アルバム全曲レビュー * コンピレーション : とらんす。

Reviewer:19th. 347-350 名無しのエリー2008.08.29.

1.Lapis Lazuli(cosmonova Remix)(「夜明け前より瑠璃色な」O.S.T.) ★★★☆
エロゲ主題歌をダッチトランス(エピックトランス?)にリミックス。改めて、エロゲ曲っていい曲とそうでないのにクッキリと分かれると実感。
ストリングスについては賛否が分かれそうな気がする。
個人的にはあまり必要ないかな、と思ってる。絡みが良ければいいかな。
2.METEOR(Original Mix)(COSMO NOVA) ★★★
トランスにティンパニーはあまり無い組み合わせなんで、ビックリした。そのティンパニーを使うことで、楽曲のスケールを広げることに成功している。
ただ、ちょっと出しすぎなところがあるから、ちょっと自重した方がいいかな。
個人的には天体観測中に超新星を見つけたようなイメージ。
3.STAY for FREEDOM(Original Mix)(HEAVENS WiRE) ★★
歌モノトランスとしてはオードソックス。これを聴くなら最後のトラックを聴け。
ダンストラックにした事により、曲のメッセージ性が薄れているような気がする。
ノリが良いから、余計にそこが...ね。
4.Gabba-Bond(4SKIPS vs BIG KISS Remix)(teranoid & MC Natsack) ★★★★
トランスコンピの中にガバが紛れ込んでいたようです。ただ、キックはトランスで使われているような鋭い感じがしたかな。
MC Natsackの攻撃的なフローがリズムのアクセントになって、カッコイイ。
5.STARGATE(Original Mix)(COSMO NOVA) ★★★
再びダッチトランス。
タダでさえダンスシーンではクサいダッチトランス。そこにストリングスやクワイアを入れて御覧なさい。本気でクサいぞw
もう、とにかくクサいメロディと音が満載。クサすぎて星が見えちゃうくらい。
トランスで浸りたい人は大音量でどうぞ。
6.Secret Pray(COSMO NOVA vs. HEAVENS WiRE RMX)(HEAVENS WiRE) ★☆
一瞬、倖田來未の「Butterfly」かと思ったw 孫くらい、メロディが似てた。
ここでもストリングスが使われており、壮大なトランスとなっている。が、この曲に関して言えばストリングスは要らないんじゃないか?
純粋にトランス音源だけでカッコいいんだけど、なんだか余計なクサみが出てる。
7.D.O.U.B.T!!! ~愛の駆引きはダ☆ウ☆ト~(kors k vs. OMEGA FORCE Remix)(4 Skips vs. Floorbreaker) ★★★
まさかのハピコア。
例えポップでも、ハピコアって時点で拒否反応を起こす人が多そうだが、
ちゃんとトランス要素はあるので、正確にはトランスコアをフィーチャーしたハッピーハードコアといったところか。
曲名に目を瞑ればフロア向けアレンジとしては十分に成立しているし、ノリも良い。
8.ATMOSPHERE(Director's Cut)(COSMO NOVA) ★★★☆
スペースシャトルコロンビア、STS-107。
帰還途中だった2003年2月1日、燃料タンクから脱落した断熱材が主翼の損傷を与えたことが原因となり、
大気圏突入時の熱に耐えられずに空中分解を起こし、7人の宇宙飛行士の命が失われた。
この曲は米国の夢を背負ったが、悲しみを背負って旅立った宇宙飛行士たちに捧げるとコメントされており、冒頭で彼らの追悼を表していると思われる。
終始、物悲しいストリングスがトランスを支配しているため、この曲がかかると、どうしてもモノクロの世界になってしまう。
9.Lapis Lazuli(Solar eclipse version)(「夜明け前より瑠璃色な」O.S.T.) ★★☆
とうとう生ギターと生バイオリンを導入したロックアレンジ。トランスもいいけど、バンドアレンジも悪くは無い。
が、このアレンジでこのヴォーカルはちょっとパンチ不足かなぁ。ヴォーカルのミックスが若干、抑えてあるせいかもしれない。
10.STAY for FREEDOM(911 RMX)(HEAVENS WiRE) ★★★★★
911事件に触発されたと思われるリミックス。
ピアノ主体のバラードにリメイクされたことで、ようやくメロディと歌詞が息を吹き返す。
若干、ヴォーカルの線が細く思えるが、曲に合っているからこれはアリかな。
実はこれ、初めて聴いたときは迂闊にも泣いてしまった...。
総評.★★★☆(トランス嫌い:☆,エイベックストランス好き:★★★(★))
HEAVENS WiRE a.k.a. COSMO NOVAによるコンピレーションアルバム。
トランスが中心なので、トランス等の四つ打ちクラブサウンドが苦手な人には勧められないが、
クサいアレンジやメロディが潜んであるので、メロディ重視の人は試聴してから聴いてみてから購入を検討することをオススメする。
ただし、シンフォニック要素があるので、完全なクラブ向けというわけではない。
よって、踊ることを目的としてる人にはやや相性が悪いアルバムでもある。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:17th. 125-129 名無しのエリー2008.02.28.

1.もってけ!セーラー服(KNEE SOCKS) ★★★★
「らき☆すた」のオープニングをトランスミックスでカバー。
最初のセリフは、強引に音符を当てて初音に言わせたような感じに加工されている。でも、正直そこのセリフは要らなかった感じがする。
特徴の駆け上って、駆け下りるバックのメロディも健在で、個人的には楽しめた。
2.ハレ晴レユカイ(Ma15) ★★★★
原曲は「涼宮ハルヒの憂鬱」エンディング。
割と原曲をそのまま音だけトランス風に変えたような印象。これもそれほど悪くない。
3.創聖のアクエリオン(chum) ★
「一万年と二千年前から~」でおなじみの曲のトランスカバー。
全体的に歌に被さるノイズっぽい音が邪魔。ラジオが混線しているような状態で結構耳障りだった。
1番Aメロや♪君が繰り返し大人になって~ からのくだりの辺りでそれを強く感じた。
4.God knows...(KEIKO) ★★
原曲は「涼宮ハルヒの憂鬱」挿入歌。
元はバンドサウンドだったが、それをトランスに音を変え、それにさらに音を足したような印象。
決して悪くはないんだけど、元に比べると歌声にもバックの音にも迫力がなくなってる。
そして何処となく間延びしているような感じを受けた。
5.Butter-fly(NINE) ★★★
元は「デジモンアドベンチャー」オープニング。
ここまでで初の男性ボーカル。いまいち捕らえ所のない印象。これと言って目立って良い所も悪い所もなく。
元の曲を知らないので、元がそうなのかもしれないが、歌がいまいちパワー不足な印象は受けた。
6.緋色の空(chum) ★★★★★
原曲は「灼眼のシャナ」オープニングテーマ。
前のいまいちな印象を吹き飛ばす突き抜けた歌いだしで始まる曲。
曲の中でのメリハリもしっかり効いていて、聴いてて退屈しなかった。
7.晴れてハレルヤ(KEIKO) ★★
原曲は「魔方陣グルグル」のオープニングテーマ。
この曲も結構バックの起伏はハッキリしていて、退屈はしない。
こういう早口な曲でここまで歌声にエフェクト掛けると歌詞が全く聞き取れない。
8.ETERNAL BLAZE(chum) ★★
元は「魔法少女リリカルなのはA's」オープニング。
これは結構な失敗な印象。元の曲の透明感とか、スピーディさが全く残っていない。で、それを上回る長所、というか特徴もとくにつけられてない。
更に歌も圧倒的に力不足。
9.夢想歌(chum) ★★★
元は「うたわれるもの」オープニングテーマ。
これもそれほど印象のない感じの曲。
10.ゆずれない願い(YURiE) ★★★★
「魔法騎士レイアース」オープニングが原曲。
ここまで甲高い歌声が続いていたが、この人は割りと落ち着いた歌声。結構安心して聴けるし、バックもその歌声を邪魔していない。
ここまでの流れでの箸休めのような感じで、ちょうどいい所に置かれたと思う。
11.Re-Sublimity(chum) ★★
元は「神無月の巫女」オープニングテーマ。
なんか歌声が常になにかに急かされている様な印象。前の曲での少し落ち着いた感じを一気に引き戻された。
なんか聴いてて疲れてくる。
12.ひぐらしのなく頃に(chum) ★
TVアニメ「ひぐらしのなく頃に」オープニングが原曲。
この手の曲になると、もろに歌唱力のなさが響いてくる。元の曲の重苦しさや、独特の雰囲気は無くされて、かなり軽くなっている。
せめて10曲目の人に歌ってもらえればもう少し変わったか?
13.最強×○伝説(Ma15) ★★
「すもももももも」オープニング曲が原曲。
サビの掛け声や、間奏のメロディは割りと原曲に忠実。ただ、歌のパートが妙に間延びしている印象。
14.DANZEN!ふたりはプリキュア(YURiE) ★★
元は曲名通り「ふたりはプリキュア」オープニング。
もとが女児向けアニメの主題歌だからか、妙なキャッチーさはある。
だが、あんまり何回も繰り返して聴こうとは思えない曲。
15.宇宙で恋は☆るるんルーン(Ma15) ★★★★
「ギャラクシーエンジェる~ん」オープニングのアレンジカバー。
そこまで起伏があるわけでもないが、結構Aメロ、Bメロ、サビでの変化が分かり易い。だんだんと音が増えていくアレンジもいいと思った。
あんまりな曲が続いた影響もあるかもしれないが、結構いいアレンジに聴こえる。
16.プラチナ(chum) ★★★★★
原曲は「カードキャプターさくら」のオープニング。
この曲は結構アレンジ、歌、メロディが見事に溶け合っている。
17.Feelomg Heart(KEIKO) ★★★
元は「TO HEART」テーマソング。
決して悪くは無い曲なのだが、結構曲順で損している感じ。この曲順だとやっぱり前の曲に負けてる感じがある。
多分12,13,14曲目辺りに入ってたら、もっと評価は高くつけていたような気がする。
18.聖少女領域(KONEKO PROJECT) ★★★★
元は「ローゼンメイデン・トロイメント」の主題歌。
このアルバムでは唯一のインスト。多分歌を入れたら12曲目と同じような悲惨な状況になりそうなので、この判断は正解。
19.真っ赤な誓い(NINE) ★★★★★
「武装錬金」のオープニングが原曲。
前のインストでいい雰囲気になったとこで「Oh・・・Oh・・」と入ってくる。
その瞬間に少しずっこけたが、この曲もアレンジ、メロディ、そして歌が一体になっている。
5曲目では、歌に迫力が無いような気がしたが、こちらではそんなことも全く感じなかった。
20.アンインストール(YURiE) ★★★★★
元は「ぼくらの」オープニングテーマ。
1曲目~19曲目まではノンストップで来たが、この曲の入りで一旦ブレイクが入る。
この曲もなかなか良いアレンジが施されている。
アレンジは全く元の曲の雰囲気は持っていないが、この曲は上手く新しいアレンジと元の曲のメロディが溶け合っている感じ。
16~この曲までは、なかなかにクオリティも高めにまとまっている。
総評.★★★★
アニソンをカバー、さらにトランスでノンストップミックスしたというアルバム。
そんなアルバムを、アニメはたまにニコニコで見る程度、トランスはCyberTrance presentsのやつ(ayu trance等)を時々聞く程度の自分がレビュー。
全体的に見ると、見事にクオリティの差がはっきりしている。
前半の方はアレンジと元のメロディがあまり調和させられてない印象の曲が多かったが、16曲目以降は全くそんな印象を持たなかった。
リミキサーの成長を見守るアルバムみたいだったかもしれない。
結構、歌い手の歌唱力のなさは目立つ。
初音ミクでも使ったか、そこいらの15,16の女の子を捕まえて歌わせたような歌唱力に聞こえる。
自分の場合だと、原曲を知っている曲が半分も無かった上、そこまで思い入れも無かったので楽しめたが、
原曲に強く思い入れのある人だとこのアルバムは絶対拒絶するかもしれない。
結構中途半端に原曲のフレーズが入ってたり、原曲が歌メロ以外無残になっていたりするので。
(★5個が満点。)