アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : こるてもにか。

Reviewer:16th. 532-533, 535 名無しのエリー2008.02.04.

1.fantastic fantasy ★★★★
落ち着いたおしゃれな空間が広がる1曲。でもちょっとゴージャスな音。若いカップルのための、夜のディズニーランド的なイメージか。
ささやくようなキュートなボーカルが印象的。
2.そらとぶひかり ★★★★
携帯電話のCMに使われていたみたいだが、全く記憶にない(苦笑)。
タイトルが露骨にcapsuleの『空飛ぶ空中都市計画』を連想させるが、特に関連はなさそう。
曲のテイストも違うし。向こうはハウスだったが、これはキラキラなポップ。そして何と言っても、同じ音の英語と日本語を使った歌詞が独特。
例えば「そらとぶひかり」と「so lot of heat curry」、「ゆめみたいから」=「you make me tight color」。みたいな感じ。
3.Communication ★★★
ロボットの少女のようなクールで無機質(とはいえキュートではある)な1曲。
アルバムのいいアクセント。
4.CLM
インスト。次の曲へのつなぎ。その程度な無難な出来。
5.パーティーキャロネイド ★★
少しクールで、やっぱりキュートな曲でハウス色の強いサウンドが特徴。
特にインパクトのあるフレーズが飛び出してこないのであんまり印象に残らない。
6.Yum yum yummy ★★★★
なんか勘違いされそうだけど、幼い妹がおやつをねだるような、そんな雰囲気。
こんなイメージしか出来ない俺は終わっているのだろうか。まぁいいや。
しかしこの曲を誰に聴かせても、アルバム内では1番キュートな曲であるというのは異論がないはず。
7.アリクイワルツ ★★★
イントロがドラクエIVのトルネコの章のBGMみたい。
普通にかわいいワルツテイストだが、
「わたしいいじょう素敵 女の子なんてどこにも 探してもいない戯言 あなたは知らない」
という歌詞が小悪魔で怖い。
総評.★★★★
"capsule"の中田ヤスタカと、アパレルブランド"Made in COLKINIKHA"のデザイナーでモデルとしても活躍中の酒井景都(かなりかわいい)による
コラボユニット「COLTEMONIKHA」の1stアルバム。
作詞は酒井が担当。そこがcapsuleとの1番の違い。音に関してはcapsuleの「Lounge Designers Killer」を思い浮かべていただくとわかりやすいと思う。
そのため、お洒落なアイテム的な感じでさらっと聴ける。演奏時間も短いし。インテリとしていい感じ。
文句のない出来だが、曲数が少なく演奏時間も短いので非常に物足りない。だから星は4つ。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.4は星評価なし。)

Reviewer:19th. 93-95 名無しのエリー2008.08.13.

1.preparation ★
イントロ。オルゴールを開けた時のような奇麗なメロディが流れ出す。
2.ドミノ ★★★
初っ端から中田ヤスタカ色全開のポップ。
日暮れを想起させる切なさ満点のメロディはMEGや本業capsuleのアルバムに入っていてもおかしくない出来。
ストリングスの音の入れ方とか、アウトロの次曲への繋ぎ方は本当にうまい。しかし歌詞がね…
3.darkness rabbit ★★★★★
前曲からは一転、クラブ調のシンプルな曲。この曲はかなり良い出来だと思う。今アルバムの目玉ではないだろうか。
ただの反復と見せかけて徐々に盛り上げていく展開の仕方、シンプルながら素晴らしいメロディ。
後半に入ってる何かを喋ってる音声(加工されていて何を言ってるのかは不明)もいい感じ。
歌詞も英単語をただ並べただけのものだが、曲の雰囲気に合っていていいと思う。
むしろ普通に歌詞を書くよかこの手法のほうが(ry
4.カニモテルコ ☆
繋ぎ…だけれども…メロディはそこまで悪くないとは思うんだけれども…うん。
これは好き嫌いがはっきり分かれると思う。その理由は実際に聴いてください。俺は…うん。
5.SLEEPING girl ★★★★☆
これはメロディがかなりいい。サビやアウトロの美しさは中田ヤスタカ制作曲の中でも一級品。
しかしよりによって歌詞がね…。メロディだけなら確実に10点なのだけれども。あの最高のサビに「ビビデバビデブー」って歌詞を持ってくるか、っていうね。
6.Scene Killer ★★★
中田ヤスタカの作品の中でも今までにない曲調。結構面白い試みだと思う。
でもそれがクオリティに繋がってるかと言われると正直微妙。特にメロ部分は退屈。
サビは中々感動的なんだけれども。歌詞は日本語なんだけれども珍しくいい出来です。
7.NAMAIKI ★★★★
な、中田ヤスタカなのにベースがブリブリベースじゃなくて普通のベースだ!って言う驚きがまず最初にあります。
メロディーは申し分ないです。切なさがあっていいと思う。でもまたまた歌詞がやっちまった。
「光るイルミネーション 涙で滲む」っていうフレーズは悪くない。むしろ好きなんだ。
でも「生で生きてよ」とか「ナマイキでshow!」とかもうなんていうか言葉が見つからない。
8.NAMAIKI(extended mix)
前曲のロングバージョン。
元バージョンになかったイントロ・間奏の演出は好きですが、基本的に同じ曲なので★評価は割合させていただきます。
アウトロは引き延ばしすぎだと思う。
総評.★★★☆
もう別に説明する必要もない人、中田ヤスタカとファッションモデルアンドデザイナーの酒井景都によるユニットの二枚目。
発売当初はcapsuleスレでの評価は散々だった。でも今はそこまで叩かれてない気も…。
中田ヤスタカの作品の中でもメロ→サビといった流れへの気遣いが顕著に出ている一枚。
良質のポップが少ない曲数の中に揃っている。特に3曲目や5曲目は中田ヤスタカの作曲能力の高さが出ていると思う。
酒井さん自身によるかわいらしいイラストがあしらわれたジャケット&凝ってるパッケージングも個人的には好き。
しかし最大のネックは歌詞。ネット上だけでなく「ミュージックマガジン」誌のレビューでも酷評された。
前作ではそこまで酷い出来ではなかったような気がするが今回は盛大に滑ってる。ここでまず減点。
作詞も中田ヤスタカに任せたほうがいいんでは。でもそれはさすがに酒井さんがかわいそうなので共作にして欲しい。
ついでに言うと前作収録の傑作「そらとぶひかり」を超える曲が個人的になかったので、そういう意味でも減点して、最終的にこの点数。
曲は酒井さんと組むとなかなかいいものが出来あがるし、怖いもの見たさで歌詞がどうなるか楽しみなので3作目が聴きたい。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.8は星評価なし。)