アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : でぃる・あん・ぐれい。

Reviewer:4th. 606 名無しのエリー2003.03.10.

1.GAUZE -mode of adam- オープニングのインスト。いきなり激しくなる部分がカコイイ。
2.Schweinの椅子 ★★★ ギターリフとシャウトがカコイイ、オープニングに相応しいスピードナンバー。
3.ゆらめき ★★★ いかにもヴィジュアル系のメロディアスソング。歌詞も厨房。
4.raison detre ★★★ マイナー調で楽器隊が面白いアプローチの曲。個人的には結構好き。
5.304号室、白死の桜 ★★★★ 圧倒的な曲の世界観に引き込まれる。完成度高し。
6.Cage ★★★ メロディの流れは逸品。いかにもな歌だが偏見を抜いて聴こう。
7.蜜と唾(つみとばつ) ★★ ウケ狙った?
8.mazohyst of decadance ★ タルイだけ。
9.予感 ★★★ 非常にポップでさわやかな曲。跳ねるような縦ノリ。本当にコイツラが作ったのかと。
10.MASK ★★★ SKAっぽい。歌声が和田アキコみたい。でもいい感じ。
11.残 -zan- ★ 聴いてて笑い堪えるの必死。間奏はカコイイ。
12.アクロの丘 ★★★ アルバムを締め括る名バラード。広がりのある感じが気持ちいい。ただ長すぎ。
13.GAUZE -mode of eve- エンディングのインスト。12トラック目にほとんど入ってるからこのトラックは無意味。
総評.★★★
何だかんだ言ってお手本通りのヴィジュアル系のアルバムとしては完成度が高い方だと思う。ボーカルのシャウトに耐え得るならかなり聴ける。
メロディアスな曲も多く、アルバムのバランスも悪くない。
(★5個が満点。tr.1,13は星評価なし。)

Reviewer:10th. 177-179 名無しのエリー2005.06.26.

1.GAUZE -mode of adam- 歌無し。楽器のみの短い曲。よってコメントなし。
2.Schweinの椅子 ★★★☆ 激しくも爽快なロック。
3.ゆらめき ★★★★ シングル曲なせいか、ポップ。聴きやすい。歌詞は京(Vocal)にしては珍しく純愛。
4.raison detre ★★★ 可もなく不可もない。あまりパッとしない。
5.304号室、白死の桜 ★★★★ 不治の病で入院して、やがては亡くなるという様子を歌っている。悲しいけど美しい曲。
6.Cage ★★★☆ 曲自体はキャッチー。歌詞が…まさにSMプレイを言っている(笑)
7.蜜と唾 ★★★★★
かっこいい。京のシャウトが良い。タイトルはこの表記で「つみとばつ」と読む。ただ、歌詞が本当にエロいので、V系聴き慣れてない人には刺激が強いかも。
8.Mazohyst of decadence ★★ あまり好まない。中絶を歌った曲。
9.予感 ★★★ この中では数少ない、一般受けしそうなメロディアスな曲。
10.MASK ★★★★ 京のヘンな声とかが、イッちゃってる感があり、良い。曲もかっこいい。
11.残-ZAN- ★★★★
デスメタルなサウンドに、連続するシャウトやら、笑い声やらで、狂気を感じる曲。しかし、そこがディルの魅力であり、この曲はまさにディル得意分野。
12.アクロの丘 ★★★★★ 壮大なバラード。美しい。歌詞の意味としては、5曲目の続編であり、亡くなった人を偲ぶ思いが表れている。泣ける。
13.GAUZE -mode of eve- 1曲目と同様、歌のない演奏のみの曲。
総評.★★★★
最初から飛ばしてるから、後半まで聴いてられるかなと一瞬思うけど、
11のような激しくグロい曲、12のような美しいバラードといった感じで多様なので、飽きないアルバムである。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.1,13は星評価なし。)

Reviewer:3rd. 703, 723 名無しのエリー2002.11.20.

1.Deity ★★★ インスト扱いのような曲。パワーがありアルバムの攻撃性を主張しているようなオープニング。
2.脈 ★★★ 変拍子と激しい演奏、サビで一転してメロディアスに。個人的には好きな曲。
3.理由 ★★★★ 歌詞はアレだけど、普通にいい曲。優しいメロディが印象的。
4.egnirys cimredopyh+an injection ★★★ ベースラインが印象的。何故かラップもあり。
5.Hydra ★★ CDで聴くとただのタルイ曲。飛ばしたくなる。
6.蛍火 ★★★★★ (・∀・)イイ!トラディショナルな雰囲気とドラマチックな展開がシビれる。
7.【KR】cube ★★★ リフのギターは逸品。曲自体もキャッチーだけどサビの印象が物足りない。
8.Berry ★★★ アメリカンっぽさをうまく彼ららしさに昇華した曲。
9.MACABRE -揚羽ノ羽ノ夢ハ蛹- ★ 長すぎ!メロディはいい感じだが、長い曲なら聴いてて飽きさせないようにするべき。この曲にはそれがない。
10.audrey ★★ シンプルで良い曲だが印象に残りにくい。
11.羅刹国 ★★★ ライブでお馴染みの強烈に早いナンバー。ドラムがスゴイ。聴いてて爽快。
12.ザクロ ★★★ 曲の構成はいいと思う。歌詞にのめり込まないとタルイかも。
13.太陽の碧 ★★★★ 歌詞がすごく普通。普通にいいバラード。
総評.★★★★
何だかんだ言って完成度は高い。
前作のアルバムはヴィジュアル系のイメージを凝縮したような作りだったがこのアルバムはよりサウンドが攻撃的でスタイリッシュ。一枚のまとまりも良い。
「いかにもヴィジュアル系」といった曲が並ぶが、これ以上の完成度のヴィジュアル系アルバムは最近でもお目にかかれないくらいだと思う。
歌詞の安直なグロさとかはどうにかして欲しい。馬鹿にされるよ。
(★5個が満点。)

Reviewer:5th. 321 名無しのエリー2003.08.25.

1.Mr.NEWSMAN ★★★★ このアルバムの中で唯一メロディアスな曲。
2.Ugly ★★★ リフメインな曲。ラスト、テンポアップするところは盛り上がる。ただ初めて聴くと印象薄めな曲だろう。
3.HADES ★★ サビの前のアラビアンなフレーズが印象的といったところか。
4.umbrella ★★★★ メロのラップ調の部分は・・・といった感じだが、サビが最強。特にラストのテンポアップする部分は爽快。
5.children ★★★ リアレンジ曲。ヘヴィ&ファンキーな感じ。
6.秒「」深 ★★★ これもリアレンジ曲。ただ原曲は5年前のインディーズのCDに入っており、違いは明らか。スラッシュメタル系かな?
総評.★★★
全部ヘヴィな曲のみのミニアルバム。初心者は、彼らの印象は変わるだろうがとっつきにくいはず。
(★5個が満点。)

Reviewer:5th. 568 名無しのエリー2003.09.19.

1.audience KILLER LOOP ★★ 破壊的なイントロとは裏腹にバラード。最近のDirらしい和風ヘヴィロック。
2.The IIID EMPIRE ★★★☆ ラップ中心のミクスチャーメタル。
3.INCREASE BLUE ★★★ 清春リスペクトが前面に押し出ているヘヴィなパンクナンバー。
4.蝕紅 ★★★ 咆哮混じりのダークなスローナンバー。サビはバラード調。
5.砂上の唄 ★★★★★ コード弾き中心のメロディアスな曲。初期っぽいサウンドを現在のDirのグルーヴで仕上げた感じ。
6.RED...[em] ★☆ NIRVANAのSmells~みたいなリフがあるミドルナンバー。個人的にはあまり印象に残らん。
7.明日無き幸福、呼笑亡き明日 ★★★ シャッフルの軽快なロックンロール。途中シャウトを捻じ込んでくる辺りがDirらしい。
8.MARMALADE CHAINSOW ★★★★ 疾走するロックナンバー。ストレートな曲調だが様々な展開が入り乱れる。
9.かすみ ★★☆ シングル。3連ビートのバラード。
10.я TO THE CORE ★★ うめきまくる攻撃的なハードコアナンバー。短い。
11.DRAIN AWAY ★★★☆ シングル。ミドルテンポの歌謡ロック。サビの最後のラップっぽいパートが独特。
12.NEW AGE CULTURE ★★☆ 2ビートで疾走するハードコアナンバー。最後の唐突なSEがシュール。
13.OBSCURE ★★★☆ 爆走したりノイジーになったりメロディックになったり展開が忙しない。
14.CHILD PREY ★★★★★ シングル。SLIPKNOT+メロコアといった趣の強力なミクスチャーハードコア。
15.AMBER ★★★ ゆったりしたミドルバラード。
総評.★★★★
更にNU-METAL化が進行したアルバム。
神盤だった「鬼葬」に比べ曲の多彩さや和風テイストがやや減退しているが、反面複雑な展開をする曲が増えこれはこれでなかなか聴き応えがある。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:9th. 746 名無しのエリー2005.04.24.

1.Merciless Cult ★★★ お得意パターン全開
2.C ★★★★ メロの突き抜け具合はいいが歌詞があっていない
3.朔 ★★★(シングルは4.5点) 音がこもっている
4.孤独に死す、故に孤独。 ★★★☆ メロが弱い
5.愛しさは腐敗につき ★★★★★ 2ndに入っていてもおかしくない曲
6.GARBAGE ★★★ 洋楽を意識していた前作の雰囲気が残る
7.Jesus Christ R'n R ★★ 同上
8.Machiavellism ★★★☆ 展開がいままでにない
9.dead tree ★★★ 強引な展開がメロの良さを殺している
10.THE FINAL ★★★ 可もなく不可もないシングル
11.Beautiful Dirt ★★☆ 声色が多彩でおもしろい
12.Spilled Milk ★★ 地味で印象が薄い。M-11と近い
13.悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱 ★★★ 平凡なバラードだが歌い方でいい雰囲気が出ている
14.鼓動 ★★ 序盤はいいがサビが既聴感のあるメロで台無し
総評.★★★★
Dir最高傑作といわれた前作(VULGAR)を軽く超えている印象を受けた。8曲目までは曲の流れも含めいいのでランダム再生せずに聴くべし。
前作よりもメロを重視しており、聴きやすいがシャウトも多発しており初心者向けではない。
和製ハードロックとしては及第点か。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:10th. 364-365 名無しのエリー2005.07.14.

1.Merciless Cult ★★
前作の作風を受け継ぐフラッシーなニューメタル。洋楽コピーみたいな曲。オープニングとしては悪くない。
2.C ★★★★☆
"秒「」深"をメロディアスにしたような2ビートの爆走曲。ヴァースが京好きにはたまらないかも。
3.朔 ★★★★
シングル。
デス声→キャッチーなサビという手法はもはや手垢がつきまくっている感じは否めないが
"脈"でやりたかった路線にようやく作曲力が追いついた感じ。ブルータリティ満載のメタルコア。
4.孤独に死す、故に孤独。 ★★
「鬼葬」路線の曲。呪術的な単音弾きとぶっといヘヴィリフが交互に攻めてくる。
5.愛しさは腐敗につき ★★★
これも「MACABRE」「鬼葬」の頃の雰囲気が残る曲。静かで退廃的なミディアムバラード。
6.Jesus Christ R'n R ★★★★
ミクスチャー? いつになくルーズで軽快なギターが特徴的。若干RATM分も入っているかも。
7.GARBAGE ★☆
"The Domestic Fucker Family"の焼き直しみたいなピリピリしたハードコア。
別にDirに限った話ではないが、サビで急にメロディが入る手法はよっぽど良い曲でないといい加減マンネリ。
8.Machiavellism ★★★★
シングル。毒を撒き散らすメタリックなロックンロール。強いて言うなら"[KR]CUBE"に近いか?
9.dead tree ★★☆
パワーバラードと言っても良いんだろうか?ガナリonlyのブリッジの後、サビでは急に3拍子に切り替わる。
10.THE FINAL ★★★★★
シングル。必殺の泣きメロを堪能できるDir流ニューメタルの王道。
どちらかと言うと明るめな曲調だが、全編にそこはかとなく悲壮感が滲み出している。
11.Beautiful Dirt ★★★
緩急無しでガリガリに押し捲るひたすら攻撃的な曲。暴れる百面相ヴォーカルも面白い。
12.Spilled Milk ★★★☆
11.同様に縦ノリメインの曲だが、こちらは場面展開の激しさで攻めるタイプ。
13.悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱 ★
バラード。平坦。エンディング前の静けさを楽しむための雰囲気物。
14.鼓動 ★★★
いかにもアルバムのラストな感じの類型的な歌物ニューメタル。
曲は平凡だがクライマックスの京の「ぐわー!!」の使い方が上手かったので☆一個分プラス。
総評.★★★★
前作「VULGAR」は洋楽ニューメタル / ハードコアのコピーみたいな曲が多くやや没個性になってしまった感じがあったが、
今回はその経験を存分に生かしながら自分達のアイデンティティをまず第一に引き出そうという姿勢が伺える。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:10th. 644-645 名無しのエリー2005.09.25.

1.CLEVER SLEAZOID ★★★★
そのまんま"朔-Saku-"の延長上の典型的なDir流メタルコア。
アルバム「Withering to death」の泣き所だったドラムの音のペラペラさは幾分か改善され、ようやくNU-METALらしい迫力と厚みが出てきた。
曲の内容も近年の目覚ましい作曲力の成長ぶりがよく反映されており、次の新曲への期待が更に高まる。
しかし…悲劇は起こった。
2.C(Live) orz
以後3曲は「Wtd」の曲のライブバージョン。
なのだが…ん?…ありゃ?ちょっと待て。京ってこんなにド音痴だったっけか?音程はめちゃめちゃだしところどころ息も絶え絶えでとても聴いていられない。
サビを観客に丸投げしてるのはまあどうせ京だし諦めるとして、キメの箇所まで崩壊しているのは流石にいただけない。
曲前の挑発的で威勢のいいアジりMCがやたら虚しい。
まともに歌えないんならこの曲もシーケンサーでコーラス入れろよ。
3.GARVAGE(Live) ☆
メロディアスな"C"とは対照的にシャウトだらけの曲なので、力押しで誤魔化せる分少しはましな仕上がりにはなっている。
だがやはり普通に歌うパートになると全然声出ていない上にまたしてもちょこちょこ省略しまくっていてへコーとズッコケ。
わざとなのか息が続かないのか知らんけどちゃんと歌ってよ…後生だから。
4.DEAD TREE(Live) (゚ё゚)シメジ
そして最大の問題がこれ。アルバムでは中盤のハイライトだったパワーバラード。
ヴァースからしてめちゃめちゃで曲の良さをぶち壊しまくり。インディーズの素人ヴィジュアル系並の音程知らずなモケモケ声で途切れ途切れに歌う。
ブリッジに当たる咆哮パートが丸々カットなのはまあおいとくとして、
肝心要のサビが飲み会の酒ガブ飲みで喉を潰して息も上がった状態での二次会カラオケレベルの劣悪さでとてもプロの仕事とは思えない体たらく。
途中で声が出なくなってダラーッと演奏のみ状態が続いているところなんか正にカラオケを髣髴とさせて涙も出ない。
最後のキメに至ってはろくに歌わないまま曲が終了する。
黄色い歓声が虚しく響く。つうか自分が会場にいたら絶対空き缶投げてるぞこれ。
総評.★
表題曲の1.だけなら★4つ付けるほどのマンセーぶりだが、カップリングのライブ音源3曲でバンドの将来性を激しく疑ってしまったので憤怒のマイナス。
元々生の京は、「ここが聴きたいのに」という重要なフレーズを観客に丸投げしたり
シャウトの威力はスタジオ音源の半分以下だったり普通の歌唱もアマチュア並だったりと、
着実に安定感を上げている楽器隊の足を1人で引っ張りまくる凶悪な糞シンガーなのだが、
それでも以前のシングルに収録されていたライブ音源はまだ何とか普通に聴けるパフォーマンスをしていた。
しかしこのシングルのテイクは、単なるやっつけ仕事だとしてもあるいは体壊して本調子ではなかったとしても、
どのみちとても音源化して金を取れる内容ではないし大金を払ってこのライブを見に来ていたファンが可哀相になってくる。
こんなんじゃクソバンド呼ばわりされても擁護できまセン。全く…。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。評価が一部絵文字表記。)

Reviewer:18th. 469-473 名無しのエリー2008.07.27.

1.CONCEIVED SORROW ★★★☆
いきなり京の持ち味発揮のバラード。痛々しくなければDIRでやる意味が無い。
バックトラックはここではおとなしくしてる。シンプルなので、カラオケで歌うとモロに実力がばれる曲でもある。
2.LIE BURIED WITH A VENGEANCE ★★
で、痛々しいバラードの後に暴走開始。いきなりデスヴォイスがお出迎え。こりゃ、ライブで再現できんわw お前は森山直太郎かww
(森山直太郎はわざと自分で歌うには困難なメロディを作ることがある)
スローテンポとファストテンポがいいアクセントとなっている。
3.THE FATAL BELIEVER ★★★☆
出だしがメロディアスだったので「昔のDirに戻ったわ♪」と思いきや、やっぱりデスヴォイスが飛んできましたw
だが、中盤のウィスパーは反則だと思いました。萌えた(←
全体的に見るとまだ、DIRにしてはおとなしいかな。本来ならもっと狂ってる。
4.AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS ★★☆
シングル音より若干、音が厚くなったように思うのは俺だけ? 確かに悪くは無いんだけど、わざわざこのバンドでやる曲か?
まぁ、いつものように狂った京のデスヴォイスを堪能すにはもってこいの曲かと。
5.GRIEF ★★★★
ついに京の本領発揮。狂いまくった曲こそDIR EN GREYの真価だと思うんだ。本気で近づいたら噛み付かれそうな態勢の京が映える。
しかし、その凶暴さにギターがついてこれないってどうよ。
6.凌辱の雨 ★★☆
バラードになると、メロディアスなものが増えるのもDIR EN GREYの特徴だが、この曲は珍しくデスヴォイスがしっかりと使われている。
シングルとは違い、こちらは明らかにライブ向けに変えている。やはりライブ京はファルセットが大の苦手なのだろうか。
個人的にはシングル版が好きなのでこの評価。
7.DISABLED COMPLEXES ★★★
最初こそはおとなしいのですが、やっぱり京は凶暴になりました。が、ちょっとアレンジがブルースっぽいのは珍しいかも。
ドラムのShinya曰くドラムのスティックを静かな部分と激しい部分で使い分けたらしい。
そんなの、素人にわかるんですか? 若干、その辺りが疑問なのですが...。
ただし、途中のエルモ臭い声には最初笑ってしまったw
8.ROTTING ROOT ★★
テンションは低めで、京もなんだか煮え切らないように思えてしまう。この辺りで曲を飛ばす人が多いんだろうな。自分もだけど。
まぁ、曲自体はコール&レスポンスがやれそうではあるな。
9.艶かしき安息、躊躇いに微笑み ★★★★
いまだにこのギターがエレキギターだということが信じられん...。で、楽曲はこちらも京の得意分野である痛みを曝け出したバラード。
こういうバラードになると京はイキイキしてるなぁ。実際にいい曲ではあるんだよな。
ただし、オリジナルではコレが限界で、本領発揮となるのは初回特典の方であった...。
10.THE PLEDGE ★★★☆
すいません、コレは歌えてますか?>ライブに行った人
そう聞きたくなるくらいにキーが高いし、音域が広いです。
メロディー自体はDIR EN GREYらしく和のテイストを感じる悲しい曲。
11.REPETITION OF HATRED ★★★
さすがにバラード2連発で鬱憤がたまっていたのか、狂犬京はここで暴走への準備開始。他の曲に比べてデス声は少ないけど、十分に凶暴です。
途中の声でリスナーまで酸欠しかける曲でもある。
12.THE DEEPER VILENESS ★★★☆
狂犬のスイッチが入りました。
コレはどうがんばっても地上波で流すのは難しい。それくらいに京がデスヴォイスを撒き散らして暴れています。
ついでに「ライブじゃまた力尽きてんだろ」と思う自分もいたり。
13.CLEVER SLEAZOID ★★★★
シングル版以上に凶暴になって帰ってきましたw ただ、人気はネットを見る限りではシングル版のほうが高いんだよなぁ。
自分はこの方向性もアリかな、なんて思ってる。歌いやすいしw
実際にコッチの方が京は歌いやすいみたいだしな。
(初回盤特典ディスク)
1.艶かしき安息、躊躇いに微笑み ★★★★☆
初回限定特典だと非バンドアレンジの音源ディスクがつき、自分も持っているので、敢えてレビューに挑戦してみる。
一曲目はピアノと歌のみだが、逆にコッチの方が世界観を表現できてる。このバージョンでライブ披露してくれないかなぁ。
いや、ピアノだけでシャウトされてもそれはそれで困るんだけどw
(このディスクでは叫んだりしないけど)
2.CONCEIVED SORROW ★★★★★
オーケストラと打ち込みをバックに歌っているバージョン。こうして聴くと、改めてスタジオ内にいる京の上手さを再確認できる。
カラオケで歌ってみたけど...グズグズでした。普通の人には無理。何気に本編より完成度が高く思えるのもスゴイ。
3.THE PLEDGE ★★★★☆
京、悪いことは言わない。アコースティックユニットを作れw そんな気にさせるくらいに本編以上に良い出来になっている。
冗談抜きで、シンプルにした方が京が表現しようとしている痛みが出て来るんだよな。
それでも年配の人に勧められるかといわれると、キツイかもしれない。
総評.本編 : ★★★☆ / 特典ディスク : ★★★★☆
本編はスルメ盤だし、好き嫌いが分かれる曲が多いんだけど、
ヴィジュアル系というくくりで見るならこの評価だろうな。ただ、初回特典は本気で本編を越えてる。
ここからわかるのが、いかに自信の弱点を克服していくかどうかだろう。
弦楽隊(特にギター)はテクニックの向上。ドラムはクオリティの維持。そして、京に関してはちゃんとライブでも歌えるようにトレーニングを行うこと。
本当にライブになるとプレイ出来てない箇所が多く、アルバムを聴くとすごいと思えるけど、
ライブのことを考えると、プレイできるかどうかが心配になってくる。その点を解消してるのが初回特典ディスクというのが何ともはや。
まぁ、本編はどう聴いてもスルメなんで、初試聴時はもうちょっと★減らしてもいいかな。
(初回盤。★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:20th. 174-176, 178 名無しのエリー2008.12.09.

1.SA BIR ★★
シンセベースがうねる、導入のSE。
上手くアルバムを象徴してるので導入としては良いけど曲単体としては微妙。
2.VINUSHKA ★★★★★
間違いなくアルバムの核と言える最も濃い曲を2曲目、しかも実質アルバム本編の1曲目に置いてしまってる辺り、どこまでストイックなのかと思ってしまう。
10分近くにも及ぶプログレッシブ・デスメタル的大作で、凄まじい量の展開とアプローチを詰め込んでいる。
持てるもの全てを出し切ったであろう傑作。
3.RED SOIL ★★★
不穏なリフが印象的。
小気味良いノリの中に轟音部分を交え、メロディアスな浮遊感もあったり、良くも悪くも掴み所が無い。
4.慟哭と去りぬ ★★★☆
感触は前曲と似ているものの、こちらはメロディも立っていてわかりやすくまとまっている。
しかしながら3拍子のリズムに4拍子のコード進行で、よく聞くと結構トリッキーさが感じられる。
5.蜷局 ★★★☆
図太いリフがループするように微妙な変化を加えながらうねる佳曲。
大きな展開は無いが、全体的にメロディアスなフレーズが散りばめられていてスルメとして味わえる。
6.GLASS SKIN ★★★
全編にピアノが取り入れられたバラード。まったくもって普通のバラードが、このアルバムにいたってはもはやキラーチューン。
曲はあっさりしてるので非常に聞きやすい。
7.STUCK MAN ★★☆
トリッキーさを全面に押し出したミクスチャー的楽曲。
アルバムの中だと遊びな感じ。あってもなくても良い。
8.冷血なりせば ★★★
前半部分は前曲と似た雰囲気で、トリッキーさとチープさを織り交ぜている。
曲が終わったかと思えば東洋的なおどろおどろしいアンサンブルとなり、終盤では叫び倒して整合性無視の暴走。
ほとんどやったもん勝ちみたいなアレンジなのである意味面白い。
9.我、闇とて… ★★★☆
サンバやラテン的な匂いを交ぜたアコースティック主体のバラード。
前曲までの流れとの落差が非常に激しいので、よりメロディが引き立つ。
10.BUGABOO ★★★
何かの儀式を思わせる、和風なヘヴィロック。非常に宗教的な感触が強い。
11.凱歌、沈黙が眠る頃 ★★★★
激しい部分とメロディアスなサビの対比が「らしい」高速ナンバー。
スラッシュ風の部分では、ドラムとボーカルが良く頑張ってるのに、ギターの力不足さが少し残念。
12.DOZING GREEN ★★★★
重低音リフと綺麗なクリーンが混ざり合う新機軸。
過去に見られたメタルやハードコアの上澄みをさらったような狂気さではなく、曲そのものが持つ狂気さをしっかり表せている。
13.INCONVENIENT IDEAL ★★★★★
アルバムのもうひとつの核とも言える、終末感の漂うクロージングナンバー。
感情を爆発させるような、今にもはち切れんばかりの力強いボーカルが素晴らしい。
総評.★★★★☆
活動にしても立ち位置にしても賛否両論なバンドではあるけども、このアルバムは間違いなく名盤。
今までのように極端に偏った作風ではなく、バンドが持つものを惜しみなく詰め込んだと思う。
特にボーカルの表現力は圧倒的。これで歌唱力があれば文句は無いが…。
間口は狭いけど、一度聞けば深い物語を体感できる。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)