アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : こんちねんたる・ぶれっくふぁーすと。

Reviewer:11th. 539-540 名無しのエリー2006.02.12.

1.BLUE ★★☆
2ndシングル。アップテンポの比較的ハードめな歌謡ロック。当時ラジオでヘヴィーローテされていただけあって、そこそこキャッチーな佳曲。
ドラムの後ろでポコポコとパーカッションが鳴り続けていて微妙にシュール。
2.メロディー ★
バラード。全体的にフックに乏しい曲で、山村彰のメリハリのないヴォーカルのせいで情感重視の曲調が更に台無しになっている。
その上サビの単調なメロディで印象がもっと暴落。
3.小さな世界 ★★★
1stシングル。泣きのリードギターが印象的な、ほのかに悲しげな曲。
なかなかメロディアスな良い曲だが、ここでもヴォーカルの貧弱さが足を大きく引っ張っている。
けったいなサビメロは好みが分かれそう。
4.誰かの嘘と自己満足 ★☆
デジロック。キーボードが素人のDTMみたいで非常に安っぽい…。
サビはちょっとかっこいいのだが、曲全体としてはアマチュア級。
5.Our World ★☆
再びバラード。ストリングス風のキーボードを主体にした曲。
とりあえず曲そのものは没個性ながら普通に聴ける出来だが、
やはりキーボードのチープな音色やヴォーカルが曲の良さを激減させている。
6.止まることのない時の中で ★★★☆
メロディアスハード調。静かなヴァースから分厚いパワーコードによるヘヴィな展開にシフトしていく。
個人的にこのアルバムの中では一番聴ける曲。イントロの透明なキーボードと今にも事切れそうな音色のギターがウマい。
しかしこういう曲調ではやっぱりヴォーカルが…。
7.MAKE A DISCOVERY ★★★☆
身も蓋もない言い方だが、そのまんまスピッツとかミスチルなポップス。
この曲もどちらかと言うとしっとり聴かせるタイプだが、珍しくヴォーカルが上手く噛み合っていて違和感無く楽しめる。
8.Junk, Trip, Dance ★★★
ヘヴィロック。だがヴァースだけ何故かレゲエ調に。
間奏やアウトロのドラムスのアレンジが微妙に素人臭いのがあれだがなかなか悪くないんじゃなかろうか。
とはいえヘヴィロックとしては凡作レベルだが。
9.FIND OUT ★
DEEP PURPLEを少なからず意識したと思われる曲だが、作曲センスが素人臭い。
10.カッコよく行こう ★★
TOKIOみたいなベッタベタなアイドル調ポップロック。
自分には全然受け付けないが、ああいうノリが性に合う人には良い曲なのかも。
総評.★★☆
90年代後半に活躍していたロックバンドの唯一のフルアルバム。
帯叩きではミクスチャーロックと銘打たれているが、雑食的な要素はせいぜい軽い味付け程度で特に何のことはない普通の歌謡ロック。
良い曲もちょこちょこと入ってはいるのだが、チープな音に走りがちなキーボードや微妙に音痴なヴォーカルのせいもあって
全体的にインディーズレベルのしょっぱい出来という印象を受ける。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)