Reviewer:18th. 224-229 名無しのエリー2008.06.29.
1.ギフト ★
出だしからピッチの不安定な歌で始まる、どう考えても1曲目には不向きな曲。
ジャンル的にヒップホップにカテゴライズされている彼らだが、方向性としてはケツメや湘南のような、ダンスホールレゲエのポップス解釈という感じ。
その2組のどちらにも及ばないが、前者には作詞、後者には歌唱力で特に大きく劣る。
5MCだが秀でた技術の持ち主が1人もいないうえ、レンジのような上下にバラける動きも少なく、何となくメインの旋律を合唱したりと、アイデアにも乏しい。
どこに主題を当てているかも曖昧。
基本的には恋人がくれた大切なものに感謝する流れだが、途中「渡したいもんがあるんや」と、自分からのお返しとしての「ギフト」に焦点が移る。
そっちがメインのメッセージか、と思うも束の間、結局「ほんまにありがとう」という相手への謝意で曲が終わる。
しかもよく聴くとずっと序盤で「そう二人が偶然にも出会えた幸せ それこそこの世でたった一つの贈り物なんや」と、
神様が二人にくれた運命こそ主題の「ギフト」であるかのように語られている。
自分が理解力に乏しいだけなのかもしれないが、もしやこれはアイデアを寄せ集めただけの詞なのでは。
ジャンル的にヒップホップにカテゴライズされている彼らだが、方向性としてはケツメや湘南のような、ダンスホールレゲエのポップス解釈という感じ。
その2組のどちらにも及ばないが、前者には作詞、後者には歌唱力で特に大きく劣る。
5MCだが秀でた技術の持ち主が1人もいないうえ、レンジのような上下にバラける動きも少なく、何となくメインの旋律を合唱したりと、アイデアにも乏しい。
どこに主題を当てているかも曖昧。
基本的には恋人がくれた大切なものに感謝する流れだが、途中「渡したいもんがあるんや」と、自分からのお返しとしての「ギフト」に焦点が移る。
そっちがメインのメッセージか、と思うも束の間、結局「ほんまにありがとう」という相手への謝意で曲が終わる。
しかもよく聴くとずっと序盤で「そう二人が偶然にも出会えた幸せ それこそこの世でたった一つの贈り物なんや」と、
神様が二人にくれた運命こそ主題の「ギフト」であるかのように語られている。
自分が理解力に乏しいだけなのかもしれないが、もしやこれはアイデアを寄せ集めただけの詞なのでは。
2.シャンパンゴールド ☆
ギターイントロで期待したが、モッサリしたドラムとぞんざいなベースのトラックでガックリきた曲。
他のアレンジもベタベタでイージー。ミヒマルの「HIP-POP」がものすごくきちんとしたものに思えてくる。
歌詞も支離滅裂。基本的にはあきらめずに前へ進め、と訴えるが、そのメッセージの直後に「ありのままでいいよ」と入ったりする。
それは前進に疲れて挫折した人を受け入れて癒す言葉で、主題と真逆なのでは。そういうメッセージを出すなら曲を分けてやるべき。
本人達の中で主張が一貫しておらず、無責任な印象を受ける。「才能よりも汗」という詞もあるが、本当に真剣に努力して今こうなんだろうか。
他のアレンジもベタベタでイージー。ミヒマルの「HIP-POP」がものすごくきちんとしたものに思えてくる。
歌詞も支離滅裂。基本的にはあきらめずに前へ進め、と訴えるが、そのメッセージの直後に「ありのままでいいよ」と入ったりする。
それは前進に疲れて挫折した人を受け入れて癒す言葉で、主題と真逆なのでは。そういうメッセージを出すなら曲を分けてやるべき。
本人達の中で主張が一貫しておらず、無責任な印象を受ける。「才能よりも汗」という詞もあるが、本当に真剣に努力して今こうなんだろうか。
3.さよならまたな ★
トラックの出来を若干持ち直し、詞か歌が良ければ何とかなりそうな感じになるが、結局どちらもアウトな曲。
韻を踏むことを目的化して突拍子もない詞を挿入してくるセンスにも首を傾げたくなる。
「いつかまたここで会おうや」の流れで「これは神様がくれた魔法や」とか出てくるが、文脈的に何が魔法なのか分からない。
今時点ではただ別れるだけだし、実際まためぐり逢えた時に「神様の魔法」だと言うべきなのでは。
そもそも関西弁の語尾の「や」だけで韻踏みを組もうとすること自体…。ここまで語彙が貧しいMCも珍しい。
フリースタイルとかでは即興でフローが組めないと話にならないのでは、と思うが、彼らにそういうラッパーらしい事を要求するほうが間違いなのだろうか。
誰の能力が認められて今プロなんだろうか。
韻を踏むことを目的化して突拍子もない詞を挿入してくるセンスにも首を傾げたくなる。
「いつかまたここで会おうや」の流れで「これは神様がくれた魔法や」とか出てくるが、文脈的に何が魔法なのか分からない。
今時点ではただ別れるだけだし、実際まためぐり逢えた時に「神様の魔法」だと言うべきなのでは。
そもそも関西弁の語尾の「や」だけで韻踏みを組もうとすること自体…。ここまで語彙が貧しいMCも珍しい。
フリースタイルとかでは即興でフローが組めないと話にならないのでは、と思うが、彼らにそういうラッパーらしい事を要求するほうが間違いなのだろうか。
誰の能力が認められて今プロなんだろうか。
4.夏大盛り2008 ★
ベースが心地良いルーツレゲエのトラックに乗って、楽しかった子供時代の夏休みを回顧する曲。
詞はまんまで、歌やラップの技術的な見せ場もない。メロディも手抜き。
やたら前向きなメッセージを発する割には作曲は保守的なうえ水準以下というものばかりで、
失敗を恐れず思い切りのよさを出して、結果駄曲になってしまった、という曲がない。なぜここまで言動が矛盾するんだろう。
詞も「俺らの頃の夏休みは楽しかったな~」程度の自分語りで終わっており、
例えば夏期講習に追われる現代の子供達に一言物申すようなテーマ性は全くない。過去を振り返っただけ。
前を向いて生きるなら、思い出の殻に篭ってないでタイムリーなニュースと向き合うべきでは。ホラを極めたい人生観なのか。
詞はまんまで、歌やラップの技術的な見せ場もない。メロディも手抜き。
やたら前向きなメッセージを発する割には作曲は保守的なうえ水準以下というものばかりで、
失敗を恐れず思い切りのよさを出して、結果駄曲になってしまった、という曲がない。なぜここまで言動が矛盾するんだろう。
詞も「俺らの頃の夏休みは楽しかったな~」程度の自分語りで終わっており、
例えば夏期講習に追われる現代の子供達に一言物申すようなテーマ性は全くない。過去を振り返っただけ。
前を向いて生きるなら、思い出の殻に篭ってないでタイムリーなニュースと向き合うべきでは。ホラを極めたい人生観なのか。
5.やまんでダンス ☆
ゆるいスカのリズムに乗ってまったり展開する曲。
よりによってこんな呑気な曲で「揺れるダンスフロア」とか言ってたり、間奏はギターソロ入ったりする。
普通にダンスホールっぽい曲でやれば良かったのでは。
勢いだけという感じの詞がふんだんに登場するが、これも速いテンポの曲でないとハマらない気が。
彼らにはメロディレスなラップだけで貫徹する曲がなく、殆どのパートで取って付けたような安易なメロディを歌うため、余計ショボい印象。
ケツメや湘南の影響なんだろうな、と思ってイトキンのプロフィールを見ると、彼の「好きなアーティスト」にはどちらも入っていない。
代わりにジャニス・ジョプリンとか入ってる。同じものをSuperflyも聴いてるはずだが、両者になぜここまでの差が出たのか。
よりによってこんな呑気な曲で「揺れるダンスフロア」とか言ってたり、間奏はギターソロ入ったりする。
普通にダンスホールっぽい曲でやれば良かったのでは。
勢いだけという感じの詞がふんだんに登場するが、これも速いテンポの曲でないとハマらない気が。
彼らにはメロディレスなラップだけで貫徹する曲がなく、殆どのパートで取って付けたような安易なメロディを歌うため、余計ショボい印象。
ケツメや湘南の影響なんだろうな、と思ってイトキンのプロフィールを見ると、彼の「好きなアーティスト」にはどちらも入っていない。
代わりにジャニス・ジョプリンとか入ってる。同じものをSuperflyも聴いてるはずだが、両者になぜここまでの差が出たのか。
6.うまい!お弁当 ☆
今作中でも突出して作りの浅い曲。
毎日お弁当を作ってくれる家族に感謝しよう、嫌いなものも残さず食べよう、という内容で、所々幼稚なコール&レスポンスが入るキッズ向けの曲だが、
義務教育中は給食があるということを考慮に入れると高校生以上を対象にした曲ということになるのだろうか。さすがに無理が。
「先進国じゃハンバーガー ごみ箱に捨てる大人達」という社会派なメッセージも飛び出す。
自分は1回も見たことがないが、彼らはそんな頻繁にこんなシーンを見ているのだろうか。
「まだ食えるものを廃棄するな」という、店あてのメッセージなのだろう、とフォローを入れる気にもならない。
彼らが勝手に「裕福な奴は食いもんを粗末にする」と決め付けて一例をでっち上げているのだろう。
「先進国」でくくるにも国内での貧富の差が激しいところもあるし。
ちなみに「母ちゃんの弁当サイコー」的な賞賛を繰り返す彼らだが、
世の中には訳アリで家族の作った弁当を食べたことがない人もいるという事実には全く触れない。
むしろそんな奴はおかしいとばかりに疎外感を与える、内輪盛り上がりの曲となっている。
毎日お弁当を作ってくれる家族に感謝しよう、嫌いなものも残さず食べよう、という内容で、所々幼稚なコール&レスポンスが入るキッズ向けの曲だが、
義務教育中は給食があるということを考慮に入れると高校生以上を対象にした曲ということになるのだろうか。さすがに無理が。
「先進国じゃハンバーガー ごみ箱に捨てる大人達」という社会派なメッセージも飛び出す。
自分は1回も見たことがないが、彼らはそんな頻繁にこんなシーンを見ているのだろうか。
「まだ食えるものを廃棄するな」という、店あてのメッセージなのだろう、とフォローを入れる気にもならない。
彼らが勝手に「裕福な奴は食いもんを粗末にする」と決め付けて一例をでっち上げているのだろう。
「先進国」でくくるにも国内での貧富の差が激しいところもあるし。
ちなみに「母ちゃんの弁当サイコー」的な賞賛を繰り返す彼らだが、
世の中には訳アリで家族の作った弁当を食べたことがない人もいるという事実には全く触れない。
むしろそんな奴はおかしいとばかりに疎外感を与える、内輪盛り上がりの曲となっている。
7.スカっと一発! ★
大西ユカリとのコラボで、今更人情派路線を持ち出してきた曲。
才能よりも努力と訴えるが努力の跡が見られず、歌、ラップ、作曲、どれも他のプロに失礼なレベルの彼らが、
礼儀を忘れた世の中に喝を入れるという、もうどこから指摘してやればいいか気が遠くなる曲。
彼らにとっての「ポジティヴ」は悪いことが起きてもいい方向に考える、といった類の逃げポジで、
失敗を受け止めて原因を潰して再挑戦という一般的なポジティヴとは大きな隔たりがある印象。
最初から失敗なんてしてない、と考えてしまうのだろう。でなきゃ今もっと伸びてる。彼らに人に対して云々言う権利があるんだろうか。
同じジャニス好きのSuperflyの才能に、彼らが努力で追いすがろうとしているように感じないのは何故なのか。
才能よりも努力と訴えるが努力の跡が見られず、歌、ラップ、作曲、どれも他のプロに失礼なレベルの彼らが、
礼儀を忘れた世の中に喝を入れるという、もうどこから指摘してやればいいか気が遠くなる曲。
彼らにとっての「ポジティヴ」は悪いことが起きてもいい方向に考える、といった類の逃げポジで、
失敗を受け止めて原因を潰して再挑戦という一般的なポジティヴとは大きな隔たりがある印象。
最初から失敗なんてしてない、と考えてしまうのだろう。でなきゃ今もっと伸びてる。彼らに人に対して云々言う権利があるんだろうか。
同じジャニス好きのSuperflyの才能に、彼らが努力で追いすがろうとしているように感じないのは何故なのか。
8.華舞台 ★
マイナー調のお祭りビートな漢曲。ちまちま曲調を変えてくるが、どれも大好きなジャンルだからやりたかった、という印象は全く受けない。
曲の出来は相変わらずさわりだけかじったような浅さだが、今作中では良い方に入るのかも。
「追われる者より追う者のほうが強いんじゃーい!」と台詞が入る。もうその辺にした方が。誰かの背中を追いかけるような向上心は伝わってこない。
現時点で歌とラップはアイドルのAAAに劣り、作曲能力はジュノンボーイ小池徹平に劣るが、
三十路近い今から巻き返すほど伸びるのだろうか。言葉に説得力が無さ過ぎる。
今作全般でそうだが、曲の終わらせ方ももっと工夫したほうが。
曲の出来は相変わらずさわりだけかじったような浅さだが、今作中では良い方に入るのかも。
「追われる者より追う者のほうが強いんじゃーい!」と台詞が入る。もうその辺にした方が。誰かの背中を追いかけるような向上心は伝わってこない。
現時点で歌とラップはアイドルのAAAに劣り、作曲能力はジュノンボーイ小池徹平に劣るが、
三十路近い今から巻き返すほど伸びるのだろうか。言葉に説得力が無さ過ぎる。
今作全般でそうだが、曲の終わらせ方ももっと工夫したほうが。
9.大花火 ☆
作曲がイトキン単体でクレジットされている曲は散々なものが多いが、これもその一つ。本当にどうやってプロになったんだろう。
夏祭りでの男女の恋愛模様を描いた曲だが、韻踏みのために、夜店がまるで迷路だとかヨーヨー釣りやってかないかだとかの詞が割り込んできて、
終わってみれば結局恋が成就したかどうかさえ描き切れていないという意味不明な曲。ラップって普通の歌より言葉数多いはずだよな…。
ちなみにヨーヨー釣りは「YO!YO!」と韻を踏んでいる。そんな加齢臭しそうなダジャレを堂々と通してくるセンスはある意味並外れてはいる。
夏祭りでの男女の恋愛模様を描いた曲だが、韻踏みのために、夜店がまるで迷路だとかヨーヨー釣りやってかないかだとかの詞が割り込んできて、
終わってみれば結局恋が成就したかどうかさえ描き切れていないという意味不明な曲。ラップって普通の歌より言葉数多いはずだよな…。
ちなみにヨーヨー釣りは「YO!YO!」と韻を踏んでいる。そんな加齢臭しそうなダジャレを堂々と通してくるセンスはある意味並外れてはいる。
10.ふたりの歌 ★★★
と、ここまでダメダメながらダメダメさを認められずにきた彼らが、そんな自分をずっと支えてくれた恋人に素直な感謝の意を表す曲。
これは説得力がある。韻踏み遊びに逃げず、誠実に言葉を紡ぐ。
トラックもありきたりで歌も下手、冷静に考えれば並以下の曲だが、
パッとしない自分を等身大に表現しているという意味では今作中最も好感の持てる曲になっている。
口先だけ体裁のいい事を言って行動の伴わない彼らがここでやっと謙虚になる、という流れで実際の出来以上に聴かせる曲。
これは説得力がある。韻踏み遊びに逃げず、誠実に言葉を紡ぐ。
トラックもありきたりで歌も下手、冷静に考えれば並以下の曲だが、
パッとしない自分を等身大に表現しているという意味では今作中最も好感の持てる曲になっている。
口先だけ体裁のいい事を言って行動の伴わない彼らがここでやっと謙虚になる、という流れで実際の出来以上に聴かせる曲。
11.まだまだ ★
ここで再び強気。「まだまだやれるぜ俺~」と繰り返すポジティヴな曲。
彼らは相手を持ち上げるために自分がへりくだる事はあるものの、基本的には自分全否定の卑屈な感情が無い。
実績もないのに根拠なく前向き。そしていつも切り口が同じで曲の印象が被る。
この曲も「結局何だったの?」という感じでヤマもなくすんなり終わる。「笑わせんな サラブレッドよりも 七転八倒 俺は雑草」まだ言ってる…。
彼らは「才能より努力が勝る」という意味のことを何度もはっきり言っているので、実際にその努力の成果を見せてほしいところだが。
彼らは相手を持ち上げるために自分がへりくだる事はあるものの、基本的には自分全否定の卑屈な感情が無い。
実績もないのに根拠なく前向き。そしていつも切り口が同じで曲の印象が被る。
この曲も「結局何だったの?」という感じでヤマもなくすんなり終わる。「笑わせんな サラブレッドよりも 七転八倒 俺は雑草」まだ言ってる…。
彼らは「才能より努力が勝る」という意味のことを何度もはっきり言っているので、実際にその努力の成果を見せてほしいところだが。
12.晴レルヤ ☆
何ともお粗末なイントロで始まるダンスホール風の曲。今作中では最もラップらしいラップが聴ける。
詞は全くひねり無し。タイトルコールに当たるところくらい気の利いた言葉を選んだほうが。
トラックも一度作ったら垂れ流しという感じで、徐々に表情を変えたりといったこだわりは見えてこない。
途中で変な転調をして「前進前進前進前進…」と繰り返す白々しくもキモいテンションに。
「希望の飛行機ブーーン!!」とかいう詞はアリなのか。
詞は全くひねり無し。タイトルコールに当たるところくらい気の利いた言葉を選んだほうが。
トラックも一度作ったら垂れ流しという感じで、徐々に表情を変えたりといったこだわりは見えてこない。
途中で変な転調をして「前進前進前進前進…」と繰り返す白々しくもキモいテンションに。
「希望の飛行機ブーーン!!」とかいう詞はアリなのか。
13.陽あたり良好 ☆
なかなかファンキーなトラックに期待させられるが、歌が始まってみればいつものように5MC無駄遣いのバカバカしいコール&レスポンス。
バカバカしいといっても笑える要素は無い。しかもまた直球ポジティヴメッセージ曲。
最後までアウトローなひねくれ視点も、全開の下ネタも、反撃上等で誰かに喧嘩を売って自分の主張をぶつける姿勢も無く、
鼻につく優等生スタイルを貫徹。全く個性的な主張が無い。偏ったメッセージを発して叩かれるのが怖いのだろうか。
表現者としてどうなんだ。「音楽は心を照らす太陽や」とか言われましても。それは少なくとも音楽に夢中な人の台詞では。
彼らじゃいくらなんでも浅すぎ。意図して関西弁を使うのも関西人への嫌がらせに思えてくる。
バカバカしいといっても笑える要素は無い。しかもまた直球ポジティヴメッセージ曲。
最後までアウトローなひねくれ視点も、全開の下ネタも、反撃上等で誰かに喧嘩を売って自分の主張をぶつける姿勢も無く、
鼻につく優等生スタイルを貫徹。全く個性的な主張が無い。偏ったメッセージを発して叩かれるのが怖いのだろうか。
表現者としてどうなんだ。「音楽は心を照らす太陽や」とか言われましても。それは少なくとも音楽に夢中な人の台詞では。
彼らじゃいくらなんでも浅すぎ。意図して関西弁を使うのも関西人への嫌がらせに思えてくる。
総評.☆/2
トラックメイカーのイトキンを含むMC5人にDJ、総合司会という7人のメンバーのET-KINGの2nd。
この作品に出逢うまで、自分は駄盤といえる駄盤を知らずに生きてきたのかもしれない。
何か壮大な大実験の失敗の産物でも、本人だけが楽しんだが結果スベったネタ盤でもない。
そうした意図的にバランスを崩した、ある意味計算の範疇の駄盤ではない。
ふざけている訳でもないのに全方位に漏れなく低水準で、どう楽しもうにも楽しみようがないという、非常にバランスが良く安定感のある駄盤。
今まで60枚程の作品をレビューしてきたが、少なくとも自分のレベルでは彼らの作品の良さを見つけることは出来なかった。力及ばず。
突出した能力の持ち主がおらず、互いに仲が良いせいで厳しい指摘も出来ずに馴れ合った結果がこうだった、という事か。
「お前とおったらおもろいわ」という詞が印象的な曲が彼らにはあるが、そんなに面白い人がこの中に混ざってるだろうか。
三十路近くにしてこの実力、中身のない夢見がちな詞。受け身の聴き手を「いいこと言うなあ」と感心させる力は彼らには無い。
しかし、聴き手に自発的に「これはおかしいんじゃないか」と気づかせ、
「自分は大丈夫だろうか」と問題提起させる、反面教師の役割では右に出るものはいないのでは。
本当に面白くない、悟りの域の駄盤。個人差はあるかもしれないが、自分としてはお薦めしません。
この作品に出逢うまで、自分は駄盤といえる駄盤を知らずに生きてきたのかもしれない。
何か壮大な大実験の失敗の産物でも、本人だけが楽しんだが結果スベったネタ盤でもない。
そうした意図的にバランスを崩した、ある意味計算の範疇の駄盤ではない。
ふざけている訳でもないのに全方位に漏れなく低水準で、どう楽しもうにも楽しみようがないという、非常にバランスが良く安定感のある駄盤。
今まで60枚程の作品をレビューしてきたが、少なくとも自分のレベルでは彼らの作品の良さを見つけることは出来なかった。力及ばず。
突出した能力の持ち主がおらず、互いに仲が良いせいで厳しい指摘も出来ずに馴れ合った結果がこうだった、という事か。
「お前とおったらおもろいわ」という詞が印象的な曲が彼らにはあるが、そんなに面白い人がこの中に混ざってるだろうか。
三十路近くにしてこの実力、中身のない夢見がちな詞。受け身の聴き手を「いいこと言うなあ」と感心させる力は彼らには無い。
しかし、聴き手に自発的に「これはおかしいんじゃないか」と気づかせ、
「自分は大丈夫だろうか」と問題提起させる、反面教師の役割では右に出るものはいないのでは。
本当に面白くない、悟りの域の駄盤。個人差はあるかもしれないが、自分としてはお薦めしません。
(★5個が満点。☆は0.5点評価?)