Reviewer:19th. 7-10 名無しのエリー2008.08.05.
1.蛹 ★★★★
ギタドラのサントラのロングをベースに、ドラムとバイオリンが生音源に差し替えられているパワーアップバージョン。
不気味なピアノから始まり、ベースギターがなったら疾走開始。
その後はめまぐるしく展開が変わる、ドラマティックなヴィジュアル系プログレメタル。
デビュー曲の時点でかなりの衝撃だが、こちらも初対面のときほどではないが、
あさきが作り上げた世界観の完成度に呆然とするしかない。
不気味なピアノから始まり、ベースギターがなったら疾走開始。
その後はめまぐるしく展開が変わる、ドラマティックなヴィジュアル系プログレメタル。
デビュー曲の時点でかなりの衝撃だが、こちらも初対面のときほどではないが、
あさきが作り上げた世界観の完成度に呆然とするしかない。
2.蛍 ★★★
アルバムでは良くある、地味な役割の曲こそこの曲だろう。
ミドルテンポで展開されるこの曲は細かいテクニックを披露してはいるが、少々、地味な展開のため、派手なサウンドを好む人には退屈だろう。
間奏で疾走するが、これは必要なのか?
本人曰く、このアルバムの核らしい。
ミドルテンポで展開されるこの曲は細かいテクニックを披露してはいるが、少々、地味な展開のため、派手なサウンドを好む人には退屈だろう。
間奏で疾走するが、これは必要なのか?
本人曰く、このアルバムの核らしい。
3.幸せを謳う詩 ★★★☆
蛹以上にめまぐるしい展開を見せる、凶暴なキラーチューン。そして、ついに本格的に牙を剥く狂気のあさきワールド。
間奏はギターではなくてバイオリンソロとなっており、これが非常にクサくてよい。
しかし、これが序章だから恐れ入る。歌詞は十分、狂っているが。
さらに言えば、恐ろしいまでにタイトルと歌詞が正反対なのも珍しい。
間奏はギターではなくてバイオリンソロとなっており、これが非常にクサくてよい。
しかし、これが序章だから恐れ入る。歌詞は十分、狂っているが。
さらに言えば、恐ろしいまでにタイトルと歌詞が正反対なのも珍しい。
4.この子の七つのお祝いに ★★★★★
「幸せを謳う詩」の続編。とうとう、主演女優が壊れました。
おぞましいSEと三味線と悲鳴、時々狂気を掛け合わせたギター、這いずり回るようなベース、淡々と、そして狂い出したようなドラム。
全てが主人公の悲劇を上手く表現しており、そこでバイオリンが泣くというあまりにも憎い演出を仕掛けてくる。
これはゲームという枠を外したからできた表現。ヴォーカルも不気味な位に作品にあっているのが怖い。
おぞましいSEと三味線と悲鳴、時々狂気を掛け合わせたギター、這いずり回るようなベース、淡々と、そして狂い出したようなドラム。
全てが主人公の悲劇を上手く表現しており、そこでバイオリンが泣くというあまりにも憎い演出を仕掛けてくる。
これはゲームという枠を外したからできた表現。ヴォーカルも不気味な位に作品にあっているのが怖い。
5.予後の音 ★★
嵐のような狂気の後には湿度が高いバラードが待っていた。
ピアノと弦楽隊、そしてあさきのヴォーカルのみで構成されており、本当に気が滅入る。
間違い無く、悪いことがあった後に聴くと夢見が悪くなる曲。
余談だが、クレジットの漢気ってなんだw
ピアノと弦楽隊、そしてあさきのヴォーカルのみで構成されており、本当に気が滅入る。
間違い無く、悪いことがあった後に聴くと夢見が悪くなる曲。
余談だが、クレジットの漢気ってなんだw
6.月光蝶 ★★★
鬱バラードとは打って変わり、こちらは幻想的なパワメロ。ドラムは元SIAM SHADEの敦士が担当。相変わらずすげぇ。
中盤の笛がより、幻想的な空気を作っており、まるで光の粒が漂う暗闇にいるように錯覚してしまう。
こちらもゲームに入っているある音が入っていないようだが、入れていたら世界観が壊れていただろう。
中盤の笛がより、幻想的な空気を作っており、まるで光の粒が漂う暗闇にいるように錯覚してしまう。
こちらもゲームに入っているある音が入っていないようだが、入れていたら世界観が壊れていただろう。
7.赤い鈴 ★★★☆
ジャジーなピアノとベースが心地よい、シャッフルロック。この曲でも敦士がドラムを叩いている。
そして、いつも通り歌詞が暗くて血なま臭い内容となっている。
ここでもバイオリンがソロパートを担当している。が、これはいらないかな。
そして、いつも通り歌詞が暗くて血なま臭い内容となっている。
ここでもバイオリンがソロパートを担当している。が、これはいらないかな。
8.雫 ★★★★★
疾走する曲の中では唯一、アコースティックギターを使用している楽曲。
ドラム以外は予後の音と同じメンバーが演奏に参加している。漢気は無いw
冬の別れをドラマティックに描いた菓子は正に文学における詩そのもので、改めて、言葉を読むことの楽しさを教えてくれる...かもしれない。
きらめく音と泣ける音が同居すると、ヘタなドラマより心に訴える良例。
ドラム以外は予後の音と同じメンバーが演奏に参加している。漢気は無いw
冬の別れをドラマティックに描いた菓子は正に文学における詩そのもので、改めて、言葉を読むことの楽しさを教えてくれる...かもしれない。
きらめく音と泣ける音が同居すると、ヘタなドラマより心に訴える良例。
9.神曲 ★★★★☆
タイトル曲はなんとプログレッシヴロック。本気で複雑な上に大作。
が、高い完成度を誇るアレンジと展開が時の流れを感じさせない。
そして、まがまがしさで言えば「この子の七つのお祝いに」「幸せを謳う詩」の次に据えてもおかしくないぐらい。変態SEも入っている。
最後のピアノ自重www 怖いって...。
が、高い完成度を誇るアレンジと展開が時の流れを感じさせない。
そして、まがまがしさで言えば「この子の七つのお祝いに」「幸せを謳う詩」の次に据えてもおかしくないぐらい。変態SEも入っている。
最後のピアノ自重www 怖いって...。
10.空澄みの鵯と ★★★☆
最後はようやく、ちょっとだけ明るい歌詞となったあさきオリジナルが登場。
こちらは父親の視点で展開しており、家族の幸せとは何かを描いている。
あさきがこのような曲を作ることは珍しいのだが、呪われそうなトラックがひしめくアルバムから抜け出すにはこういう曲が必要である。
流石にこの曲ではあさきの声が細く聴こえてしまう。
最後ぐらいはゲストヴォーカルを迎えても良かったかもしれない。
こちらは父親の視点で展開しており、家族の幸せとは何かを描いている。
あさきがこのような曲を作ることは珍しいのだが、呪われそうなトラックがひしめくアルバムから抜け出すにはこういう曲が必要である。
流石にこの曲ではあさきの声が細く聴こえてしまう。
最後ぐらいはゲストヴォーカルを迎えても良かったかもしれない。
総評.★★★★
全体的に古い時代に語られた、暗い日本を浮き彫りにした歌詞と音。
これこそがあさきの根底であり、彼自身が愛する世界なのではないだろうか。アルバムを通して聴いて、改めて実感せざるを得ない。
完成度は恐ろしいほど高く、日本語V系とプログレメタルが好きな人は是非とも手を出して欲しいアルバムであることには間違いない。
他の人は...気に入った曲が半数以上あれば買っても良いだろう。
そうでないなら予算を他のアルバムに回した方が良いかもしれない。
これこそがあさきの根底であり、彼自身が愛する世界なのではないだろうか。アルバムを通して聴いて、改めて実感せざるを得ない。
完成度は恐ろしいほど高く、日本語V系とプログレメタルが好きな人は是非とも手を出して欲しいアルバムであることには間違いない。
他の人は...気に入った曲が半数以上あれば買っても良いだろう。
そうでないなら予算を他のアルバムに回した方が良いかもしれない。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)