アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : あじあん・かんふー・じぇねれーしょん。

Reviewer:5th. 575 荻野目洋子萌え2003.09.21.

1.遥か彼方 ★★★★☆ 疾走感あふれるナンバー。アニメ「ナルト」の主題歌らしい。
2.羅針盤 ★★★★ ファンには人気のある曲。軽快な曲の中にも曲間にはミスチルで聴いたことのあるギターのメロディがうまくパクられてる。
3.粉雪 ★★★★☆ ゆったりめの聴かせる曲。印象的な女性コーラスがいい。
4.青の歌 ★★★☆ アコギから始るが、すぐに↑と変わらないギターポップになる。歌詞のテーマが良いわりにはコトバは平凡でアリガチ
5.サンデイ ★★★ 勢い任せの曲で、さすがにクドイ。
6.12 ★★★☆ 多少ラストっぽい曲になっている。
総評.★★★
ずーーーーと同じテンポで似たような曲が続く。ギターの音色はオリジナル性に欠け、ボーカルの声もごく普通。
音域は狭く高い声が出ない分裏返ってしまい、ただの怒鳴り声にしか聴こえない。うるさくて聴いてて疲れる。
ただこれは個人的な趣味なので、気にならない人ならもっと高い評価になるだろう。
実際このアルバムは長く売れつづけ、今やブレイク寸前まできている。
アップテンポの曲ばかりで勢いがあるので、10代ぐらいの若い人にはいいのだろう。
メロディは悪くないし、ジャケットなどは抜群に良い。
ボーカルがくるりの岸田に似ててひんそな顔立ちをしているので売れないと見てるのだが、世間的には今もっとも注目を浴びているバンドのひとつ。
(★:2点,☆:1点。楽曲は10点、総評は9点満点。)

Reviewer:6th. 130-131 名無しのエリー2003.11.20.

1.フラッシュバック ★★★★ 分数的には2分もないがギターノイズが激しくオープニングに相応しいアジカンワールドに導く。2曲目に繋ぐ感じも良い
2.未来の破片 ★★★★ デビューシングル。最近のライブではオープニングで歌う事が多い切ない。
3.電波塔 ★★★★ 母体はRockなんだろうけど爽快感もあるポップチューン
4.アンダースタンド ★★★☆ ボーカルとギターのサビから始まる出だし。wowwow裏声が印象的
5.夏の日、残像 ★★☆ この曲を聴いてたらちょっとTHE BACK HORNが過った
6.無限グライダー ★★★★ メロディアスなA,Bメロも好きだけどドラムが
7.その訳を ★★★★ nananaa…ってのが印象的。シングル「未来の破片」のカップリング。
8.N.G.S ★★ アジアティックなサウンド。爆音で聴きたくなる。
9.自閉探索 ★★★☆ ボーカルの後藤が自分自身を追い込んでる感じた曲。
10.E ★★☆ 歌詞が好き。ライヴで聴くとより良いんだろうなという感じ
11.君という花 ★★★★★ 先行シングル。出来が良すぎる名曲だと個人的に思ってる
12.ノーネーム ★★★ 激しく突っ走って来たアルバムのラストはメロウなナンバーで〆る。
総評.★★★★
「崩壊アンプリファー」が良いと薦められて聴いたが別に魅力を感じなかった。
ライヴで聴いたら印象が変わった。
ライヴで冴えるバンドなのかもしれないと思ったがこのアルバムを聴いたら、ライヴだろうがCDだろうが良かった。
「君という花」や「アンダースタンド」を聴くと同じバンドの同じボーカルなのか?と思うくらいに
いろんな要素が詰まってて最高のメジャーフルアルバム。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:6th. 153-154 名無しのエリー2003.11.23.

1.フラッシュバック ★★★★ 言葉のリズムがよい。ボーカル後藤氏の声の割れ具合がいい。歌詞が、ちょっとぶっ飛んでる感じ。
2.未来の破片 ★★★★ イントロからのりのりのギターサウンド。曲全体として非常にノリがよい。
3.電波塔 ★★★ イントロの日本のギターの絡み具合がよい。サビがどこなのか、いまいちよくわからない。
4.アンダースタンド ★★★ サビの後藤氏のファルセットに無理があるような気がするのは、私だけでしょうか?
5.夏の日、残像 ★★★★ サビのメロディーがよい。曲全体を彩るギターの音が美しい。
6.無限グライダー それまでのシャウト気味のボーカルから、少しおだやかな歌い方になっている。ゆったりとした雰囲気。
7.その訳を ★★ シングル「未来の破片」のカップリング。メロディーものりも今一歩といったところ。
8.N.G.S ★★★★★
イントロのギターソロが、妙に和の雰囲気を出している。ボーカルがリズミカル。雰囲気が、どうしてもNUMBER GIRLのように聞こえてしまう。
9.自閉探索 ★★★★ ボーカルのシャウトがよい。これも、なんかナンバガっぽい。サビが「TUESDAY GIRL」に似てる気がする。
10.E ★★★ 曲も元気がよく、歌詞にも励まされる。サビのシャウトがいい。
11.君という花 ★★★★★ イントロのギターがかっこよい。非常にメロディアス。普通に美しいラブソングです。
12.ノーネーム ★★★ 意味深な歌詞。考えさせられる。ラストだけに、ゆったりとした雰囲気。
総評.★★★★
アルバム全体がかっこよいギターサウンドで彩られ、聞いていてすっきりする。
後藤氏の割れたシャウトがよい。ナンバガ好きな人が聞くと、気に入るんじゃないかしら。
(★5個で満点。tr.6は星評価なし。)

Reviewer:7th. 22-23 名無しのエリー2003.12.06.

1.フラッシュバック ★★★ しょっぱなからギターが炸裂する攻撃的でラウドな曲。2分弱と短い。
2.未来の破片 ★★★ シングル。割と静かなAメロ、ギターが主張するBメロ、ポップなサビと早くも出来てしまったアジカン王道の展開。
3.電波塔 ★★★ アップテンポで正統派のようなつかみ所のないようなポップな曲。中休め的なCメロが好き。
4.アンダースタンド ★★★ 2段階のサビで徐々に盛り上がっていく。だけど実は結構泣きメロだと思う。
5.夏の日、残像 ★★★★ イントロが印象的。珍しくメロディアスなギターを聴かせ、歌詞とともに切なさが残る曲。
6.無限グライダー ★★★ 珍しくボーカルの目立ったシャウトがない。全体的にゆったりとしたメロウな曲。
7.その訳を ★★ 2のc/w。一定のリズムを刻んだ独特なポップ感があるが俺は苦手。同じくc/wであるエントランスを入れてほしかった・・・
8.N.G.S. ★★☆ 気分はロックトランスフォームド状態。アジアンテイストなこの曲には、まだナンバガが生きている。
9.自閉探索 ★★ 尖ったギターが鳴ったり叫んだり何となくタイトルに納得。
10.E ★★★ テンポが良く前向きなサウンドが良い。
11.君という花 ★★★★ どことなくくるり某曲を想像。従来のアジカンらしくない、しかし良く出来た新境地。最後はフェードアウトした方が良かったと思う。
12.ノーネーム ★★★ 攻撃的で叫ぶだけじゃない、これもまたエモーショナルなロック。幅の広さを見た。
総評.★★★
曲調が似ていながらもバランスが取れてまとまっていた。
5、11、12など今まで見せなかった面も見せ、次への期待も持てるアルバム。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:7th. 28-29 名無しのエリー2003.12.06.

1.フラッシュバック ★★★★
出だしからいきなりバリバリなロック。だけど違和感は無い。むしろこれがベストだろう。
やたらと短いが、上手く次の曲へ繋げているのでこれも違和感無し。
2.未来の破片 ★★★★
アジカンのメインスタイル。ボーカルのしゃがれ、叫びは前アルバムより全然上手くなった。
聴き手を飽きさせないために色々工夫してる。
3.電波塔 ★★
悪くないのだが、何か足りない。前アルバムの「羅針盤」と被っているような気がする。
妙にバンプっぽいのもいただけない。
4.アンダースタンド ★★★★★
個人的に大好き。シングルカットしても全く問題ないだろう。やはりサビのファルセットが魅力的。
5.夏の日、残像 ★★★
聴きやすい。テンポも良い。しかしその分飽きやすい。しゃがれが全体的に中途半端なのも違和感が残る。
6.無限グライダー ★★★★
アジカンにはいたって珍しい曲。物静かなイントロから宙を漂うようなサビまで、抜け目が無い。
7.その訳を ★★★
可もなく不可もなく。個人的には嫌いじゃない。
8.N,G,S ★★★
ナンバーガール・シンドロームの略とのこと。アジアンなギターが魅力的。
9.自閉探索 ★★★
最初はしっくり来なかったが、3,4回聴くとだんだん馴染んでくる。
余談だが、ボーカルはこの曲が一番好きだそうな。
10.E ★★★
良くも悪くも普通の曲。スター性は無いが飛ばすほどでもない。
11.君という花 ★★★★★
なんというか、完璧な曲。始まりから最後まで抜け目無い。誰が聴いてもまず良い印象を受けると思う。
これだけ飛び抜けているが、アルバムのバランスを壊すような事はない。
12.ノーネーム ★★★
歌詞が良い。ラストという重圧をしっかり受け止めている曲。
総評.
前アルバムに比べて格段に進化している。正直、予想以上。飽きやすいかなと思ったが、そうでもない。
やたら売れたみたいだが、あまり調子に乗らないでこれからも自分たちのペースで曲を作っていって欲しい。
(★5個が満点。総評は星評価なし。)

Reviewer:10th. 817 名無しのエリー2005.10.24.

1.振動覚 ★★ のっけから( ゚д゚)、ペッ
2.リライト ★★☆ こんな糞シャウトならしない方がよっぽどまし。
3.君の街まで ★★★☆ 高低差もあり流れがしっかりしていて良い。
4.マイワールド ☆ 普通アルバムには入れないだろ。完全に捨て曲。
5.夜の向こう ★ くだらない唄。
6.ラストシーン ★★ ひねりもなにもない。
7.サイレン ★★☆ 盛り上がりがない。アルバム曲としてならよいが、シングルにしたのがマイナス。
8.Re:Re: ★★
9.24時 ★★☆
10.真夜中と真昼の夢 ★★
11.海岸通り ★★
12.ループ&ループ ★★★ 構成でまだ救いを見れるが、パンチが弱い。
総評.★☆
ひどい。
「リライト」の安っぽいシャウトで呆れてたものの「君の街まで」で少々見直したのに、アルバム曲がひどすぎる。
メロディーの引き出しの少なさに驚いた。これでは今後長く活躍し続けるのはとても困難だろうな。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.8~10はコメントなし。)

Reviewer:11th. 406 名無しのエリー2006.02.01.

1.振動覚 ★☆ いつものようにうるさくて短いロックな曲から始まる。
2.リライト ★★ 叫ぶところで無意味に声が割れなくなったねと思った。
3.君の街まで ★★★★ ポップで楽しくなる感じ。
4.マイワールド ★ わっあああ
5.夜の向こう ★☆ あんまり印象に残らない普通っちゃ普通。
6.ラストシーン ★★ 夜静かな部屋で聞きたい気持ち。
7.サイレン ★★★☆ 幻想的な感じがなかなかはまる。
8.Re:Re: ★★☆ 韻を踏んだ歌詞が気に入るかどうか。
9.24時 ★★★ アジカンらしいっちゃらしい
10.真夜中と真昼の夢 ★★★ うるさい曲ばかりだと思ったら意外と安らぐ曲。
11.海岸通り ★★☆ 最後を締めくくるのに相応しい。
12.ループ&ループ ★★ どうしてお前がここに。ぶっちゃけただのJpop。
総評.★★☆
メタメタに言われてるので擁護しようと思ったけどやっぱレンタルでおk
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:17th. 60-63 前スレ812008.02.21.

1.振動覚 ★★★
実は中々に好きな曲なんだが、どうだろう。
特にこのアルバムはポップな曲が多いからこういうストレートな曲が印象に残っている。
アウトロの「WOW、WOW」はいらない。
2.リライト ★★
こんなもたついた曲だったっけ…久々に冷静に聞くと粗がたくさん出てくる。妙に空白が多い。
もっと疾走感のあるイメージがあったような気がしたけど…今聞くと悪い意味で「ロキノン系」。
シンバルも異常なまでにシャリシャリいってるし。「昔は好きだったなあ。懐かしい」とは思う。でもそれ以上のレベルに行かない。
3.君の街まで ★★★★
この曲は素晴らしい。昔も好きだったけど、いま聞くとさらにいいなあ、と思う。ポップで面白い。
これはPVが最高に面白かったなあ。
4.マイワールド ★
こんな聞いててイラつく曲だったのか…メロディーがいいだけにボーカルの声が耳触り。
叫ばなくていいよ、丁寧に歌えよ…。あとコーラスいらねえよ…。
当時は大好きで、まとめサイト見たらボロクソに叩かれていてビックリした記憶があるw
5.夜の向こう ★
正直言って買った当時から好きじゃ無かったよ。
6.ラストシーン ★★★★
これは今聞いてもいいな。メロディの魅力を雰囲気で殺している曲が続いていただけに癒されるね。
イントロはかなり好み。ただボーカルの裏声の入り方が出鼻をくじく感じが…
コーラスは何言ってるんだろう。
7.サイレン ★★★★★
これがアジカンの中で一番好きな曲だと思う。幻想的で切ない感じがかなり俺好み。
シングルバージョンよりこっちのほうが好き。カップリングバージョンのボーカルがかぶさってくるところで鳥肌が立つ。
ただ、PVと一組で楽しむ曲だと思う時もある。
8.Re:Re: ★★★★★
この曲も好きだ。今も昔も。無駄に叫んでないし。軽快さと切なさが程よく混ざり合っていると思う。
ドラムの音が軽くなる瞬間があって、それがいい隙になっている。
クレジットをみると「サイレン」とこの曲はゴッチと山さんの共作のようだ。山さんと組むといい曲ができるのかも。
9.24時 ★★★
サビは好きだ。「眠れないんだよ」という歌詞に合った、不思議なワクワク感を感じさせるメロディーになっているのがいいと思う。
でも前奏やメロの部分で不協和音を混ぜるのがよくわからないなあ。買った当時からずっと気になってたけど。
10.真夜中と真昼の夢 ★★★
静けさを感じさせる不思議な雰囲気のある曲。
狭い部屋の中で歌っているようなエフェクトがかかっていて、雰囲気を高めていていいと思う。
ただ、惜しいのはこの曲、もともと伊地知さんによるピアノが入る予定だった。が、練習してもうまく弾くことができず、結局ピアノを入れるのを断念したらしい。
ピアノが入っていたら間違いなく名曲になってたはず。残念。
11.海岸通り ★★★★★
「ラストシーン」からの流れを汲んだ、壮大で素晴らしい曲。
ジャケットを手掛けている中村佑介さんのイラストを思わせる、美しく切ないメロディー。フィナーレとして素晴らしい。
12.ループ&ループ ★
何でこれを最後に持ってくるんだ。正直言ってシングルで発売された当時から好きじゃ無かったよ。
M6からのまとめサイトのボロクソな評価を忘れさせてくれるような素晴らしい流れを完全にぶち壊している。
アルバム収録曲から除外してもいいとさえ思うが、いかんせん本人たちが気に入ってるみたいだし…あーあ。
総評.★★★
久々に聴いて感じたのが、「このマスタリングは間違っている」ということ。
なぜかポップみたいにシャリシャリいわせてしまっている。そして低音が薄いので空白を感じさせてしまう。
仮にもロックなんだから、もっと低音を響かしてほしかった。
内容はM6~M11の流れがいいだけに、前半とラストが残念な感じ。
一般受けはいいみたいだが、やっぱり「君繋ファイブエム」と「ファンクラブ」の方が優れたアルバムだと思う。
マルセル・デュシャンってイケメンだよね。
(★5個が満点。)

Reviewer:25th. 474-477 名無しのエリー2011.09.08.

1.振動覚 ★★★☆
トラック2のリライトのオープニングのような曲
リライトに似たロックナンバー、リライトとつながることで意味を成す曲とまでいえる
歌詞の一部はオアシスのリスペクト(意訳)
2.リライト ★★★★
振動覚から間もなく始まるこの曲も又ロックナンバー。アジカンの代表曲と行っても差し支えないとも言える
歌詞はCCCDへの皮肉らしい(アジカンのシングルはこのアルバムまで全てCCCDだった過去があるアルバムは何を逃れたが)
3.君の街まで ★★★★☆
高評価が続いてしまい贔屓目はしていない
この曲はポップ調でPVも面白く個人的に最も好きな曲だ
色褪せない名曲だと思う。余談だが近所の店でこの曲をアレンジしたものが流れていた
4.マイワールド ★★★
幻想的な雰囲気の曲。
サビでシャウトするのがあまり好評ではないらしいが自分は特に気にならなかった
シングル地帯が終わりここからがソルファの持つ夜のイメージと合致する曲が続く
5.夜の向こう ★★☆
これもまた夜のイメージを持つ。
サビが終わり曲も終わりか、と思ったところに大サビが入る演出?はなかなかいいと感じた
6.ラストシーン ★★★
これもトラック1の振動覚と同じように次曲サイレンのオープニングの様な曲
この曲とサイレン、Re:Re:の歌詞は繋がっているらしい。この曲も幻想的な雰囲気である
単体で聴くには少し物足りないかもしれない。サイレンと繋げるには持って来いであるが。
7.サイレン ★★★★☆
3rdシングルで完成度も非常に高いと言われている名曲だ
歌詞は少年が少女の自殺を止めようとする話であるが失敗に終わるといった内容だ
幻想的でとても重い曲だ
実はこの曲には3つのバージョンがあるのだが、ソルファVersionはその他の2つを組み合わせた内容となっている
これがなかなかいいアレンジで成功している
歌詞は実はサイレン→ラストシーン→Re:Re:の順で繋がっている
8.Re:Re: ★★★★
4~7の流れを打ち消すようなロックナンバー、だが何処か哀愁も漂う
それは6,7と繋がっているからなのであるが、この曲はライブ定番曲になるほどファン、そしてアジカン自身も好んでいる曲だ
ライブバージョンのイントロも良い。(これはフィードバックファイルに収録されている)
9.24時 ★★★
眠れないんだよという歌詞からも分かる通り夜のイメージそのものの曲である
アジカンもこのコンセプトを狙っていたのではないかと思わせる
サビが何を言っているのか歌詞を見ないとわからないがメロディは良い
10.真夜中と真昼の夢 ★★★
アルバムも終焉に近づいてきたのかスローテンポの曲である
孤独を感じさせる雰囲気の曲
11.海岸通り ★★★★★
アルバムの最後を締めくくる曲。それに適している
その情景が浮かんでくるような歌詞とメロディには驚かされた
Weezerの某曲に雰囲気が似ている(パクりという訳ではない)
ソルファの代表曲としても之を挙げるべきだと思う曲である
12.ループ&ループ ★★★★
トラック11の海岸通りで終わったかと思わせて実は存在している曲である
後藤が「降りてきた」と称するまで自画自賛している曲だ
メンバー達もかなり気に入っているらしい。メロディはリライトと同程度に知名はあるのではないか
アルバムの此処に持ってきたのは正解だったと思う。居場所が無いので終わらせてから出すというのは斬新だと当時感じた
キャッチーなメロディなのでスルメバンドと言われるアジカンの楽曲の中でも非常に聴きやすい部類だと思われる
総評.★★★★
何故このアルバムが酷評されているのか全くわからない。路線変更はあるが非常に完成度が高く当時は名盤だと思ったものだが。
君繋5Mからの路線変更はあるものの時代の変化に囚われずいつでも聴ける名盤である
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:12th. 181-183 ホテル野猿2006.05.09.

1.暗号のワルツ ★★★☆
アルバムの制作意図が示された1曲目(詳しくは後述)。
タイトル通り三拍子によるひねったナンバーだけど、アジカンらしく消化されていて、演奏技術の高さを再認識させる。
2.ワールドアパート ★★★
シングル曲。サビのところ、絶叫するのはちょっとウザい。個人的には聴けば聴くほど飽きてきてしまう。
3.ブラックアウト ★★★★
けだるい出だしからサビにかけて盛り上がっていく、アジカンらしい一曲。
「冬の雪原に茹だる炎天下」など、随所の歌詞の言葉選びが絶妙。
メロディも反復ばかりでなく、変化をつけている点に好感。
4.桜草 ★★★
このアルバムの中でもそうだけど、ライブでも箸休めにぴったり。落ち着いて聞ける曲。
この流れの中での最後の絶叫は理解できる。
5.路地裏のうさぎ ★★☆
3分弱の短い小品。前の曲とは違って、最後の絶叫には思わず失笑w
6.ブルートレイン ★★★☆
イントロでのギターとドラムの小競り合いから「おっ!」と思わせる。
現在を軸としつつ、「路線」のように時間の流れを感じさせる歌詞は◎。
アルバムバージョンになって、サビの部分は落ち着いたアレンジに。
7.真冬のダンス ★★★☆
歌詞の世界や演奏にじわじわと惹かれていく、いわゆるスルメ曲。
そんな高いキーもないので、カラオケにはぴったりかも。
8.バタフライ ★★☆
「どや、上手いこと言うたやろ!」という雰囲気だけど、実はそうでもないパターンだった、そんな歌詞。
9.センスレス ★★★☆
前半はドライブ感たっぷり、中盤でしっとり聴かせて後半に盛り上がる。
メロディの工夫が感じられる、後藤らしいナンバー。
10.月光 ★★★
演奏もいいし、歌詞の世界もいいんだけど、6分超は正直長く感じてしまうかなあ?
11.タイトロープ ★★★★☆
しっとりと聴かせつつ、終盤にかけてどんどん盛り上げ、余韻を残しつつ終わる、最後を飾るにふさわしい一曲。
夜の浜辺のような、もの悲しくもドラマティックな良品。
総評.★★★☆
結論からいえば、「そろそろネタ枯れし始めたかな?」と感じました。
もちろん演奏技術は高いし、歌詞やヴォーカルもトップバンドたるにふさわしいものはあるんだけど、
1曲目の三拍子、10曲目のピアノイントロなど、3枚目にもなるとさすがに変化をつけないと厳しいのかな、と。
あと、激情を訴えるのに絶叫に頼りすぎている感もある。
本当はくるりみたいに違ったエッセンスを取り入れれば長持ちするだろうけど、
彼らには器用さを求めるより、ストレートなギターロック路線に回帰して欲しいな。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:26th. 254-256 名無しのエリー2012.02.15.

1.暗号のワルツ ★★★★☆
今までのアジカンには無かったダークな始まり方
途中でドラムだけが3拍子から4拍子になるところなど今迄にはない曲調の転換などが見受けられるのも面白い
これはこのアルバムでのアジカンの能力の上昇の象徴と言える
2.ワールドアパート ★★★★
8thシングル曲。
この曲はこのアルバム発売にあたり、そのための先行シングルを作れとの命令で作られたという経緯がある。その所以か後藤はこの曲を嫌っている
曲については初期のアジカンを思い起こさせるエモーショナルなシャウトをしている
未来の破片、リライト等今までのフルアルバムと同じようにアッパーな2曲目のシングル曲としての役割を果たしている
完成度は高く嫌々作ったとは思えない出来。しかし飽きやすいのが難点
3.ブラックアウト ★★★★★
基はナノムゲンコンピレーション限定だった曲
この曲もダークな雰囲気を漂わせているが、ソルファとファンクラブの境目に作られたこともありダークなポップと言った感じだ
その絶妙なバランスによってこの曲は成り立っているといえる。アジカンファンの中でも最高傑作に之を選ぶ人間は多いのではないかと思う
余談だがPVもとても面白いので曲を気にいった人は見てみては
4.桜草 ★★★★
ブラックアウトの直後に始まる曲
歌詞が今までの抽象的ではないものとなっていてこれもアジカンの変化がわかる曲といえる
同じフレーズを2回歌うのだが、最初は弱々しく歌い2回目で爆発しそのままサビへ持っていくというsyrup16gの不眠症のような曲調となっている
歌詞と桜草の花言葉も関係しているというのが凝ってあって面白い
5.路地裏のうさぎ ★★★☆
最初のギターリフはアジカンギターの喜多が考案した
なかなか格好良い出来ではある。ちょっと疾走感があるかな?という感じ
6.ブルートレイン ★★★★★
7thシングル。
この曲はドラムパートが非常に難しく、アジカンの中で唯一上手いと言われているドラムの伊地知のテクニックというものが分かる曲でもある
アジカンはドラムだけが他の3人と比べて上手いのでドラムパートが難しい曲が多く中高生コピーバンドにはドラムがキツイのではないかと思われる
この曲もファンクラブを象徴するダークな雰囲気でありなぜかはわからないが格好いい雰囲気がある
個人的にはかなり好きな曲
7.真冬のダンス ★★★
この曲は好き嫌いがわかれるのではないか。自分はあまり好きにはなれなかったが好きな人間も多々いるらしい
作曲者の後藤本人も自分がベストの選曲をするなら確実に入れるといっているほどの自信作ではあるらしい
8.バタフライ ★★★★☆
かなりダークな曲。syrup16g顔負けである。この曲と次の曲こそファンクラブを聞く上での終盤の醍醐味でもある
歌詞も後藤節が見受けられる。どうやら蝶にはなれないということを悟っている蛾のことを歌っているようだ
9.センスレス ★★★★★
イントロが前曲と似ていて対比させている感じがする
こちらも序盤から中盤にかけては前曲のようなダークな感じなのだが、サビでこれまでの鬱憤を晴らすようにシャウトする所は初聴時は驚いた
今まで希望のことを歌って来なかったが此処に来て少し救いをもたらしている
この曲がないとアルバムとしては危なかったかもしれない
10.月光 ★★★★
前曲で少しの救いがあったと思うのも束の間、一瞬にして元通りになる曲
サビの後藤の歌が下手に聴こえるのが問題点だが、それがあっても名曲だといえる。
元々はシングルになるつもりだったが所属事務所のソニーの人間がこれでは売れないということでその案は没になった
11.タイトロープ ★★★★★
アルバムを締める曲。なんとなくノスタルジーを感じる。
締めの曲としては素晴らしい出来ではないのかと個人的には思う
歌詞は相変わらずの暗さだが此処まで来るともう何も言うことはない
終盤は素直に美しいと思える。こんな幻想的な曲を創れるのは凄いことだと思う
総評.★★★★☆
名盤。ソルファまでとは違い(サイレンなどはあったが)かなりダークな雰囲気でこのアルバムにより売上を落としたと言っても過言ではないが
それでもこんなアルバムを作ったことには敬意を表したい。
ただ叫ぶだけと言われていたアジカンの成長も見受けられる事も楽しい。
初めてアジカンを聴く人には向いていないアルバムだと思うが、これはやはり名盤と呼んで差し支え無い出来で有ることは保証する
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:13th. 547-549 名無しのエリー2006.11.28.

1.エントランス ★★★☆
イントロのリフからスピード感溢れるポップなロック、いつも通りのアジカン。
いつも通りということに失望するでもなくホッとするでもなく、アジカン。
2.ロケットNo.4 ★★
いまいち印象に残らない、ちょっと昔のアジカン。
崩壊とか君繋の頃のサウンドだけど、かわってねえなアジカン。
3.絵画教室 ★★★★
アルバムにおいて3曲目ってのはエースだと思うんだがどうか。
ばっちり3曲目、かなり早く刻むテンポに、自然と肩が小刻みに揺れる。
ちなみにタイトルチューンは(伝えたいことの)「核」シングル曲は「助っ人外国人」そんな印象。
4.サイレン# ★★★★
女視点からのサイレン、この曲は2つ続けて聴くべき。
退屈な曲と感じる人も多いかもしれないが、自分はこちらの方が好き。
ゆらゆら流れる曲の中、規則正しく泡のようにはじけるドラム(タム?)。存在証明を鳴らしたサイレンが遠く聞こえる。
5.夕暮れの紅 ★★★
まったりとした曲だが、もったりとはしてない。
全体的にテンポの速い楽曲の多いアルバムの中でピットインに使われるような、こういったアルバムでしか聴けないタイプの楽曲
6.Hold me tight ★★☆
で、ここからまた速度を上げるわけだが上がりきってない。英語歌詞は極力少なくした方がいいんじゃないかアジカン。
同じフレーズが続くサビは正直めんどくさいのだが、それをコーラスに展開していく所は素敵
7.ロードムービー ★★
同じ風景が延々と続くまっすぐな道路を、チューンされてない車で走るような。
ロケットNo.4が昔のアジカンなら、これは多分今のアジカンが作る平均的な曲。
8.飛べない魚 ★★★
魚は飛べなくてもイインダヨ?
コレも淡々とした曲で、イントロが好みな以外に上の曲との明確な違いは自分にはよく分からないが、何かいい。
9.堂々巡りの夜 ★★★
これも他の曲とテンポが違うわけでなく、ちょっとドラムが裏を刻んでるだけで、
ギターは相変わらず同じ音だし同じフレーズ繰り返すだけなんだけど、コレがいいんだな。
一応サビはとても滑らか。
10.嘘とワンダーランド ★★
ちょwこれ歌ってるの誰だwww
でも曲はいいよ。聴いてるうちにヘタウマな歌声の方も病みつきに…はならないか。
11.永遠に ★★
流して聴いていると、声が後藤に戻ったのに気づかないことも。この曲もそれだけ似てるからか。
ミディアムテンポ。
12.自閉探索(2004 SHIBUYA-AX) ★★★☆
ここから先はライブ音源、他のアルバムで人気ある曲をやってるわけで、評価が高くなってしまうのは仕方ない。
Voの声が攻撃的になっていて、それが合う。おお!!
13.フラッシュバック(2004 国営ひたち海浜公園) ★★★☆
ひたち海浜公園ということはアレですね。
音質を損なうことなく観客の盛り上がりが入っていて雰囲気にプラスされてる。あの日の未来が「「「  」」」」
ただ、次の曲はやっぱそのまま行ってほしい。
14.アンダースタンド(2004 国営ひたち海浜公園) ★★★★
この曲こんなに良かったっけ?
普通にポップなアジカンなんだけど、皆で合の手を入れられる曲ってのはライブには必需品なんだろな。
15.N.G.S(2005 SHIBUYA-AX) ★★
知らないソロギターから入ってくるイントロ。チャイナチャイナした印象は変わらず。
16.Re:Re:(2006 横浜アリーナ) ★★★★☆
これはカッコいい。元を上回る出来。
ギターが少しずつ原曲のイントロに近づいてきて、加速して、近づいて、重なった(始まった)ところでテンションはピークに達する。
総評.★★★☆
アジカンを全く知らない人にはサッパリなレビューになりました。
いつも通りのアジカンとか言われても分からないってのはもうごめんなさいとしか。
ライブ音源に入る前と後で別のアルバムになるので、2枚続けて聴いているような感覚。
ちなみに一応相対評価で星を付けているが、昔の楽曲が入っている以上、今までのアジカンとの相対評価となっている。
アジカンは本質をあまり変えていないのでたいした影響はないとはいえ、ライブ音源辺りは元々好きな曲ばかりなので難しい。
自分はめんどくさいのでやらないが、「信者乙」と呼ばれる方はそのアーティストの他のアルバムを同時にレビューしたらどうだろうか。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:17th. 206-208 名無しのエリー2008.03.13.

1.ワールド ワールド ワールド
オープニング。評価無しで。
2.アフターダーク ★★★
名前通りアルバムの幕開け的曲。シングルで出た当時は微妙だったがアルバムに入る事で良い感じに。
「出鱈目な日々を断ち切りたい何食わぬ顔で終わらぬように」「夢なら覚めた だけど僕らはまだ何もしていない 進め」
とファンクラブの時からは考えられない程歌詞がストレートで力強い。
3.旅立つ君へ ★★★★
青臭い感じのアッパーチューン。歌詞が前作のファンクラブの「桜草」って曲の続編のように感じる。
個人的にアルバム曲で1番好き。
4.ネオテニー ★★★
三曲目から続くように始まる。綺麗で、ゆったりとどことなく不思議な雰囲気が漂う曲。
5.トラベログ ★★☆
「ロードムービー」みたいな善くも悪くも普遍的な曲。
6.No.9 ★★★
前奏もサビもフゥ~フゥ~とコーラスが囁き続けてる。最後もフゥ~フゥ~で締める。
「もう誰も泣かさないで、同じことでもう誰も泣かないでくれ」と歌詞は反戦の事を言ってる。
7.ナイトダイビング ★★★☆
夜の都会を想像させる曲。
なんか歌い方がちょっとラップっぽい。そしてまさかのギターの喜多のソロパート。
最後の後藤と喜多が同時に互いのパートを被せて歌うとこが綺麗。
8.ライカ ★★★
とってもポップでノリノリなアッパーチューン。
しかし歌詞は実際にあった宇宙船実験で殺された犬の話という毒々しい内容。
サビの「ウォ~オオオ」って場所はなんか聴いた事あるようなメロディ。
9.惑星 ★★★
初期の頃を思い出させるちょっと荒々しいロックチューン。ちょっとナンバガっぽい雰囲気が見え隠れしてる。
10.転がる岩、君に朝が降る ★★★
タイトルのように朝が降ってくるようなキラキラしたギターとシンバル(?)
優しいミドルテンポの曲。後藤のロックンロールに対する想いを歌ってます。
大サビに入る前の喜多のコーラスがとても綺麗。
11.ワールド ワールド ★★☆
弾き語り曲。カチカチカチカチ…とメトロノームに合わせたゆったりしたメロディに耳障りの良い歌詞。
10曲目と合わせて箸休め的な曲。
12.或る街の群青 ★★★★
街の人々の会話やざわざわとした音から始まる。個人的にアジカンの曲の中でも三本指に入るくらい好きな曲。
歌詞もメロディもとても綺麗で切なく良い。
13.新しい世界 ★★★★
最後もアッパーに。
「大声で叫べばロックンロールなんだろう?そんなクソみたいな話ならもうたくさんだよ」
と10曲目と同じように後藤のロックンロールに対する想いを歌っている。
後藤いわく「これまでの曲はこの曲のラストを聴かせるための前奏のようなもの」
世界と三回絶唱し、「ワールド ワールド ワールド」の幕を閉じる。
総評.★★★
ダークで塞ぎ込んだような前作「ファンクラブ」とは全てが対極のようなアルバム。
ポップで明るいメロディに、ストレートでリアルな歌詞。
中村さんがデザインするジャケットもモノクロのファンクラブとは正反対にとても色鮮やか。
ソルファとはまた別なポップさで、とにかく良い意味でも悪い意味でも普遍的。アルバム自体は曲数、曲順もとてもベストで綺麗にまとまっている。
良いっちゃあ良いけど個人的に前作「ファンクラブ」、自分が1番好きな「君繋ファイブエム」は超えられなかった。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.1は星評価なし。)

Reviewer:23rd. 239-244 名無しのエリー2010.03.22.

1.ワールド ワールド ワールド ★
短いインスト。イントロではギターのアルペジオを2本重ねた上にSE的なギターをもう1本重ねている。
その後ベースとドラムが合流するが、アルペジオのギターを残したまま更にリフ弾きギターとコードバッキングのギターまでも合流。
いっぱいいるね。でもどれも比較的安全なことしかしてないので印象薄。
その後の構成を練って複数のギターを上手く立ち回らせるのかな、と思ったら1分ほどで終了。
2.アフターダーク ★★★
エモーショナルなテンポ速めのロック。バスドラ音もスネア音も妙に深い感じのドラムの音作りに違和感が。
ドゥスバスドゥスバスいい過ぎてて、よくない存在感を示してる気が。もっと堅くて乾いた音でよかったのでは。技術的にはドラムが一番よさげなのに。
ギターは安易に2本ともパワーコードを弾いたりはせず、喜多が常に上モノのフレーズを弾くことでツインギターらしさを演出しているが、
割とありがちなフレーズをオクターブ奏法で弾いてるだけだったりでやや退屈。かといって2番のAメロは急にスタンドプレイになりすぎるし。
しかし相対的にみればもっと手抜きしてるツインギターバンドは沢山あるので、彼らは健闘してるほうなのかも。
一方で作詞は結構上手いように思える。ダラダラした説明抜きに情景を伝えることに長けてるし、メッセージ性もある。
でも歌い方が特殊すぎて詞が全然分からないので歌詞サイトで調べてます。
3.旅立つ君へ ★★
さらにテンポが速まった、元気な曲。
リフはまたもやテンプレっぽいが、常になんか乗っけてはいるし、責められる程でもないか。なんかビート系みたいなアレンジなのが違和感あるけど。
アジカンって8ビートの歌メロを8ビートの演奏に乗せることに長けてたというか、
もっと無駄な音を削いでシンプルにして良いって事を体現してみせたバンドだと思ってたが。
メロ的にはミドルテンポの曲を無理矢理倍テンにしたようなこの曲は、何だか曲がマンネリしたから演奏を派手にして誤魔化そうとしてるビート系のバンドのよう。
思えば昔のアジカンも意図的にシンプルな演奏をしてた訳じゃなかったのかも。細かいフレーズをいっぱい入れたいけど技術が無かっただけで。
または技術がついてから、上手くなったことを見せつけたい心境に心変わりしたか。
ネット中毒者へのメッセージを綴った詞は、単体で読むと韻踏み優先の割にちゃんとまとまった文章になってて上手いのだが、
実際の歌を聴くと全然歌ってる内容が分からない。曲聴いて原本通りの詞を書き起こせる人は果たしてどれほどいるのだろうか。
4.ネオテニー ★★★★
2本のギターが掛け合うイントロがいい感じのミドルテンポ曲。前曲終盤のリフから繋がってるが、本来あるべきテンポに戻った感がある。
節々で3本目のギターが登場し、リズム体の存在感は薄くなるが、アジカンの場合はそのくらいで丁度いいのでは。
ドラムの音色もいつの間にかポップで聴き易くなっている。メロはどうにも単調だが、トリプルギターで充分取り返しているのでは。
イントロから引っ張ってるリフがしつこすぎる気もするが、イントロでもう1本が弾いてたリフがサビで戻ってきてキレイに乗ったのはカッコイイ。
5.トラベログ ★★★
何となく全体的にちぐはぐに感じるミドルテンポ曲。リフはちょいサボり気味。
ドラムは張り切ってちょっと捻ったシンバルの刻みを入れたりしてるが、別段テクニカルなプレイでもない上にどのパートとも連動してないので蛇足な印象。
何かこの人達の演奏は、打ち込みで作ったものを生で演奏し直してるだけのような無機質な感じがする。
でも曲半ばでギターを中心にひとヤマ設けた構成は緻密。
6.No.9 ★★
Aメロのベースラインが微妙に気持ち悪いアッパーな曲。
前曲の中盤頃から気になっていたが、この曲のイントロでもドラムフィルがリズム荒れ気味。ギターもいくらなんでもオクターブ奏法多すぎでは。
珍しくギターソロを弾いてると思ったらほとんどリフ感覚で、全然融通が利かない感じ。
普通ギターソロ中の音の薄さを補うためにもう1本ギター足したりするもんだが、このバンドはソロなしでギター3本とかなんだよな…。
歌詞は良さげ。サビメロは比較的キャッチーで、今作の中では区別がつくほう。ちなみにA・Bメロは既にどの曲も頭の中でごっちゃになってる。
7.ナイトダイビング ★★★
ベースが前面に出たイントロが変化を感じさせるミドルテンポ曲。
全体的に歪んだギターで隙間を埋め尽くす作風の今作では珍しく、隙間を効果的に使った掛け合いを見せるパートも登場。そこでのハイハットは浮いてるけど。
伊地知って上手くならない方が良かったのでは。
サビメロやギターリフがベタなのでイマイチな曲かと思ったが、途中から加わる喜多のボーカルがAPOGEEみたいで結構いいアクセントになってる。
8.ライカ ★★★
重厚なイントロから倍テンのブギーになるアッパーな曲。これはメロと演奏のリズムも噛み合ってる印象。しかし喜多はカッティング苦手そう。
ギターソロもまあソロっちゃあソロだけどかなり定型のフレーズで固めてるし、ライブでも全く同じのしか弾かなそうな感じ。
リフとかもそうなんだが、フレーズの終わり際にたまにチョーク入れてアレンジしたりとかそういう事を全くせずに、
ひたすら2小節分くらいの定型リフを曲中延々弾いたりするので、一層打ち込みの延長上の産物っぽい。作ったリフをサンプリングした時点で楽器の出番終了、て感じで。
同じフレーズを結構繰り返すテクノとかでも、ちょっとずつ音色を変えたりする分もっと作り手の意図が出るし、
それ以上に融通が利く生楽器であまり機械的に演奏するのは勿体無いのでは。
バンドというイメージを売り物にしてるけど実像があまり伴ってない感じ。
9.惑星 ★★★
ラルクとイエモンを足したような演奏にスピッツっぽいメロを乗っけたような、至ってポップな曲。
珍しくブリッジミュートを推しているが、これが伊地知のプレイスタイルとは最も相性がいいのでは。
若干いきあたりばったり気味な曲だが、リフの呪縛から解き放たれたような開放感が生まれ、かえって良くなってる気がする。
ファンから見たらアジカンがやる必然性のない曲だろうし、個人的にもアジカンらしくないとは思うが、
アジカンの曲はリフを根付かせるために調性を固定するきらいがあるので、たまにはこういうのがあって良いのでは。
10.転がる岩、君に朝が降る ★★★★
今作中で最も識別しやすいサビを有する、ミドルテンポの曲。間奏とかのコード進行も他より捻ってあり、勢いなしでも曲のポップさで聴ける。
メロの印象を強めるためか、アレンジも無難。
でもサビで歌が韻踏んでるとこに素直に乗っけたようなギターは気持ちいいし、歌詞が青い感じなのでこの素直なアレンジは合ってるのでは。
なんか作詞が結構上手いのに歌詞が耳に入って来にくくて損してる感じがずっとしてたが、歌詞と違うこと歌ってるからだなコレ。
どうしても韻を踏みたいのか、「全て」を「さべて」とか歌ってる。
まあ事情は推し量れるので、「今SABEって言った?アジカンのジャケ書いてるのってSABE?」とか思う人はいないと思うが。
11.ワールド ワールド ★★
メトロノームに合わせて後藤が弾き語りをする短い曲。
今作で最も印象的なAメロを有する。わざわざ書くのは他があんまり憶えられなかったからです。
例によって歌詞が聴き取りにくい。勿体無い、と思って歌詞調べたら単に英語っぽく聞こえるように日本語並べただけだった。勿体無くなかった。
12.或る街の群青 ★★★
どっちかというとストレイテナーって感じの体温低そうなギターで始まり、すぐにいかにもアジカンって感じのキメが入る曲。
なんか別の曲でほとんど同じフレーズを聴いた気がする。思い出せないけど。全体的な雰囲気では今作中でも一、二を争うほど識別しやすい曲。
サビではギターが歪みすぎてて、シンバルを掻き消され気味の素朴なドラムが寂しい。その分他のパートではドラムがヤケ気味に暴れまわってるが。
ベースもサビでは聞こえにくいが、ここまで歪んだ音像にするなら、取り敢えず低い音が鳴ってればオッケーだろう。
山田は特に器用なべーシストではないし、特に個性的なプレイもないが、特にバンドの足を引っ張ってもいないと思う。
13.新しい世界 ★★★
3分ちょっとの短い時間をあっという間に駆け抜ける、アップテンポなフィナーレ曲。
目の前の景色を全部塗り替える、という非常に直球な詞で、それとリンクするようにメロやギターのフレーズもストレートになる。
ベースのほうが休符を使うプレイを避け気味なせいで全体的に同じようなリズムパターンがかさばってる印象の今作だが、
この曲のAメロではリズム体が珍しくコンビネーションを見せる。
でもBメロで16分音符を刻んだドラムがシャカシャカうるさい。この曲に16ビートの要素ないのでは。supercellみたいな安易な盛り上げ。
一応感動のフィナーレ的な位置付けだが、彼ら自身得意分野でこじんまりとまとまりたがってる感じなので、
新しい世界の開拓を謳ったこの曲にどれだけ説得力があるかという点は問題になってくる。
しかしここでは世界を革命するのではなく「目の前の景色」を塗り替えると歌われているので、
もっと皆にとって身近な、自分視点の小さな革命をテーマにしているのでは。
例えばひきこもりをやめて部屋から出たら新しい世界が開けたとか、気になるあのコに話しかけてみたら世界が変わったとか、
整形して坊主にしたらチェンジマイセルフとか。多分。
総評.★★★
ギターボーカルの後藤がほぼ全ての詞曲を担当する4人組バンド、アジアンカンフージェネレーションの4th。
世間がイメージするアジカンと本当に自分達がやりたい音楽との間にブレは無いようで、
シングルくらいしか知らない自分でもいかにもアジカンと思えるような内容になっている。
正直アルバム曲くらいもっとえげつないのがあると思ったが、その一切がアジカン。
曲の印象が被ろうが、あくまでリフもののギターポップを貫く姿勢にこだわりを感じる。
そしてリフを曲中引っ張るための措置として、間奏で短調に行く以外にはほぼ転調が無い作りにしているのも大きな特徴。
また今作は全曲長調のため、この曲のメロにあの曲のリフ、という組合せを幾通りも想像する楽しみがあり、
同時に元の組合せが分からなくなってきたり、必然性を感じない曲が出てきたりする。
そこでの差別化の決め手となるのが後藤の詞だが、基本的には調べないと正確な内容が伝わりにくいと思われるのが難。
しかし後藤のこのちょっと作ったような歌い方は今や声に個性のない数多のボーカリストにとってテンプレとなっているように感じる。
実際は違うのかもしれないが、あらゆる後発バンドを「アジカンの影響下にある」と思わせるものがある。
まあそういうボーカルが皆後藤のフォロワーだとしたら、ろくに歌えない連中にプロへの道を開かせた責任も後藤にある事になるので何とも言えないが。
演奏は上手いほうではないが、そもそもフレーズを考える事とそれを効果的に並べることに重点を置いた準打ち込みスタイルのバンドなので、
彼らが作曲するのに必要なレベル以上に上手くなる必然性もなさそうな印象。むしろ変な色気を出すとアジカンらしさが一気に薄れそう。
総じてよく知らない人にもこれぞアジカンと思わせる、お手頃ギターポップな作品。
歌詞を深読みするのが好きで、あらゆる音を歌詞と関連付けて好意的に解釈できる人ならかなり聴けるかも。
鳴ってる音のほうから表現者の意図を汲み取るタイプの人には不向き。
(★5個が満点。)

Reviewer:25th. 509-511 名無しのエリー2011.09.09.

1.脈打つ生命 ★★★★☆
サビから始まるロックナンバー
1stの様な初期衝動を思わせる曲。最近の作風では珍しい1曲目からのアッパーチューンである
個人的に1st、2ndの様なロックチューンが好きなのでこの評価に
歌詞も後藤節炸裂、といったところか上手く韻を踏めている。後藤はあまり好んでいないらしいが
2.サイエンス・フィクション ★★★☆
この曲もロックチューンだ
1曲目と似た曲調だが少しおとなし目になっている。1曲目より後藤がシャウトしている
3.ムスタング ★★★★
ここで流れを打ち切り静かな曲。休息的な意味で此処に持ってきたのは正解
ダルそうな歌い方からサビで一気に盛り上がる曲調はアジカンらしい
この後映画ソラニンのEDとして使われた。実は歌詞もそれを意識していたらしいが
4.深呼吸 ★★☆
怪しげな雰囲気の曲。エフェクトがイントロに掛かっている。
最後の方がジャズ風になっていて良い
この曲は好みがわかれると思う。個人的にはあまり好きではないが、意外とネットでは好評だ
5.融雪 ★★★★
之も今のアジカンに珍しいロックチューン。ギターリフが秀逸だ
ここから一気にラストへ
6.未だ見ぬ明日に ★★★★★
表題曲。歌詞とメロディが上手く合致して両方共クオリティが高い
ラストに相応しい壮大な曲調。新しい世界と同じくこういったラストも非常にいいと言える
総評.★★★★☆
このアルバム発売の直前に創ったフルアルバムのボツ曲のかき集めだそうだがボツ曲の面影は全くと言って無い。
かき集めなので個々はバラバラだが非常にハイクオリティな曲が並び、全てをシングルリカットしても良いぐらいに完成度が高い。
位置的にはTMGEのSABRINA NO HEAVENに近い印象。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:20th. 71-74 名無しのエリー2008.11.17.

1.藤沢ルーザー ★★☆
アルバム発売前にシングルカットされた曲。
テンションの高いポップな曲。このアルバムのコンセプトが詰まっていて、気を抜いて聴ける。
通勤の電車に乗れなかった(乗らなかった)、ルーザー(敗者)の歌。会社に行かずに釣りに行くと言う、なかなか面白い歌詞が良い。
曲は可もなく不可もなく。ノリやすく、良い曲だが、メロディが個人的に好きじゃないかな。
2.鵠沼サーフ ★★☆
シングル「或る街の群青」のカップリング曲。アニメ映画の書き下ろしの為張り詰めたスタジオをリラックスさせようと作った曲。
歌詞の面でもメロディの面でも気の抜けていて、良いと思う。タイトル通りサーファーの「少年A」の成長を歌った曲。
荒削り感が出ているが、一発録りの臨場感は出ていると思う。
ちなみにカップリングバージョンのイントロのジャムセッションは収録されていない。
3.江ノ島エスカー ★★★☆
シングル「転がる岩、君に朝が降る」のカップリング曲。江ノ島にあるしょぼい(らしい)エスカレーターをテーマにした曲。
エスカーに焦点が合っているわけではなく、少年の恋心を歌っている。
淡く消えていってしまう初恋の感じが出てて、アジカンでは珍しい曲ではないか。
4.腰越クライベイビー ★★★★
これまでは夏っぽい曲が続いたが、この曲では秋の初め頃、海岸に誰も来なくなる頃を書いている。
曲の温度が低い、スローテンポな曲。フラれて別れる二人、ただ泣き続ける、そんな哀愁感が詰まっている。
サビではファルセットを使って、とてもキャッチーで胸キュン(笑)な曲。
5.七里ヶ浜スカイウォーク ★★☆
アジカンの言葉遊び要素がふんだんに使われたミディアムテンポなナンバー。メロディにグッとくるところはないが、雰囲気を楽しむ曲だと思う。
ファーストキッチンでは談笑に入り込めず、孤独を感じてしまい、浜辺の水着レイディを見て酩酊すると言う全く持って理解できないストーリー。
歌詞に出る平家は、「鎌倉は源氏ゆかりの町なのでアウェイ感を感じる平家だ」という意味で付いている。
ちなみに江ノ電・七里ヶ浜駅近くのファーストキッチンはドラムの伊地知のホームらしい。
6.稲村ヶ崎ジェーン ★★★☆
このタイトルはもちろん映画「稲村ジェーン」から得ている。歌詞のイメージも映画に近く、ハイテンションな歌詞がひたすら続く。
曲はノリノリな80年代っぽいアレンジがされている。間奏のギターソロがこの曲の聴きどころ。
ローカルサーファーがたしなむサーフィンがテーマ。
7.極楽寺ハートブレイク ★★★★
曲が始まったと思ったらすぐにサビが来て気がつけば終わってたみたいな曲。
存在感は全くない。余計なものを全て取っ払っている。でも意外と深い。たった2分ちょっとに聞き手を喜ばせる要素が詰まっている。
簡単に言えば、アルバム曲然としたアルバム曲。
恐らくこの先日の目を見ることはないだろうが、ファン人気は高そうな曲です。
サヨナラの曲だけど変に暗くないからとてもハートブレイク(笑)しますね。
8.長谷サンズ ★★★★
タイトルは「馳せ参ず」のダジャレ。でも歌詞は全くふざけていない。
本当に中毒性が高くて、気がつけば「馳せ参ず Oh~馳せ参ず」なんて口ずさんでたり。
「馳せ参ず」って聞いたら焦燥感漂うアップテンポな曲かと思ってしまいがちだが、テンポはそんなに速くない。客観的な観点で物語は進む。
ライブ映えしそうな曲ですね。
9.由比ヶ浜カイト ★★★★★
シングル「アフターダーク」のカップリング曲。結構アレンジが凝っていて、間奏で転調し後にテンポが戻る。
歌詞は「君を探す」トビ(カイト)が主人公。始めこそは力の抜けた感じで歌うが、サビでは力強く歌っている。
由比ヶ浜辺りのトビって人の食べ物を良く取るそうな。食べ物を探すように、君を必死に探している感じが歌い方に出ている。
一発録りのためミスをしたら一枚脱ぐというルールの下に録音していたが、後藤のミスの為、「一枚脱ぎまーす」とアウトロの後にカミングアウトする。
カップリングにはそれが収録されていたが、アルバムには入っていない。
10.鎌倉グッドバイ ★★★
ラストらしいラスト。ありがちなバラード。
鎌倉を知らない人間からすると、「鎌倉=都会」と感じてしまうが、後藤からすれば藤沢の方が都会っぽいらしい。
藤沢は他の路線へ連絡している為都会らしいゴチャゴチャしたイメージらしい。
江ノ電の路線順というアルバムコンセプトからラストらしいバラードになった。
一番メッセージ色が強く、聞き手に向けられているとも取れる。
総評.★★★★
江ノ島電車の駅名をタイトルに入れた、湘南が舞台のコンセプトアルバム。
曲順まで江ノ電通り。全駅網羅とは行かなかったが、10曲を書き上げている。アジカンのイメージがガラッと変わるぐらいの異色作。
気の抜けた感じではあるものの音楽の作りは手を抜いていない。完成度は高いと思う。
今までのアルバムは凝っていて、少し構えて聴かないといけない感じだったが、アレンジもシンプルで、歌詞も今までにないポップさを感じる。
とても気軽に聴ける。言うなればとてもポップである。場所を選ばずに聴ける。
曲の構成もシンプルで、1曲の演奏時間も2分~4分ぐらい。アルバム1枚で32分という短さ。江ノ電の片道が34分。(江ノ電公式ホームページより)
ほとんどの曲が一発録りであり、スタジオの雰囲気がそのまま届けられた感じがする。
余りに、今までの作品との違いにアジカンのアルバムなのか疑ってしまうぐらい。ファンの間ではこの作り方は賛否両論。
あくまでこのアルバムはコンセプトアルバム。
江ノ電の駅順通りにアルバムを作るという、その余裕さが今のアジカンにはあるということである。バンドの雰囲気が良い証拠。
それを含めて気軽に聴けば良いと思います。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:避1st. 144-148 名無しさん2010.08.02.

1.新世紀のラブソング ★★★
人力ブレイクビーツのようなリズムパターンが意外なオープニングナンバー。そこに逆回転っぽいギターのフレーズが乗る。
こういうのがやりたかったのかアジカン。でもこんなんの方がライバル多い気がする。そこは経験と技術の見せどころか。
と思ったら技術なかった。いつものようにギターがいっぱい重なってるが、伊地知のリズムを活かす細かいカッティングとかは無し。
ベースもペンタの延長上の手癖でフレーズの終わり際を装飾するだけで、おおむねリズムの駆け引きを避けてギターっぽく立ち回ってる印象。
そうか…。新しいステージに突入するかと思いきや、その準備が出来てるのは伊地知だけだった。
むしろ伊地知に無理矢理合わせたせいで前より他のメンツが下手に聞こえるようになった。
その伊地知にしてもパターンをパターン化しすぎてて、今まで以上にバンドのライブ性が無くなった。
でもこれでいいのかも。
後藤の曲は今までより重厚な展開になってるし、そういう曲調に伊地知の適性が見出せたのなら、
とりあえずワンマンバンドからツーマンバンドになれたということか。
2.マジックディスク ★★
比較的従来のアジカンに近い感じの動きのリズム体に、ギターが加工まみれの謎のカッティングを乗せる曲。実験的な曲、という事でいいんだろうか。
Aメロの歌のラインはベタベタに安定した感じを避けており、
これがいつも通りのキャッチーなサビメロと組み合わさることで割とあっさり食傷気味なアジカニズムから脱却できてる印象。多分作曲の引き出しは増えてる。
あとはバンドの地力だが、これが厳しい。
カキャカキャやかましいギターのカッティングはその存在感の割に輪郭のとらえ所が無く、リズムが合ってんだか狂ってんだか気持ち悪い感じ。
ベースは音粒がよろしくなく、ライブでピッキングを2割くらい間引いても気付かなそうな音のだだつながり具合。
後からあてがった補強パーツのようなギターリフで埋め尽くされた曲にそれなりの迫力はあるが、露骨にオーバーダブ至上主義なので、
つい「無駄のないポジション移動でリフとリフを繋ぐ妙技とかはライブでも観られないんだろうな」という冷めた見方をしてしまう。
やはり曲を凝るなら演奏も上手くなったほうがいいのでは。
3.双子葉 ★★
パンキッシュな3拍子の曲。色々やること自体を目的化したせいか、無意味なスイッチングとか出てきて何だかイラつく。
アジカンにとっては変化かもしれんが、そういう遊びってむしろバンド初期に一通りやってしまってるもんなんじゃないだろか普通。
今そんなアレンジに何の可能性を見てるんだろう。
デビューから既に完成されたバンドより、まだ青臭いけど聴き手も一緒に成長していけそうなバンドの方がリスナー受けするのかも知れんが、
特にファンでもない人間からすると、いつ成長するんだろうって感じ。女性シンガーソングライターで例えるならあの人の立ち位置なのでは。
歌詞が語呂合わせの呪文みたいな感じからストレートな意味を込めた感じに変化したが、これも「あのアジカンが」という前提ありきで楽しめるもので、
こっからアジカン聴く人には「伝達を歌詞に頼りすぎで、歌に情感がまるでこもってない頭でっかち」という見方をされるだけかも。
4.さよならロストジェネレイション ★★
従来の作り込み・埋め込み傾向の作曲から一変、若干の隙間を設けてバンドの演奏を活かす意図を出してきた曲。そしてそのスペースを活かせないバンド。
ベースソロはかなり残念な出来。守りに入りすぎ。
ノリを出す人かフレーズで曲を埋める人かって言ったら山田は確実に後者なので、たまにはスケール外すくらい攻めたらいいのでは。
ルートとペンタと経過音だけで処理してたらそりゃ不自然な音は出さずに済むけど。
後藤の半分喋ってるような歌い方もかなりイラつく。ラップっぽくしたかったんならもっとアクセントとか音価とか工夫のしようがあるのでは。
ラップと違うものを目指してるとしても、例えばウーバーのTAKUYA∞みたいに何だか分からないものに昇華してみせるような個性は必要では。
5.迷子犬と雨のビート ★★★
ギターやドラムの音作りが2nd~3rd頃のオアシスっぽい、ミドルテンポの曲。
ギターソロまでオアシスっぽい。歌に迫力は無いが。ていうか低音がダメすぎる。
しかし曲の作りは今までとかなり違ってきている。速いビートと一発リフで乗り切りがちだった後藤が、メロごとに表情を変えるスタンダードな構成に挑んでる。
個人的にアジカンの曲はAメロとBメロの組合せが頭の中でごっちゃになりがちだったのだが、これはDメロも含め流れがスムーズに頭に入る。
ホーンを入れたのも正解では。むしろ何でいままで入れなかったんだろう。今までは「俺達だけの音で」というこだわりがあったんだろうか。
どっちにしろ自分達だけじゃライブで完全再現できないようなギターの重ね方してるのでは。でも2本だけで弾いてるこの曲のイントロはいい感じ。
6.青空と黒い猫 ★★
えらく雰囲気重視なギターのエフェクトがグワングワン鳴るミドルテンポ曲。やっぱりこれもバンド初期にやる試みって感じがする。
まあ技術的にはこれでデビューと言われても違和感ないレベルだが。
曲としてはサビメロの取って付けたような展開がどうにも安っぽい。殻を破ろうとした結果今までの蓄積を軽視してしまった感じ。
なんかシュノーケルとかそういうバンドにいっぱいありそうな曲。むしろそういう人達に影響されて作ったのかも。
楽曲的にも演奏的にも秀でたものが無く、「やはりアジカンは別格」と思わされる要素は無い。
抜群の知名度が印象を良い方向に導いてくれるのを待つ曲。
7.架空生物のブルース ★★★
頼りないボーカルが曲のぼんやりした感じにマッチした、気だるいミドルテンポ曲。
キャリアを考えると後藤の歌唱力はかなりヒドイが、こういう曲調なら無理を感じずに済む。
ストリングスも仰々しくなりすぎておらずいい感じ。さりげないピアノも収まりが良い。
コード進行もいつもより工夫されている。何より今作では比較的技術を求めない曲なので安心して聴ける。
8.ラストダンスは悲しみを乗せて ★★
パーカッションが入り、ベースが珍しく休符を小刻みに入れたプレイを聞かせるエセファンキーな曲。
しかし山田のプレイはどっちかというとリフ一発って感じでアドリブ性に乏しい。もっと音符乗せる場所とか変えていいのでは。
思えばべーマガに登場するべーシストの中でも抜きん出てベースの話をしない印象の山田だが、
確かに本人のレベルを考えると、メンバーの話とか製作秘話とかでページ埋めざるを得ないのかも。
ギターも2人で同じようなことしてる箇所が多い。後藤の「アイラヴユー」とか「トゥナーーイ」の和製英語全開な発音はある意味アジカンらしい。
9.マイクロフォン ★★★
骨組みは従来からのアジカンという感じだが、
伊地知がちょっと変わったパターンを試したり、きらびかやな鍵盤が入ったりして印象を新鮮にしてきた曲。
しつこすぎるリフも意外と良く、口ずさみたくなる。
アジカンは今作で大きく変わりたかったのかもしれないが、この曲のような、アジカンらしさが残っててそこに上モノが足された程度のささやかな変化のほうが現実的に思える。
安心して聴ける曲。
10.ライジングサン ★★
伊地知に小気味良いパターンを叩かせて、そこにシンセを絡めて仕上げた感じの曲。
アジカンは技術を目的化するバンドではないと思ってたが、伊地知だけが上手くなった今は結局伊地知に頼るんだろうか。
ベースは極端にスタッカートしたプレイで、不在でもほぼ影響ないレベル。
ギターは見せ場なし。後藤の歌もいつものように、声の無個性さを誤魔化すためなのか発音の癖が強く、歌詞が聞き取りにくい。
そして音符をただトレースするような味気ない棒歌い。伊地知以外の奏者に全く引出しが無いことを露呈した印象の曲。
11.イエス ★★
かつてのアジカンっぽいストレートなアッパー曲。
今作で複雑なパターンに挑んでいる伊地知だが、8ビートらしい曲ではちゃんと8ビート的なフィルを入れており、叩き分けの意識をみせている。
ずっとギターをかき鳴らしてる感じがいかにもアジカンらしく、不思議と細かい演奏の不出来は気にならなくなる。アジカンマジック。
マジックディスクと題された今作だが、自分が一番マジックを感じたのはここだった。
歪んだギターをかき鳴らして曲を埋めるスタイルを卒業しにかかった今作だが、やっぱ技術がないうちは安直歪みギターが正しい選択だったのかも。
今作全般で高音出す時に裏声に頼りすぎてる後藤も、がんばって張りのある高音を出そうとしている。
12.橙 ★★★★★
引き続き今までのアジカンって感じのギターポップな曲。シンプルなリズムパターンだが、現実的な範囲でやってる感じで手堅い。
展開が多くなった後藤の曲を、あくまで今までのアジカンらしいアレンジで仕上げた感じ。個人的にはこっちの方が良いような気がする。
中田ヤスタカ理論とでも言うべきか、AメロやBメロも構成次第ではサビで使えそうなキャッチーなメロになっており、しかもどれも収まりが良い。
Aメロの歌のリズムを受けてそれに拡がりを持たせてリズミカルにしたようなサビも心地良い。
似たようなタイプのメロディの連続に一石を投じるDメロもいいアクセントになっており、その後のEメロからサビに戻る時のちょっと強引な感じも高揚感がある。
元々アジカンはライン的には同じようなメロディが続いても、歌メロのリズムの工夫で違う形に出来るバンドだったことを思い出す曲。
そして同じようなギターかき鳴らしアレンジでここまでやって来れたことに説得力を持たせ得る曲でもあるのでは。
13.ソラニン(And extra track) ★★★★
山田が今作で最も味のあるベースを聞かせるラストナンバー。曲自体はゴーイングアンダーグラウンドって感じで、ベースは相対性理論って感じ。
同じような演奏を繰り返すイメージのアジカンにしては珍しく、序盤は雰囲気重視で抑え目のプレイをし、
後半でドラムが手数を増やしたりギターがトレモロしたりで盛り上げる。なんだか急にバンドらしくなった。
静と動の極端な往復を決め事のようにこなしてきたアジカンが歌心のある演奏を聞かせるとは。
冷静になって考えるとそれも、シドでもロッカトレンチでも当たり前にやってる事のような気がするが、
取り敢えず序盤の背伸びし過ぎ感は払拭され、地に足つけて地道にやってく意志を感じられた。安心して聴ける曲。
総評.★★★
今までと趣きを変え、ゲスト等も招いて幅を広げにかかった印象のアジアンカンフージェネレーション6th。
単純に音色の種類が増えたという意味ではカラフルになったと言えるが、肝心のメンバーの演奏ではドラム以外に見せ場があまり無く、
結果として上っ面だけで基礎的な技術が見劣りするバンドだということが改めて浮き彫りになった印象。
別にスタジオミュージシャンのように、明らかにバカテクだとか、さりげないけど上手くてそつがないとかいう演奏をする必要はないと思うが、
それならスタジオの人が普通やらないような個性的な演奏はすべきでは。テクも個性も無いのに重心を演奏に移すのはムチャが過ぎる。
カラフルな作品を作りたいなら、それまでに各自が努力して、引出しを増やしてきてることが大前提なのでは。さぼってたようにしか思えん。
反動として、今まで通りのシンプルな8ビートの曲が今まで以上に高い完成度に聞こえる。しかしこれは曲自体が良くなってるおかげか。
かねてからアジカンは聴くより読むバンドという印象が強く、新譜が出る度に何らかの誌面で自ら長々と作品を解説しているが、
そのモデルが上手く行き過ぎたために本人達みずからも自分達が特別だという暗示にかかってる気がする。
専門的すぎる話ではなく、幅広く誰もがついていけるような解説で曲に厚みを持たせ、特に楽器に興味のないファンにもその価値を納得させる、一種のプレゼン能力。
多少なりとも楽器のことが分かる人より、単に文字を読める人のほうが圧倒的に多いことを考えれば、言葉で説得するメリットは大きい。
そしてファンから「他の人達は自分の曲についてすら『この曲は落ち込んだ人を励ます曲です』程度の受け答えしか出来ない。
いつも深く考えてるアジカンは凄い」というリアクションが返ってくる度にそれに酔って、技術が軽んじられてきたのでは。
だからといってアジカンが後藤の宣伝上手さだけでやってきたとは思わないが、喋る頻度が高まれば、音以上に解説を信じる人も増えるとは思う。
後藤が「マジックディスク」と題すればそれだけで「まさに魔法の一枚!」と思う人も多分いる。個人的には変なとこにマジックを感じたが。
実際に今作を音だけで判断すると、後藤と伊地知でアジカンという感じ。ただ後藤の歌唱力は何とかしないと、曲の幅を広げていけないのでは。
急激な変化にバンドが悲鳴をあげる過渡期的な部分を楽しむ一枚か。アジカンをあまり聴かないけど語るのは好きな人向け。
(★5個が満点。)

Reviewer:24th. 95-98 名無しのエリー2010.09.22.

1.新世紀のラブソング ★★★★
シングル曲。歌詞はワールドアパートに近い印象をうけた。
曲の進行もアジカンの今までのシングル曲と比べるとかなり異質。はっきり言ってこれを聞いた人の好き嫌いの差は激しいのではないか。
ちなみに新世紀のはずなのに世紀末なPVは評価の対象外です。
2.マジックディスク ★★★
タイトル曲。Theアジカンな王道路線なのだが・・・何だろう目新しさがないような・・・
終始エコーがかかっていて曲に厚みを持たせているのが+評価かな。
3.双子葉 ★★
う~ん・・・空気。今アルバム唯一の三拍子のはずなのにここまで印象に残らないとは・・・
4.さよならロストジェネレイション ★★★☆
ゆったりとした曲調で、疲弊しきった現代人に喝を入れるある種の応援歌。聴き所は、ラスサビ前の後藤のつぶやき。
5.迷子犬と雨のビート ★★★★
軽快なサックスが頭に残るシングル曲。正直深夜アニメのオープニングにするのはもったいない。
全体的には良かったのですが、アウトロはもうちょい良くできるはずだったのでは。
ここから神曲無双。
6.青空と黒い猫 ★★★★★
出た・・・ここまで歌詞、音共にマッチしている曲は他にあっただろうか。正直シングルで出してほしかった・・・
こういうのを神曲というのですね。オススメです。
7.架空生物のブルース ★★★★☆
ピアノとストリングスが幻想を醸し出していて◎
アルバムの中盤にふさわしいバラードです。オススメ。
8.ラストダンスは悲しみを乗せて ★★★★
アップテンポの曲。何なんだ今回のアルバム曲の出来の良さは・・・パーカッションがいい味だしてる。
9.マイクロフォン ★★★☆
電子音が頭に残るシンプルな楽曲。ラストをAメロで締めてくれたのは○
10.ライジングサン ★★☆
好みは分かれるかな?そのため点数は控えめ。
個人的に「ひねくれて日々を過ごす」にはまった
11.イエス ★☆
いや、決してこの楽曲自体はそこまで悪い訳じゃないんだ。
だがライジングサンと橙の間はないだろうと。別に橙の後でもいいじゃねぇかと。
完全に流れをブッタ切っているため最悪。
12.橙 ★★★
ループループっぽいイントロからスタート。対比が使われていて秀逸。イエスが邪魔さえしなければ・・・
13.ソラニン ★★☆
同名映画の主題歌。他に入れれる場所がなかったから最後におきました的な印象。
オマケ扱いされている上、十秒ほどのインターバルあるし、そもそもアルバムの色から外れてるし。
無理に入れる必要なかったのでは。
総評.★★★★
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのニューアルバム。
売り上げ枚数的には「ソラニン」によって支えられていると言っても過言ではないが、曲自体の質で考えると中盤のアルバム曲が良かった印象。
過去のアルバムと比較すると「ファンクラブ」に近く、全体的にアダルトなアルバムに仕上がっている。
ただし、終盤で楽曲配置に問題があり、流れを悪くしている感も否めない。
ただ、今アルバム、後藤が「リライト」「ワールドアパート」のようなロック系の曲のシャウト?が無い(強いて言うならマジックディスク)ため、
後藤のそれが苦手な方でも十分に楽しめる内容となっている。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:25th. 83-85 名無しのエリー2011.03.25.

1.新世紀のラブソング ★★★★☆
作風が大幅に変わったことで話題があった13thシングル。
個人的にはよくいわれるスルメ曲だと思う。曲の完成度が非常に高くアルバム1曲目としてもちょうどいい
名曲なのだが最初はなれないと思う。
2.マジックディスク ★★★★
アルバム表題曲。消え行くCDのことを歌っているのだがこれも結構自分好みだった。
後藤の声にずっとエコーが掛かっているような感じでこれも斬新でよかった
3.双子葉 ★★★☆
マジックディスクから続くような感じで入ってくるのだがこれが良い
自分にとっては結構存在感のある曲だ。
4.さよならロストジェネレイション ★★★★
しゃべるような感じで歌うのだがアジカンらしくていい
サビもいいが後藤が大サビ前につぶやくような歌い方をするのも個人的には良かった。
5.迷子犬と雨のビート ★★★★☆
15thシングル。これも従来のアジカンとは全く違う路線のような気がする
けれども良かった。ライブではこの曲のために楽器を用意するらしい
6.青空と黒い猫 ★★★★
バラードのような曲。曲としての完成度は非常に高い。
これも従来のアジカンにはなかったなあ・・・
7.架空生物のブルース ★★★★
前曲と似たような曲調の曲。前曲が良かったのでもちろんこちらも良い。
曲順のせいもあってか、アルバムで聞くと落ち着ける感じの曲だ
ピアノが使われている
8.ラストダンスは悲しみを乗せて ★★★★☆
バラード続きだったがそれを解消。
最初聞いたときはあまりの変化になれなかったが何回も聞くと良曲になるスルメ曲だった。
新境地の割には完成度がすごく高い曲でもある
9.マイクロフォン ★★★★
これは従来のアジカンのような唄だ。でも少し変化があってマンネリ化を防いでいる印象。
非常に安定したいい曲でもある
10.ライジングサン ★★★★
この曲は好きな人と嫌いな人の差が結構あるとおもう。
しかし自分は好きな方だったのでこの評価で
サビが特に良かった
11.イエス ★★★★
これころ従来のアジカンのような曲だ。ただ歌詞カードを見ないと後藤がなにを言っているのかわからないww
アジカンの曲といえば歌詞がわかりづらいものだが、この曲はその中でも分かりづらい部類に入ると思う
ただ曲としてはいいので特に減点はしなかった。そこがアジカンらしいさでもあるので
12.橙 ★★★☆
個人的に歌詞が非常に練られていると思う曲。これも従来のアジカンにあったようでなかった曲だ
13.ソラニン ★★★★
映画主題歌の14thシングル。アルバムを占める曲として非常に出来ていると思う
曲としての完成度も高く何回訊いても飽きない印象
10秒ほどのギャップがあるのが残念だが仕方はないと思う
総評.★★★★☆
こうして書いてみると自分でも驚くほどの高評価だった。
しかし個人的にはすべての曲の完成度が非常に高く、マンネリ化を防ごうと同じような曲が少ないのも好印象なのでこの評価でも特に問題はないと思っている。
個人的に名盤。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:25th. 142-144 名無しのエリー2011.03.28.

1.新世紀のラブソング ★★★★
序盤がラップ調で?となったファンも多いだろう。サビで今までのアジカンに変化する曲
賛否両論な曲だが俺は好きなので星4つ
2.マジックディスク ★★★☆
アルバム発売前から出ていた曲。後藤のシャウトが最近あまり聞けないので聞けて良かった
多分後藤の声全てにエコーがかかっている。かなり良い
3.双子葉 ★★★
これもアルバム発売前から出ていた曲。マジックディスクから間をなくして始まる。この繋ぎは良かった
それ以外は普通な曲。人によって評価はもう少し変わる曲だと思う
4.さよならロストジェネレイション ★★★
序盤は後藤が話すようにして歌う社会風刺。サビで曲になる
大サビ前の後藤のつぶやきが印象に残る曲
5.迷子犬と雨のビート ★★★★
これは今までにないような曲。このアルバムの表題曲だと思う
歌詞も曲調もなかなか良かった
6.青空と黒い猫 ★★★★
ここから2曲バラード。
シングルカットしてもいい曲。マジックディスクの完成度が高いことを分からせる曲
7.架空生物のブルース ★★★☆
前述したようにバラード。ピアノが使われている
同じような曲だが飽きさせないで聞かせるのはさすがアジカンといったところか
8.ラストダンスは悲しみを乗せて ★★★
イントロを聞いて?となった曲。パーカッションが入っているのかな
これは本当に今までになかった曲。後藤の「トゥナーイトゥ」がツボった
9.マイクロフォン ★★★☆
これはアルバムの中でも従来のアジカンに近い曲
それでも多少変化は見られる。電子音が使われているのか?
10.ライジングサン ★★☆
前向きな歌詞。
新世紀のラブソングと同じようにアジカンの変化に戸惑う人が多いと思われる曲
何回も聞いていたら良さが分かる曲かな
11.イエス ★★★
従来のアジカンの曲にかなり近い。後藤の歌い方を除いては
サビの前が何を言っているかわからない
12.橙 ★★★
これもアルバムの中では従来のアジカンに近いポップな曲かな
13.ソラニン ★★★☆
エクストラトラックという名目でアルバムに入った曲
橙で終わるのも微妙だったのでいれて正解だったと思う
総評.★★★★
完全に今までのアジカンとは違うアルバム
新境地に入ったということだが、曲自体はそんなに適当に作った感じはしない
君繋5mのようにコンセプト・アルバムではないのでここがアジカン2期の始まりかな
いいスタートを切れたと思う
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)