アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : うただひかる(きゅーびっく・ゆー/うただ)。

Reviewer:1st. 780 名無しのエリー2002.07.18.

1.Automatic ★★★★★ デビューシングルにして最高傑作。文句無し。
2.Movin'on without you ★★ 平凡。この曲はラストをエンドレスにしないでジャジャン!と一発で終わったほうがまだかっこいいと思う。
3.In My Room ★★★ 彼女の得意な部類の曲なのだろう。高いレベルで仕上がってる。
4.First Love ★☆ いやね、確かに良い曲なんだよ。でもね、飽きやすいんだよ、これ。
5.甘いワナ ★★★ かっこいい。とても16歳が書いた詩とは思えない。「あなたの鎖が~♪」ってw
6.time will tell ★★★★ Automaticの影に隠れてしまいがちだが、これも名曲。地味にB面曲なのにPV付きなので珍しい。
7.Never Let Go ★★★★★ 叙情感たっぷりの佳曲。聴いてるこっちまで寂しい気持ちになる。詩自体は前向きなのに何故?
8.B&C ★★★★★ 前曲とは一転して、明るい曲。正直★5が連発で冷めてる人も多いだろうが、本当に良い曲なんだよ。分かってくれ。
9.Another Chance ★★★★ 何が言いたいか分からんが、曲は好き。よってこの評価。
10.Interlude ☆ 頼むから次の曲との繋がりを考えて作ってください。
11.Give Me A Reason ★★★★★
壮大なスケールの曲。彼女の意気込みが伝わってくる。出始めから少しずつ盛り上がっていき、ラストのメロで圧巻させる。
Automaticに次ぐ、彼女の傑作曲。
12.Automatic-Johnny Vicious Remix ☆ いらない。
総評.★★★★
近年の宇多田と違い、これに関してはアルバム曲の良質さが際立つ。特に7, 11はシングルで出してもいい線いくんじゃないか?
残念なのがAutomatic以外のシングル曲の不甲斐なさ。よってこの評価となった。
最近の宇多田は逆にシングル曲は良いのだがアルバム曲がダ(略
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:3rd. 184 荻野目洋子萌え2002.09.21.

1.Automatic ★★★★★ いい曲ですね。
2.Movin'on without you ★★★★ 最初聴いた時は洋楽だと思った。オリジナリティなんか一切感じない。上手く日本語に転換したという意味で評価してます。
3.In my roon ★★★ オシャレなナンバー
4.First Love ★★★★★ うーん名曲。10点採点でも満点
5.甘いワナ ★★★ アレンジ過剰それがまた安っぽい。音も軽い。
6.time will tell ★★★★ どっかで聴いたことがあるメロディに違和感。それを感じない人ならば5点満点でしょう。
7.Never Let Go ★ レオンって映画で聴いたギターのメロディが気になってダメ。引用したならばちゃんとクレジットに書きなさい!!
8.B&C ★★★ イントロが安っぽいのが気になる。
9.Another chance ★★★★ お洒落でいい曲
10.Interlude ★★★ インストならあり。
11.Give me a reason ★★★★ イントロのギター良かったのに安っぽいドラムがすべてをダメにしてる。
12.Automatic(Johney Vicious Rimix)
逝って良し!!こんな最低なアレンジ聴いたことない!!たぶん有名な人なんだろうが、ダメなものダメって言わなきゃ。
ダンスナンバーにするならファーストラブの方をすりゃいいのに・・
総評.★★★☆(7点/10)
2曲の捨て曲以外は確かにいいメロディが揃ってる。が、いろーんな音楽聴いてきたせいか、このメロディどっかで聴いたことがあるなーって印象がある。
8曲目などはもっといい編曲して欲しい。サウンドも軽すぎる。
ドラムの音がいかにもコンピュータって感じがしちゃって、彼女のボーカルだけが浮いちゃって聴こえる。
歌詞は平凡。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.12は0点評価。)

Reviewer:1st. 742 名無しのエリー2002.07.18.

1.Wait&See ~リスク~ ★★★★ まあこの人のシングル曲がそんなに悪い訳無いわな。一曲目としてもいいのでは?特に最初の部分が。
2.Can You Keep A Secret? ★★ この曲自体のよし悪しはともかくとして、2曲目に、しかも連続でシングル曲持ってくるか?
3.Distance ★★★★★
何も言うまい。数年後宇多田がベストアルバムを出した時もきっとこの曲は入っているだろう。
ただこの後final distanceを出したのはいただけない。
4.サングラス ★★★ この曲から雰囲気が変わる。まずまずでは。
5.ドラマ ★★★ 結構聞き流している曲かも…
6.Eternally ★★ 悪くは無いけど、ベタな曲だ。歌詞も曲も。捨て曲か?
7.Addicted To You ★★
この曲をシングルで聞いた時、宇多田の勢いは1stアルバムで終わったかなと思った。
少し時間を経てアルバムで聞くとそこまで悪くも無いが、このアルバムに入っている他のシングル曲より劣ると思う。
8.For You ★★★ またシングル曲か…
9.蹴っ飛ばせ ★★★ 宇多田の声に合わない曲のような気もする…
10.Parody ★★★★ 軽いリズム、いかにも宇多田という感じの歌詞、良いんでは?
11.タイム・リミット ★★★ 長い目の前奏から気持ちよく流れる曲。展開の仕方も良い感じ。
12.言葉にならない気持ち ★★★★ 甘い曲。うーーん。エンディングを飾るに良し…あれまだあんの?
13.HAYATOCHI-REMIX ★★★ 余計な曲つけるな…と最初は思ったが段々あっても良い気がしてきた。
総評.★★★☆
俺は1stアルバムは余り好きになれなかった。For Youを経てこのアルバムで宇多田が受け入れられるようになった。
ただ、このシングルの多さは何だ?Do As Infinityじゃああるまいし。
それを除けば佳作といって言いんでは?
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:1st. 65 名無しのエリー2002.06.30.

1.SAKURAドロップス ★★★ この曲で始まるとは随分重たくないか?
2.traveling ★★★★ ↑とおもった所をすっきりさせる名曲。PVは薬っぽいが。
3.幸せになろう ★★ あまり意味が分からない曲。存在感薄。
4.Deep River ★★★★ 名バラード。アルバムタイトルだけある。歌詞も力あり
5.Letters ★★★★★ 最高。言うことなし。PVつくってほしい
6.プレイボール ★★★★ 良い曲だが,イントロがLettersとかぶりすぎ。差別化されれば★追加
7.東京NIGHTS ★★★★★ このアルバムの一種のキーだと思う。本人曰く挑戦的だがまとまりがよい。チェンバロがきれい
8.A.S.A.P ★★★ スタンダードな感じ。特筆すべき点は特にない。
9.嘘みたいなI Love You ★★★ エレキが力強いがイントロが気に入らない。歌的には良い。
10.FINAL DISTANCE ★★ この曲が収録される理由がわからない。曲調が替わったとはいえリカットではないか。
11.Bridge(Interlude) ★★★ せっかくいい感じだから「光」とつながってほしかった。
12.光 ★★★★
曲的には最高。でもアルバムバージョンにしてインタールードからノンストップで流れ込んで欲しかった。いきなり「どんな~」はびびる。
総評.★★★★
前作Distanceに比べてアルバムとしての質は高い。シングル曲も前作並の多さだが,色に染まっているので問題ない。
ただ「川」をタイトルに上げてるわりに流れがぶつぶつきれるのがマイナス。
(★5個が満点。)

Reviewer:1st. 72 名無しのエリー2002.06.30.

1.SAKURAドロップス ★★★ 四季の始まりの春でオープニングって事で。
2.traveling ★★★★ ↑ノリノリになれる。気持ちいい!
3.幸せになろう ★★★★ 「オ」の段の韻が心地いい。イイ曲だと思う。
4.Deep River ★★★★★ 名曲。シンプルなバラード。この詩は雑誌のインタビューとか見た後見ると見方が変わる・・
5.Letters ★★★★ ラテンなノリ。コーラスワークが綺麗。
6.プレイボール ★★★ Bメロが嫌い。サビは好き。カッコいい曲。夏のイメージ。
7.東京NIGHTS ★★★★ 古典的なようで、ウタダ節。不思議な曲。
8.A.S.A.P. ★★★ 歌詞が好き。曲は普通のR&B系の感じ。
9.嘘みたいなI Love You ★★★ エレキが印象的。メロ的には一番とんでるかも。
10.FINAL DISTANCE ★★ ちょっとうっとうしい感じ・・。メロは好き。
11.Bridge(Interlude) ★★★ ヴァイオリンが綺麗。
12.光 ★★★★ 冬が終わり、春が突然来た、というイメージ。衝撃的。
総評.★★★★
アルバム全体としての完成度は高い。
アルバム曲の後半2,3曲が似たような感じになってしまっているのが残念。
この曲順で通して聞くべき。
(★5個が満点。)

Reviewer:1st. 139 名無しのエリー2002.07.07.

1.SAKURAドロップス ★★ 痛々しくて疲れる失恋後の脱力感
2.traveling ★★★★★ 高揚と不安の夜間飛行 傑作
3.幸せになろう ★★★ ひそやかでしたたかな「野望」
4.Deep River ★★★ なんとなく遠藤周作を思い出した
5.Letters ★★★★★ 絶望的な歌 死にたくなる様な疲労感
6.プレイボール ★★★★ アレンジ綺麗
7.東京NIGHTS ★★★★ 演歌 流されて流されて受け止めて 懐かしい
8.A.S.A.P ★★★★ リストカッター、不安神経症の歌みたいだ
9.嘘みたいなI Love You ★★★★★ 恋に落ちる予感とも先の見えぬ不倫ともとれる。いずれにせよ瑞々しい佳作
10.FINAL DISTANCE ★ 嫌い 暗い テンポが個人的にダメ
11.Bridge(Interlude) 綺麗。透明感がある
12.光 ★★ アレンジいまいちだが歌詞はいい ほの明るい
総評.★★★★
私としては1stと並んだ! 面白いアルバムでした。
(★5個が満点。tr.11は星評価なし。)

Reviewer:1st. 293 名無しのエリー2002.07.09.

1.SAKURAドロップス ★★★★★ 好きな曲だし名曲だと思うが出だしにこの曲かよ。
2.traveling ★★★★★ 言われるまでも無く名曲だがなんでシングル二連発なんだ。
3.幸せになろう ★★
ようやくアルバムが始まったって感じ。AメロBメロは好きなんだけどサビでの転調が個人的には駄目だった。歌詞と曲調が合ってない。
4.Deep River ★★★★★ お、CMの曲だー。変な転調も無いし歌い方も完璧で好き曲。
5.Letters ★★★★ シングルだし良い曲だけど、この辺で明るい曲も欲しいな。
6.プレイボール ★★★ 似た曲調の曲が続くので飽きてくる。
7.東京NIGHTS ★★★ Aメロ-鬱陶しい。Bメロ-なんとなく良い。サビ-あー凄く良いという印象。
8.A.S.A.P ★★ 印象に残らない。
9.嘘みたいなI Love You ★★★★ シングルカットしても人気出た気がする。イントロのロックっぽいとこは苦手。
10.FINAL DISTANCE ★★★★★ 俺は好きだ。無くてもいいがあったほうがサービスだろう。
11.Bridge(Interlude) ★★★★ この曲をアルバムの一番初めに持ってきたほうが良いんでは?
12.光 ★★★★
シングルでアルバムが終わるのはどうかと思う。本人が一番好きな曲だから最後に〆たのかもしれないけど。最終曲って雰囲気も無し。
総評.★★★
ベストアルバムみたい。
こうしてアルバムとして宇多田を聞くとあんまりバリエーションが無く単調な気がする。2曲くらい明るい曲を入れて欲しかったなぁ。
全体的に暗い。
(★5個が満点。)

Reviewer:1st. 352-353 名無しのエリー2002.07.10.

1.SAKURAドロップス ★★★
他の人も言ってたけど、この曲は1曲目じゃなかったほうが良かったと思う。3曲目ぐらいに持ってきたほうが良かったな。
2.traveling ★
個人的にあんまり好きな曲じゃない。なくてもいいぐらい。途中で聞いてて飛ばしたくなる。
詞が嫌い。(好きな人ゴメン)
3.幸せになろう ★★★
詞の内容がいまいちまだよくわからない。
最初歌詞を見ずに聞いていて、一度別れた二人が偶然出会って一日だけ恋人になろうという曲なんだろうなと思ってたら、
「賢者をたずねた」という歌詞で意味がつながらなくなってしまった。結局この歌の男女は付き合ってるんだろうか?わかれてんのかな?
でも仮につきあってるとしても最初に現時点で「初めてだったらよかったのに」と後悔してる部分でますますわからなくなる。
4.Deep River ★★★★★
詞がいいですね。曲もいいかんじ。何気に名曲。
5.Letters ★★★★★
シングルの時はハマらなかったけど、アルバムで聞いてなぜかハマった。
何度聞いても飽きない不思議な曲。2曲目あたりに持ってきてたらもっと良かったな。
6.プレイボール ★★★★★
イントロが嫌い。でも、そのあとの歌詞は彼女自身のことを歌ってるみたいで聞いてておもしろい。
「♪流行りの歌が私かきたてる 勝負どころ」は誰の曲を聞いてそう思ってるのかな?といつも想像してしまう。サビの詞も面白い。
7.東京NIGHTS ★★★★★
アレンジが初期~中期のTMNのようで懐かしさを感じた。
これも詞が面白いですね。ひさびさにやられたって感じのいろんな発見ができた詞だった。
いろんな意味で東京に暮らす人間の良い部分と欠点を詞に表している感じ。都内に在住したことある人ならいろんな歌詞の部分でニヤけてしまう詞かな。
8.A.S.A.P ★★★★★
今一番ハマってる曲。最初聞いたときはインパクトがなく駄曲かなと感じたが、何回も聞くとハマるまさにスルメ曲のような曲。
詞に出てくる狼少女の展開が好き。(w
あと2番の出だしの部分も好き。詞が全体的に好き。カラオケで早く歌いたい。
9.嘘みたいなI Love You ★★★
最初にアルバム聞いたときに最もハマった曲。でも、今は自分の中で1回クリアしたゲームソフトのような感じになっている。
たまに聞くといいのかも。ドラマに使うといい曲かもしれない。
10.FINAL DISTANCE ★
あんまり好きじゃない。・・けど、Deep riverのCMで使われていたこの曲のPVの部分はいいなと思った。
11.Bridge(Interlude) ★
まだあんまり聞いてない。
12.光 ★★★★
もっと前にもってきたほうが良かったと思う。
個人的に好きな曲なので最後じゃなくて前のほうが良かったな。PVも好き。
総評.★★★★★
個人的に1st2ndよりも良かった。毎日聞いてるけど、飽きないアルバム。毎日なぜか聞きたくなるアルバム。
たぶん3年後も飽きずに聞いてるかも。曲順はかなり不満ですが・・。
全体的に曲もいいけど詞が良かったです。詞が単に自分好みだったせいかもしれませんが、今回のアルバム曲の詞は全て大好きです。
シングル曲も良かった。ということで星5つつけてみました。
(★5個が満点。)

Reviewer:2nd. 450 名無しのエリー2002.08.20.

1.SAKURAドロップス ★★★★ 病気の報道で同情的な評価してるかと考えたけどやっぱり出来はいい
2.traveling ★★★★ シングルの曲だけど、この曲で宇多田見直しはじめてたかも
3.幸せになろう ★★★
4.Deep River ★★★★ スローテンポで暗くも聞こえるが、雰囲気があっていい
5.Letters ★★★★★ SAKURAドロップスのカップリングだけど、こっちの方が好き。
6.プレイ・ボール ★★★ あまり印象のない曲だが、サビの部分が気にいった
7.東京NIGHTS ★★★★ サビの部分にちょっと変化球がある点で平凡な曲じゃなくなってると思う
8.A.S.A.P. ★★ まあ、特に述べることはないかと。
9.嘘みたいなI Love You ★★★★★ 出だしの音の大きさが好きじゃないけど、それを補うぐらいいい出来。実際、評価は高いようだ。
10.FINAL DISTANCE ★★★★ これもシングルで出てましたっけ。
11.Bridge(Interlude) インストなんで評価はなし
12.光 ★★★★★ よくテレビで出てきた部分よりその後の部分の方がよかった。それでこの曲が好きになった。
総評.★★★★★
個人的には2002年ベストアルバムに早くも決定。どの曲も聞ける出来。車とかで聞いてて飛ばす曲なく流しておける感じ。
なにより宇多田に対する漏れの評価を変えさせた一枚。
ただ、宇多田に対する評価は流動的で、ここからハマっていくかは今後の出来によると思う。
(★5個が満点。tr.3はコメントなし。tr.11は星評価なし。)

Reviewer:2nd. 530 名無しのエリー2002.08.22.

1.SAKURAドロップス ★★★★ 和風だから桜で三味線なのは安易。哀しみのこもる歌声はさすが
2.traveling ★★★★ 曲もいいけどPVがかなり(・∀・)イイ!!
3.幸せになろう ★★★☆ まあ聴けるのはこの曲を挟む両曲がいいからだろうか?
4.Deep River ★★★★☆ 歌唱力だけでここまで引っ張ることができるっていう凄さを改めて実感
5.Letters ★★★★★ この上なく悲しい。うちに帰っても誰もいない淋しさ・・・ 歌・インストともに凄いけとにかく悲しい
6.プレイ・ボール ★★★ ピッチャーのようにとかランナーのようにとかいわれてもナー
7.東京NIGHTS ★★ 悪いけど記憶にない
8.A.S.A.P. ★★ 上に同じ
9.嘘みたいなI Love You ★★ 上に同じ
10.FINAL DISTANCE ★★★★☆ 2ndのフツーのディスタンスなら星5つ。重い
11.Bridge(Interlude) インストなんで評価はなし
12.光 ★★★★★
根本にある悲しさが「letters」と同じ。なんとか幸せな方向へ幸せな方向へと力技でつくりあげた感がある。
淋しさがぬぐえない「テレビ消して私のことだけを見ていてよ」
総評.★★★★
アルバム曲は親しめない。聴いてても立て板に水で引っかかるものがない。
その分シングル曲はいい。何度聴いても発見がある。
次は、悲しみじゃなく幸福を根底に置いた曲が聴きたい。本当に本当に、宇多田はこれから。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.11は星評価なし。)

Reviewer:3rd. 163 名無しのエリー2002.09.19.

1.SAKURAドロップス ★★★★ 少々1曲目から重い気がするが最後の「光」から戻ってくるとなおいい。
2.traveling ★★★★ 「ドロップ」から一転、ノリノリでいい!宇多田のアルバムは最初の2曲はシングル曲らしい。
3.幸せになろう ★★★★ イイ曲だと思う。が、歌詞が深すぎて「?」なところもあるが、そこがミソ。
4.Deep River ★★★★★ まさに名曲。休養のためか、シングルカットされないのが残念。
5.Letters ★★★ 流れ的にはおかしくないが、この曲はシングルで単体で聞いたほうがいい。
6.プレイボール ★★★★ サビがいい。カッコいい。ただイントロが「Letters」とカブル・・・
7.東京NIGHTS ★★★ 最初聞いたとき、藤圭子の曲?とおもったくらい演歌っぽい
8.A.S.A.P ★★★ 曲は普通のR&B系でまさに宇多田らしいが、新鮮味にかける。
9.嘘みたいなI Love You ★★★★ 歌詞がおもしろい。シングル曲以外で2番目に好き。
10.FINAL DISTANCE ★★★★ メロがすごいきれい。ただ前作からのシングルカットなのに・・・
11.Bridge(Interlude) ★★★★ ヴァイオリンが綺麗。次の光への準備体操って感じ。
12.光 ★★★★ 冬→春→SAKURAというイメージ。1曲目へもどればもっとひきたつ
総評.★★★★★
アルバム全体としての完成度、楽曲、歌詞、曲順ともにいい。絶対この曲順でリピートして聞くべき!
ただ、1~4、5、6~9、10~12で途切れてしまう気もする。
タイトル通り「深い」です。
(★5個が満点。)

Reviewer:3rd. 173 名無しのエリー2002.09.20.

1.SAKURAドロップス ★★★ 春のイメージ。シングルとしちゃ凡作だが、綺麗な曲。
2.traveling ★★★★ テンポのいい、ノリノリの曲。車の中で聞きたい。
3.幸せになろう ★★ 「お」の段の韻が心地いい。それだけ。
4.Deep River ★★★★ 名バラード。ちょっと聞いてて疲れるけど。
5.Letters ★★★ 完成度は高い曲だと思うが、つまんない。おなじメロなんども使いすぎ。
6.プレイボール ★★★ 宇多田らしい小曲。でもこれならAddictedの方がいいだろう、と。(メロが似てる)
7.東京NIGHTS ★★★ 4~6曲目でまったりしすぎてた所をすっきりさせる曲。
8.A.S.A.P ★ 捨て曲
9.嘘みたいなI Love You ★ 捨て曲
10.FINAL DISTANCE ★★★★ メロがすごいきれい。個人的にはDistanceより好きかも。もっさりだけど。
11.Bridge(Interlude) ★★ 綺麗なインスト
12.光 ★★★ 宇多田にしちゃ、スクウェアなリズムの邦楽的な曲。結婚ソング?
総評.★★★
1st、2ndにくらべると、元気が無くなって小さくまとまっちゃったかなと言う印象。
シングルはさすがにそれなりのクオリティ。
(★5個が満点。)

Reviewer:3rd. 185 荻野目洋子萌え2002.09.21.

1.SAKURAドロップス ★★★ テンポ遅くて苦手
2.traveling ★★★★ 歌詞に相当な進歩が見られる
3.幸せになろう ★ サビまではとっても良かったのにガックリ
4.Deep River ★★★★ いい曲
5.Letters ★★ サビが嫌い。
6.プレイボール ★★★ サビの安っぽさが気になる。
7.東京NIGHTS ★★★ やっぱりサビが安っぽい
8.A.S.A.P ★★★ まだこの曲の方が聴ける。
9.嘘みたいなI Love You ★★★★ みんな言ってるけどギターのイントロが最低!!それ以外はいい。
10.FINAL DISTANCE ★★★★★ 2001年のオレ的最高傑作。(アユを買って2ndを知らない身としては)
11.Bridge(Interlude) ★★ なかなかのインスト
12.光 ★★★★★ 2002年上半期のオレ的最高傑作。この娘の書いた曲でも一番すき!!
総評.★★★☆(7.5点/10)
ファーストよりは良かったと思う。大好きな2曲が入ってるし歌詞も上達したしアルバムとしての統一感が1stより出てる。
ただしシングル以外はあんまり好きになれない。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:5th. 160-161 名無しのエリー2003.07.04.

[1.]traveling ★★★★ ノリノリ。何も考えないで聞けるアフォっぽさが良し。音が良く出来てる。
[2.]SAKURAドロップス ★★★ シングルにしては全体に安っぽい。桜が散っているイメージを狙った音も。
3.幸せになろう ★ 韻踏みが心地いい。それだけ。
4.Deep River ★★★★ 気合入れて一生懸命真面目に作った歌だな、という感じ。普通に名バラード。
5.Leters ★★★★ 単調なメロの繰り返しながら、飽き難い曲。大げさな失恋歌。
6.プレイボール ★★ バックメロのせいか5と被る。宇多田らしい小曲。
7.東京NIGHTS ★★ 4~6でマターリしたところをすっきりさせる曲。
8.ASAP ★ 捨て曲。いらない。
9.嘘みたいな I love you ★ 冒頭のギターもウザイし。捨て曲。いらない。
10.Final Distance ★★★★ 宇多田節全開の歌唱は鬱陶しくもあるが、引き込んでしまう力がある。曲自体も秀逸。
11.Brige(interlude) ★★★ インスト。ストリングスが綺麗。
12.光 ★★★ 単純すぎるメロと幼稚とも言える歌詞だが、なぜか感動してしまう。
総評.
シングル以外はどれもパッとしない印象。聞いていてダルいアルバムかもしれない。
ただ、シングルはどれもさすがに聞けるな、と思う。
宇多田も初期に比べると大分パワーダウンしたな、という印象を持ちました。
(★5個が満点。総評は星評価なし。)

Reviewer:5th. 206 名無しのエリー2003.07.19.

1.SAKURAドロップス 失恋バラード。きれいな曲だと思います。前向きだし。
2.traveling ディスコ。大音量かヘッドフォンで聴くと乗れる。
3.幸せになろう 歌謡曲。
4.Deep River 人生系バラード。和の香り。力強さを醸し出そうとした感じ。
5.Letters マイナー調ボサノバ。珍しい曲。このアルバムでは一番好き。
6.プレイ・ボール 歌謡曲。日本の夏祭りの夜という情景描写が良い。
7.東京NIGHTS 歌謡曲。うーん。。。
8.A.S.A.P. 歌謡曲。6、7と8はインパクトは弱いかなぁ。
9.嘘みたいなI Love You ロック風Jポップ。かなりポップ。ギターが強調されてる。
10.FINAL DISTANCE バラード。直前までアップテンポが続くので、きれいに聴こえる。
12、光 ミディアムテンポ。これはみんな知ってるでしょう。突き抜けた感じ。
総評.
3枚のアルバムの中では一番好き。
他2作に比べ、泥臭いというか、歌謡曲チックなところが個人的にツボだった。これ出たの夏だったしなぁ。
ただ6-9まで同系統の曲を並べすぎかな、という気はした。
(楽曲・総評ともに星評価なし。tr.11はレビューなし。)

Reviewer:5th. 669 名無しのエリー2003.10.08.

[1.]traveling ★★★★★ お洒落な曲。異空間を楽しげに漂ってる感があり曲調が好き
[2.]SAKURAドロップス ★ 盛り上がりもなければひっかかる感もない。ただ聞き易く出来てる
3.幸せになろう ★ 優しい感じだが曲として単調。
4.Deep River ★★★★ 軽く聞くと何て事ないが深く聞くとにじんでくるような良さ。歌詞も懲りすぎず安っぽすぎず。
5.Leters ★★★★ 初めて聞いた時から何か耳に残る曲。綺麗な心地よい曲。
6.プレイボール 声の感じは好きだが曲はありきたり。流す曲。
7.東京NIGHTS ★★ 躍動感あってきらきらしている。歌詞が好きになれない。もうちょっと凝っていればいいのになと思う
8.ASAP 捨て曲。聞かない。何も感じない。
9.嘘みたいな I love you ★★★★★
ドラマチックな歌詞にロックでドラマチックな曲調。サビが聞いてて何度もぐっとくる。歌詞が似たような経験をした人には甦り世界に入る。
10.FINAL DICETANCE マッタリしすぎて好きになれない。狙いすぎた感じが駄目。
12.光 ★★★ 宇多田だから売れたんだと思う、曲自体はつまらない。
(★5個が満点。総評なし。tr.11はレビューなし。tr.6,8,10は0点評価。)

Reviewer:12th. 631-632 名無しのエリー2006.07.03.

1.This Is Love ★★★★☆ 昔の彼女とはぜんぜん違う楽曲。浮遊感漂う名曲。
2.Keep Tryin' ★★★★ 彼女独特のムードを出しつつポップ。芸術的バランスだと思う。
3.BLUE ★★★★☆ タイトルトラックなのかな? 文句ない名曲。
4.日曜の朝 ★★★★ 特徴的なイントロからR&B風楽曲へ。昔の彼女っぽい。
5.Making Love ★★★★ 単純な音のはずなのにそう感じない。
6.誰かの願いが叶うころ ★★★★☆ 文句のないデキだけど、アルバムでは浮いているのが残念。
7.COLORS ★★★★ やっぱりアルバムには収録すべきじゃなかった。
8.One Night Magic ★★★ いらなかったと思う。
9.海路 ★★★★ 彼女にしか書けない。
10.WINGS ★★★★ アルバムのワンピースとなった時により輝きを増した印象。
11.Be My Last ★★★★ tr.6の劣化版に聴こえてしまう。それでも完成度は高い。
12.Eclipse(Interlude) ★★ 評価できません。
13.Passion ★★★★ シングル単体で聞いたときの違和感がアルバムラストに入ることで解消された。
総評.★★★★☆
昔の彼女はシングルはいいけどアルバムがイマイチだった。でも今作ではそのどちらも完成度が高い名曲ばかり。
全米アルバムはセールス的には失敗だったが、音楽的には大成功だったと思う。
あのアルバムがなければ、このアルバムは生まれていなかっただろう。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:避1st. 28-30 名無しのエリー2006.07.07.

1.This Is Love ★★★☆
「日清カップヌードル」CMタイアップ曲。CMのアニメにピッタリな突き抜けるような爽快さは単体で聴いても心地よい。
「冷たい言葉と 暖かいキスあげるよ」といった宇多田節は未だ健在。
無機質さと疾走感という一見矛盾する2点を併せ持つアレンジは見事。
2.Keep Tryin' ★★☆
16thシングル。「LISMO! au LISTEN MOBILE SERVICE TVCM」タイアップ曲。CMで一日中聴いてた割に売れなかった。
それゆえか、曲の完成度の割にメロディ自体は単調で飽きやすい。
最後の「少年はいつまでも~」からの下りのがサビよりサビらしいのが特徴か。
3.BLUE ★★★☆
広大な海を思わせるイントロから綺麗にAメロ、Bメロに繋がっていくが、サビで曲調が急激に変化、鋭くカッコいい。
タイトル曲だけあってキャッチーで素晴らしい出来、ただしtr.10とややメロディが被る。
4.日曜の朝 ★★☆
日常の何気ない一コマ一コマをやや物憂げに歌う宇多田っぽい曲の一つ。
前曲からトラックが少し繋がっているが、ここで勢いが死んでしまっている。
次の曲と入れ替えたほうが曲がそれぞれ生きてきたかもしれないが…
5.Making Love ★★★
ワタシガハジメテホレタオンナに送る違った意味でのラブソング。曲名だけでは想像し難いね。
ガッチリと基本通りに作られた優等生R&Bで、やっぱりキャッチー。
Cメロの早口なんかは使い古された感もあるが、結構好きだ。
6.誰かの願いが叶うころ ★★★
13thシングル。映画「CASSHERN」テーマソング。ピアノを中心にシンプルな音で構成されたバラードソング。
近年の宇多田のバラードナンバーの中では頭一つ抜けていると思う。
葬式かよと突っ込みたくなる曲全体の雰囲気がたまらない。歌詞も辛気臭いが素晴らしい。
ただ収録される前から分かってたが、このアルバムでは浮いてる。
7.COLORS ★★★
12thシングル。TOYOTA「WiSH」タイアップ曲。古ッ!この曲まで収録してしまうのが宇多田のアルバムらしいが…
本人以外が編曲に関わってるアルバム唯一の曲。それならアルバム用に新しくRemixして欲しかったのに。
やはり他の曲と比べて浮付いた感が多少出ているが、前曲を覆す爽やかさは意外にアルバムにマッチしている。
曲終盤の流れ・歌詞ともに秀逸。
8.One Night Magic(feat. Yamada Masashi) ★★★
またもやコッテコテのR&Bソング。印象にはあまり残らないかも
夜のクラブにぴったりなちょっぴりアダルト向けなソング。白鳥と 不思議社交ダンス なんて可笑しな歌詞が好きだ。
9.海路 ★★
tr.3と同じく、青い海の深さを描いた曲。繋ぎ曲で小粒。広い海を静かに旅する一隻の船が頭の中にイメージされる。
10.WINGS ★☆
16thシングル「Keep Tryin'」カップリング曲。
応援歌のハズなのに憂鬱気味なトラックとボーカルが苦手だ。前述の通りtr.3とサビが少し似ているのも残念。
11.Be My Last ★★★
14thシングル。映画「春の雪」テーマソング。
母さんどうして…と突然始まる暗すぎる出だしや、Be My Lastとひたすら繰り返すだけのサビなど当時はいろいろと話題になった一曲だが、
曲自体はやはりシングルとして切るだけの出来ではある。
綺麗過ぎて不気味ささえ感じるメロディだが、どうしてもtr.6と被る感は拭え切れない。
12.Eclipse(Interlude)
ここに来てインタールード?かと思うが、前後の曲の繋がりには絶対必要。
13.Passion ★★★★★
15thシングル。ゲーム「KINGDOM HEARTS II」テーマソング。
長い航海の最後を締め括るのは、このアルバム随一の壮大さを「和」を元に表現したシングル曲。
当時では久々のアップテンポで、全編サビのような曲。構成も素晴らしく、特に最後の大サビで弾ける意味深な歌詞、切なさと開放感は圧巻の一言。
これで売れなかったのが不思議でしょうがない。
だがこれだけの名曲が集まるアルバムの最後として選出されたということは宇多田にとって思い入れのある特別な一曲であることは想像に難しくなく、
その役目に相応しい楽曲であることもまた間違いない。
PVでも見せてくれる、他を圧倒する世界観にまた絶句。
総評.★★★☆
ヒッキーヒッキーと騒がれた時代は終わったが、「宇多田ヒカル」はまだ終わっていなかった。
いや、これからが始まりだとハッキリと提示させてみせた4年ぶり渾身の4thアルバム。
COLORS以降の全ての楽曲を彼女一人でこなすようになり、ベスト以前の大衆性はキッパリと取り払われ彼女の音楽観をさらに深く掘り下げた一枚となっている。
大衆性を失ったとはいえ根底に潜むキャッチーさは健在で(それすらなくなったらもう宇多田ではないか)
聴きやすく聴きこみやすい楽曲達で埋まっている。
ただシングルばっかりとにかく詰め込むといった点も相変わらずで、
インタールードを除いた新曲は5曲と過去の音源を貪り尽くしたコアな方々にはやはり物足りないか。
変わった点、変わらない点含めて未だ「進化」し続けてることはもはや語るまでもない。
日本一を極め全米ですっころんだ彼女は今も貪欲に様々な音楽に触れその全てを吸収して新しい音楽をオリコンの上位にどんどんと掲げてくれるのだ。
その姿はジャンルが全く違えど安室奈美恵を髣髴とさせる。
ともあれその余りに大きく広大な新しい彼女の一歩。是非手にとって、触れて、聴いて、感じ取って欲しい。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.12は星評価なし。)

Reviewer:14th. 251-254 名無しのエリー2007.03.05.

1.This is love ★★★★
カップラーメンのCMでおなじみ。
とてもストレートな曲タイトルとは裏腹に混沌とした詞の世界。
「冷たい言葉と温かいキスあげるよ」という、ハッピーなのか違うのか判別しにくいフレーズも。
こんな曲に「This is love」と名づけてしまう宇多田、よっぽど落ちていたのだろうか。
2.Keep Tryin' ★★★
カラオケ難易度かなり高めの、浮遊しまくりのメロディーが新鮮。
こういう独特なメロディーを作れるのは宇多田の強みだろう。
歌詞は「どんぶらこっこ 世の中浮き沈みが激しいな」など「ふざけてるのか?」と問い詰めたくなるようなおちゃらけたフレーズが多いが、
「クールなポーズ決めながらずっと戦ってた」など、目の覚めるようなフレーズも。
「少年はいつまでも片思い 情熱にお値段つけられない」という歌詞は元夫への応援歌だろうか。
3.BLUE ★★★★★
ここからがアルバムの本番という感じ。なにせタイトルが「BLUE」。アップテンポな曲調だが寂しく悲しげな雰囲気が漂う。
サビでは「栄光なんて欲しくない」「全然なにも聴こえない」「もう恋愛なんてしたくない」等と現状の否定が繰り返され、
私生活への不満をも想起させる。
しかしそんな満たされない私生活こそが創作のガソリンになっているということが
「どんなに辛いときでさえ歌うのはなぜ」という一節に集約されている。
4.日曜の朝 ★★★★★
アルバム中最も繊細なアレンジが施されている。
耳をすますとかすかに聞こえてくる、医療機器のような無機質な音がシリアスな雰囲気を煽る。
「幸せとか不幸だとか基本的に間違ったコンセプト」と言い切ってしまうところに、
普通の人のように平穏な生活が出来ない表現者としての不器用な生き方が垣間見える。
5.Making Love ★★★★
遠くで暮らすことになった友達への応援歌。 宇多田の幼なじみである女友達に贈った曲だということが本人の口から明言されているが、
それを知らなければ先日離婚した彼女の心境がかなりリアルに綴られているようにも思える。
「あなたに会えてよかった 遠い街でもがんばってね 新しいお部屋で君はもうMaking love」など、
離婚のニュースを聞いた後ではかなり痛々しく聴こえる。
6.誰かの願いが叶うころ ★★★★
元夫の映画に提供した、ピアノメインのバラード。
「みんなに必要とされる君を癒せるたった一人になりたくてちょっと我慢しすぎたな」というフレーズは、ギクシャクとした二人の関係を想起させる。
ていうか歌詞、聞いた当時には予想もしなかったが、今聴くと離婚した彼女の心境そのもの…?
7.COLORS ★★★★
結婚後初のシングルとしても注目を浴びた。「結婚しても自由奔放に音楽活動するぜ」という宣言のような曲。
8.One night magic ★★★★
バックホーンの山田と共演した不倫ソング。
山田の声が宇多田が作ったハウス風トラックに乗るというのがかなり新鮮であった。
「白鳥と不思議社交ダンス」という宇多田にしか書けないような歌詞がおもろい。
9.海路 ★★★
「額縁を選ぶのは他人」というフレーズが印象的。
「私は自由に作品を作るので、リスナーは好き勝手に額縁付けて楽しんだり批評してください」、ということだろう。
10.WINGS ★★★★
宇多田夫妻が不器用な夫婦生活を送っていたであろうことがたやすく想起される曲。
「大胆なことは想像するだけ」と聴いた時、「ここまでバラしちゃっていいのか!?」と思ったら、やっぱり数ヵ月後には離婚しちゃった。
11.Be my last ★★
映画『春の雪』テーマ曲。映画の主人公・清顕の心情を綴ったような切ない歌詞。
しかし「大人ぶってたのは誰」というのは宇多田自身の心の叫びだろう。
ここで一気に売り上げが落ちたが、プライベートなことで宇多田自身の心も落ちていたのかもしれない。
12.Eclips ★★
インスト曲。11曲目と13曲目を無難に繋いでいる。
タイトル見た瞬間LUNA SEAのSUGIZOを思い出した。
13.Passion ★★★★
過去と現在がクロスするような不思議な時間軸を持つ歌詞。「あの時こうしていれば、夢見てた未来に出会えたのにね」的な後悔を歌う。
幻聴のように響くコーラスが悲しみを増幅させる。
総評.★★★★★
全米デビューの時にはかなりギクシャクしていた宇多田自身によるアレンジがすっきりとまとまっていて、耳なじみもいい。
耳を澄ますたびにいろんな音が聞こえてきて発見の連続。現時点での最高傑作だろう。
しかし歌詞はアルバムタイトルが「超ブルー」なだけあって欝。
離婚のニュースには驚いたが、こんなアルバムを作ってたことを踏まえると妙に納得がいく。
「First Love」の頃、宇多田がこんなことになるとはカケラも思ってなかった。故にファンが離れたのだろう。
(★5個が満点。)

Reviewer:17th. 316-320 名無しのエリー2008.03.26.

1.This is Love ★★★★★
イントロの打ち込み音が印象的で、緊迫感をあおる。
メロディも歌詞も非常に彼女らしく、激しい愛の中にもどこか切なさを感じさせる独特な世界観が秀逸。
シングルカットしなかったのが残念なほどのクオリティ。この手の曲は宇多田の十八番だが、これは特に素晴らしい。
アルバムのオープニングにはふさわしい曲。
2.Keep Tryin' ★★★☆
歌詞がとにかく彼女の曲として、革新的で衝撃的だった曲。
壊れたのか?というほど変な歌詞。突っ込みどころ満載。「DEEP RIVER」でいうtravelingのポジションかな。
アルバムの中でこの曲だけやたら明るいのに違和感を感じないのは曲順の功か。
サビの流れるようなメロディ+宇宙的な浮遊感のあるバックサウンド=おもちゃのような世界観(?)。
それに宇多田の湿った哀愁のあるあの声。そのミスマッチさが意外と相性が良くてはまる。
宇多田には合わないようだけど、ほかの歌手には歌えない曲。
まあとにかく、変な曲。宇多田らしい地についてないようなアレンジが味になっているかも。
3.BLUE ★★★★☆
急に真面目な曲に。アレンジ的にはKeep Tryin'にも似たいつもの浮遊サウンドだが、結構どっしりした曲。
壮大なイントロから始まり、落ちついた曲になるかと思えば激しい展開を見せる。最後の連続サビは圧巻。
ピアノが効果的に使われており、どこか幻想的な所はトラック9の海路にも通じる。
ちょっと後半のサビ連発がしつこい気もするが、次の曲で肩の凝りをほぐしてくれる。
サビのメロディの起伏は圧巻。これを生で歌うのはつらそう。
このアルバムの核となる曲で、彼女なりの「BLUE」という色がよく表現されている。
聴き疲れしやすいのに、気が付けばまた聴いてる、そんな曲。
4.日曜の朝 ★★★☆
大真面目なBLUEから一転、どこか日常的な歌詞が特徴的となる曲。無機質で単調ともいえるアレンジが日曜日の気だるさをうまく表現している。
前作『Deep River』における『幸せになろう』の延長線上のようなポジションにある。
韻の踏み方が個人的に好き。初期の頃に培ってきたR&Bが上手く活かされている。
5.Making Love ★★★★
この曲も現実感溢れる歌詞で、急に引っ越すことになる親友への曲。
アルバム曲の中では最もメロディアスで、後半のちょっと過密なアレンジも心地よい。
Cメロが特徴的なのと、Keep Tryin'と同様、この明るいポップな歌に宇多田の湿った声が意外とマッチしている感じが好き。
明るい歌なのにどこか切なく聞こえるのは彼女の楽曲では常にデフォルト。
6.誰かの願いが叶うころ ★★★★☆
泣ける。歌詞が文学的で、深い。宇多田のバラード曲の中では頭一つ飛びぬけた出来。
落ち着いたピアノと彼女の母性的な声が調和して、切なさの中にもどこか温もりや暖かさがある。
一気にシンプルな曲になるため、Making Loveとのつながりの面で少し違和感があるが、それを考慮しても名曲であることには変わりない。
ただ、鬱々とした重たい曲なので、苦手な人は苦手かも。
7.COLORS ★★★
発売時期が他のシングルと大きく異なるため、作風も他の曲とはまったく違い、
編曲もアルバムで唯一の共同編曲ということもあり、いかんせんアルバムの中で浮いている。
曲自体も佳作ではあるがいまいちインパクトに欠ける。
曲単体では後1点プラスなのだが、統一感に欠けるという面で減点となるのは致し方ないか。
8.One Night Magic feat. Yamada Masashi ★★★
メロディは普通だが、Cメロからの後半の展開は秀逸。
山田将司とのコーラスワークが綺麗で独特の雰囲気をかもし出している。海路との曲の繋がりかたも良い。
ただ、コーラスのハーモニーこそは良かったが、いまいち印象が薄い。まあ、好きな人は好きなんじゃ。
「声」の魅力が一番出ている曲ではないかと。ただ、やはりこの曲以降の曲によってアルバム全体の評価が分かれる。
9.海路 ★★★
一番評価しづらい曲。幻想的でまさに壮大な海の中にいるような曲。もとい、海の中で死んでそうな(ry
穏やかで終始ゆっとりとした曲だが、おやすみ前のリラックスにはふさわしくないかも。どこか悲しく、恐怖感をあおる。
また、今回のアルバムの歌詞は比較的現実的でリアリティのあるものが多い中、何を表現したいのかわからないほど抽象的な歌詞が印象的。
むこうの世界みたいな・・・死臭の凄い曲。どこが鬱なのかわからないが、とにかく全体的に鬱をヒシヒシと感じる。
宇多田至上一番の迷作だが、曲自体は悪くないし、インスト曲として聞き流すのもいいが、じっくり聴いてみると良さがわかるかも?
10.WINGS ★★★
海路の後に聞くととてもほっとする曲。こちらは寝る前に聞くといい夢が見れそう。
ピアノの旋律が美しく、歌声ものびのびとしていて綺麗。
地味で印象に残らない曲なのは前後の曲を考えれば仕方ないか。気休め的に聞いてほしいかも。
しかし、歌詞はいかにも彼女の離婚前のギクシャクした複雑な関係を語っているような内容。
11.Be My Last ★★★★
WINGSの時の安堵もつかの間、またもや暗く悲しい歌である。
絶望の真っ只中という感じで、アルバムの後半にこんな曲を入れていいのかとさえ思ってしまうが、ここがベストな配置なのかもしれない。
ギターのボロンボロンという音が悲壮感を煽り、歌詞が少ないのも○。
売上的にも音楽的にもびっくりするほどの変化があった曲だが、改めて聴くとなかなかの名曲。
12.Eclipse(Interlude)
前作『DEEP RIVER』もそうだったが、重いバラードの後のインタールードはとっても癒される。
Passionとのつながりも良く、はねるようなサウンドが、ラストに向けての緊張感を煽る。アルバムのラストの前座としては良くできているのでは。
ちなみにこのインタールードはこのアルバムを非常によくあらわしていると個人的には思っている。
13.Passion ★★★★★
これぞ「宇多田ヒカル」。「光」に次ぐ最高傑作。この浮遊感は宇多田にしかあらわせないと思う。
発売時の評価は低かったが、光に然り、アルバムのラストでこそ映える曲。ほかの曲とは世界の違う曲。
アーティストとしての「情熱」がすべてこの曲に注がれている。なんかもう完璧な曲。言うことないです。素晴らしい。
総評.★★★★☆
全体的にピコピコ打ち込み音とピアノのアレンジが多かったが、曲調にはまっており、
過去のアルバムには無い奔放さ、楽曲の幅の広さが見受けられた。First LoveやDistanceのときに見られたアルバム曲の質の低さも改善されている。
DEEP RIVER、次作HEART STATIONに並ぶか、頭一つ飛びぬけた出来なのでは。まぁこの3つは完全に好みによると思うけど。
序盤でドーンと聴かせ、中盤以降は鬱々と、そしてインタールードからのPassionで一気に開放される・・・、
今回は初期のアルバムの後半に見られた「ダレ」が少なく、全体的なまとまりも良いのでは。
ジャケットからして女王の品格が漂っているが、まだ当時23才、今後の成長が大いに期待できる。
なお、星を一つ減らしたのはやはりCOLORSが浮いている点が残念だったため。
サウンド的には次作に通じる部分が多いが、雰囲気はがらりと違うので、聞き比べると全然違うな、と改めて感じる。
シングルが苦手な人は苦手なアルバムかもしれないが、必聴の価値あり。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.12は星評価なし。)

Reviewer:23rd. 537-541 名無しのエリー2010.08.30.

1.This Is Love ★★★★★
イントロから打ち込み全開の楽曲。 これぞ宇多田ヒカル!という感じなんだけど、以前の彼女とは確実に違う。「Exodus」でやってきたことの集大成って感じ。
詞でも「冷たい言葉と暖かいキスあげるよ」などと宇多田節もしっかり感じることができる。
2.Keep Tryin' ★★★★
何十体もの宇多田が並んでいるジャケットから詞の内容まで「???」って曲。
とにかく宇多田ヒカルの頭の中はこんな感じですよ。って感じ。他の歌手には絶対に作れないし歌えない曲。
「クールなポーズしながら実を言うと戦ってた」って歌詞から売れているからこその「宇多田ヒカル」を演じてきて「もう私は何も気にせず戦い続けていく」と、
前作までのアルバムと今作の彼女の違いをしっかりと感じることができる。
3.BLUE ★★★★★
今までは必ずアルバムのタイトルと同じタイトルの曲があったが、これが今回の実質的アルバムと同一タイトル曲。
もともとアルバムのタイトルが「BLUE」だったかがそれだとなにか寂しい感じがしたようで「ULTRA」をつけたとか。
深い海の中に迷い込んでしまったかのような詞の内容で、人生に何も感じなくなってしまって人生の意味、歌うことの意味、恋愛の意味を問う曲となっている。
まさに「BLUE」な曲。
4.日曜の朝 ★★★★
一番アレンジが凝っている曲。
「彼氏だとか彼女だとか呼び合わない方が僕は好きだ」「幸せとか不幸だとか基本的に間違ったコンセプト」と面白い詞が多いのも特徴的。
たぶん人として非常に不器用なんだなと感じれる作品。
5.Making Love ★★★★★
一見恋人い向けて書いた曲に聞こえるが、実は引っ越してしまう友人に書いた曲。
非常にキャッチーでアルバムの中でも聞きやすいほう。Cメロが特に好き。
6.誰かの願いが協うころ ★★★★
こちらも発売時期が少し違うため、若干浮いているけどそこまで気にならない。
反戦的な意味合いと人の幸せを願うことを含んだ内容。哲学的要素も含んでいて非常に奥深い一曲。
「誰かの願いがかなうころ、あの子が泣いているよ」など考えさせられる歌詞が印象的。
最初は好きじゃなかったけど、今では好きなシングル曲の中でも上位に来るぐらい。
7.COLORS ★★★★
唯一の共作編曲の曲。発売時期が他と大きく違うため、完全に浮いてしまっている。
色を題材としており、見ていて面白い作品。
曲自体の完成度は非常に高いため、浮いている感じを許してしまう。
8.One Night Magic(feat.Yamada Masahi) ★★★
THE BACK HORNのボーカルの山田将司をゲストに迎えた曲。ノリが良く、山田のコーラスも違和感なく聞ける。
二人が友達なのにはびっくりした。
9.海路 ★★★
個人的に今回のアルバムの中で一番わからない曲。イメージ的に海の中のさらに奥深いところって感じ。
10.WINGS ★★★★
曲はあったかく、優しい感じなんだけど詞を見ていると「あー結婚生活がうまくいってないんだな」と想像できてしまう。
2と同様、めんどくさがり屋で不器用なんだなと感じる曲。
11.Be My Last ★★★
宇多田ヒカルのセールス低迷に本格的に入った曲。最初聞いたときは悪い意味で衝撃を受けた。
以前の曲とは全然違くて戸惑ったが、今聞くと良い曲。
アルバム後半のくせして1番の暗さ。まぁ売れる曲ではないな。
12.Eclipse(Interlude)
インスト曲。しっかり前の曲の暗さを一回リセットしてくれてありがたい。
13.Passion ★★★★★
宇多田ヒカルとしては初のTOP3落ちとなってしまった曲。売上げも一番低くて悲しい・・・
個人的にアルバムの中で1番好きな曲。
実に幻想的な曲で、1番2番と押さえてCメロで一気に爆発。このCメロの為だけに聞いているといってもいいぐらい。
過去と未来が交差する詞で「もしもあの時に」という後悔を歌った曲。しかし、決して悲観的ではないところがいい。
総評.★★★★
自身の病、全米デビュー、結婚、売上低迷と様々な経験を得て宇多田自身の「BLUE」を表現したあるアルバム。
詞の内容は前作に劣らず暗くて鬱的。しかも、詞を読むと離婚を彷彿させる詞がかなり多く結婚生活がうまく言ってなかったことが想像できる。
また、「Exodus」で全米でなかなか売れず、「Be my last」で国内でも売上低迷など散々だった。
でもこの失敗こそがいい経験になってこのアルバムができたに違いない。
だからこそ自分をさらけ出して、本当にやりたかったことができていると思う。
アルバムの完成度はかなり高く、後半のダレが感じられない。
しかし、「COLORS」の編曲だけが曲作になっているためアルバムの統一感をぶった切っていることが残念。
アルバム用にアレンジしなおしてもらいたかったけど、本人的にはしたくなかったのかな?
1曲目の「This is love」なんて「Exodus」でやってきたことの行きついた先みたい。
詞の内容も一見ふざけたものから、哲学的エッセンスを盛り込んだものまであり。意識して詞を見てみると新しい発見が多い。
売上げでは宇多田ヒカルとして一番低いが、個人的に一番好きなアルバム。このアルバムは宇多田ヒカルの中で一番好きな人が分かれる作品だと思う。
とりあえずシングルを聞いて駄目だったらたぶんダメかな。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.12は星評価なし。)

Reviewer:17th. 293-297 名無しのエリー2008.03.24.

1.Fight The Blues ★★★
喜太郎のような、朝の目覚めのようなオリエンタルなシンセが印象的。
「鬱に負けるな」という力強いメッセージを持つ曲だが、音は非常にフワフワと柔らかい。
この柔らかな楽曲の中で、唯一低音が効いていてパワフルなBメロがこの曲のキモか。
2.HEART STATION ★★★☆
裏メロを奏でるキーボードと本人の声が自由自在に歌うメロディアスなミディアム曲。
聴き手を選ばない、というかスルーされそうなほど薄味のサラっとしたポップスに仕上がっているが、
本人すら辛そうなかなり無理のあるメロディーラインと、奔放に動きまわるコーラスが地味に異彩を放つ。
2番Bメロのコーラスラインが特に面白い。インストとコーラスだけのカラオケバージョンを聴いてみたくなる。
3.Beautiful World ★★★★
この曲も「HEART STATION」同様、キーボード・コーラスとボーカルの絡み合いが聴き所か。
無茶なメロディーと、それに呼応するような悲しげなキーボードの共存。
「残酷な天使のテーゼ」も良いが、アスカ登場前で明るい要素が殆ど何も無く、
暗く閉じた世界観を持つ物語前半を映画化した「ヱヴァンゲリヲン 序」とこの曲のシンクロ率はとても高かったように思う。
エヴァヲタのアーティストは宇多田以外にも沢山居るが、ここまで客観的にエヴァを見つめて曲に出来る人は少ないのでは。
4.Flavor Of Life -Ballad Version- ★★☆
「人生の味」という、酸いも甘いも味わいつくした泉谷しげるのようなおやじシンガーソングライターがつけそうな渋く枯れたタイトルがついたヒット曲。
売り上げ的に低迷していた宇多田だが、その気になれば世間を喜ばせるバラード作るのはお手の物であることをこの曲で証明した。
「せつない」「苦い」「Life」「したい」「ない」「じゃない」「未来」など、徹底的にaとiで脚韻を踏んでいる歌詞。
本人なりの綿密な計算があるのだろう。
5.Stay Gold ★★★☆
軽やかでしなやかなメロディを鳴らす高音のピアノ、微かに鳴ってるキック、幻聴のような歌声。
まるで夢の中で聴いているような浮遊感のあるバラード。
この浮遊感と対称的なのがドーンと沈み込んでいくような低音のピアノ、かなり高い所で「チッチッチッ……」と鳴る電子音、
「大好きだから ずっと」というインパクトのある歌詞。夢と現実を行き来するかのような不思議な曲。
6.Kiss&Cry ★★★★
パオーン!という大胆なシンセヒットを盛り込んだテンションの高いミディアム曲。
「随所に面白い音を盛り込みまくってやろう」という悪ノリを感じる。
日本民謡のようなAメロから早口なBメロに転がり落ちる無理やりな展開が楽しい。
「今日は日清カップヌードル」というバカな歌詞も悪ノリの賜物だろうが、その裏には「チャレンジには失敗がつきもの。ていうか失敗の可能性方が高い。
いちいち失敗に傷ついて立ち止まってたら身が持たない」というシビアなメッセージが隠れている(多分…)。
7.Gentle Beast Interlude
次曲につながるインスト。タイトルは次曲の歌詞「優しい瞳をもつ化け物が目を覚ます」からきていると思われる。
8.Celebrate ★★★★☆
ラテン風味のギターのカッティングが響く4つ打ちハウス。
2001年ごろのコーネリアスが作りそうな、オーガニックな雰囲気のトラックに、全盛期の小沢健二のような、恋愛の楽しさを謳歌するようなポップな歌詞が乗る。
まるで「フリッパーズギターが今、突如再結成したらこうなるかも?」な曲(超こじつけ)。
「おまえがナンバーワンだぜ」という、『ドラゴンボール』のベジータのような男気ある歌詞が印象的。
9.Prisoner Of Love ★★★☆
バカ売れした初期のアルバムに入っていそうなマイナー調のミディアムバラード。
かなりキレ味のあるスリリングなストリングスが曲を豪華に彩る。
少しずつテンションを上げていくBメロはベタだが圧巻。まだこういう曲作れるんだなぁという感じ。
歌詞の内容は非常にエモーショナルで、浜崎あゆみの勝負バラードのようだが、
発音したときに歯切れが良い単語ばかりがずらりと並んでおり浜崎のようなヘヴィーな雰囲気にはなっていない。
10.テイク 5 ★★★
幻想的なシンセと幽霊のように聴き手を幻惑するファンタジックなコーラスが絡み合うバラード。
唐突なエンディングは賛否両論だろうが、人里離れた寂しい場所に聴き手を誘わんとするような、
どんどん孤独を煽っていくようなアレンジと歌詞をもつこの曲の直後に「ぼくはくま」のイントロが来ると個人的にはかなり安心できる。
11.ぼくはくま ★★★
「みんなのうた」だっただけあり、発売時この曲で盛り上がってたのは小さい子供及びその親ぐらいだろう。
自分もアルバム収録をきっかけに初めてちゃんと耳を傾けた。
温もりと広がりのあるピアノと、ゆるやかな鼓動のようなキック音が耳に優しいほのぼのとしたバラード。
でも終盤の「夜はおやすみまくらさん 朝はおはようまくらさん」のリフレインと、
ラストの「ぼくはくま 九九 くま ママ くま くま」という単純な言葉遊びのようなフレーズが何故かシリアスに響く。
12.虹色バス ★★★★★
レトロなアメリカンポップスのような曲。ゆったり揺れるリズムに、いつものふんわりとしたシンセが絡み付いてくる。
「韻を踏まなきゃ歌詞として認めない」ぐらいの気分で書いていそうなリズミカルな歌詞も手伝い、聴き心地抜群。
途中までは「ぼくはくま」的なほのぼのポップスだが、後半の「誰もいない世界へ私を連れて行って」以降はトリップポップのような趣。
歌詞と曲調の世界観の一致ぶりが見事。
13.Flavor Of Life(Bonus Track) ★★★☆
別アレンジのボーナストラック。
生のストリングスがキーだったバラード版とは全く違い、いつものようにフワフワとしたシンセ主体で作られた打ち込みのポップス。
バラード版には無かったBメロの「Don't be afraid」というコーラスが綺麗。
総評.★★★★
作詞作曲に加えアレンジも本人が手がけ、ゲストミュージシャンの参加も三曲のみ(4,8,9)。
ひたすらキーボードやパソコンに向き合って作られたようなアルバム。
安易にジャンル分けをされるのを拒むような、言葉で説明し辛い楽曲がずらりと並んでいる。
こう書くと閉塞感漂う内省的なアルバムのようにも思えるが(実際前作はそういうものだった)、
音数は少なめでヌケの良い、開かれたサウンドに仕上がっている。
アレンジをし始めた頃の楽曲は音の洪水のようで耳障りに感じることもしばしばだったが(全米デビュー盤)、
今作では余分な音をそぎ落とすことを覚えたのだろう「ぼくはくま」なんてシンプルの極みである。
部屋やカーステで垂れ流してても邪魔にならないぐらい空間に溶け込んでくれるが、
ヘッドフォンをして、宇多田によるアレンジを穿り返すように聴いて楽しむことも出来る。
デビュー時にR&Bの歌姫として煽られていた頃が遠い昔に思えるほど、音楽性は変わり続けてきたが、今作には原点回帰したような曲もいくつか入っており、
過去に宇多田の曲を好きになったことがある人ならとりあえず数曲はお気に入りを見つけられるだろう。
歌詞については「Stay Gold」の「悲しいことはずっとこの先にもいっぱいあるわ」と、「Kiss&Cry」の「恥をかいたってかまわない」、
「Fight the Blues」の「男も女もタフじゃなきゃね」というフレーズがこのアルバムの全てを言い表しているような気がする。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.7は星評価なし。)

Reviewer:21st. 264-266 名無しのエリー2009.04.09.

1.On And On ★★★★☆
冒頭のサビ(?)から歌詞のはまり方がよくて口ずさみたくなる一曲。
"Honeys if you're gay Burn it up like a gay parade"など言葉遊び満載だが意識してないと聞き取れないかも。
けどとくに歌詞を理解しようとか思わなくても楽しめると思う。
1曲を通してアニマル浜口が「気合だ!」と言っているようにしか聞こえない男声が入っていて、私的にはとても面白いw
昔の宇多田にはなかった囁くような声の曲。短くて聞きやすい。
2.Merry Christmas Mr.Lawrence - FYI ★★★☆
坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」をサンプリングした1曲。
ヴァイオリンにメロディーラインを残しつつ、それを感じさせない新たなメロディをうまく作り上げている。
しかし私的にイントロのストリングスが野暮ったくてあんまり聞く気が起きない。サビのインパクトもいまひとつ。
3.Apple And Cinnamon ★★★
このアルバム製作段階で初めの方にできていた(はずの)曲。
ピアノといかにもR&Bといったパーカッションのみが入ったシンプルな曲。
日本語訳(翻訳は宇多田本人ではない)を見ると、宇多田の世界が築かれているなあとは思えるが、いかんせん聞き取れない。
これは個人の英語リスニング能力にかかってくるところだが、ゆったりした曲なのに英語詞と訳詞を見比べながら聞くのは肩が凝りそう。
メロディラインと韻だけでも楽しめることは楽しめる。
4.Taking My Money Back ★★☆
日本語の歌の宇多田にはない、ドロドロの恋を描いた詞。タイトルから想像できる種類の曲ではないかも。
特に印象に残らなかった。
5.This One(Crying Like A Child) ★★★
アメリカでいうバラードってこういうものなのかなあと思った1曲。スルメソング。
何回も聞いてるうちに歌詞の内容により興味が持てそう。宇多田がアメリカで本当に作りたかった曲はこんな感じかなとも思う。
6.Automatic PartII ★★★
アノAutomaticのパート2!ということでかなり期待されていたようで、自分も期待していたが期待外れ感大。
イントロはAutomaticを彷彿させるが歌詞が自己紹介…。
私的にはちょっとアレンジを加えつつも、メロディはAutomaticをかなり残したものを想像(期待)していただけに残念。
7.Dirty Desire ★★★
裏声に頼るところが多すぎる気がする。
宇多田はもともとファルセットもわりと使う歌手だと思うが、やっぱり声がハスキーになり気味だと思う。
2006年のツアー後から歌唱力にやや難があると思う。
タイトルから推測できるように歌詞はかなりアレな感じw
8.Poppin' ★★★★
その名の通りポップで乗りの良い感じ。歌詞に中身が伴ってない気がする。
9.Come Back To Me ★★★★★
リードシングルとしてずいぶん前から配信等話題になっていた曲。
実にシンプルで覚えやすいメロディ、サビのインパクトも◎。
宇多田はこういう曲を作ろうと思えばいくらでも作れるのだろう。アメリカで売れるかどうかは別として。
Cメロの韻の踏み方はさすが。
10.Me Muero ★★★★
タイトルはスペイン語で「死にたい」みたいな感じの意味。
英語で直接言わず、歌詞で鬱な感じを表し、サビの終わりで「Me muero muero」とスペイン語でストレートに感情を表している。
曲の終盤での宇多田のフェイク(?)というかシャウトがすごい。こんな声出しちゃって大丈夫なのか…
11.Come Back To Me(Seamus Haji&Paul Emanuel Radio Edit)
12.Come Back To Me(Quentin Harris Radio Edit)
日本版限定のリミックス。評価は割愛。
総評.★★★☆
聞けば「いいなー」という感じはするのだが1曲1曲レビューするのが本当に難しかった。
4分以上の曲はほとんどなく、リミックスを除けば35分程度で終わってしまうアルバム。良くも悪くもBGMにぴったりだと思う。捨て曲はない。
前作「EXODUS」を発表した時、宇多田は「通っぽい音楽を作りたかった」と発言(やや問題があるがw)したらしいが、
今回は一転してポップなものを作ろうとしたようだ。
しかし宇多田は宇多田。ポップではあるが宇多田らしさが出ていると思う。
私的には宇多田ほぼ一人で編曲までコッテコテにがんばったEXODUSの方が好き。
今回は今回で、音が非常に深く作られていてそれだけでも十分楽しめる。ヘッドホン推奨。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.11,12はレビューなし)

Reviewer:24th. 393-394 名無しのエリー2010.12.20.

(Disc.2)
1.嵐の女神 ★★★★
宇多田にしては珍しい、サビに派手さがないスルメ曲。静かに母について歌い上げてる。
2.Show Me Love(NOT A DREAM) ★★★★☆
「夢じゃなくて愛を見せてよ」をテーマにしたという曲。なのに実写版明日のジョー主題歌という謎。
海の底を漂う感じを彷彿とさせるAメロに幻想的なBメロ。と思ったら急にロック調のサビ。なるほど面白い。
コーラスワークが凝ってる。
3.Goodbye Happiness ★★★★☆
初期の宇多田と今の宇多田を良い具合に配合したという印象の曲。
やはり歌唱力は衰えても、ソングライティングは衰えてない。王道だけど、ベタじゃない展開を狙ったという。
コーラスも凝ってるのに、何回も聞いても疲れない。素晴らしい。
4.Hymne a l'amour ~愛のアンセム~ ★★☆
有名なあの曲のジャズアレンジ。ふむ。個人的にはこのアレンジはあまり・・・。
割と本格的にジャズなんだと思うけど、宇多田の歌い方は全くジャズに合わない気がする。
関係ないが、この曲とペプシもミスマッチに感じた。
5.Can't Wait 'Til Christmas ★★★☆
Stay Goldや、Flavor Of Life路線ではあるんだが、どこか宇多田らしくない曲。歌い方の問題かな?
すごくあっさりと味付けしてる。聞き心地は良いし、インパクトもあるけど飽きやすい印象。
このペプシのCMで、宇多田がキレイなことに気づいた。
総評.★★★★
5曲しかないので、評価しづらいが良い出来だと思う。
アルバムとして聞くとよりは、一曲一曲を新曲として聞くべきかな。聞き終えると、とても5曲だけとは思えない充足感があった。

(後述レス)
Disc1の方はただのベスト。需要があればレビューしてもいいけど、ないと思ったので省略した。
売上は伸び悩んでるようだが、クオリティは落ちてない様子だ。
(Disc.2のみ。★:2点,☆:1点の計10点満点。)