Reviewer:20th. 329-332 名無しのエリー2009.01.05.
1.DAMNED ★★★
SE後に突如として降り注ぐ重いリフの行進。
その上に歪んだようなV系ヴォーカルがけだるくのしかかるという、通常のV系バンドとは明らかに毛色が違うモダンヘヴィネス。
メロディも陰湿なので、こりゃ、普通にメタルバンドって名乗っていいんじゃないの?
その上に歪んだようなV系ヴォーカルがけだるくのしかかるという、通常のV系バンドとは明らかに毛色が違うモダンヘヴィネス。
メロディも陰湿なので、こりゃ、普通にメタルバンドって名乗っていいんじゃないの?
2.TRICKSTeR ★★★☆
音こそメタルというよりはハードロックだが、アプローチは思いっきりメタル。
一曲目ではけだるかったヴォーカルが突如、息を吹き返したかのように力強く歌い上げる。V系の中では割と上手い方ではないだろうか。
と、思いきや突如グロウルが飛んできた! Dirの京みたいな凶暴さはないが冷酷さが出ていて、これはこれでありかなと思う。
演奏はちょっと無難に思えるから、もうちょっと暴走してもいいかなと思う。
メロはまぁ、この曲のように若干ポップな方がヴォーカルにはあってるだろうな。
一曲目ではけだるかったヴォーカルが突如、息を吹き返したかのように力強く歌い上げる。V系の中では割と上手い方ではないだろうか。
と、思いきや突如グロウルが飛んできた! Dirの京みたいな凶暴さはないが冷酷さが出ていて、これはこれでありかなと思う。
演奏はちょっと無難に思えるから、もうちょっと暴走してもいいかなと思う。
メロはまぁ、この曲のように若干ポップな方がヴォーカルにはあってるだろうな。
3.MIRROR ★★★
インダストリアルアプローチを試みた、四つ打ちをベースにしたハードチューン。
メロディこそポップだが、どこか音が邪悪(ヴォーカル含む)。
低音ヴォイスも使われているが、これを聴くとグロウルをしたい衝動を必死で抑えてるように聞こえるのだが、これは自分だけだろうか。
(※やっぱり、最後はグロウル使ってきましたw) それにしてもこの演奏陣、無難な演奏しかしてこない。
メロディこそポップだが、どこか音が邪悪(ヴォーカル含む)。
低音ヴォイスも使われているが、これを聴くとグロウルをしたい衝動を必死で抑えてるように聞こえるのだが、これは自分だけだろうか。
(※やっぱり、最後はグロウル使ってきましたw) それにしてもこの演奏陣、無難な演奏しかしてこない。
4.SIXty∞NINe ★★★★
ちょっと待て! ドラムがまんま、Malyrin Mansonの「The Beautiful People」なんだけど!? シンセの使い方や歌い方もソレっぽいし。
歌詞はマンソンのソレとは違うが、ゴシックとエロスを上手く取り入れている。てことで、またしても邪気満載のインダストリアルヘヴィネス。
オリジナルほどではないが、邪悪なシャウトと官能的なヴォーカルの対比が上手い具合にメロディの美醜を引き出しているのは上手いと思う。
歌詞はマンソンのソレとは違うが、ゴシックとエロスを上手く取り入れている。てことで、またしても邪気満載のインダストリアルヘヴィネス。
オリジナルほどではないが、邪悪なシャウトと官能的なヴォーカルの対比が上手い具合にメロディの美醜を引き出しているのは上手いと思う。
5.凍える夜に咲いた花 ★★★☆
トランシーなシンセが特徴的な8thシングル曲。
四つ打ちロックの中ではメロディの(良い意味での)クサみが出ており、前作のダーク具合が嘘のようにポップ化している。
(それでも邪悪さが抜け切れていないのがらしいのだが)
自分達が本来、目指したい方向とポップ性を両立させたのはエライ。ある意味、教科書的な一曲。
四つ打ちロックの中ではメロディの(良い意味での)クサみが出ており、前作のダーク具合が嘘のようにポップ化している。
(それでも邪悪さが抜け切れていないのがらしいのだが)
自分達が本来、目指したい方向とポップ性を両立させたのはエライ。ある意味、教科書的な一曲。
6.SCREEN ★★☆
アンビエント調の打ち込みとピアノによるインストで始まるバラード。
気だるいヴォーカルが似合っている思ったらいつものハードな演奏部隊が乱入。多少埋もれがちになるのが気になるが、張るところは張っているから良し。
ただ、この曲についてはギターは控えめにし、邪悪な声は使わん方がよいかも知れん。
せっかくのエモバラードが邪神降臨の前奏曲になりかけている。
気だるいヴォーカルが似合っている思ったらいつものハードな演奏部隊が乱入。多少埋もれがちになるのが気になるが、張るところは張っているから良し。
ただ、この曲についてはギターは控えめにし、邪悪な声は使わん方がよいかも知れん。
せっかくのエモバラードが邪神降臨の前奏曲になりかけている。
7.Lost Scene ★★★☆
ようやく、バンドというかヴォーカルが得意そうな邪悪なゴシックメタルが登場。
不安定な電子ピアノが不気味さを際立たせ、邪悪な音声と演奏がさらにゴシック特有のおどろおどろしさを引き立てている。
で、活き活きとグロウルを叫んでるヴォーカルが非常に気持ち良い曲。
タイトなドラムも悪くないが、もうちょっと派手にしてもよかったんじゃ?
不安定な電子ピアノが不気味さを際立たせ、邪悪な音声と演奏がさらにゴシック特有のおどろおどろしさを引き立てている。
で、活き活きとグロウルを叫んでるヴォーカルが非常に気持ち良い曲。
タイトなドラムも悪くないが、もうちょっと派手にしてもよかったんじゃ?
8.Hollow ★★★
珍しく疾走メインのヘヴィネス。
低音はしっかりとした歌唱を見せ付けるが、高音に入ろうとすると、途端にデスるのはマンソンに似てるなぁ、オイ。
曲はまぁ、割りとクールで無愛想な印象。普通の人にはあまり歓迎されない。
デス声が平気で、ミッシェルガンエレファントやBLANKY JET CITY好きにはオススメ。
低音はしっかりとした歌唱を見せ付けるが、高音に入ろうとすると、途端にデスるのはマンソンに似てるなぁ、オイ。
曲はまぁ、割りとクールで無愛想な印象。普通の人にはあまり歓迎されない。
デス声が平気で、ミッシェルガンエレファントやBLANKY JET CITY好きにはオススメ。
9.Closer to ideal ★★★
リズミカルなギターが特徴的なデジタルミクスチャーロック。珍しくウィスパーが邪悪じゃないw
どことなく、Dope HEADzを連想させるような楽曲。とはいってもヴォーカルの純粋さはDopeの方が上で、こちらは邪悪な成分がタップリだもんなぁ。
多分、Dopeやhide在籍時のZilchが好きな人には良いトラックに聞こえるかな。
どことなく、Dope HEADzを連想させるような楽曲。とはいってもヴォーカルの純粋さはDopeの方が上で、こちらは邪悪な成分がタップリだもんなぁ。
多分、Dopeやhide在籍時のZilchが好きな人には良いトラックに聞こえるかな。
10.Angeldust ★★★★
浮遊感タップリのシンセを使用したヘヴィ・ロック。
邪悪な歌声とグロウルでサビ以外を動き回り、サビでは美しいメロを響かせる。シンセの音色もあり、なんだかドラッギーなトラックだと思う。
ポップさを増したKornみたいな曲といえば洋楽ファンにはピンと来るかも。
邪悪な歌声とグロウルでサビ以外を動き回り、サビでは美しいメロを響かせる。シンセの音色もあり、なんだかドラッギーなトラックだと思う。
ポップさを増したKornみたいな曲といえば洋楽ファンにはピンと来るかも。
11.Squall ★★★★☆
「一体何があったんだ!?」ってくらいにポップになっている9thシングル。
これまで数パーセントでも含まれていた邪悪な要素は一切排除されており、彼らにしては珍しいポップロックを展開している。
その代わり、ちゃんとエモ要素をしっかりとメロディに残しており、シンセストリングスをここぞとばかりに上手く使っているのは見事。
これまで数パーセントでも含まれていた邪悪な要素は一切排除されており、彼らにしては珍しいポップロックを展開している。
その代わり、ちゃんとエモ要素をしっかりとメロディに残しており、シンセストリングスをここぞとばかりに上手く使っているのは見事。
12.Kaleidoscope ★★★★
最後に登場するは、ここぞとばかりに用意してきた壮大なメロのバラード。それにふさわしい重さを兼ね備えた、良質な楽曲と言える。
救いが見えかけたかのように優しい光を提示してるかのようなコーラスが美しく、まるで、朝の日光が零れ落ちる遺跡のような楽曲である。
あえてシンセを使わなかったのが功を奏し、説得力を持たせている。
救いが見えかけたかのように優しい光を提示してるかのようなコーラスが美しく、まるで、朝の日光が零れ落ちる遺跡のような楽曲である。
あえてシンセを使わなかったのが功を奏し、説得力を持たせている。
総評.★★★☆
メジャー2枚目のアルバム。
前作の邪悪さの割合は減ったものの、その分良い意味でのポップ性が出てきており、オリジナリティーが伸びてきたように思える。
他の売れ線バンドとは違い、V系ではあるが、
艶のあるクリーンヴォイスと人の悪さを抱え込んだかのようなグロウルを使い分けるヴォーカルは彼らの個性と言っても過言ではないだろう。
このアルバムの欠点はなんといっても低音パートのミキシングに尽きるだろう。
特にドラムは他パート以上に奥に引っ込んでおり、せっかくの演奏が目立たないし、低音も弱くなってしまっているのが非常に悔やまれる。
ベースもベースで弱いと思える部分があるので、もうちょっと強めでもよかったかも。
楽曲自体は悪くないので、今後はさらに個性を強めながらも弱点を補強して欲しい。
前作の邪悪さの割合は減ったものの、その分良い意味でのポップ性が出てきており、オリジナリティーが伸びてきたように思える。
他の売れ線バンドとは違い、V系ではあるが、
艶のあるクリーンヴォイスと人の悪さを抱え込んだかのようなグロウルを使い分けるヴォーカルは彼らの個性と言っても過言ではないだろう。
このアルバムの欠点はなんといっても低音パートのミキシングに尽きるだろう。
特にドラムは他パート以上に奥に引っ込んでおり、せっかくの演奏が目立たないし、低音も弱くなってしまっているのが非常に悔やまれる。
ベースもベースで弱いと思える部分があるので、もうちょっと強めでもよかったかも。
楽曲自体は悪くないので、今後はさらに個性を強めながらも弱点を補強して欲しい。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)