギターがモロに「LIFE」収録の「オールドサンセット」と被る。
こういう曲はもっとシンプルに纏めてほしい。
11.I stand free ★★★☆
シングル曲。
これが出たときには何処に行くんだよACIDMANと思ったが、アルバムに入ると何故か化けた。
ベースが良い仕事をしている。シンプルなロッカバラード。
12.OVER ★★
跳ねるリズム。壮大なんだけど何だかなぁ・・・正直ストリングスの入り方が陳腐。
総評.★★★★☆
and worldからの流れを受け継ぎつつも新しいタームに突入。ここ数年のACIDMANのアルバムの中では一番良い。
特に最近は中盤がダレるアルバムが多かったが、今作ではそこに良曲をこれでもかと投入。
結果として全体に抑揚がありつつも、段々前半ハード→後半ポップになるという大きな流れを持ったまとまりのある良盤になっていると思う。
ただ、イントロダクションが良いだけに最後の一曲がOVERなのは・・・。あと歌詞は正直退化していると感じた。
そこを含めてこれからどう展開していくのか期待がかかる。
ACIDMANを始めて聴く人にも安心してオススメできる。

(後述レス)
あ、ちょっと追記。
本スレで歌詞についてあった意見が
「昔は誰も語ろうとしない、または誰も気付いていない美しさについて気付かせてくれる歌詞だったけど
 今は既に美しいといわれている物を『綺麗でしょ?』って押し付けられているように感じる」
これが正にOVERについて感じた事。蛇足スマソ
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)