Reviewer:7th. 61-62 名無しのエリー2003.12.13.
1.INTRO ★★★☆
不穏な音に乗せて、荒廃した云百年後の世界を生きる人々への伝言。
2.STAR TOUR ★★★★★
ブイブイ伸びるベースと、綺麗なのに逆に不安を募らせるようなシークエンスが印象的。
「音楽音楽・・・・」「気が遠くなる遠くなる・・・・」と繰り返すラップの迫力といったら!
「音楽音楽・・・・」「気が遠くなる遠くなる・・・・」と繰り返すラップの迫力といったら!
3.密漁 ★★★☆
特撮モノの音(みたいな音)を配置したダークなダウンテンポ。
4.俺達に明日はない(RAP VERSION pt.2) ★★★★★
滅茶苦茶なドタバタ高速ドラムにヒップホップ観を更新されること請け合い。
ラストの「遅いぞ、追い付いて来い!」は名言(らしいです)。
ラストの「遅いぞ、追い付いて来い!」は名言(らしいです)。
5.俺達に明日はない(INST.) ★★★★
狂騒的な掛け声の応酬と、その狂騒を煽るようなストリングス(だと思う)を聴きながら、一人内省に沈むインスト。
6.SUNNY ★★★★
サイケながらもか細い音のオルガンが音に陰影を加える。
この音で「日本晴れ」と言ってしまえるセンス!
この音で「日本晴れ」と言ってしまえるセンス!
7.ECDのAFTER THE RAIN ★★★★☆
エレクトロなビートに、ジャズなベース、レゲエを彷彿とする裏で入るオルガン、遠くで美しく響くエレピやシンセ・・・・
不思議な感じのする曲、けど名曲。
不思議な感じのする曲、けど名曲。
8.ピラニア ★★★☆
寂しげなアコギと「皆死んじまうのかなァ~」という唄のループ。
9.復活祭 ★★★★★
どんちゃん騒ぎを遠めに眺めているような孤独なファンク。
この世とあの世が繋がったことを宣言し、偉人の名前を次々連呼するラストも圧巻だけど、「花びら踏み潰すキャタピラ」等のイメージの鮮烈さも注目。
この世とあの世が繋がったことを宣言し、偉人の名前を次々連呼するラストも圧巻だけど、「花びら踏み潰すキャタピラ」等のイメージの鮮烈さも注目。
10.ECDのロンリーガール featuring K-DUB SHINE ★★★★☆
これまでの内省的な流れを考えると、この曲でやっとこさ部屋の外へフラッと出てみた感じ。
ケーダブの敵意剥き出しの歌詞が少々ウザいが、街を散歩して晴れ晴れした気持ちになるような曲。
ケーダブの敵意剥き出しの歌詞が少々ウザいが、街を散歩して晴れ晴れした気持ちになるような曲。
11.117 ★★★★
サイキックTVとかスワンズみたいな前衛ニューウェーブなトラックに前曲のボーカルのループが乗っかる。
12.Culting Edge ★★★★★
「俺が舟を漕ぐ!」に全国少年少女感涙必死の、静かで熱いメッセージソング。
サビでの歌はちょっと音程ズレてるけど、そこに何となくECD氏の真摯な姿勢を汲み取ってしまう人は多いはず。
サビでの歌はちょっと音程ズレてるけど、そこに何となくECD氏の真摯な姿勢を汲み取ってしまう人は多いはず。
13.TOKYO TOKYO '97 featuring YOU THE ROCK ★★★★☆
最後は都会の真夏の暑さを想像させるような野性味溢れる曲。
ユー扮する暴走した「壊れたダンプカー」をECD氏が止めようとする(?)。
ユー扮する暴走した「壊れたダンプカー」をECD氏が止めようとする(?)。
14.OUTRO ★★☆
1の続きにスクラッチ。これはちょっと不満かな。
総評.★★★★☆
心の導師が欲しい多感な少年少女必聴!
日本語ヒップホップなんてどうせ糞だけだろ、とブルハブニトロくらいで食わず嫌いしてる人さらに必聴!
薄暗さが目に浮かぶ、こもり気味で正直少し悪めな音質は好き嫌い分かれるかもしれないけど、
海外猿真似ものとは一線を画す異形なトラック、シンプルながら薀蓄に富んだ歌詞、
日本語の響きを失ってないにも関わらずリズムの波が確かにあるラップ…個人的に日本最高峰。
日本語ヒップホップなんてどうせ糞だけだろ、とブルハブニトロくらいで食わず嫌いしてる人さらに必聴!
薄暗さが目に浮かぶ、こもり気味で正直少し悪めな音質は好き嫌い分かれるかもしれないけど、
海外猿真似ものとは一線を画す異形なトラック、シンプルながら薀蓄に富んだ歌詞、
日本語の響きを失ってないにも関わらずリズムの波が確かにあるラップ…個人的に日本最高峰。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)