Reviewer:22nd. 580-586 名無しのエリー2009.12.14.
1.万事快調 ★★★
タイトルで察しのつく人はいると思うが、この曲はピチカート・ファイヴの同名曲のカバー。
しかし、あの可愛らしく華やかな世界はここには無い。
いきなりスピーカーで聴けば部屋中のものが共振しそうな不協和音で始まり、それ以降は超ヘヴィなトラックが展開。原曲など無かったかのように進行していく。
野宮真貴が歌うことによってキャッチーでチャーミングな雰囲気をかもし出していた歌詞も、A.K.Iのダミ声によって玉砕。まさに地獄絵図。
その地獄絵図の中に妙にチャーミングなピッピーピッピーイェーというコーラスが…
嗚呼…野宮さんと小西さん…何故こんな所に…というわけでまさかのご本人登場。
コーラスだけの参加だが、本来だったら怒っていいレベルなのにすげえなこの二人。 特に小西さんはこのアルバムにささやかな推薦文まで贈っている。すげえな小西さん。
だがA.K.Iのリリックも炸裂していないし、トラックもヘヴィではあるが淡々としているのでアルバムの中では地味目。
しかし、あの可愛らしく華やかな世界はここには無い。
いきなりスピーカーで聴けば部屋中のものが共振しそうな不協和音で始まり、それ以降は超ヘヴィなトラックが展開。原曲など無かったかのように進行していく。
野宮真貴が歌うことによってキャッチーでチャーミングな雰囲気をかもし出していた歌詞も、A.K.Iのダミ声によって玉砕。まさに地獄絵図。
その地獄絵図の中に妙にチャーミングなピッピーピッピーイェーというコーラスが…
嗚呼…野宮さんと小西さん…何故こんな所に…というわけでまさかのご本人登場。
コーラスだけの参加だが、本来だったら怒っていいレベルなのにすげえなこの二人。 特に小西さんはこのアルバムにささやかな推薦文まで贈っている。すげえな小西さん。
だがA.K.Iのリリックも炸裂していないし、トラックもヘヴィではあるが淡々としているのでアルバムの中では地味目。
2.子供奴隷時代 ★★★
ロリコン、児童虐待というアルバム発売当時にはまだ早すぎたんじゃないかと思える題材で真っ向勝負。
しかし表現がまあエグい。最初のヴァースのラップの中にさらっと「親御さんたちと交わした」ってフレーズが入ってるのが何気に超エグい。
その次のヴァースで子供が隠すものをさらっと白日に晒す親も、母親とエロ本の関係性を例に持ち出すまでもなく醜い。
とにかく爽やかさゼロで進む歌詞の中にも、「ルカの百倍 大虐待」なんてフレーズが出てくるのが面白い。
(「ルカ」とは、スザンヌ・ヴェガの虐待をテーマにした曲である)
トラックはイントロからいきなり妙なピアノで始まりそこからスピード感たっぷりで進んでいく。
まるで幽霊の声のようにジャックスの「ラブ・ジェネレーション」が聴こえてくる間奏がヤバい。
しかし表現がまあエグい。最初のヴァースのラップの中にさらっと「親御さんたちと交わした」ってフレーズが入ってるのが何気に超エグい。
その次のヴァースで子供が隠すものをさらっと白日に晒す親も、母親とエロ本の関係性を例に持ち出すまでもなく醜い。
とにかく爽やかさゼロで進む歌詞の中にも、「ルカの百倍 大虐待」なんてフレーズが出てくるのが面白い。
(「ルカ」とは、スザンヌ・ヴェガの虐待をテーマにした曲である)
トラックはイントロからいきなり妙なピアノで始まりそこからスピード感たっぷりで進んでいく。
まるで幽霊の声のようにジャックスの「ラブ・ジェネレーション」が聴こえてくる間奏がヤバい。
3.素晴らしき日本野球 ★★★★★
この曲はタイトルでも分かるように「日本野球」をとにかく弄り倒した批判ソング。
老害だらけで利権と金が絡み最早スポーツではなくなった日本野球をプロから少年野球に至るまで痛烈批判。
途中の選手宣誓がかなりかっこいい。そして前後のリリックを考えるとこの選手宣誓自体が強烈な皮肉になる構造。
一見えげつないだけの様に見えてかなり考えられている。と思うのは俺だけか。
フックに出てくる「菊とバット」とはロバート・ホワイティングが1977年に書いた日本野球についての著書。
ついでに言うと「和を以って日本と成す」の元ネタもロバート・ホワイティングの著書名である。A.K.I本読んでんなあ。
この曲はトラックがめちゃくちゃカッコいい。イントロのギターからしてヤバい。
そして聴くものを酔わせるが如く延々とトレモロし続けるリズムトラックで完全にノックアウト。
ちなみに元ネタは筒美京平が作曲したザ・ガリバーズの「赤毛のメリー」。早い話がGS幻の名曲とかそんなん。
イントロの攻撃的なギターフレーズを速度調整して使用しているのでグループ・サウンズが元ネタだとは気付きにくいと思う。
というか俺は気付かなかったw
老害だらけで利権と金が絡み最早スポーツではなくなった日本野球をプロから少年野球に至るまで痛烈批判。
途中の選手宣誓がかなりかっこいい。そして前後のリリックを考えるとこの選手宣誓自体が強烈な皮肉になる構造。
一見えげつないだけの様に見えてかなり考えられている。と思うのは俺だけか。
フックに出てくる「菊とバット」とはロバート・ホワイティングが1977年に書いた日本野球についての著書。
ついでに言うと「和を以って日本と成す」の元ネタもロバート・ホワイティングの著書名である。A.K.I本読んでんなあ。
この曲はトラックがめちゃくちゃカッコいい。イントロのギターからしてヤバい。
そして聴くものを酔わせるが如く延々とトレモロし続けるリズムトラックで完全にノックアウト。
ちなみに元ネタは筒美京平が作曲したザ・ガリバーズの「赤毛のメリー」。早い話がGS幻の名曲とかそんなん。
イントロの攻撃的なギターフレーズを速度調整して使用しているのでグループ・サウンズが元ネタだとは気付きにくいと思う。
というか俺は気付かなかったw
4.虹の彼方に -OVER THE RAINBOW ★★★★☆
この曲は原型となる曲があって、それはまだ四人だった頃のTokyo No.1 Soul Setや
DJ DOC HOLIDAY(須永辰緒です)+ECDも参加している「TOKYO ディスクジョッキーズオンリー」というコンピに収録された
「虹色カラーもあるかしら?」という曲がそれ。(「社長と呼ばなきゃ振り向かない」というスキット的な短い曲と一纏めにされている)
しかし実際の所トラックは完全に様変わりしている。リリックも加筆修正がされていて結構違う。
「虹色カラーも~」がJalal Nuriddin&Jimi Hendrixの「Doriella Du Fontaine」ネタのダークな雰囲気が強めのトラックだったのに対し、
この曲はどっかのグループサウンズから持ってきたであろう(詳細不明)間抜けなコーラス、
陽気なメロと凡そ不似合いなクールなギターのフレーズを同時走行させたバカっぽさもありながらカッコいいカラッとした感触のトラックになっている。
その上に乗せられるのは人種差別・ホモセクシャル・エイズネタ満載の何かもうダメwなリリック。
「淫行駄目なの長野県」(解説:我が地元、長野県には淫行処罰規定が一市を除いて無い。エイズ感染者数も日本有数の多さ)だの
「硬いステーキチンポで挿んで 糖尿病で肌色のアセイ」だの年頃の女の子に聴かせたらセクハラで訴えられるレベル。
因みにリリック中に出てくる「僕の部屋」「アンデルセン」は2丁目系の有名なお店だそうで。
ただ、「虹色カラーも~」の「女房刺したらアナーキー」(!)「札束でビンタ 無理やり青春」という必殺フレーズが無いのはちょっと寂しい。
こうやって見てみると、トラック含め全体的に「虹色カラーも~」の荒削りな故のエグさがマイルドになってしまっている点は否めない。
この2曲は原型とかリフォーム版とかそういう点以外でも切っても切れない関係にあると思うのでこのアルバムを気に入ったらそちらも是非。
DJ DOC HOLIDAY(須永辰緒です)+ECDも参加している「TOKYO ディスクジョッキーズオンリー」というコンピに収録された
「虹色カラーもあるかしら?」という曲がそれ。(「社長と呼ばなきゃ振り向かない」というスキット的な短い曲と一纏めにされている)
しかし実際の所トラックは完全に様変わりしている。リリックも加筆修正がされていて結構違う。
「虹色カラーも~」がJalal Nuriddin&Jimi Hendrixの「Doriella Du Fontaine」ネタのダークな雰囲気が強めのトラックだったのに対し、
この曲はどっかのグループサウンズから持ってきたであろう(詳細不明)間抜けなコーラス、
陽気なメロと凡そ不似合いなクールなギターのフレーズを同時走行させたバカっぽさもありながらカッコいいカラッとした感触のトラックになっている。
その上に乗せられるのは人種差別・ホモセクシャル・エイズネタ満載の何かもうダメwなリリック。
「淫行駄目なの長野県」(解説:我が地元、長野県には淫行処罰規定が一市を除いて無い。エイズ感染者数も日本有数の多さ)だの
「硬いステーキチンポで挿んで 糖尿病で肌色のアセイ」だの年頃の女の子に聴かせたらセクハラで訴えられるレベル。
因みにリリック中に出てくる「僕の部屋」「アンデルセン」は2丁目系の有名なお店だそうで。
ただ、「虹色カラーも~」の「女房刺したらアナーキー」(!)「札束でビンタ 無理やり青春」という必殺フレーズが無いのはちょっと寂しい。
こうやって見てみると、トラック含め全体的に「虹色カラーも~」の荒削りな故のエグさがマイルドになってしまっている点は否めない。
この2曲は原型とかリフォーム版とかそういう点以外でも切っても切れない関係にあると思うのでこのアルバムを気に入ったらそちらも是非。
5.仏滅の朝に俺が殺した ★★★★
今作の共同プロデューサーのECDがトラック制作に参加。暗くてリズミカルでジャジーな小曲。
しかし小曲とはいえリリックのエグさは変わらず。この曲では人間の持つ「殺戮願望」に接近。お陰で全編通して血生臭い。
「もっと血を見たい!!」…なんかホラー映画の台詞みたい。「殺害してやる今夜こそ」おいおい決意しちゃったよ。
「画鋲で血だらけ膨らむ妄想」…具体的には何をやっているのか一切語られてないのに何か見るからに痛そうでイヤだ。
「血の気多くて気が短い 血走る目の中いつも赤い」…もう最悪じゃないっすか…とまあこんな感じで進んでいく。
しかし最後の第5ヴァースでは「神様」と「動物」を登場させてやや詩的なリリックを展開。エグさだけではない魅力も含有。
そして「仏滅の朝に俺が殺しアウアウウアウアウアウウアウウウ」という薄気味悪い叫びで曲が終わる。
因みに歌詞カードでは「殺したい」を「吐露したい」、「血だらけのまま」を「毛だらけのまま」と(多分、わざと)誤植してあります。
しかし小曲とはいえリリックのエグさは変わらず。この曲では人間の持つ「殺戮願望」に接近。お陰で全編通して血生臭い。
「もっと血を見たい!!」…なんかホラー映画の台詞みたい。「殺害してやる今夜こそ」おいおい決意しちゃったよ。
「画鋲で血だらけ膨らむ妄想」…具体的には何をやっているのか一切語られてないのに何か見るからに痛そうでイヤだ。
「血の気多くて気が短い 血走る目の中いつも赤い」…もう最悪じゃないっすか…とまあこんな感じで進んでいく。
しかし最後の第5ヴァースでは「神様」と「動物」を登場させてやや詩的なリリックを展開。エグさだけではない魅力も含有。
そして「仏滅の朝に俺が殺しアウアウウアウアウアウウアウウウ」という薄気味悪い叫びで曲が終わる。
因みに歌詞カードでは「殺したい」を「吐露したい」、「血だらけのまま」を「毛だらけのまま」と(多分、わざと)誤植してあります。
6.SEX!OR DIE!(性か!?死か!?) ★★★★★
A.K.Iは19歳のときこの曲でなんかのラップコンテストに出場したらしいです。
アルバム発表以前も12インチで発売された曲で、それとはトラックが異なってるらしい。B面はDub Master Xによるリミックスだったとか。
トラックはThe Dynamitesの「大人の戦争」なる曲を使った疾走感のあるもので非常にカッコいいです。
特に後半のドラムが2重になるあたりは聴いてて興奮する。今作のトラックはどれも完成度が高いね。
まあ、この曲の一番の問題は、トラックではなくて、えーっと…まあリリックですよね。はい。
「虹の彼方に」では年頃の女の子に聴かせたらセクハラで訴えられるレベル、と書きました。
この曲は…年頃の女の子に聴かせた時点で警察が飛んできて逮捕されるレベル。
まずね、出だしからいきなり「目薬カクテル飲ませる倒れる そしたら 手錠をかけて絞め殺す」ですよあーた。
(流石にヤバかったのか、歌詞カードでは「手塩を掛けて褒め殺す」という意味の分からない表記になっていた)
その後も「薬漬けの人奴隷にするのが好きなんや!(中略)クリトリス肥大は副作用それが好きなんや!」だの
「ぶちマン決めるぜ覚悟しろ フィスト・ファックはダウン・バイ・ロー」だの
「厳しいプレイも絶対服従 コーチはこの俺だ アーウー」だのエグい表現の宝箱状態。いやいっそ闇鍋状態。
正直発禁スレスレだと思う。というかこんなリリック考えてる人間がいるという事実がヤバい。
なんというか「ヤリたい」という主張をエグい表現を目一杯用いて一つの曲にしてしまったような壮絶な曲。
…で、この曲を作った当時A.K.Iは実は童貞だったというかなり強烈なオチがある。そう考えるとなんか悲しい曲でもある。
アルバム発表以前も12インチで発売された曲で、それとはトラックが異なってるらしい。B面はDub Master Xによるリミックスだったとか。
トラックはThe Dynamitesの「大人の戦争」なる曲を使った疾走感のあるもので非常にカッコいいです。
特に後半のドラムが2重になるあたりは聴いてて興奮する。今作のトラックはどれも完成度が高いね。
まあ、この曲の一番の問題は、トラックではなくて、えーっと…まあリリックですよね。はい。
「虹の彼方に」では年頃の女の子に聴かせたらセクハラで訴えられるレベル、と書きました。
この曲は…年頃の女の子に聴かせた時点で警察が飛んできて逮捕されるレベル。
まずね、出だしからいきなり「目薬カクテル飲ませる倒れる そしたら 手錠をかけて絞め殺す」ですよあーた。
(流石にヤバかったのか、歌詞カードでは「手塩を掛けて褒め殺す」という意味の分からない表記になっていた)
その後も「薬漬けの人奴隷にするのが好きなんや!(中略)クリトリス肥大は副作用それが好きなんや!」だの
「ぶちマン決めるぜ覚悟しろ フィスト・ファックはダウン・バイ・ロー」だの
「厳しいプレイも絶対服従 コーチはこの俺だ アーウー」だのエグい表現の宝箱状態。いやいっそ闇鍋状態。
正直発禁スレスレだと思う。というかこんなリリック考えてる人間がいるという事実がヤバい。
なんというか「ヤリたい」という主張をエグい表現を目一杯用いて一つの曲にしてしまったような壮絶な曲。
…で、この曲を作った当時A.K.Iは実は童貞だったというかなり強烈なオチがある。そう考えるとなんか悲しい曲でもある。
7.お前も今日から大衆だ ★★★★
結局まともな曲が一曲もないまま迎えたラスト・トラック。もうタイトルからしてまともじゃない感じ…。
だが、この曲のリリックは(やはりまともではないが)なんとも滋味深い。「大衆社会」の醜さを真っ向から表現。
この曲に出てくるようないわゆる他人指向型の「大衆」に関してはA.K.Iには思う所があるようで、
A.K.Iのブログに掲載されている「アナーキズムを吟味してみるの巻」という文章の中でも「大衆」について記述している点があった。
この曲に登場するのは、協調性だけが肥大化して、自分とは違う人間を認めずに迫害していく「大衆」の姿だ。
労働と他人に合わせること、つまりは「普通」であることを絶対し、「多数」を正義とするその姿は、恐ろしく醜い。
しかもこういう人間普通にいそうだ。特に団塊の世代辺りに。町内会強制とかいかにもありそうな感じ。
そんな聴いてるだけで憤りが沸いて来る「大衆」の指図を延々と積み重ねを、最後に「陰々滅々 繰り返す」の一言でひっくり返す。
その瞬間が快感。でも快感と同時に少し背筋が寒くなる。
トラックもここまでずっと妙なものばっかりが続いていたが、ここで結構ヒップホップ的なものに。
ジャズを元ネタにして、ピアノのループによる湿度の高いシックな世界観を展開。
しかしブレイクではサックスの悲鳴のような響きも添えて、決して静かなだけでは終わらせず。
このどんよりとした空気感がリリックの陰湿さを更に高めている。
だが、この曲のリリックは(やはりまともではないが)なんとも滋味深い。「大衆社会」の醜さを真っ向から表現。
この曲に出てくるようないわゆる他人指向型の「大衆」に関してはA.K.Iには思う所があるようで、
A.K.Iのブログに掲載されている「アナーキズムを吟味してみるの巻」という文章の中でも「大衆」について記述している点があった。
この曲に登場するのは、協調性だけが肥大化して、自分とは違う人間を認めずに迫害していく「大衆」の姿だ。
労働と他人に合わせること、つまりは「普通」であることを絶対し、「多数」を正義とするその姿は、恐ろしく醜い。
しかもこういう人間普通にいそうだ。特に団塊の世代辺りに。町内会強制とかいかにもありそうな感じ。
そんな聴いてるだけで憤りが沸いて来る「大衆」の指図を延々と積み重ねを、最後に「陰々滅々 繰り返す」の一言でひっくり返す。
その瞬間が快感。でも快感と同時に少し背筋が寒くなる。
トラックもここまでずっと妙なものばっかりが続いていたが、ここで結構ヒップホップ的なものに。
ジャズを元ネタにして、ピアノのループによる湿度の高いシックな世界観を展開。
しかしブレイクではサックスの悲鳴のような響きも添えて、決して静かなだけでは終わらせず。
このどんよりとした空気感がリリックの陰湿さを更に高めている。
総評.★★★★★
Little Bird Nationに所属していて、更にあのIllicit Tsuboiも在籍していた割にはなんかイマイチ知名度の低いA.K.I. Productions。
これは2人時代の唯一のアルバム。アルバムといっても7曲しか入ってないし、収録分数も30分足らず。
ついでに言えば歌詞カードの写真に写っているのはなんか気持ち悪いデブとオタク風のメガネ…。
しかし今作は恐らく日本の90年代ヒップホップの中でも屈指…とは言わずとも30の内には入る名作。
勿論いわゆる「クラシック」なんかではないだろうし、A.K.Iのラッパーとしてのスキルも、改めて冷静に見てみるとどうなんだろう…というレベル。
しかし取り扱ってる題材はスキャンダラスながら先見的で、エグい中にも一種の文学性漂うリリックは非常に秀逸。
そして曲のレビュー内ではあまり触れることが出来なかったが、Illicit Tsuboiによるトラックが本当に素晴らしい。
ヒップホップの型からやや離れた、独創性溢れるトラックによってこの作品は支えられているといっても過言ではない。
じゃなきゃA.K.Iのリリックの力も半減していただろうし、そうなるとA.K.Iの持つ魅力も発揮されないまま終わっていただろう。
あと、この一枚はちょっとヒップホップの文脈から離れてる所もあるんで、意外とパンク小僧とかも聴けるかも。
因みにその後、メジャーデビューが決定しアルバムも製作しようとしていたらしいが製作中にIllicit Tsuboiが脱退し、製作は頓挫。
それはちょっと惜しいなあ…この二人でもう一枚アルバム作って欲しかったなあ…。
その後、Illicit Tsuboiは皆も知ってるように日本屈指のヒップホップ・エンジニア/リミキサー、あるいはECDの片腕的存在として大活躍。
A.K.Iは騒音性難聴を患い音楽活動を離れ、文筆業中心の活動へ。その後事故に遭ったりしつつ、02年ごろから音楽活動を再開。
山口さよことのユニット活動などを経て今年の2月まさかのセカンドアルバムリリース。
しかしその内容はヤン富田とハロプロ(主にモーニング娘。の新垣 里沙a.k.a「ガキさん」)に傾倒した不思議空間と化している。
そのためこのファーストアルバムを気に入って買い求めるとショックで動けなくなる可能性があります。
これは2人時代の唯一のアルバム。アルバムといっても7曲しか入ってないし、収録分数も30分足らず。
ついでに言えば歌詞カードの写真に写っているのはなんか気持ち悪いデブとオタク風のメガネ…。
しかし今作は恐らく日本の90年代ヒップホップの中でも屈指…とは言わずとも30の内には入る名作。
勿論いわゆる「クラシック」なんかではないだろうし、A.K.Iのラッパーとしてのスキルも、改めて冷静に見てみるとどうなんだろう…というレベル。
しかし取り扱ってる題材はスキャンダラスながら先見的で、エグい中にも一種の文学性漂うリリックは非常に秀逸。
そして曲のレビュー内ではあまり触れることが出来なかったが、Illicit Tsuboiによるトラックが本当に素晴らしい。
ヒップホップの型からやや離れた、独創性溢れるトラックによってこの作品は支えられているといっても過言ではない。
じゃなきゃA.K.Iのリリックの力も半減していただろうし、そうなるとA.K.Iの持つ魅力も発揮されないまま終わっていただろう。
あと、この一枚はちょっとヒップホップの文脈から離れてる所もあるんで、意外とパンク小僧とかも聴けるかも。
因みにその後、メジャーデビューが決定しアルバムも製作しようとしていたらしいが製作中にIllicit Tsuboiが脱退し、製作は頓挫。
それはちょっと惜しいなあ…この二人でもう一枚アルバム作って欲しかったなあ…。
その後、Illicit Tsuboiは皆も知ってるように日本屈指のヒップホップ・エンジニア/リミキサー、あるいはECDの片腕的存在として大活躍。
A.K.Iは騒音性難聴を患い音楽活動を離れ、文筆業中心の活動へ。その後事故に遭ったりしつつ、02年ごろから音楽活動を再開。
山口さよことのユニット活動などを経て今年の2月まさかのセカンドアルバムリリース。
しかしその内容はヤン富田とハロプロ(主にモーニング娘。の新垣 里沙a.k.a「ガキさん」)に傾倒した不思議空間と化している。
そのためこのファーストアルバムを気に入って買い求めるとショックで動けなくなる可能性があります。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)